2007年06月30日

スケジュール変更

 前回書いた相性の悪い監督のいるチームとの試合を今シーズン私がやることはなくなりました。今シーズン元のスケジュール通りだと1番多く自分達のクルーがそのチームの試合をやることになっていましたが、リーグ会長が気を使ってくれたのでしょう審判のスケジュールを変更しました。

 正直スケジュールの変更は他のクルーにも迷惑がかかるし、その監督に自分が審判できるという事をシーズン最後までに示したかった気持ちが強かったのでとても残念です。これでそのチームから自分は「へぼ審判」の烙印を押されたままシーズンを終了するかと思うと、リーグ会長の心遣いには感謝しますが、何か逆に惨めな気分になりました。

posted by 野中雅貴 |00:55 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年06月28日

悔しさ。。。

 なぜだか自分と相性の全く合わない監督を再び退場にしなければなりませんでした。今シーズン9度目の宣告。

 私が球審。レフトポール近くのフライ。ファウルかホームランか。私は日が沈む寸前の空にボールを失い、打球のカーブの具合から推測し「ファール」をコール。。。。攻撃側の監督からの抗議。パートナーに聞くとポールを巻いてのホームラン。私は判定を変えました。

 守備側の監督は、ホームベースに土をかけ、3塁ベースを引き抜いてファールテリトリーに投げつけフィールドを去りました。その監督は地元の新聞にコメントを寄せています。「まさかあの判定が覆るとは。。」その新聞によるとその監督が退場になったのは今シーズン4度目。そのうち自分から3度。

 私のその時の気持ちは、打者がチャンスに凡退しヘルメットやバットをベンチで投げつけるように、その場で自分のマスクを地面に叩きつけたいと思うくらいの悔しさでした。もちろんそんな事ができるはずもありませんが、それくらい自分の不甲斐なさに腹が立って仕方がありませんでした。ファンには「T-ボールの審判でもやってろ!」試合終了後には打撃コーチが審判ロッカールームのドアの前で待ち伏せ。「お前はプロ野球の恥だ!」
 

posted by 野中雅貴 |00:30 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年06月25日

私の審判としての成績

 今日シーズン途中での成績をPBUCから受け取りました。今年から評価に加えてそのクラスでのランクもつけられる事になりました。自分は、HighA30人中21番のランクでした。後半はこのランクを元に昇格が決まります。正直結果は予想できましたが、がっかりです。

 内容は基本的にスーパーバイザーが試合を観に来て言われた事が書かれています。自分の成績をここに書くのは、特によくないときの事は躊躇しますが、審判の皆さんに何かの参考になればと思い記します。


PBUC中間シーズン評価

見解

[球審]

  1. 捕手が内角に位置したときのアジャストの仕方に成長がみられた。
  2. 右打者の時足の位置が少し逆になっていたが、肩はいつもマウンドにまっすぐでよかった。
  3. 投球に対してのセットが少し遅い。
  4. コールのタイミングは一定していた。
  5. スパーバイザーが見たときは、許容範囲のストライクゾーンだったが、リーグからの報告によるとこのレベルでは安定性に欠けている。
  6. フィールド上で落ち着かない様子が見られる。
  7. バットからボールをしっかり目で追っているのは良いが、その後自分の責任分担の方向に動くのが遅い。
  8. ホームプレイト周辺に戻るときにボールに背を向ける悪い習慣がある。
  9. 三振に不満の打者を適切に退場させた。
  10. 打者を退場に出した後に監督が聞きに来たときに、落ち着いて対応していたのが良かった。

[塁審]

  1. 1塁でのプレイに対して適切なアングル&ディスタンスができていた。
  2. PIVOTの位置が打球の位置にあわせて行なわれていたので良かった、2回目の査定時には、長打のときの打者走者の走塁に対して、常に先を行く事がよくなっていた。
  3. 走者1塁でインフィールド内に位置するときの投手の牽制球に対して、最初のステップが不適切にまっすぐ前に出ている。
  4. 唯一のプレイに対してしっかりそちらに移動し反応していた。
  5. ハッスルのレベル・やる気は良かった。

向上すべき点

[球審]

  1. 最初に構える位置は、ホームプレイトのインサイドのラインが、自分の体の中心にくるように。
  2. 適切な背中の傾きを作るために、もう少しお尻を後ろに突き出すようにする事。
  3. 投手のテンポを心地よく感じるためにも、セットが遅くなる事を避けること。
  4. 適切なカバーリングをするために、打球が打たれたときには”すばやく”反応しホームプレイトの後ろから動き出すように。
  5. ライン際ではないファウルフライに対してさらに距離を近づけるように。
  6. ホームプレイトに戻るときに常にボールから目を離さないこと。
  7. 不平に対して必ずしもすべて答える必要はない、Masakiは監督やプレイヤーの不平に対してほとんどの場合警告を早く出しすぎている、それは最終的に不必要な退場につながる。
  8. コミュニケーションの仕方を学ぶ事は非常に重要で、それはトラブルの状況を避ける手助けになる。
  9. もしプレイヤーが遠ざかっていくなら、そのまま行かせて、余計な一言は言わないこと。

[塁審]

  1. 外野の飛球を追うか追わないかに対して、しっかりとポーズ・リード・リアクトのテクニックを使うこと。
  2. トラブルボールに対して、正しい判定をするために、しっかり距離を縮め、完全に静止すること。
  3. 内野内にいるとき、投手からの1塁への牽制球に対して、45'レーンの方向にスッテップすること、そのことによってプレイに対して頭と肩がまっすぐ向く。
  4. 常に“アグレッシブ”なフットワークでダブルプレイを判定すること。

 長くなりました。自分はドンくさい方なので、注意されたことなどを直すのに時間がかかるほうだと思っています。今回この結果を真摯に受け止め、落ち込んでいてもしょうがないので、指摘された点を特に注意してこれから試合に臨み、向上を目指し、少しでも良い審判になれるようにがんばろうと思っています。また楽しむことも忘れずに。。

posted by 野中雅貴 |00:13 | Umpiring and Rules | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年06月23日

前半戦終了。。後半戦突入!

 オールスター明けに3試合が行なわれ、前半戦70試合を終了しました。西地区と東地区の上位1チームづつがシーズン終了後のプレイオフ進出を決めました。

 後半戦が昨日からまた一からスタートしました。再び後半戦70試合終了後のプレイオフ進出をかけての新たな闘いです。ちなみにプレイオフはその前半戦と後半戦の勝者4チームで行なわれます。

 自分としては、「ようやくシーズンの半分を終了したのか~。。。」「また同じように半分もあるんだなあ~」という感じです。多分多くのマイナーリーグの審判の気持ちは一緒じゃないでしょうか。シーズンは9月2日に終了予定です。

posted by 野中雅貴 |00:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年06月19日

オールスター休暇

20070619-00.jpg
FSLオールスターUmpires


 この3日間はオールスター開催のため休みでした。エクステンドが終了しシーズン開始を待っている濱野さんも合流し、初日はオールスター前夜祭でホームランダービーなどが行なわれ、球場でそれを見ながら飲み放題でした。

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 次の日は午後からビーチでゆっくりし、その後オールスター観戦し、試合後は球場でなんと朝の4時過ぎまで飲み放題です。

 昨日は移動日で2時間半かけサラソタに移動してきました。オールスターを見なければならなかったので野球は忘れられませんでしたが、ゆっくりでき楽しい時間を過ごせました!おかげでファウルボールの当たった腕もひじから手首の方まで真っ青になり見た目は刺青を入れたようですが、痛みは徐々にすくなってきているのでよかったです。


posted by Masaki |00:11 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年06月16日

忘れた頃に起こる「タイムプレイ」

 昨晩の試合です。走者1,2塁2アウト。センター横への安打。2塁からの走者は3塁を回りホームへ向かい、1塁からの走者は2塁を回り3塁へ。

 球審の私は、本ー3塁間の延長線上へ。3塁でのタッグの方が1塁からの走者が本塁へ到達するのより早いと判断し、Coryのアウトのコールを待ち、記録席に向かって手を振り大声で「No run! No Run!」決まった~!審判学校で教わる通りです。

 それを見た守備側の監督がダッグアウトから、「無得点、無得点??」私「そう、無得点!」彼らは大喜び!攻撃側からの抗議もなし。タイムプレイのコールってめったにないですが、忘れた頃にやってきて、決まると結構気持ちいものですよ。走者が2塁にいて2アウトの時は、必ず塁審とのサインの交換をしましょう!

 今日から3日間のオールスター休みです!!楽しみま~す!!

posted by 野中雅貴 |00:07 | Umpiring and Rules | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年06月15日

直撃2-腕が腫れ上がった!

20070615-00.jpg


 昨日はシーズンの初めに他のクルーが雨で流した試合の埋め合わせで、私達がダブルヘッダーを行ないました。不公平で頭にきますがしょうがありません。。

 そのダブルヘッダーの第1試合目、私が球審で6回裏、左打者のファウルボールがなぜか左腕に直撃。。。。かなりの痛みでした。見る見るうちに腫れ上がっていきました。野球ボールの半分ぐらいの大きさにはなったでしょう。一瞬骨折れたか心配でしたが多分大丈夫でした。

 その試合早くロッカーに戻りアイスを当てたかったのですが。。。延長に入りました。いい加減にしてくれという感じでした。そして第2試合目は塁審で、走るときもなかなか腕も振れない状態でした。セーフはコールせず、右手でアウトばかりコールしました。冗談です。しかし2週間前には股間。そして今回は腕。当たるときは当たるものです。股間の写真は載せられませんでしたが、腕は載せてみました。。痛々しいでしょ?


posted by Masaki |00:55 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年06月13日

観客が少ない分全部聞こえる!

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球審パートナーのCory Hinga


 2年前ここのFSLで審判して次の年2Aに昇格し、そしてその後自らこの仕事をリタイアした友人から電話をもらいました。彼はこのリーグの大変さを言いました。上の写真を見ていただければ分かると思いますが、その一つに観客の少なさを挙げていました。お客さんが少ない分ダッグアウトの野次がすべて聞こえてくるんです。お客さんがたくさん入っていればほとんど聞こえないし、聞こえない振りもすることが可能です。

 昨晩の試合の観客数は606人。。。。ライトの「じりじり」という音が聞こえるぐらいシーンとしています。お客さんのたわいのない会話さえ聞こえてきます。ほとんどの試合がこんな感じです。よく入っても1,2千人。マイナーリーグでもこのリーグの観客数は最低レベルです。ストライクゾーンの不平やハーフスイングの判定に対しての野次などすべて聞こえてきます。いつも無視するわけにもいかないので、警告も発します。そしてさらに相手は言い返してきます。。。

 私の友人は2Aに行けばお客さんも増えるし、抗議も減るので今このリーグを乗り切って2A目指してがんばれと言ってくれました。


posted by 野中雅貴 |01:37 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年06月12日

日米抗議の仕方の違い

20070612-00.jpg
私が監督から抗議を受けているところ



映像

メジャーリーグ

日本プロ野球

YouTubeより


 上の写真はどうでも良いが、上のメジャーリーグと日本プロ野球の映像はあくまでも参考例だが、米国と日本で抗議の仕方の典型的な違いを見ることができる。

 メジャーリーグにしてもマイナーリーグにしても一般的に抗議は最終的には監督と審判の一対一になることがほとんど。監督が来れば選手やコーチは自ら引く。引かなければ監督が引かせる。そして審判の顔と顔を近づけ抗議したり、土を蹴りかけることや帽子を地面に叩きつける事、ベースをフィールドに投げつける事はあっても手を出す事(コンタクト)はほとんどない。もちろん土をかけることや帽子を投げつけることは許されることではないが。

 自分もマイナーリーグの2年半の経験でかなりの数の抗議を受けてきたが、監督が自分に触れてきたは1度もない。あんなごっつい選手や監督に1度でも殴られたりすれば恐ろしくてこの仕事は続けられないと思う。ただアメリカの野球の歴史で審判にコンタクトがあったことはある。

 典型的な違いで日本では、選手やコーチが1人の審判を取り囲む。数人がいっぺんに物を言う。抗議が長時間にも及ぶ。そして最終的に手を出す事がある。今まで日本での審判へのコンタクトはアメリカに比べると明らかに多い。


 また制裁の度合いも違う。上のピネラ監督は4試合の出場停止処分と罰金(金額未発表)。岡田監督には厳重戒告と制裁金10万円。もちろん単純には比べられないが、アメリカで手を出せば、かなりの出場停止処分は間違いない。次の日試合に出てくることはありえない。日本の審判へのコンタクトへの制裁はアメリカではあまりにも軽すぎる。

 自分はここで言いたいのは抗議の仕方にも最低限のマナーが必要だと思うという事。絶対に審判へのコンタクトはあってはならないこと。言いたいことがあるなら当該審判と抗議者(監督)を一対一にすべき。野球に限らずいっぺんに何人もの人が1人に文句をつければ、決着する話もしないはず。アメリカ野球がすべて正しいとは全く思わないが、1人の審判員としてこの点ではアメリカ野球を支持する。

 ちなみにメジャーリーグでは、プレイの説明だとか監督が退場になっただとか審判がアナウンスすることはない。自分はそれはファンに親切なのであってもおかしくはないと思う。


posted by 野中雅貴 |00:33 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年06月10日

球場からスペースシャトル打ち上げが見えた!

 今私はフロリダ州東部のBrevard Countyという所に来ています。ここの球場はケネディ宇宙センターから30キロほどの場所にあり、球場の名も「スペース・コースト スタジアム」と言って、レフトとライトのファールポールにはスペースシャトルが描かれています。

 昨晩の午後7時38分に打ち上げがあったんです。我々の試合は7時開始。7時半ぐらいに多くの観客が野球そっちのけで3塁側のスタンドの一番上まで行きフィールドにお尻を向けてスペースシャトルが打ち上げられる方向を向き始めました。とても面白い光景でした。

 2回の表の途中に打ち上げられ、写真のようにはっきりと先頭に火花、そしてそれに続き天に煙が昇っていく様子が見え、そして遅れて「ゴー」という音が聞こえてきました。とても美しい光景でした!これから宇宙に行くスペースシャトルからは、ここで野球やってるのがちっぽけにみえるのかなあ~なんて思いました。

posted by Sake |00:12 | コメント(2) | トラックバック(0)
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