2007年11月28日
ディック・ネルソン氏と
審判学校に行った人で、この人にお世話になった方は多いと思う。自身もこの人がいなければ今マイナーリーグで審判できていないかもしれないと思う。
彼の名はディック・ネルソン。ディックは、3Aまで行ったアンパイアであるが、その後は19年間マイナーリーグ審判のスーパーバイザーをした。だから現在メジャーリーグ審判の70%は彼の指導を受けてきたことになる。
それ以前には、米国軍隊に所属し、日本の米軍基地(宮古島)に滞在していた事があり、その時の日本人の人のよさに惚れ、大の日本人びいきであり、片言の日本語も話す。今はJimの審判学校でインストラクターを務めているが、日本人生徒にはとても親切で、わざわざ補習なんかを彼の部屋でやってくれて、かわいがってくれる。本当に審判の父的存在です。
僕もとても大好きな人で、シーズン中なんかもまめに彼に連絡してアドバイスとかもらっています。彼はいつもいつも宮古島での思い出話をし、過去にあった日本人審判との思い出を語り、何度も何度も日本にもう1度行ってみたいと言っていました。それが今週末現実になります。僕は嬉しくて嬉しくてたまりません。
昨年私の試合を見に来てくれた時ロッカールームにて
今週30日に来日し、12月1日・2日には、長野(オリンピックスタジアム)でクリニックを行い、12月4日には、東京(東京体育館)でイブニング・セミナーを行ないます。まだ間に合いますよ!彼に会いたい方は、ぜひどうぞ!
詳しくはUDCホームページをご覧下さい!
posted by 野中雅貴 |
21:16
|
Clinic&Evening Seminar |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2007年11月19日
BCLトライアウトシート打撃の模様
シーズンオフの半年といううのはあっという間の気がします。半年以上の米国でのシーズンを終え、帰国後の週末の仕事休みはできるだけ家族と過ごしたいと思っています。ただ週末には地元の野球の審判をお願いされたり、クリニックを行なったりで何かと忙しくしています。
先日の土曜日は独立リーグ北信越BCLの選手トライアウトが明治大学野球部のグラウンドで行なわれました。そしてそのお手伝いで打撃テストの審判にBCL審判部長内川氏と行って来ました。なかなか硬球の投球を見る機会が日本に帰るとないので、自分にはいいトレーニングになりました。新しいストライクシグナルなどにも挑戦しました。
posted by 野中雅貴 |
23:07
|
コメント(1) |
トラックバック(0)
2007年11月18日
小東京のラーメン屋「大黒屋」
先日帰国しました。帰国した次の日には、仕事に復帰できました。本当にこの休みを許していただいた会社に感謝です。
カリフォルニアでのキャンプ終了の次の日は日曜日でフリーで、生徒の中で日系アメリカ人の方がいて、小東京(リトルときょう)に連れて行ってくれました。そこでラーメン屋に1時間以上並んでラーメンを食べました。。。なんでアメリカで次の日日本に帰るのにこんなに並んでラーメンを食べなければ行けなっかたのは、分かりません。ただ今までアメリカで食べたラーメンでは1番おいしかったです。
そして夕方には、日本人の方で、カリフォルニアで暮らしてる方に、日本食の居酒屋に連れて行っていただきました。本当にそこの料理はおいしくて刺身は新鮮だし、野菜はアメリカ風ではなく日本風の新鮮な野菜でおいしく頂きました。
夢だったカリフォルニアをもっともっと見たかったですが、それでも満喫し帰国しました。今度行くときにはぜひビーチを見てみたいもんです。
posted by 野中雅貴 |
22:13
|
コメント(0) |
トラックバック(0)
2007年11月10日
今シーズン中に、打撃中のタンパベイ・デビルレイズの岩村選手のバットが、不正に表面が平らに加工されているのではないかと、調べて欲しいとニューヨーク・ヤンキースのジョー・トーレ監督からリクエストがあったんです。
試合中そのバットは没収されコミッショナーに送られ検査されました。結果は、バットの先端が普通は丸く削られているのですが、そのバットは平らに削られていました。ただバットの表面には問題なく、先端が平らなものもルール上問題ないと判断されました。
【野球規則 1.10】 バット
(a) バットはなめらかな円い樺であり、太さはその最も太い部分の直径2in3/4(7.0cm)以下、長さは42in(106.7cm)以下であることが必要である。バットは一本の木材で作られるべきである。
【付記】 接合バットまたは試作中のバットは、製造業者がその製造の意図と方法とについて、規則委員会の承認を得るまで、プロフェッショナル野球(公式試合及び非公式試合)では使用できない。
(b) カップバット(先端をえぐったバット)
バットの先端をえぐるときには、深さ1in(2.5cm)以内、直径1in以上2in(5.1cm)以内で、しかもそのくぼみの断面は、椀状にカーブしていなければならない。なお、このさい、異物を付着して椀状にカーブさせたりしたいで、バットの素材をえぐるだけでなければならない。
(c) バットの握りの部分(端から18in(45.7cm))には、何らかの物質を付着したり、ザラザラにして握りやすくすることは許されるが、18inの制限を超えてまで細工したバットを試合に使用することは禁じられる。
【付記】 審判員は、打者の使用したバットが、打者の打撃中または打撃終了後に、本項に適合していないことを発見しても、打者にアウトを宣告したり、打者を試合から除いたりする理由としてはならない。
その岩村選手のバットがか残っており、米国野球規則委員で、今年まで現役大リーグ審判だったLarry Young氏が、このMLBキャンプ中に生徒にクラスの中で、見せてくれました。そのバットはナイキ製で確かに先端が平らで今までに見たことのないものでした。バットには「IWAMURA」と印字されていました。
【野球規則 6.06】 次の場合、打者は反則行為でアウトになる。
(d) 打者が、いかなる方法であろうとも、ボールの飛距離を伸ばしたり、異常な反発力を生じさせるように改造、加工したと審判員が判断するバットを使用したり、使用しようとした場合。
このようなバットには、詰めものをしたり、表面を平らにしたり、釘を打ちつけたり、中をうつろにしたり、溝をつけたり、パラフィン、ワックスなどでおおって、ボールの飛距離を伸ばしたり、異常な反発力を生じさせるようにしたものが含まれる。
打者がこのようなバットを使用したために起きた進塁は認められないが、アウトは認められる。
打者はアウトを宣告され、試合から除かれ、後日リーグ会長によってペナルティが科せられる。
【原注】打者がこのようなバットを持ってバッタースボックスに入れば、打者は規則違反のバットを使用した、あるいは使用しようとしたとみなされる。
メジャーリーグの審判マニュアルには、監督には1試合に1度だけバットを調べるように「チャレンジ」することができるとあります。またそのリクエストは、打撃前か打撃完了後でなければならないとあります。
もちろん審判が明らかな不正なバットと判断できるものであれば、いつでもそのバットを取り上げ、試合から取り除く事はできます。
そしてその岩村選手のバットに対してクレームがついたときに、球審だった方がこのMLBキャンプにスタッフとしているので聞いたのですが、岩村選手の打撃中にリクエストを受け入れて、バットを取り上げたのは間違いだったと言っていました。「リクエストは、今打撃中なので打撃完了まで受け入れられない」と言うべきだったと。長年そういう事が起こってないので、そのルールを忘れていたようです。
Larry氏に聞きましたが、バットに対するチャレンジがあった場合は、たとえ不正に気づかなくても、そのバットを没収し、コミッショナーに送るべきだと言っていました。
実はその岩村選手が、バットを没収された後、今度はタンパベイの監督が、ヤンキースのA・ロッド選手のバットを調べるようにリクエストしてきました。もちろんバットには不正はありませんでしたが、まさにやられたらやり返すといった感じです。
でも何で不正ではなかった岩村選手のバットが返却されずに残っていたのかは、よく分からないとLarry氏が言っていました。。。。
posted by 野中雅貴 |
10:49
|
Umpiring and Rules |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2007年11月08日
カリフォルニアのMLBキャンプに来ています。
とにかくこんな所に来れるなんてラッキーだなーとつくづく思っています。メジャーリーグ審判のスーパーバイザー、現役メジャーリーグの審判、両審判学校の校長(ジム氏とハリー氏)、PBUCスーパーバイザー、3Dマトリックスストレッチを考案したメジャーリーグ審判専任トレーナー、先輩マイナーリーグ審判、毎日のように飲みに行っていますが、毎日とても有意義な話を聞けて、本当に嬉しい経験で感謝感謝です。
メジャーの審判に聞きました、メジャー審判になる条件は?「Handling Situations」試合をコントロールする事に優れている事。メジャーのスパーバイザーも同じ事をいっていました。
そしてそのスーパーバイザーの中のスーパーバイザーと言っても良い方は、「他人の事を気にするな」「他の審判があーだ、こーだでなく、自分ががんばれば良いだけ、コントロールできない事を心配するなと」「後は試合に取り組むのにあの監督はだとか、あのチームはだとか、あの投手はだとか心配しすぎるなと」「何が起こっても大丈夫だと思ってグラウンドに立てと!」とてもありがたい説法です。
まだまだいっぱい書きたい事あるけど、またこれから飲みながら、貴重な話を聞いてきまーす。
posted by 野中雅貴 |
13:50
|
コメント(0) |
トラックバック(0)
2007年10月31日
明日(1日)日本を発って、アメリカのカリフォルニア州に向かいます。今回はメジャーリーグ主催のアンパイアキャンプに、お手伝いさせていただける事になったのです。
キャンプは1週間程度のものですが、現役メジャーリーグ審判が直接アマチュア審判を指導するものです。何人か選出されたマイナーリーグの審判は、そのお手伝いです。
誰でも選ばれるわけではないのでとても光栄に思います。審判学校校長のJim Evans氏がMLBに推薦してくれたので行けることになりました。Jimにはとても感謝しています。
すばらしい良い経験ができると思うし、貴重な出会いがあると期待しています。またカリフォルニアには行った事がなく、行くのが夢だったので、今からとても興奮しています。今月の中旬には帰国します。
⇒MLB UMPIRE CAMPS
posted by 野中雅貴 |
21:39
|
コメント(0) |
トラックバック(0)
2007年10月30日
昨日PBUC(マイナーリーグ審判統括会社)から今年の査定結果が郵送で届きました。順位が1A(ロングA)審判員30名中30位でした。つまり私のクラスで最低ランクでした。
もちろん結果はある程度予想していたので、あまりショックではありません。(正直最下位とは少しショックですが。。。)ただこの査定が届くという事は来年もう1年できるということらしいので、もう一度チャンスをもらえたことにとても嬉しく、感謝しています。
自分は今年思うようにできずにとても悔しい思いでいました。人一倍負けず嫌いの自分は、このままでは終われないと思い、解雇にでもなれば再び審判学校に入学して「1から再挑戦してやる」ぐらいの気持ちでいたので、もう1年自分の実力を試す機会ができることは、とてもありがたいです。
降格というのは制度上ないので(この結果ではもちろん昇格もなし)、来年は同じレベルからのスタートとなると思います。
落ちるとこまで落ちました。これまで数々の挫折を経験してきましたのでこれくらいでは全くへこたれません。これからは上がるのみ来シーズンは昇格目指して全力でぶつかって行きます!!
posted by 野中雅貴 |
14:48
|
コメント(4) |
トラックバック(0)
2007年10月29日
杜の都仙台へ審判クリニックに平林氏と行ってきました。ただあいにくの雨でした。。
クリニックは、9時受付開始、9時半講習開始にもかかわらず、高速道路での交通事故の影響で、一部通行止めになり、そのため迂回して行かなければならない結果、グラウンドに到着したのが9時半を過ぎてしまいました。本当に参加していただ方にはご迷惑をおかけしてしまいました。審判がそしてクリニック開催者が、遅刻しているようではどうしようもありません。大変申し訳ございませんでした。
講習ではまずメジャーリーグ審判の為に専門家によって開発された野球審判のためのストレッチ「MLB 3D マトリックス」からはじめました。たぶんこのストレッチを講習のはじめに取り入れたのは日本で初めてでしょう。これは審判がよく使う筋肉を特に柔軟にし、なおかつ審判に重要なバランス感覚を養うのに最適なストレッチです。試合前にやってもよし、普段からやるのもなおよしです。
外は大降りの雨で、室内での講習だったので、限られた内容しか出来ませんでしたが、実技講習が出来ただけでもありがたがったです。場所を提供してくださった監督さんにはとても感謝です。
また大雨の中皆様遠方から参加してくださいまして、中には東京・埼玉や静岡からの参加者もいました、また熱心に聞いていただきまして、本当にありがとうございました。またよりよいものを目指して努力して行きます。今後もよろしくお願いいたします。
posted by 野中雅貴 |
21:55
|
Clinic&Evening Seminar |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2007年10月25日
皆さんお気づきかも知れませんが、このブログの左上に、「BLUETAG.JP」と書かれた青色の広告がありますが、こちらの会社は、スポーツの振興を目指し、メジャー・マイナースポーツを問わずアスリートを支援して行こうと活動をしているそうです。
今現在は、リングやだっこちゃん人形、Tシャツなどを販売して、その売り上げの一部が登録されたアスリートの方々に支援されるというような活動を行なっています。それ以外にも色々これからやっていかれるようです。
本日たった今そのBLUETAGプロジェクトメンバーのお一人、田口ヒロさんにお会いすることが出来ました。BLUETAG(ブルータグ)さんの活動の内容などを伺い、私も野球審判界の現状なんかもお話しする事が出来ました。
この世の中とても多くのスポーツがありますが、野球やサッカーと違いなかなか世間の注目を浴びずに選手は一生懸命やってるけど、続けていくのが困難な場合なども多いようです。それは真のアスリートではないかも知れませんが、同じスポーツに関わる者として、僕らがやってる審判も同じだと感じています。
ぜひこれから私達が活動しているUDCなどを通してBLUETAG.JPさんと将来何か見出せないかという話が出来ました。ぜひ皆様も少しでもこの活動に興味を持っていただけたら幸いです。またぜひこちらの活動に賛同いただける方はブルーでおしゃれなリングやTシャツ買ってくださいね!!
→BLUETAG.JPホームページ
→田口ヒロさんのブログ
posted by 野中雅貴 |
16:47
|
コメント(0) |
トラックバック(0)