2008年08月07日

出会いに感謝

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新パートナー「ブレント・ライス」


 「出会うべき時に、出会うべき人に会う」 自分の新しいパートナーのブレント・ライス(Brent Rice)は以前も書きましたがとても経験豊富で、自分が課題としていたゲームコントロールに関して彼から多くの事を学ぶ事ができています。ここまで抗議・退場・打者への故意の投球色々ありましたが、彼の対応を見てるだけでかなり勉強になるし、試合後話を聞いたらかなり納得します。

彼が2Aに所属していた時の映像、ブレントが球審→http://jp.youtube.com/watch?v=G7CCga0nbG8(YouTubeより)

 彼の食事の好みも似ていて、日本食や韓国料理などのアジア料理も大好きで、昼食の場所選びにも困りません。

 また彼は7ヶ月の女の赤ちゃんの父親でもあり、自分も2歳の娘がいるので、父親話にも花が咲きます。
 
 彼との出会いに感謝です。残り27試合。休みはなし。楽しみます!

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posted by 野中雅貴 |04:23 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年07月31日

ちょっとしたムービースターの気分

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ホテルの庭でインタビューを受ける様子


 ニューヨーク・マンハッタンにある、ニューヨークフィルムアカデミーという映画学校に通っていらっしゃる田中様が、その学校における卒業制作フィルムとして、アメリカ・マイナーリーグで審判している日本人をテーマにドキュメンタリーフィルムを製作されています。

 最初に平林さんのところに行って、その後私、新出、濱野、吉岡の順に取材に行くようです。自分の所にもわざわざ来ていただいて、試合の撮影やインタビューを受けました。

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撮影クルーの方々と日本食レストランで食事の様子

 このような経験はほとんどなかったので、楽しかったですね。なんか試合中カメラが気になって仕方がなかったです。そして選手や監督に冷やかされて少し恥ずかしかったです。

 自分のパートナーのブレントもインタビュー受けたり快く協力してくれました。どうも退場の場面を撮影したかったようで最後の試合自分が監督を退場にし、わざわざニューヨークから来ていただいたのでその場面が撮れて良かったです。部屋で退場リポートを書く様子も撮影していただきました。

 映画クルーの皆さんがとても熱心に撮影されていたので、いい作品ができることを期待しています!!


posted by 野中雅貴 |04:14 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年07月22日

よろしく新しいパートナー!

 昨日の夜、自分の新しいパートナーが来ました。その間5試合アマチュアの審判の方と試合していました。初日に自分が球審で投手が打者に故意にぶつけたと判断したので、投手を退場にしたり、最後の試合に1塁でのコールをめぐってその審判が監督を退場にしたりしましたが、とてもよくやっていました。本人もとてもいい経験になったし、勉強になって楽しかったといっていました。そして何よりまた来年審判学校に挑戦してこのような生活をしたいといっていたのが嬉しかったです。彼の協力に感謝です。

 そして今夜から新しいパートナー、ブレント・ライス(Brent Rice)と組み、残りのシーズンを行ないます。彼は異色の経歴の持ち主で、2年前には2Aでクルーチーフをやっていました。ところがクルー内で色々あり、その年解雇になりましたが、また昨年審判学校に行きなおし、ルーキーリーグから始め、とんとん拍子に昇格しすでにこのレベルまで来た人です。そのため彼の審判経験はとても長く、18歳からプロの審判になって今は26歳。彼はハリー・ウエンデルステッド審判学校のインストラクターでもあります。彼から学べる事が多くあると思います。とても楽しみです!

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2008年07月17日

さようなら、パートナー!

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 パートナーのスコットの2A昇格が決まり、彼は昨日一旦自宅に帰りました。今はホテルで自分ひとりです。自分の新しいパートナーは1つ下のレベルのMidwest League(ミドルA)から昇格してきますが、ここまで車で運転してくるのに3日間かかります。そのため今日からの試合は地元のアマチュア審判と試合することになります。

 その審判は審判道具を販売しているHonig’s(ホニグス)で働いていて、今年1月に審判学校に来た生徒なので自分もよく知っているので安心しています。彼が今日仕事を早退して自分の滞在しているホテルに迎えに来てくれ球場に向かいます。

 スコットと3ヶ月ちょっと一緒に仕事して突然シーズン途中でパートナーが変わるというのは、これからまたやりづらい気もしますが、スコットの昇格はパートナーとして非常に嬉しいですし、また新しいパートナーとやれるのも楽しみです!スコットには色々助けられたので感謝です!

 そしてアマチュア審判の方とマイナーリーグで審判するが初めてなので、どうなる事やら楽しみです!


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2008年07月11日

ぼろ糞

 昨日・今日と査定を受けました。今年3度目最後の査定です。

 自分にとってはいい2試合でしたが、このレベルで基本的な打球をよむ、「ポーズ・リード・リアクト」ができていない、1塁でのタッグプレイに対してのリアクションができていないなど基本的なことができてないとぼろ糞言われました。

 ここ4年目で、いい事はほとんど言われず、こんなにネガティブな事だけを言われた査定は初めてです。

 もう特に何もコメントありません。。。。

 シーズン残り51試合。自分を信じて、楽しみます。

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posted by 野中雅貴 |04:33 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年07月08日

火の用心

 先日の7月4日はアメリカ独立記念日でしたが、どこの球場でも花火が打ち上げられますが、試合後それを見ていたら突然花火の火の粉が球場に植えてある「やしの木」に飛び移り木が燃え始め会場は一時騒然となりました。自分は不謹慎にも、「もしこのまま球場が全焼したら明日は休みになるのか?」なんて考えてしまいましたが、すぐに控えていた消防隊によって鎮火されて花火は引き続き打ち上げられました。

 次の日の試合は、パートナーのスコットがハーフスイングの判定をめぐって監督を退場にすると、今度はその監督の花火が打ち上げられ、間に入った自分も押されるぐらいのものすごい勢いでした。ようやく他のコーチが来て止めたのでようやく収まりました。

 そして次の回に自分はサインミスか分かりませんが、外角に構えていた捕手とは反対にきた130km/hぐらいの直球をまともに右腕に受けその場に倒れこみました。見るとそのボールは自分の目の前30cmぐらいの所に転がっていて、まともに受けたことが分かりました。英語のスラングで「smoked」といいますが、ボールなどをまともに受けたときに言いますが、まさしく煙が出る勢いでした。。。あえて写真は載せませんがすぐトレーナーの方が処置してくれたのでたいした腫れずにひどいあざだけで済みました。

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posted by 野中雅貴 |04:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年07月04日

課題の一つ

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 自分の一番の課題は抗議への対応をうまくできること。どう言ったら相手を納得させられるのか。しっかりとプレイの説明をして、相手を落ち着かせたり、これ以上はだめだという警告を与えたり、時には相手の言う事をしっかり聞いて、それに対する適切な答えを出したり、時には無視、時にはその場を離れたり、時には強く言い返したり。

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上の写真は打者が暴言を吐いたので退場にしたら、そのチームの監督が飛んできて自分に対して抗議をしている所で、最終的にはこの監督も退場になりました。そしてその後間に入ったパートナーに監督は「あいつを俺の持っているすべての力を使ってでも首にしてやる!」と言って去って行きました。

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 おそらくもっと自分がうまく対応していればこの監督まで退場にする必要はなかったのかもしれません。退場報告書を読んだスーパーバイザーから数日後電話があり、警告の出すタイミングなどがまずかった、監督から距離を取るように離れていく技術も使うべきだったなどと指摘されました。そして今回の査定にもその事が書かれていました。

 日本人の自分に日本語で対応するのも難しいとは思いますが、それを英語でやらなければならない所にさらに難しさがあります。ただこういう経験を積んでこれから人間力も英語力も磨いて、うまく対応できるように努力したいです。それが課題ですし上に上がっていく条件になるはずです。


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posted by 野中雅貴 |06:57 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年07月02日

昇格目指して!

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 4日間のオールースター休みが終わり、引き続きシーズン後半が始まりました。盗まれた靴やシャツやスラックスなどは試合が始まる前に買ったりもらったりして揃い間に合いました。

 そして自分のパートナーの昇格が次となりました。何か彼はそわそわしています。携帯が鳴るたびに会社かリーグからかと緊張しています。。。上に空きができれば、シーズン途中でスコットは2Aに昇格し、自分には新しいパートナーが来ることになります。

 とにかく後半は、査定で指摘された事を一つ一つ毎日の課題にしてフィールドに立っています。以前元セ・リーグの審判部長の富澤さんが書いた本を読んだ事があります。確かそこに書いてあったと思いますが、毎日一つテーマを持ってグランドに立つということをしている。自分もそれに習って、なかなか全部を思ってやろうとしても難しいので、一つ例えば、今日はパートナーとのコミュニケーションを気をつけるだとか、プレイに対して正対してみるだとか止まってみるだとか課題を持ってやっています。

 崖っぷちの自分には今年の昇格はありませんが、とにかく毎日良い仕事してシーズン終わりにいい査定をもらって来年昇格できるように全力でやります。


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posted by 野中雅貴 |07:22 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年06月26日

車上荒らしだ、商売道具が盗まれた。。。!!

 休みの日の2日目朝早くから携帯の電話が鳴った。。。友人宅に泊まっていた自分のパートナー・スコットからだった。何だ休みの日のこんな早くに。。。眠気まなこで電話に出ると、スコット「悪い知らせがある。。。アパートの前の共同駐車場に停めていた車から自分達の審判道具の入ったバックと俺のスーツケースの中身が盗まれた。。。。!!」自分「え!まじで。。。!」

 自分は一気に目が覚めました!!自分は彼のいる所から3~40分離れたホテルに滞在していた。審判の荷物は彼の車に積んだままだった。スコット「警察と話すから又後で電話する、ごめんよ。」

 審判道具って、汗にまみれて塩がふいてるし、くさいし、見た目は土ぼこりで汚らしいが、バックごと盗まれればかなりの金額になる。例えばマスク¥6,000、チェストプロテクター¥8,000、レッグガード¥5,000、塁審用靴¥7,000、球審用靴10,000、ベルト¥5,000、審判用シャツ2枚¥8,000、審判用スラックス2枚¥16,000、帽子3つ¥6,000、アンダーアーマーなどのシャツなど1枚5,000ぐらいで5,6枚あるから¥25,000~¥30,000、その他予備のシャツ、スラックス、小物ざっと計算しても10万円以上である。。。。全部買い換えれば月の給料の半分以上になるのは間違いない。

 30分位してから又電話、スコット「警察がこの辺の盗人が、よく捨てていくゴミ捨て場があるらしいからそこに警察と行ってくる」

 さらに30分後スコットから電話「あった!ゴミ捨て場に!なくなっているのもあるけど結構ある。いま中あさってみる」

 結局自分の審判シャツ2枚、スラックス2枚、塁審用靴1足、審判用ジャケット1枚は持っていかれたようだ。スコットの審判道具はほとんど手がつけられずに残っていたが、スーツケースに入れていたノートパソコンとi-podや携帯の充電器が取られた。

 早速自分は明日から始まる試合に備え新しい靴やシャツをオーダーした。思いもよらぬ出費である。やっぱり荷物は車の中に置きっぱなしはだめだという教訓になった。捨てる神あれば拾う神がいるもので、審判用のスラックス余っているのがあるからくれるというアメリカ人審判がいた。友人のありがたさも感じた。自分とパートナーの命も無事。不幸中の幸いだ。

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posted by 野中雅貴 |13:19 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年06月24日

実際にあった「スイッチヒッター VS 両投げ投手!?」

 先日自分が以前所属していたニューヨーク・ペンリーグ(ショートA)でなかなか見られない変わった対決がありました。

→映像はこちらから(YouTubeより)

 9回裏2アウト走者なし、右打者が打席へ、抑え投手は右投げで、打者はレフト・センター間に安打。

 走者1塁、スイッチバッターが打席に。。。しかしその投手実は両投げ投手(英語でAmbidextrous pitcherという)。

 その投手が最初右手にグラブをはめ変えているのを見て、そのスイッチヒッターは右打席の方に。しかしその後その投手はグラブをはずしどちらの腕で投げるか示さない。だからその打者がどちらの打席に入るか決められない。。

 投手がやっと右手にボールを持って左手にグラブをはめて投手板につくと、打者は左バッターボックス方向へ。そしたら投手はまたグラブを右手にはめかえる。。。そしたら打者はすかさず右打席方向へ。。。

 アナウンサー「これはもうコメディーショーですね~!」

 また投手が右手にボールを持ち替え右で投げると示す。。。すると打者が左打席へ。。。

 たまらず球審は「タイム!」

 アナウンサー「これでルールを変えることになるんじゃないでしょうか?」「こんなの見たことありません。。」

 この球審は今年の私がインストラクターを努めた審判学校の卒業生、塁審は共にインストラクターをしたもの。電話で話を聞くことができました。

 ルールブックにはこのケースに当てはまる規則はありません、ただマイナーリーグのUmpireマニュアルにはこうあります。


 両投げ投手のケースはまれであるが、投手と打者はその打席でお互い1回だけポジションを替えることができる。例えば、もし投手が右投げから左投げに変えて、それから打者が打席を変えたなら、お互いの選手はそのままの状態でその打席を継続しなければならない。(ただし攻撃側が代打者を送った場合はお互いの選手はもう一度だけポジションを変えても良い。)


 ただこのケースどちらが最初にポジションを決めなければならないのかと言うことが問題になってきます。その事が明確には書かれていません。話を聞いた所、マイナーリーグの審判スーパーバイザーは打者が先に決めるべきだと。ただはっきりとしたルールがないので、只今メジャーリーグのルール委員会に問い合わせているそうです。結果が分かったら又書きます。

 結局話し合いの結果、打者が右打席で、投手は右投げで試合再開し、打者の空振り三振で試合が終了しました。

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posted by 野中雅貴 |09:47 | Umpiring and Rules | コメント(2) | トラックバック(1)
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