2005年06月30日

#30/ クルー紹介

左からJon Saphire、Roberto Medina、私、Craig Barron


 前回も少し紹介しましたが、GCLは「Southern」「Eastern」「Northern」の3つのディビジョンに分かれています。1つのディビジョンに4チームずつあり、審判は4人ずつです。試合はシーズン中はその4チームだけで行われますが、審判は2週間ごとにクルーごとに移動します。私は今Southernディビジョンにいて、ちなみに平林さんはEasternディビジョンにいます。Southernディビジョンはフロリダ州のSarasotaに滞在し、EasternディビジョンはVero Beachに滞在しています。

 ここで私のクルーを紹介します。まずは自分のパートナーでルームメイトのCraig(23才)です。彼は1996年オリンピックが開催されたアトランタ州のジョージア出身で、13才から審判をしていて、Jimの審判学校出身です。なかなか審判センスがあって、いいやつです。夜は飲みに行くのが好きなようです。

 写真左の二人はパートーナー同士で、一人はJon(23才)でオハイオ州出身です。彼は去年私が以前いたNorthwoods Leagueで審判技術をみがき2回のHarry審判学校挑戦で今年からの採用です。もう一人はRoberto(20才)で、プエルトリコ出身です。彼とは2004年に一緒に審判学校に行きましたが、スペイン語が母国語の彼には自分と同様英語が問題で合格できませんでしたが、去年ニューヨークの知り合いの所に滞在し、大学に通い英語をみがき今年見事合格しての採用でした。

 個性のあるメンバーなのでこれからが楽しみです。また何かありましたら色々紹介していきます。


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2005年06月26日

#29/ GCL(Gulf Coast League)

GCLで審判に支給される帽子


 約2週間の休暇を十分に満喫しました。ビーチに行ってジェットスキーに挑戦したり、プールでゆっくりしたり、バーではお酒を飲んでカラオケをしたり楽しむ事ができました。

 そして先週の木曜日(23日に)に私が今シーズン契約しているGCL(Gulf Coast League)のミーティングが行われました。そこで他の審判やチームの監督やGMに会いルールやリーグの規約の確認などを行いました。そして上の写真の2つの帽子(NEW ERA製)が支給されました。自分のパートナーも決まり、これから日曜日以外の毎日シーズン通して54試合を行います。ここでは3つのディビジョンに分かれていて1つのディビジョンでは2試合が行われ、1日6試合が行われます。審判は2人制なので、合計12人います。

 次の日には、早速試合が行われました。球審と塁審は毎日交互にやりますが、初戦は球審でした。とても荒れた試合になり、ホームでのプレーでのセーフコールと、打者の捕手への妨害で打者にアウトをコールし、監督が抗議にきたりして3時間20分のロングゲームでした。その次の試合は塁審でしたが、特に問題はなく試合は進みましたが、3回までに1対1から得点が入らず、なんと延長戦に入りそれでもなかなか得点が入らず、延長17回が終わったところで4時間がかかり、両チームのピッチャーがいなくなり、リーグ会長の了承を得、サスペンデットゲーム(一時停止試合)で終了しました。続きは後日行われますが、炎天下の中私たちはとても疲れました。

 2試合で色々ありましたがこれから8月下旬まで思いっきりがんばります!


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posted by minor05 |14:15 | Umpire Equipments&Uniforms | コメント(0) | トラックバック(0)
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2005年06月19日

#28/ FSL オールスターゲーム

Clearwater Bright House Networks Fieldにて-ホームラン競争


 昨日はFSL(Florida State League)のオールスターゲームがClearwaterの球場で開催されました。この球場は去年建築されたものでとてもきれいです。FSLで使う球場ではもっとも立派なもです。その前日には前夜祭として、ビーチパーティーが行われ、昨日は試合前に球場内でバーベキュウが行われていました。

 そのバーベーキュウの最中にはホームラン競争が行われて、観客の皆さんは盛り上がっていましたよ。私は会社(PBUC)からそのパーティーのパス(写真で首から提げているやつ)をもらい試合のチケットももらいました。そのパスがあれば無料で食べ物、飲み物がいただけました。

 試合は今年見てきたFSLのなじみのある選手もいて、楽しむ事ができました。もちろん審判も4人のFSLから選ばれた者たちでした。試合後はその球場で後夜祭パーティーです。それは夜中の2時まで続きました。その後はその試合の審判たちと彼らのホテルの屋上で朝まで飲み続けていました……


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2005年06月17日

#27/ ミニ・キャンプ

NYYのキャンプ地にて 球審が私(1塁走者盗塁、打者見逃し三振)


 ただいま休暇中でしたが、フロリダ州Tampaにあるニューヨーク・ヤンキースのキャンプ地で、ここに残っているルーキーリーグの選手たちや、今年ドラフトで指名された選手たちがミニ・キャンプを行っていて、一昨日から紅白戦を行うという事で、たまたまフロリダに残っていた私、Jon、Travisで交代で審判する事になりました。

 Extended Spring Trainingでの給料から換算して、私たちは1試合$35(+食事代)もらっていましたが、この紅白戦では1試合$100(約¥10.000)もらえるので、休暇中食事代しかでていなかった私たちにはいい小遣いになっています。

 もちろん仕事ですので真剣にやっています。コーチの中には以前日本ハムや阪神タイガースでプレーしたという人がいました。彼らは昔覚えた「ダイジョウブ?」とか「nipponハムデプレーシタ」という日本語で私に話しかけてきます。そして必ず最後には汚い言葉や、下ねたを日本語で言ってきます。そういう時私は「またか」と思いつつ苦笑いです。


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2005年06月16日

#26/ Tropicana Fieldに行ってきました!

Tropicana Fieldにて 左:デビルレイズ野茂英雄 右:一塁塁審Paul Nauert (写真Travis Hatch)


 昨夕(6/15)私とTravisとJonは突然TampaにあるToropicana Fieldにメジャーリーグの試合を見に行く事に決めました。今年こちらに来てメジャーリーグの試合を見に行くのは初めてです。

 試合に行く直前にその試合でNomoが投げそして「日米通算200勝」がかかっている事をインターネットで知り、そしてその試合の審判の中に、私が現役のメジャー審判の中で最も尊敬するPaul Nauertがいる事を聞いていたので、ホテルから車で20分ぐらいで球場に行けますが、その間とても興奮して球場に向かいました。

 Tropicana Fieldは白い鉄筋屋根のドーム球場です。外はフロリダの生暖かい夜ですが、球場内は冷房がきいていて選手や審判にとってはいいコンディションだろうなあと思いました。その試合のオープニングピッチャーはもちろんタンパベイ・デビルレイズのNomo Hideoです。Paulは一塁塁審だったので私たちは内野の1塁側に席を陣取りました。近くには「野・茂・200・勝」と書かれたプラカードを掲げる数人の日本人グループも見られました。

 Paul Nauertは私が2002年にHarry Wendestedt審判学校に行ったときのインストラクターの1人で、主にクラスルームでは野球規則の解説、フィールドではデモンストレーションを行いました。彼のルール解説はとてもわかりやすく知識が豊富で、はっきり発音するので英語に不安があった私にも聞き取りやすかったです。しかもその彼の教える姿の熱心さはすばらしく、フィールド上でのデモは動きがとても軽やかでかつ的確で、まるで芸術を見ているかの様に感じました。

 昨晩の試合で私はもちろんNomoのピッチングも横目で見ながら、Paulの一挙手一投足も見逃さぬよう目を離さず彼を追っていました。彼を見ててその無駄のない動きにとても感動しました。そしてNomoは7回までブリューワーズ打線を7回2失点に抑え見事その試合の勝ち投手になリました。Nomoは「日米通算200勝」という偉大な記録を達成し、私たちはその瞬間を目の当たりにする事ができました。

 試合後私たちは球場の外でPaulに会い少し会話をする事ができました。Paulは二人の娘さんと息子さんと一緒に球場に来ていました。私は去年彼のいるHarry審判学校ではなくJimの学校に行きましたので、彼に会うのは3年ぶりでした。自分は学校での最終日の卒業式で彼にサインをもらったぐらい憧れていました。僕はPaulに今年仕事をもらえ、今フロリダで審判している事を報告できてとてもうれしかったです。その夜私たちは少し興奮し帰路につきました。


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2005年06月15日

#25/ 朝食クッキング

ホテルの部屋で朝食作り


 今朝はこちらに来て初めての朝食を作りました。いつもはホテルの無料の朝食サービスを食べますが、ここのホテルはそのサービスがありません。その代わりにキッチンがあるので自分で作りました。

 作ろうとしたのはベーコンエッグとソーセージとトーストです。料理のうちに入らないですね。それとヨーグルトとバナナを食べるつもりでした。

 ところがです、この写真の5分後停電になり、卵はまだ半熟、ソーセージもまだ半生、トーストもまだ焼けずに、これ以上どうする事もできなくなりました。コンロはアメリカではほとんどが電気です。だから停電になるとどうする事もできません。すぐに出かけなければならなかったので、ヨーグルトとバナナを食べ、フライパンを冷蔵庫に入れて出かけました。

 2時間後部屋に戻るとなぜか部屋が生暖かかったのです。おかしいなと思うと何と電気コンロのスイッチを切り忘れていました。もう少しで、ホテルを焼いてしまうところでした。その後ベーコンエッグとソーセージを温めなおし食べました。


 ところで、私と同じくUDC正会員でインストラクターの井上公裕君(21)がブログを書いているのでぜひご覧ください。彼はまだ若干21歳で今年審判学校をパスしPBUCのキャンプに参加しました。今は私が1年待ったようにVISAの発給を待っていますが、来年にはマイナーリーグの審判としてデビューする予定です。そのブログは「BASEBALLは審判も楽しい」です。


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posted by minor05 |18:27 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2005年06月15日

#24/ ユニバーサル・スタジオに行ってきました!

ユニバーサル・スタジオOrlandにて 左からJon Byrne、Jocelyn、私


 今日はこちらに来てはじめての観光に行ってきました。場所はフロリダ州Orlandにあるユニバーサル・スタジオです。その近くにあるディズニー・ワールドには数回審判学校にいる時に、行った事がありましたが、ユニバーサル・スタジオは初めてでしたので少し興奮しながら向かいました。

 ここは大きく分けて2つのアトラクション施設に分かれていて、1つは「Islands of Adventure」ともう1つは「Universal Studios Florida」です。前者の方はジェットコースターなどの乗り物が中心で、後者は映画のキャラクターが3Dめがねをかけると飛び出てきたりするような映像などを楽しむものが中心に分かれています。両者は隣同士にあり、行き来できるようになっています。

 私は乗り物に多く乗ると、気持ちが悪くなりやすいので、どちらかといえば後者の方が好きでした。でも今日は酔い止めの薬をもらって飲んでから行ったので大丈夫でした。残念だったのは、私たちは午後から行ったのですが、ただでさえあまり時間がないのに、ジュラシックパークの乗り物に乗ろうと30分ぐらい並んでいたら、誰かがふざけて乗り物から飛び降り、そのアトラクションが1時休止になったり、他のところでは、機械の調子が悪くなりまたまた1時休止になり、せっかく並んでいたのに他に行かなくてはならなくなり、時間がもったいなかったと思いました。

 すべてまわろうと思えば何日間も通わなければとてもまわりきれないくらい広大な場所です。それでもメインのアトラクションには夜8時閉園までに乗れたのでとても楽しいひと時が過ごせました。ちなみに一緒に行ったのは、オーストラリアからの審判Jonと彼の友達のインディアナ州から来ているJocelynです。Travisはホテルで留守番でした。


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2005年06月13日

#23/ 日米ルール解釈の違い

Major League Umpire Larry Young


 1週間ぐらい前にメジャーリーグの試合をテレビで見ていたところこんなプレーがありました。

 1アウト走者1、3塁で、右投げの投手は3塁に正しく自由な足を踏み出して偽投、軸足は投手板からはずれて、そして1塁手に牽制球を投げました。ところが1塁手はバントに備えて、1塁ベースから3~3.5メートルぐらい前にいました。その牽制球を取ったときには1塁でのプレーが行われる事は無理な距離です。

 皆さんならどうコールしますか?

 日本の多くのアマチュア野球のルール解釈なら「ボーク」だと思います。なぜボークと聞かれたら「遅延行為」でボークという事でしょう。しかしこの試合の球審のLarry Youngは1塁方向に何歩か歩きながらセーフのシグナルをしていました。「Nothing」の意味だと思います。ボークではないという事です。この後攻撃側の監督がLarryのところに抗議に出てきましたが、すぐに納得して引き下がりました。

 これはあくまで日本とアメリカのルールの解釈の違いです。

 野球規則で、投手はその塁の方向に直接ステップすれば2塁と3塁への偽投は許されています。つまり投手板上からでも2塁と3塁へは投げても、投げなくてもいいという事ですよね。アメリカの解釈ではその事を踏まえて、たとえ2塁手がプレーに関係ない2塁ベースから離れた定位置にいたとして、そこに投手が投手板上からであろうと、そうでなかろうと牽制球を投げてもボークではないという事なのです。日本の多くのアマチュア野球(平林さんに確認したところ日本のプロ野球ではアメリカの解釈とこの点では一緒)ではこれも遅延行為でボークですよね。私も日本の社会人の審判をしていたときに、これで「ボーク」をコールした事があります。

 1塁は少しルールが違います。投手板上からの1塁への偽投はボークです。だからプレーのできないベースから離れた1塁手へ、投手板上から牽制球を投げればボークです。これはアメリカでも日本でも一緒ですね。ただし軸足を投手板からはずせば、偽投も許されるので、アメリカではたとえ1塁手が1塁べースからプレーのできないぐらい離れていて、軸足をはずした投手がその1塁手に牽制球を投げたとしてもボークではありません。

 だからアメリカでは、最初に書いたメジャーリーグのプレーでも、すでに投手の軸足は投手板から外れているのでボークではないのです。私もこのプレーを見たとき一瞬ボークだと思いました。しかし横にいた平林さんに説明を受け納得しました。

 アメリカでも日本でもほぼ同じルールですが、解釈の違いがいくつかあります。これからまた気づいたら書いていきます。


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posted by minor05 |18:11 | Umpiring and Rules | コメント(0) | トラックバック(0)
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2005年06月12日

#22/ 若かりしころ '97

1997年Jim Evans審判学校のクラスにて 上段左から私、パ審判白井一行、FSL(1A)審判Seth Hanson、元パ・現台湾プロ審判岡田寛、軟式審判塚田敦夫、中段は元2A・現四国アイランド審判内川仁、パ審判杉本大成、下段はパ審判橋本信治、四国アイランド審判神谷佳秀(敬称略)


 上の写真は今FSL(Florida State League/1A)で審判をしているSethに最近再会した時にもらったものです。1997年に彼は合格できませんでしたが、その後再度挑戦し今ではマイナーリーグ(1A)の審判をしています。

 この時日本人の生徒は全部で9人(1人は都合で途中帰国)。結構この年は多かったですね。その内、白井君と杉本さんはパ・リーグから派遣されて来ていました。それ以外の審判は、私も含めてみんなプロの審判になる事を目指して必死にがんばっていました。その後内川さんはマイナーリーグの審判になり、岡田さんと橋本君はパ・リーグの審判として採用され、神谷君は四国アイランドリーグの審判です。今考えればそうそうたるメンバーだと思います。

 私はこの時初めての審判学校挑戦でした。しかし英語は全然わからないし、審判経験も1年で、「インターフェアランス??」「タイムプレー??」って感じで、クラスではJimがルール解説しているはずですが、何を言っているのかがわからずに居眠りしたり、グランドでは必死に左右周りを見てみんながやってる事をまねしようとするだけでした。写真の表情が硬いのは、なかなか思い通り行かないのと、慣れない海外生活でフラストレーションが溜まっていたからだと思います。

 この時もちろん仕事はもらえず、がっかりして帰国したのを記憶しています。その時から8年が経ちました。それにしてもみんな痩せてましたね~。


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2005年06月11日

#21/ Extended Spring Training 終了

Florida州/Clearwaterのホテル


 今日も雨が降り、試合が中止。これでここでのExtended Spring Trainingのゲームがすべて終了しました。去年は日本であまり試合数ができなかったので、ここで多くの試合をする事ができて本当によかったです。とても多くの事を学んだし、いい経験ができました。本格的なシーズンへの準備ができたという感じです。

 ほとんどのアメリカ人の審判はそれぞれの地元に帰りました。自分のルームメイトであった平林さんも今日、日本に一時帰国のためアメリカを発ちました。私と2人のオーストラリア人の審判はフロリダ州・Sarasotaから車で45分ぐらい北に行った同州Clearwaterのホテルに滞在する事になりました。

 自分はTravisとの相部屋です。ここのホテルの部屋には、キッチンがついていてとても生活しやすい所です。なかなかキッチンがあるホテルには泊まるチャンスはないです。お金をセーブするために、できない料理にも挑戦してみようかなと思っています。

 今日からGCL(Gulf Coast League)のリーグミーティングが行われる23日まで、ちょっとした休暇になります。ホテルはPBUCが出してくれました。しかしアメリカでは車がどうしても必要なので、3人でシェアしてレンタカーを借りました。24日からは本格的にシーズンが始まる事になります。それまではゆっくりしたいです。


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posted by minor05 |18:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
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