2008年05月18日
2008J 第13節 浦和レッズ x ガンバ大阪
※レポートは5/31執筆です。 ACLの疲れもあったかJ1リーグでは後れをとる大阪。 浦和としてはここで叩いて優勝戦線から落としておきたい相手だ。 ■鈴木啓太、そして田中達也の復帰大勢は前節から変わらず、ベンチには鈴木、田中が復帰した。 大事な試合であり、ここ最近のライバルでもある大阪を迎えての一戦。 現在組めるベストな選手、というよりも経験のある、ある程度計算できる選手を選んだようだ。 ■予想外の立ち上がり、してやられる前半 いつも慎重な立ち上がりを見せる浦和だが、この試合は開始から積極的にせめていく。 開始0分、右サイド山田から前の高原へパス、高原は山田のパスと同時に中央に走り込むエジミウソンに右足アウトで横に流す。エジミウソンはこれを左サイドに走り込む相馬に渡し、相馬がファーストシュートを演出する。 松代に足で弾かれ得点とはいかなかったが、期待感をもたせる立ち上がりであった。 怒涛の攻めを見せる浦和だったが、前半10分頃からルーカスによって流れを断たれる。 それまでサイドに開いていたルーカスが、本来遠藤の役目であるボール運び、そしてチャンスメイクを心がけるようになる。 前半16分、左サイドのルーカスが闘莉王、梅崎のアタックを交しながら右サイドの加地へパス。加地はそのままゴール前にクロスを上げる。これを堀之内が頭で弾くが、ボールはバレーへの絶妙な折り返しとなってしまう。 バレーのシュートは阿部がなんとか片足で弾き出すが、体を張って守った直前のプレイも虚しく、このプレイで得たコーナーキックから中澤が頭で合わせて大阪が先制点をあげる。 中澤には誰1人マークについておらず”どフリー”と言っていいような状況であった。 お互い一進一退の攻防を見せながらそのまま前半が終了すると思われた前半の44分。 ペナルティエリアの混戦から高原が倒されるが、これに対して主審は起きなさいというジェスチャー。 浦和が一瞬気を抜いたところをルーカスが左サイドに走り込むバレーへロングフィード。 バレーは追いつくのが精一杯であり、ゴールキックにはさせまいとボールに触れたところに阿部が上手く体を入れ、サイドラインへボールが流れる。 阿部は触っておらず浦和スローインのはずだが、判定は大阪のスローイン。 ここでも浦和守備陣は気を抜いてしまい、バレーがすかさずボールを入れ、二川から山崎に渡したボールはゴール左隅に流しこまれる。 前半終了間際の悪い時間帯の失点。 0-2となった直後のバレーに対して報復気味の細貝のタックル。 そして、ハーフタイムの都築の抗議。 不穏な雰囲気をもったまま試合は後半を迎える。 ■遠藤の1点が試合を決める 後半開始から積極的に攻めに行く浦和。 その流れを断つべく、大阪は下平、山崎に代えて安田、遠藤を投入する。 後半23分、突進するバレーを堀之内がファイルで止めるが、足を止めず走り込むルーカスに遠藤が素早くリスタート。ルーカスはペナルティエリア前で一度キープし、中央の遠藤へ。 フリーでもらった遠藤はペナルティエリア外からのシュートだったが、都築の手が届かないポイントへ上手くけり込み3点目をあげる。 後半34分に梅崎のコーナーキックからエジミウソンが頭で合わせて1点差と迫るが反撃はここまで。大阪は終盤バレーに代えて水本を投入するなど徹底的に勝ちにこだわった一戦であった。 ■浦和のベンチワーク 勝利へと導いたのはルーカス、試合を決めたのは遠藤で間違いないだろう。 浦和の思いとしては、後半早い時間帯で同点に追いつき、終盤では闘莉王のパワープレイも選択肢に入れて逆転を狙う。 相手は強豪、最悪同点でも良い試合という思いもあっただろう。 だが、その全てを遠藤の3点目に打ち砕かれた。 失点前、浦和は山田に代えて鈴木を投入し、細貝を右サイドへ変更している。 安田のマッチアップに対して山田ではなく細貝を当てたわけだが、お互いイエローカードをもらっており、後半途中から出てきた安田に対して後手に回るのは明確である。 鈴木も復調してきているかもしれないが、この試合はリハビリに等しく試合勘は全く無かったと言っていい。 この試合でのエンゲルスの判断が正しかったとは言えないだろう。 誤審騒ぎ、試合終了後のサポーター騒ぎが目立った一戦だったが、試合中の集中力、ベンチワーク含めて負けを認めざるをえない試合だった。
posted by mipusy |00:00 |
2008Jリーグ |
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大勢は前節から変わらず、ベンチには鈴木、田中が復帰した。
大事な試合であり、ここ最近のライバルでもある大阪を迎えての一戦。
現在組めるベストな選手、というよりも経験のある、ある程度計算できる選手を選んだようだ。
■予想外の立ち上がり、してやられる前半
いつも慎重な立ち上がりを見せる浦和だが、この試合は開始から積極的にせめていく。
開始0分、右サイド山田から前の高原へパス、高原は山田のパスと同時に中央に走り込むエジミウソンに右足アウトで横に流す。エジミウソンはこれを左サイドに走り込む相馬に渡し、相馬がファーストシュートを演出する。
松代に足で弾かれ得点とはいかなかったが、期待感をもたせる立ち上がりであった。
怒涛の攻めを見せる浦和だったが、前半10分頃からルーカスによって流れを断たれる。
それまでサイドに開いていたルーカスが、本来遠藤の役目であるボール運び、そしてチャンスメイクを心がけるようになる。
前半16分、左サイドのルーカスが闘莉王、梅崎のアタックを交しながら右サイドの加地へパス。加地はそのままゴール前にクロスを上げる。これを堀之内が頭で弾くが、ボールはバレーへの絶妙な折り返しとなってしまう。
バレーのシュートは阿部がなんとか片足で弾き出すが、体を張って守った直前のプレイも虚しく、このプレイで得たコーナーキックから中澤が頭で合わせて大阪が先制点をあげる。
中澤には誰1人マークについておらず”どフリー”と言っていいような状況であった。
お互い一進一退の攻防を見せながらそのまま前半が終了すると思われた前半の44分。
ペナルティエリアの混戦から高原が倒されるが、これに対して主審は起きなさいというジェスチャー。
浦和が一瞬気を抜いたところをルーカスが左サイドに走り込むバレーへロングフィード。
バレーは追いつくのが精一杯であり、ゴールキックにはさせまいとボールに触れたところに阿部が上手く体を入れ、サイドラインへボールが流れる。
阿部は触っておらず浦和スローインのはずだが、判定は大阪のスローイン。
ここでも浦和守備陣は気を抜いてしまい、バレーがすかさずボールを入れ、二川から山崎に渡したボールはゴール左隅に流しこまれる。
前半終了間際の悪い時間帯の失点。
0-2となった直後のバレーに対して報復気味の細貝のタックル。
そして、ハーフタイムの都築の抗議。
不穏な雰囲気をもったまま試合は後半を迎える。
■遠藤の1点が試合を決める
後半開始から積極的に攻めに行く浦和。
その流れを断つべく、大阪は下平、山崎に代えて安田、遠藤を投入する。
後半23分、突進するバレーを堀之内がファイルで止めるが、足を止めず走り込むルーカスに遠藤が素早くリスタート。ルーカスはペナルティエリア前で一度キープし、中央の遠藤へ。
フリーでもらった遠藤はペナルティエリア外からのシュートだったが、都築の手が届かないポイントへ上手くけり込み3点目をあげる。
後半34分に梅崎のコーナーキックからエジミウソンが頭で合わせて1点差と迫るが反撃はここまで。大阪は終盤バレーに代えて水本を投入するなど徹底的に勝ちにこだわった一戦であった。
■浦和のベンチワーク
勝利へと導いたのはルーカス、試合を決めたのは遠藤で間違いないだろう。
浦和の思いとしては、後半早い時間帯で同点に追いつき、終盤では闘莉王のパワープレイも選択肢に入れて逆転を狙う。
相手は強豪、最悪同点でも良い試合という思いもあっただろう。
だが、その全てを遠藤の3点目に打ち砕かれた。
失点前、浦和は山田に代えて鈴木を投入し、細貝を右サイドへ変更している。
安田のマッチアップに対して山田ではなく細貝を当てたわけだが、お互いイエローカードをもらっており、後半途中から出てきた安田に対して後手に回るのは明確である。
鈴木も復調してきているかもしれないが、この試合はリハビリに等しく試合勘は全く無かったと言っていい。
この試合でのエンゲルスの判断が正しかったとは言えないだろう。
誤審騒ぎ、試合終了後のサポーター騒ぎが目立った一戦だったが、試合中の集中力、ベンチワーク含めて負けを認めざるをえない試合だった。

