2007年03月02日

Jimのルール&アンパイアリング解釈その4

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撮影:Thomas Haywood


 次に挙げる例は、日本のプロ・アマ会議でも議論になったものと聞きましたが、状況は走者満塁、1アウト。打者がライト・センター間への長打を打ちました。2塁と3塁からの走者は正規に得点、1塁からの走者は2塁を空過し3塁に進塁。打者は外野からの送球で2塁でアウト。そしてその後2塁で1塁走者の空過の正しいアピールがありアウト。得点は?

 議論は、得点が2点認められるのか、それとも無得点なのか。この事はアメリカの審判学校ではしつこくやるので、私は疑問もなく習ったとおり覚えていました、日本では昔からさまざまな議論が交わされてきたようです。

 アメリカでは、1塁走者に対しての2塁での空過アピールのアウトはフォースになるので第3アウトがフォースアウトなので無得点である。

野球規則4.09(a)【付記】第三アウトが次のような場合には、そのアウトにいたるプレイ中に、走者(1,2にあたる場合は全走者、3にあたる場合は後位の走者)が本塁に進んでも、得点は記録されない。(1)省略(2)走者がフォースアウトされたとき。(3)省略

 日本での議論は、アピールの前に打者走者が2塁でアウトになっているので、もうフォースの状態ではないのではないか。すなわち2塁での空過アピールのアウトはフォースアウトではなくタイムプレイとなり、2得点が認められるのではないかというものです。

 Jimに聞いた所、1塁からの走者が2塁を空過した時にはフォースの状態なのでそれを空過したことのアピールなのでその後打者走者がアウトになろうが、フォースアウトになるというものでした。

 そこで自分が思いついた例題は、1アウト走者満塁。ライトに高いフライが上がり1・2塁間で打者走者が1塁走者を追い抜いてアウト。その後ライトが落球し、後逸している間に2塁と3塁からの走者が本塁に到達した。そして1塁からの走者は3塁に進塁した。ただその後1塁走者は2塁を空過していたというアピールがありアウトになった。

 この2つ目のケースだとJimも1塁からの走者が2塁を空過したとき、打者走者はすでに追い越しでアウトになっているので、フォースの状態ではなくなっており、得点は2点認められると言いました。自分はそれで納得しました。しかし改めてこのような議論があることを知り、勉強になりました。


posted by Masaki |22:03 | Umpiring and Rules | コメント(2) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:Jimのルール&アンパイアリング解釈その4

1つ目のケースは、アピールがあった際にすぐに対応できますが、2つ目のケースは間違いなく誤審をするか、すぐに対応出来ないと思います。
追い越しはタイムプレイとルールブックにも明記されていますネ!!またひとつ勉強になりました。

posted by YOSHIイワサ | 2007-03-04 02:23

解きめき

はっぴーバースデイ,to you.Timingのイケてない、しんばん委員会?でっす。ペコリm(__)m ☆野中さん、いつもオネスティー。尊びデス。さて…☆空過犯重罰規定説?…(野中大センセイの思いつき例題から、閃きデス)最後の状況を三塁ベース上に二人が重なるかのような環境に置き換えます(実は本質的ではないかもだけれど)。原則的には、UDCがよく語る、同一塁二走者フォース例に近接。しかし、解消されそう…。守備者は攻撃側過失で困る→それを更に解消する手立ては…?→困る→何とかしなきゃ→例外的ルールでいきまっしょい。☆こんなん出ました…困難??☆彡There’s no rule without some exceptions.///規則規則委員会に入れてもらえんかいな…汝自らを知らず。

posted by あんぱいやーんマン | 2007-03-07 06:06

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