2007年07月14日

自ら辞めていく時。。

 審判学校のインストラクターの中で自分の一番の友人が、マイナーリーグ審判を自ら辞めることを決めた。一昨晩の試合で、退場にした選手に「てめえぶっ殺すぞ!」といわれた事が決定的らしい。彼は今シーズン終了後に結婚が決まっている。この生活が嫌になったんだろう。

 彼は審判としてPBUCの評価がいつも高く、自分と一緒の3年目だが今シーズン中の2Aへの昇格も間近だった。人間的には誰もが認めるほどとてもいいやつ。大学まで野球をやっていて、身長は190近くで、がっちりしているホント漫画「ドカベン」の山田太郎のように気は優しくて力持ち。

 彼だけに限らず、自分の周りのいいやつがみんな辞めていく。もちろん続けて審判している者が嫌な人間というわけでなく、人がよくて、安定を求め、家族や友人・恋人に毎日会えるごく普通の生活を強く望み、選手や監督のクレームばかりで毎日がアウェーのホテル暮らしを望まぬ審判は残念ながら辞めていく。

 親友が自ら辞めることは本当にショック。審判学校を合格したときはみんな子供のように喜んだのに。。本当にメジャーリーグに行ける可能性がごくわずかあるという以外のこの仕事の魅力は何なんだろうと考えさせられる。。。。

posted by 野中雅貴 |00:06 | コメント(8) | トラックバック(0)
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