2009年10月13日

ワールドカップ南米予選 最終節前情勢

ワールドカップ南米予選
二試合残してブラジルとパラグアイが本戦出場決定。
一試合残してチリが本戦出場を決めました。

一方、ペルー、ボリビア、コロンビアが一試合を残してすでに脱落しています。

残りは1枠+プレーオフ。
その1.5をアルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、ベネズエラで争っています。
アルゼンチン 勝点25 得失点+2
ウルグアイ 勝点24 得失点+9
エクアドル 勝点23 得失点-3
ベネズエラ 勝点21 得失点-6

最終節対戦表
パラグアイ - コロンビア
ウルグアイ - アルゼンチン
チリ - エクアドル
ペルー ボリビア
ブラジル - ベネズエラ

消化試合となるのは、パラグアイ-コロンビアとペルー-ボリビア
残りの三試合が本戦出場を賭けた戦いです。
四チームの本戦出場条件をチーム毎に見てみたいと思います。

まず、可能性の一番低いベネズエラを見てみます。

ベネズエラ
本戦出場権を南米予選で得られる可能性はありません。
プレーオフ出場権を得るためにも大変厳しい条件をクリアする必要があります。

プレーオフ出場権を得る条件
一 ウルグアイが負けること
二 エクアドルが引き分け以下であること
三 ベネズエラが勝つこと
四 現在のウルグアイとの得失点差15を逆転すること

一から四を全て満たす必要があります。
勝ち、負けだけならともかく、得失点の差15をひっくり返すことは、現実的にはありえない、と考えてよいと思います。
対戦相手によってはありえなくはないのですが、ベネズエラの相手はブラジルです。
ベネズエラがプレーオフに出場権を得る可能性は、忘れてよいレベルです。


残り三チームをまともに見てみます。
関係するのは、チリ-エクアドル戦 ウルグアイ-アルゼンチン戦です。
この二試合は日本時間15日午前8時から同時に行われます。

アルゼンチンが本戦出場権を得る条件
一 ウルグアイに勝つこと
二 ウルグアイと引き分けた上で、ⅠもしくはⅡを満たすこと
 二-Ⅰ エクアドルが四点差以下の勝利以下であること
 二-Ⅱ エクアドルが五点差の勝利で、最終節の得点がアルゼンチンの方が多いこと

一あるいは二のいずれかで本戦出場権を得ます。
アルゼンチンは勝てば周りの結果に関係なく本戦出場が決まります。
また、エクアドルが大勝しなければ引き分けでOKです。
基本的には引き分けで大丈夫だろう、という立場です。

アルゼンチンがプレーオフにまわる条件
一 ウルグアイと引き分けて、エクアドルが六点差以上の勝利、または五点差の勝利で最終節の得点がエクアドルの方が多いこと
二 ウルグアイに負けて、エクアドルが引き分け以下であること

一もしくは二のいずれかでプレーオフにまわります。
エクアドルが勝ちさえしなければアルゼンチンは最低限プレーオフにはまわれるということです。
負けているときに点差を考慮しないといけない立場ではないので、負けていれば単純に攻勢に出られて、同点の場合は失点しなければ多分大丈夫、という立場になります。

アルゼンチンはエクアドルが勝つことを前提とすると、勝てば本戦、引き分けでプレーオフ、負けると敗退、というシンプルな条件付けになります。


続いてエクアドル
現在六位のエクアドルも考え方は基本的にはシンプルになるのではないかと思います。

エクアドルが本戦出場権を得る条件
一 チリに六点差以上で勝つか、五点差で最終節の得点がアルゼンチンより多いこと
二 ウルグアイ- アルゼンチンが引き分けであること

一および二を同時に満たすことで本戦出場権を得られます。
頑張って大量得点してチリに勝ったとしても、ウルグアイ-アルゼンチン戦がドローでなければ本戦出場権は得られません。
大量得点を取りにいく、という戦術はリスクがたかく、まあ、なんか勢いで3点くらい入っちゃったら取りに行ってみようか、くらいが現実的でしょうか。


エクアドルがプレーオフにまわる条件
一 チリに勝った上でⅠもしくはⅡを満たすこと
 一-Ⅰ アルゼンチン-ウルグアイ戦でどちらかが勝利すること
 一-Ⅱ アルゼンチン-ウルグアイ戦が引き分けで、得失点がアルゼンチンを上回らないこと。
二 チリと引き分けた上でウルグアイがアルゼンチンに13点差以上で負けること

一もしくは二を満たすとエクアドルはプレーオフに回ります。
二の方は12点差の場合は総得点がどうのこうのとあるのですが、現実的ではないのでこれ以上突っ込みまっせん。

というわけで、見てわかりますが、エクアドルは勝たないと話にならない、という状況です。
逆に、勝ちさえすればプレーオフには最低限回れます。
他会場関係なく、自分たちが勝つことに集中するしかない、という立場です。


最後にウルグアイ。

ウルグアイが本戦出場権を得る条件
一 アルゼンチンに勝つこと

これだけです。
アルゼンチンに勝てば本戦出場です。
勝てないと本戦出場権を得られる可能性はありません。

ウルグアイがプレーオフにまわる条件
一 アルゼンチンと引き分けてエクアドルが引き分け以下であること
二 アルゼンチンに負けても12点差以下でエクアドルが引き分け以下であること
三 アルゼンチンに13点差以上で負けてエクアドルも負けること

一から三のいずれかを満たすこと
二には12点差の場合は総得点がどうのこうのとなりますが、現実的ではないので置きます。
ウルグアイはエクアドルが引き分け以下ならまずプレーオフは確保、という立場です。
負けでも引き分けでもそう大差はありません。



ラスト一戦。
ウルグアイ-アルゼンチンというのが非常に非常に興味深い。
ワールドカップ予選の醍醐味が詰まった試合になりそうです。
ウルグアイはこれまでホームで4勝3分1敗
アルゼンチンはアウェーで1勝2分5敗
エクアドルはアウェーで2勝2分4敗


ウルグアイ-アルゼンチン戦はスカイパーフェクTVで生中継を見ることが出来ます。
http://soccer.skyperfectv.co.jp/worldcup/index.html
木曜日の朝に生で見られる人がどれくらいいるかはわかりませんが。


最後に、ブックメーカーのオッズを見てみます。
ホーム		ホーム勝ち引き分けホーム負け	アウェー
ペルー		1.83倍	3.60倍	4.20倍	ボリビア
ブラジル		1.20倍	7.00倍	11倍	ベネズエラ
チリ		2.55倍	3.40倍	2.62倍	エクアドル
ウルグアイ		2.50倍	3.40倍	2.70倍	アルゼンチン
パラグアイ		1.61倍	3.80倍	5.50倍	コロンビア

肝心の、エクアドル戦、ウルグアイ-アルゼンチン戦は、読めない、というのがブックメーカーの見解のようです。

posted by minor |22:34 | サッカー | トラックバック(0)
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2009年10月13日

ワールドカップ北中米予選 最終節前情勢

ワールドカップ予選は各地で残り一節となった。
北中米も最終局面を迎えている。

北中米最終予選は六チーム。
上位三チームが本大会へ、四位が南米五位とのプレーオフに回る。

残り二試合まで本大会出場確定チームは無かったが、アメリカ、メキシコの二チームが勝利して本地赤い出場を決めた。
北中米地区でこの二チームが本大会に進むのは毎度のことである。

二試合を残した時点でトリニダードトバゴは脱落。
エルサルバドルも一試合を残して脱落した。

最後の一試合で残り一枠を争うのはコスタリカとホンジュラス。
現在、コスタリカが勝点15の得失点±0
ホンジュラスは勝点13の得失点+5

最終節の対戦
エルサルバドル - ホンジュラス
トリニダードトバゴ - メキシコ
アメリカ合衆国 - コスタリカ

トリニダードトバゴとメキシコの対戦は消化試合である。
問題は残りの二試合。
その勝敗で本戦出場チームと、プレーオフ回りが決まる。

ケーススタディ
コスタリカが勝った場合。
→ ホンジュラスの試合結果によらずコスタリカが本戦出場、ホンジュラスがプレーオフへ。

コスタリカが引き分けた場合
→ ホンジュラスが負け、もしくは引き分けならコスタリカが本戦出場、ホンジュラスがプレーオフへ。
→ ホンジュラスが勝てばホンジュラスが本戦出場、コスタリカがプレーオフへ。

ホンジュラスの方が得失点が上回っているので、勝点が並んだ場合ホンジュラスが本戦出場となります。

コスタリカが負けた場合
→ ホンジュラスが負け、もしくは引き分けならコスタリカが本戦出場、ホンジュラスがプレーオフへ。
→ ホンジュラスが勝てばホンジュラスが本戦出場、コスタリカがプレーオフへ。

これらのことは、つまり、コスタリカにとっては、負けと引き分けは結果に差を生まない、ということになります。
また、ホンジュラスにとっても負けと引き分けが結果に差を生みません。
どちらのチームも勝ちに行く試合、となります。
また、相手のチームの試合状況により作戦を変えるという必要もありません。

ホンジュラスは82年以来28年ぶり2回目の出場、コスタリカは3大会連続4回目の出場を目指しています。


最後にブックメーカーオッズを見てみます。

ブックメーカーbet365
ホーム		ホーム勝ち 引き分け	ホーム負け	アウェー
エルサルバドル	5.00倍	  3.75倍	1.66倍	ホンジュラス
トリニダードトバゴ	6.00倍	  3.75倍	1.57倍	メキシコ
アメリカ		1.85倍	  3.60倍	4.00倍	コスタリカ


コスタリカが少々つらそうです。

posted by minor |22:05 | サッカー | トラックバック(0)
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2009年10月10日

ワールドカップヨーロッパ予選 グループ5~8 情勢

一つ前のエントリーの続き

ヨーロッパ予選順位表


グループ5 スペイン トルコ ベルギー ボスニアヘルツェコビナ アルメニア エストニア
10日
エストニア - ボスニアヘルツェコビナ
ベルギー - トルコ
アルメニア - スペイン
14日
ボスニアヘルツェコビナ - スペイン
トルコ - アルメニア
エストニア - ベルギー

スペイン 勝点24 得失点19
ボスニアヘルツェコビナ 勝点16 得失点13
トルコ 勝点12 得失点3
ベルギー 勝点7 得失点-7
エストニア 勝点5 得失点-13
アルメニア 勝点4 得失点-13

最下位アルメニア戦を除いた戦績
スペイン 勝点21 得失点15
ボスニアヘルツェコビナ 勝点10 得失点8
トルコ 勝点9 得失点1
ベルギー 勝点4 得失点-8
エストニア 勝点1 得失点-14

スペインが現在全勝ですでに本戦出場を決めています。
後は二位争い。
これも、ボスニアヘルツェコビナが圧倒的に優位です。
10日にエストニアに勝てば二位確保。
ただ、ここで引き分け以下ですと、最後がスペイン戦なので大変なことになります。
他に可能性を残しているのはトルコ。
ベルギー、アルメニアに連勝して待つしかありません。
ここも、ボスニアヘルツェコビナが連敗する、と言うような展開でない限り、ノルウェーは上回りますので、プレーオフ進出はかなり堅いです。


グループ6 クロアチア イングランド ウクライナ ベラルーシ カザフスタン アンドラ
10日
ベラルーシ - カザフスタン
ウクライナ - イングランド
14日
アンドラ - ウクライナ
イングランド - ベラルーシ
カザフスタン - クロアチア

イングランド 勝点24 得失点26
クロアチア 勝点17 得失点5
ウクライナ 勝点15 得失点8
ベラルーシ 勝点10 得失点4
カザフスタン 勝点6 得失点-13
アンドラ 勝点0 得失点-26

最下位アンドラ戦を除いた戦績
イングランド 勝点18 得失点18
ウクライナ 勝点12 得失点3
クロアチア 勝点11 得失点-1
ベラルーシ 勝点4 得失点-2
カザフスタン 勝点0 得失点-18

ここもイングランドがここまで全勝で本戦出場を決めています。
二位争いはクロアチアとウクライナ。
残り試合が一試合多いウクライナが勝点差2で追う展開。
最終節が、ウクライナがアンドラ、クロアチアがカザフスタンということを考えると、どちらも勝つでしょう。
そうすると、10日のウクライナ-イングランド戦がとにかく大事。
ウクライナは勝てば二位でプレーオフ進出がかなり見えてきますが、引き分け以下では絶望です。
クロアチアはテレビの前で見ているしかありません。

クロアチアにしろウクライナにしろ、ノルウェーをすでに上回っていますので二位になればプレーオフ進出です。


グループ7 フランス ルーマニア セルビア リトアニア オーストリア フェロー諸島
10日
セルビア - ルーマニア
オーストリア - リトアニア
フランス - フェロー諸島
14日
フランス - オーストリア
ルーマニア - フェロー諸島
リトアニア - セルビア

セルビア 勝点19 得失点10
フランス 勝点15 得失点2
オーストリア 勝点11 得失点0
リトアニア 勝点9 得失点-1
ルーマニア 勝点9 得失点-3
フェロー諸島 勝点4 得失点-9

最下位フェロー諸島戦を除いた戦績
セルビア 勝点13 得失点6
フランス 勝点12 得失点1
オーストリア 勝点7 得失点-2
リトアニア 勝点6 得失点-1
ルーマニア 勝点6 得失点-4

セルビアが首位。
残り二試合のうち一つ勝てば本戦出場です。
フランスの二位以内も固いところ。
次にフェロー諸島に勝てば二位以内確保。
オーストリアがフランスを抜くためには、フェロー諸島がフランスと引き分け以上を期待しないといけません。
フランスが一位通過するためには、セルビアがルーマニアとリトアニアを相手に一勝も出来ない、というのを待つ以外ありません。

フランスはノルウェーの成績を上回っているので、二位に入ればプレーオフ進出です。



グループ8 イタリア ブルガリア アイルランド キプロス モンテネグロ グルジア
10日
キプロス - ブルガリア
アイルランド - イタリア
14日
アイルランド - モンテネグロ
イタリア - キプロス
ブルガリア - グルジア

イタリア 勝点20 得失点10
アイルランド 勝点16 得失点5
ブルガリア 勝点11 得失点3
キプロス 勝点6 得失点-4
モンテネグロ 勝点5 得失点-4
グルジア 勝点3 得失点-8

最下位グルジア戦を除いた戦績
イタリア 勝点14 得失点6
ブルガリア 勝点10 得失点3
アイルランド 勝点10 得失点2
モンテネグロ 勝点4 得失点-4
キプロス 勝点2 得失点-5

イタリア優位。
アイルランドに引き分け以上で本戦出場が決まります。
アウェーなので負ける可能性がありますが、その場合でも最終のキプロス戦に勝てばOKです。
アイルランドは普通に行けば二位。
ブルガリアがアイルランドを抜くには自分が連勝は当然として、アイルランドがイタリアに負け、さらに、モンテネグロと引き分け以下を願う必要があります。

ブルガリアもアイルランドも勝点10
一つでも勝点を稼げばノルウェーより上にでてプレーオフ進出が決まります。


以上、全グループ見てみました。
プレーオフ進出の二位についてですが全体を見たところ、一番厳しいのはノルウェーです。
他の組は普通にいけば、全て二位チームはノルウェーを上回ることが出来そうな情勢になっています。

posted by minor |16:30 | サッカー | トラックバック(0)
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2009年10月10日

ワールドカップヨーロッパ予選1~4+9組 情勢

ヨーロッパ予選は九つのグループに分かれて行われています。
各組の一位が本戦出場。
二位チームは、五チームしかいない9組以外は、最下位チームとの対戦を除いた八試合の結果がよい方から八チームがプレーオフに進みます。
八チームのプレーオフで勝った方四チームが本戦出場です。

ヨーロッパ予選順位表


最初に、変則ですが、全ての対戦が終了しているグループ9を示します。

グループ9 オランダ スコットランド ノルウェー マケドニア アイスランド

オランダ 勝点24 得失点15
ノルウェー 勝点10 得失点2
スコットランド 勝点10 得失点-5
マケドニア 勝点7 得失点-6
アイスランド 勝点5 得失点-6

オランダの本戦出場決定。
ノルウェーが二位です。
なので、他の組の二位は、この、ノルウェーの、勝点10、得失点2を上回ればプレーオフ進出が確保されます。
ノルウェーは他の組の結果待ち。



グループ1 ポルトガル スウェーデン デンマーク ハンガリー アルバニア マルタ
10日
デンマーク - スウェーデン
ポルトガル - ハンガリー
14日
ポルトガル - マルタ
デンマーク - ハンガリー
スウェーデン - アルバニア

デンマーク 勝点18 得失点11
スウェーデン 勝点15 得失点6
ポルトガル 勝点13 得失点5
ハンガリー 勝点13 得失点4
アルバニア 勝点7 得失点-4
マルタ 勝点1 得失点-22


最下位マルタ戦を除いた成績
デンマーク 勝点12 得失点5
ポルトガル 勝点10 得失点1
スウェーデン 勝点9 得失点1
ハンガリー 勝点7 得失点0
アルバニア 勝点3 得失点-7

本戦出場の可能性を残すのはアルバニア、マルタ以外の四チーム。

首位のデンマークは残り二試合を二引き分けで本戦出場が決まります。
スウェーデンに勝てばその時点で本戦出場確定。
引き分けでも最終ハンガリー戦引き分けでOK
しかし、スウェーデンに負けるとわけが判らないことになる、という展開です。

スウェーデンはデンマークに勝てば最終戦がアルバニアなので本戦出場へ大きく前進します。
しかし、引き分け以下ですと一気に苦しくなる可能性がある。
すなわち、ポルトガル-ハンガリー戦がドローならいいのですが、どちらかが勝つと勝点16でスウェーデンに並びます。
それがもし、最終戦にマルタを残すポルトガルの場合、得失点勝負になって厳しいことになる、という展開です。
アウェーながらデンマーク戦で勝つことがとにかく大事。

ポルトガルは連勝しても勝点19
一位で通過するためには、デンマークがスウェーデンにドローでハンガリーに負け、スウェーデンはデンマークとドローでアルバニアには多分勝ち、となって勝点19で並んだ三チームの中の得失点トップになる、位しかありません。
二位に入るなら、スウェーデンがアルバニアには勝つ、という前提で行けば、デンマークがスウェーデンに勝ってくれれば安泰です。
ただ、そうなると、逆に、一位通過の可能性はなくなります。
最悪なのが、スウェーデンがデンマークに勝つこと。
その状態だと最終戦を三位で迎えて、スウェーデンがアルバニアに勝ち、さらに、デンマークがハンガリーに勝ってしまうと、どうやってもポルトガルは届きません。
唯一の救いは、最終戦がマルタ戦で、大量得点が狙えること。
得失点勝負になる場合はこれが効いてくる可能性もあります。
なんにせよ、ハンガリー戦で勝つことが最低条件です。

ハンガリーはポルトガルの裏返しで、ポルトガルに勝つことが最低条件です。
さらに、最終戦がデンマークなので勝負の面では厳しいのですが、直接デンマークを叩くことが出来る、という見方も出来ます。
ハンガリーの場合は、スウェーデンがデンマークに勝ってくれれば、自分たちは連勝すれば二位は確保です。
一位になるための条件は、自分たちは連勝で、デンマーク-スウェーデンがドローであり、さらに得失点でデンマークとスウェーデンを上回ること。
得失点の条件がかなり厳しいですが、可能性はゼロではありません。


二位チームがノルウェーを上回るかどうか、という点ではほとんどのケースで上回ります。
上回れないケースとしては、スウェーデンがデンマークに負け、アルバニアと引き分け以下であり、ポルトガルはハンガリーに負け、ハンガリーがデンマークに負けるケースです。
この場合、勝点16で二位に三チームが並び、得失点が一番ましなチームが二位ですが、マルタとの対戦を差し引きすると勝点が10です。
ハンガリーがポルトガルに大勝してデンマークに惜敗の場合のみ、得失点2を上回りますが、それいがいでは得失点2に足りず、ノルウェーを下回ります。
あまりないケースなので、この組で二位に入れれば、まずプレーオフには出られると思います。



グループ2 ギリシャ イスラエル スイス モルドバ ラトビア ルクセンブルグ
10日
ルクセンブルグ - スイス
イスラエル - モルドバ
ギリシャ - ラトビア
14日
スイス - イスラエル
ラトビア - モルドバ
ギリシャ - ルクセンブルグ

スイス 勝点17 得失点7
ギリシャ 勝点14 得失点6
ラトビア 勝点14 得失点5
イスラエル 勝点12 得失点8
ルクセンブルグ 勝点5 得失点-12
モルドバ 勝点3 得失点-9

最下位モルドバ戦を除いた戦績表
ラトビア 勝点11 得失点4
スイス 勝点11 得失点3
ギリシャ 勝点10 得失点3
イスラエル 勝点9 得失点7
ルクセンブルク 勝点3 得失点-12

ルクセンブルク戦を除いた戦績表
スイス 勝点17 得失点8
ギリシャ 勝点11 得失点3
ラトビア 勝点8 得失点-1
イスラエル 勝点6 得失点-1
モルドバ 勝点1 得失点-9

スイスが優位
ただ、唯一の負けがホームでのルクセンブルグ戦、というわけのわからなさがあります。
普通に戦えばアウェーのルクセンブルグ戦で負けはない、と思うのですが・・・。
一応、それは勝つとして考えると、ギリシャ-ラトビアがドローに終わればその場で本戦出場決定です。
ギリシャがラトビアに勝った場合、おそらくルクセンブルクにも勝ってくるでしょうから、スイスは最終イスラエル戦で引き分けて逃げ切る必要があります。

ギリシャ、ラトビアは一位通過には連勝が最低条件に近い。
二位争いだけ考えるにしても、10日の直接対決に当然お互い勝ちたいところです。
仮にドローに終わった場合、イスラエルがモルドバに普通に勝ってくると、二位争いは勝点15で三チームが並びます。
最終戦がスイスのイスラエルはここでもまたきついですが、モルドバ戦のラトビア、ルクセンブルグ戦のギリシャ、結局得失点勝負になるかもしれません。

10日のギリシャ-ラトビア戦が大一番と言えそうです。
ここもこのまま普通に二位が決まれば、どこが来てもノルウェーは上回ります。
ただ、モルドバがイスラエルかラトビアを喰って最下位脱出した場合、最下位がルクセンブルクになって計算が変わります。
それでもギリシャはノルウェーの勝点を上回っています。
ギリシャが二位ならプレーオフには行ける。
他のチームがギリシャより上の順位になるには、それなりの勝点を稼がねばならず、結局、勝点11は越えますので、このグループ2でも二位に入ればプレーオフにまわれることは確実です。


グループ3 チェコ ポーランド 北アイルランド スロバキア スロベニア サンマリノ
10日
スロバキア - スロベニア
チェコ - ポーランド
14日
ポーランド - スロバキア
チェコ - 北アイルランド
サンマリノ - スロベニア

スロバキア 勝点19 得失点13
スロベニア 勝点14 得失点9
北アイルランド 勝点14 得失点4
チェコ 勝点12 得失点9
ポーランド 勝点11 得失点8
サンマリノ 勝点0 得失点-35

最下位サンマリノ戦を除いた戦績表
スロバキア 勝点13 得失点4
スロベニア 勝点11 得失点4
北アイルランド 勝点8 得失点-3
チェコ 勝点6 得失点-1
ポーランド 勝点5 得失点-4

スロバキアは残り二戦。
10日のスロベニア戦で引き分け以上なら本戦出場が決まります。
負けると最終節にもつれ込む。
サンマリノ相手のスロベニアは勝つでしょうから、スロバキアもポーランド相手に引き分け以上が必要。
しかし、得失点の差が現在4
サンマリノ戦の大勝を考えると、スロバキアはスロベニアに負けた場合はポーランドにきっと勝たないといけません。
なので、ホームのスロベニア戦が何より大事です。
ただ、連敗しても二位は確保で、ノルウェーは上回っていますのでプレーオフ進出は最低限確保されています。

一位通過の可能性があるのは、あとスロベニアまで。
スロベニアは連勝して、スロバキアが最終ポーランド戦でこけるのを祈るのみです。
スロバキアと引き分けた場合、チェコが連勝すると二位の勝点が並びますが、サンマリノに大勝して得失点を稼げばおそらく大丈夫でしょう。
ただ、負けると、チェコにひっくり返される可能性が出てきますし、北アイルランドの目も出てきます。

三位北アイルランドは、とにかくスロベニアが負けてくれるのを祈るのみです。
北アイルランドは残りは一試合でチェコ戦。
スロベニアがスロバキアに負けて、サンマリノに間違って引き分けた場合にチェコに勝てば二位に入れます。
スロベニアがサンマリノに勝っても、勝点上は並ぶことは出来ますが、現在の得失点5の差をひっくり返すのは難しいでしょう。

四位チェコもスロベニアの負けを祈る立場です。
自分の連勝は必須。
まず、ポーランドに勝ち、その日にスロベニアがスロバキアに負けてくれれば、二位に浮上します。
あとは北アイルランドに勝てばいい。
スロベニア-スロバキアがドローだと連勝しても最後に得失点勝負になり、サンマリノ戦があるスロベニアが有利そうです。

五位ポーランドも可能性はあります。
当然、連勝が最低限必要。
その上で、スロベニアがスロバキアに負ける必要があります。引き分けでは届かない。
そして最後に、得失点大勝負です。

二位に入ったチームがノルウェーを上回れない可能性を生み出すには、スロベニアがサンマリノにも勝てない、という条件が必要です。

ないわけではないけれど、まずない。
というわけで、グループ3も二位に入ればプレーオフ進出は問題なさそうです。



グループ4 ドイツ ロシア フィンランド ウェールズ アゼルバイジャン リヒテンシュタイン
10日
フィンランド - ウェールズ
ロシア - ドイツ
リヒテンシュタイン - アゼルバイジャン
14日
ドイツ - フィンランド
リヒテンシュタイン - ウェールズ
アゼルバイジャン - ロシア

ドイツ 勝点22 得失点20
ロシア 勝点21 得失点14
フィンランド 勝点14 得失点-1
ウェールズ 勝点9 得失点-4
リヒテンシュタイン 勝点2 得失点-15
アゼルバイジャン 勝点1 得失点-12

ドイツロシアの二強。
本戦出場の可能性はこの二チームに絞られました。
10日の直接対決。
ドイツが勝てば決定。
引き分けやロシア勝ちの場合は最終節に持ち込まれます。
ただ、ロシアの最終戦は最下位アゼルバイジャンなので、ここでドイツを上回れば一位通過が堅いでしょう。
引き分けの場合、最終戦でドイツがフィンランドに足元をすくわれると、ロシアがひっくり返せます。

どちらが二位になっても、ノルウェーを上回っていますので、プレーオフ進出は確定しています。


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2009年10月10日

ワールドカップ南米予選 情勢

南米予選はいつものように十チームが参加。
ホームアンドアウェーで18試合を戦います。

南米予選順位表



上位四チームが本戦出場。
五位のチームが北中米四位とプレーオフにまわります。

10日
20コロンビア - チリ27
23エクアドル - ウルグアイ21
21ベネズエラ - パラグアイ30
22アルゼンチン - ペルー10
11日
12ボリビア - ブラジル33

14日
10ペルー - ボリビア12
30パラグアイ - コロンビア20
33ブラジル - ベネズエラ21
27チリ - エクアドル23
21ウルグアイ - アルゼンチン22


ブラジル 勝点33 得失点23
パラグアイ 勝点30 得失点9
チリ 勝点27 得失点7
エクアドル 勝点23 得失点-2
アルゼンチン 勝点22 得失点1
ウルグアイ 勝点21 得失点8
ベネズエラ 勝点21 得失点-5
コロンビア 勝点20 得失点-4
ボリビア 勝点12 得失点-14
ペルー 勝点10 得失点-23

本戦出場を決めているのはブラジルとパラグアイ。
可能性が消えたのはボリビアとペルー。
残りの二枠プラスプレーオフを六チームで争います。

三位チリは勝点27で五位アルゼンチンと勝点差5
そこだけ考えると勝点2で本戦出場確定。
プレーオフはあと勝点1でオーケーです。

プレーオフにも回れない条件は、チリが連敗すること。
エクアドルが連勝すること(勝点4で並ぶが、得失点差9が大きい)
ベネズエラが連勝して得失点差12をひっくり返すこと
アルゼンチンが連勝すること。
この四つの条件が全て揃うことが必要です。
ベネズエラが連勝はともかく、得失点差12をひっくり返すのがかなり難しいので、実質的には最低限プレーオフにはまわれる見込みです。

本戦に出場するには勝点2でいいのですが、実際にはエクアドルとの直接対決があり、そこで引き分ければオーケーなので勝点1でいいです。
エクアドルと引き分ければ、エクアドルに抜かれることはなく、また、ウルグアイ、ベネズエラも届かなくなるため、四位以内に入ることが出来ます。


四位エクアドル以下が混戦。
エクアドルは四位にいますので、連勝すれば出場権確保です。
残り試合は可能性を残しているウルグアイとチリ。
出来れば最終戦のチリは、出場権確保してもらって、消化試合になってもらうのが理想でしょうか。
一勝一分けで勝点27にとどまると、アルゼンチンがペルー、ウルグアイに連勝で抜かれます。
一勝一敗の場合、その一敗がウルグアイの場合はその時点でひっくりされるので厳しくなります。
ウルグアイに勝ちチリに負けだと勝点26
これもやはりアルゼンチンかベネズエラの連勝で抜かれます。
アルゼンチンは一勝一分けでエクアドルに勝点で追いつき、得失点でも上回る見込みです。

エクアドルとしては最低勝点4は確保して、アルゼンチンがしくじるのを信じたいところでしょうか。

五位アルゼンチン
連勝してもチリ、エクアドル次第でプレーオフどまりです。
プレーオフも勝てばいい、という意味まで含めれば、まだ、自力でワールドカップ出場の目は残っているとなります。

10日がここまで勝点10のペルーとのホーム戦いうのは最も恵まれた相手です。
これに勝てば、勝点25
ウルグアイ、ベネズエラ、コロンビアが全て負ければ、プレーオフ圏内はこの時点で決まります。

ペルー、ウルグアイに連勝した場合、勝点28
これでも本戦出場権を得られない可能性は、エクアドルが連勝すること、チリが勝点2以上取るか、勝点1で得失点がアルゼンチンを上回る、その二つが揃うことです。
なくはない。

ペルーに勝ち、ウルグアイにドローで勝点26
これだとチリにまず届きません。
エクアドルが勝点4以上で届かない。勝点3ならおそらく得失点差で上回れます。
ウルグアイには抜かれる可能性はない。
ただ、ベネズエラがパラグアイ、さらにアウェーでブラジルに勝つ、という驚異的なことをすれば逆転されます。
また、コロンビアがチリ、パラグアイに連勝して、アルゼンチンとの得失点差5を詰める、というのでも抜かれます。
この形での勝点26は、本戦出場権を得られる可能性はあるけれど、プレーオフにもまわれない可能性を残す、標準的にはプレーオフになりそう、という展開です。

ペルーに勝ちウルグアイに負けで勝点25の場合
これで本戦にストレートに出る目はほとんどありません。
エクアドル-ウルグアイ戦があり、どちらかが勝てばそのチームは勝点25を越えていてアルゼンチンより上。
ドローの場合、ウルグアイとアルゼンチンが勝点で並ぶけれど、現在得失点がウルグアイの方が7多い。
結果として4位以内に入ることはまず出来ない。
その上で、エクアドルが最終戦で勝ったり、ベネズエラやコロンビアが連勝しないこと、などの条件を満たさないと五位にもなれません。

アルゼンチンにとって、ペルーに勝つのは当然ですが、最終のウルグアイ戦は、絶対に負けられない戦い、なるものになります。


六位ウルグアイ
四位のエクアドルと五位のアルゼンチン戦を残しています。
一番厳しい相手という見方もありますが、直接対決なので、連勝すればどちらも上回れて自力での本線出場が可能です。
また、勝点で並ぶベネズエラとは得失点の差が13あるので、抜かれる心配はありません。

アウェーのエクアドルにドロー、ホームでアルゼンチンに勝ち、で勝点25
この場合、エクアドルが最終のチリ戦に勝てば届かない。引き分けなら追いつける。
アルゼンチンがペルーに勝っていたとしても得失点で多分負けない。
ベネズエラがブラジルとパラグアイに連勝した場合は負けてしまうけれど、可能性はかなり低い。
コロンビアがチリとパラグアイに連勝で抜かれるという可能性は残る。
この展開は四位もあるし、五位以内に入る可能性もかなり高い、けれど、六位以下の可能性もまだ残る、というもの。


アウェーのエクアドルに勝ち、ホームでアルゼンチンにドローで勝点25
この場合、エクアドルが最終のチリ戦に勝てば届かない。引き分けなら追い抜ける。
アルゼンチンがペルーに勝っていたら負け。
ベネズエラ、コロンビアは上記条件と同じ。
この展開は、四位はありえなくはないけどアルゼンチンがペルーに勝たないとは思いにくいし、エクアドルが最後に勝っちゃうと五位にも入れない可能性が高い。

これら以下の条件だと四位はまずないし、五位も厳しくなります。


七位ベネズエラ
残り、ホームでパラグアイはまだしも、最後はアウェーでブラジル。
この条件で勝点6取れればかなりの確率でプレーオフ圏には入れますが・・・。
一勝一分けで勝点25とすると、アルゼンチンがペルーに勝つと追いつけない、エクアドルが一笑すると追いつけない、ウルグアイが一勝一分けで追いつけない。
などなど、結構厳しいです。

八位コロンビア
勝点は20
一勝一分けの勝点24だとエクアドル、アルゼンチン、ウルグアイのうち二チームを追い越す、というのはほとんどありえません、
というわけで、ホームのチリ戦、アウェーのパラグアイ戦を連勝する必要があります。
連勝で勝点26
勝点26でアルゼンチンとウルグアイの両方に勝てない可能性はゼロです。
こうなると、五位の目は結構出てきます。
ウルグアイが連勝すれば、アルゼンチンは勝点26に届かないし、エクアドルがチリに勝っても勝点26で後は得失点差勝負。
ウルグアイが連敗するとアルゼンチン、エクアドルがどちらも勝点26を越えてしまって届かない可能性が高い。
その辺の絡みがあって、ウルグアイも頑張ってね、というのがコロンビアの立場です。


10日試合分のブックメーカー設定のオッズも記載します。
bet365


ホーム		ホーム勝ち	引き分け	ホーム負け	アウェー
アルゼンチン	1.11倍	8.50倍	21倍	ペルー
コロンビア		2.10倍	3.30倍	3.50倍	チリ
エクアドル		1.80倍	3.50倍	4.50倍	ウルグアイ
ベネズエラ		2.00倍	3.40倍	3.80倍	パラグアイ
ボリビア		4.50倍	3.50倍	1.80倍	ブラジル

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2009年10月10日

ワールドカップアフリカ予選 情勢

アフリカ予選は、残っているのは二十チームです。
五つのグループに分かれ、各組の一位が本戦出場、というレギュレーションです。

アフリカ予選順位表


このワールドカップアフリカ予選は、2010年のアフリカネーションズカップの予選も兼ねています。
アフリカネーションズカップに出るには、各組の三位に入ることが必要です。
なので、首位通過の可能性がなくなったり、低くなったりしたチームでも、三位に入るという目標は残ることになります。


グループ1 カメルーン モロッコ ガボン トーゴ
10日
ガボン - モロッコ
カメルーン - トーゴ
14日
トーゴ - ガボン
モロッコ - カメルーン

カメルーン 勝点7 得失点2
ガボン 勝点6 得失点1
トーゴ 勝点5 得失点-2
モロッコ 勝点3 得失点-1

勝点差4の中に全チームがひしめく混戦です。
一応トップはカメルーン
残り二試合連勝で本線出場決定。
トーゴと引き分けた場合、ガボンがモロッコに勝てばその段階で抜かれます。
一番面白いのは、カメルーン-トーゴがドローでモロッコがガボンに勝った場合でしょうか。
そうなるとカメルーンが勝点8で残り三チームが勝点6で並ぶという展開になります。

ガボンは連勝してもカメルーンが連勝してしまうと本戦出場は出来ません。
順位的には下ですが、トーゴは連勝すればカメルーン、ガボンを抜いて首位に立ち本戦出場可能です。

モロッコは連勝が最低限必要な条件。
その上で、カメルーンが残り試合を勝たないこと。
ガボンが残り試合で勝って得失点でモロッコより上でないこと。
トーゴが連勝しないこと。
トーゴが勝点4を得た場合、得失点でモロッコを上回らないこと。
四つの条件が必要になります。


グループ2 ナイジェリア チュニジア モザンビーク ケニア
10日
ナイジェリア - モザンビーク
チュニジア - ケニア
14日
モザンビーク - チュニジア
ケニア - ナイジェリア

チュニジア 勝点8 得失点3
ナイジェリア 勝点6 得失点3
モザンビーク 勝点4 得失点-2
ケニア 勝点3 得失点-4

ここもまで一応全チームに本戦出場の可能性が残っています。

チュニジアは残り二戦を勝てば本戦出場です。
二位ナイジェリアとの直接対決は残っていません。
一勝一分けの場合は、ナイジェリアが連勝で勝点が並びます。

というわけでナイジェリアはほぼ連勝必須でチュニジアが崩れるのを待つしかない。

数字上可能性が残るモザンビークとケニアは連勝した上で、チュニジア、ナイジェリアが崩れるのを待つ必要があります。


グループ3  エジプト アルジェリア ルワンダ ザンビア

10日
ザンビア - エジプト
アルジェリア - ルワンダ
14日
エジプト - アルジェリア
ルワンダ - ザンビア

アルジェリア 勝点10 得失点5
エジプト 勝点7 得失点2
ザンビア 勝点4 得失点-2
ルワンダ 勝点1 得失点-5

ルワンダは脱落。
数字上はザンビアまで可能性は残ります。
実質的にはアルジェリアとエジプトの争い。
どちらも取りこぼさなければ、最終戦での勝負です。
アルジェリアホームでの試合はアルジェリアが勝っていますが、エジプトホームでの最終戦はどうなるでしょうか?
コンフェデレーションズカップで、前回Wカップ王者のイタリアにも勝ったエジプトが予選で消えるのかという注目どころです。

グループ4 ガーナ マリ ベニン スーダン
10日
ベニン - ガーナ
マリ - スーダン
14日
ガーナ - マリ
スーダン - ベニン

ガーナ 勝点12 得失点7
マリ 勝点5 得失点0
ベニン 勝点4 得失点-2
スーダン 勝点1 得失点-5

ここはガーナが四連勝で予選通過を決めました。
あとはマリ、ベニン、スーダンがアフリカネーションズカップの出場権をかけて争います。

グループ5 コートジボアール ギニア ブルキナファソ マラウィー
10日
マラウィー - コートジボアール
ギニア - ブルキナファソ
14日
コートジボアール - ギニア
ブルキナファソ - マラウィー

コートジボアール 勝点12 得失点12
ブルキナファソ 勝点6 得失点-3
ギニア 勝点3 得失点-3
マラウィー 勝点3 得失点-6

数字上はブルキナファソとコートジボアールの争いですが、事実上コートジボアールでほぼ決まりです。
残り二試合で勝点1を取ればいいコートジボアール。
ブルキナファソが逆転するには、二連勝して、コートジボアールが二連敗した上に、現在の得失点差15をひっくり返す必要があります。

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2009年10月10日

ワールドカップ 北中米予選

ワールドカップ予選の最終シリーズ、10日・14日の二戦で世界各地の代表が、プレーオフを残して決まります。
残り二戦での各地の状況を見てみます。

まずは北中米。

最終予選に残っているのが六チーム。
そのうち上位三チームが本戦出場、四位のチームが南米五位とのプレーオフに回ります。

北中米予選順位表

本戦出場の可能性が残っているのは五チーム。
トリニダードトバゴは脱落です。

10日
13ホンジュラス - アメリカ16
15メキシコ - エルサルバドル8
12コスタリカ - トリニダードトバゴ5

14日
8エルサルバドル - ホンジュラス13
5トリニダードトバゴ - メキシコ15
16アメリカ - コスタリカ12

首位 アメリカ
アウェー ホンジュラス戦
ホーム コスタリカ戦

残り二試合で四位との勝点差は4 五位との勝点差は8
四位以内は確定済みで、最悪でもプレーオフ進出は決定しています。
三位以内を自力で確定させるには二試合で勝点3を取れば、大丈夫です。

実際の対戦相手はまずアウェーで三位ホンジュラス戦。
続いてホームで四位のコスタリカ戦。

自力だけを考えるなら、ホンジュラス戦で勝てば本戦出場。
負けても、コスタリカ戦で引き分ければ、コスタリカに勝点を抜かれることはありません。
なので、一敗一分けで本戦出場が出来ます。

残り二試合。
一試合を残して次で本戦出場を決めるためには、
一 ホンジュラスに勝てば本戦出場決定。
二 ホンジュラスと引き分けた場合、コスタリカが引き分け以下で本戦出場決定。
三 ホンジュラスに負けた場合、コスタリカが負ければ本戦出場決定。

プレーオフにまわるには、ホンジュラス戦で引き分け以下、コスタリカ戦で負け、が必須。
その上で、メキシコ、ホンジュラス、コスタリカの結果次第、なので、かなりの確率で本戦出場が出来る状況です。


二位 メキシコ
ホーム エルサルバドル
アウェー トリニダードトバゴ

五位エルサルバドルと勝点差7あるので、プレーオフ進出以上は最低でも確保しています。
四位コスタリカとの勝点差は3
なので、二試合で勝点4取れば本戦出場確定。
コスタリカとは得失点で7差があるので、実質的には二試合で勝点3確保でほぼ問題ない範囲です。

残る対戦相手は、五位エルサルバドルと六位トリニダードトバゴと一番楽なところが残っています。

一試合を残して次で本戦出場を決めるには
一 エルサルバドルに勝ちコスタリカが引き分け以下orホンジュラスが引き分け以下
二 エルサルバドルと引き分けてコスタリカが負け

このどちらかです。

メキシコは後二試合で一勝すれば本戦出場濃厚ですが、仮に二引き分けになった場合、
一 アメリカとホンジュラスが引き分け
二 コスタリカはトリニダードトバゴに勝つ
三 ホンジュラスがエルサルバドルに勝つ
四 コスタリカがアメリカに勝つが、点差は二点以内

この四つの条件が揃った場合のみ、本戦出場を確保できず、プレーオフにまわります。

二試合で勝点を1しか取れなかった場合は、多少危なくはなりますが、それでもコスタリカが連勝するなど、いくつかの条件が揃わないとプレーオフ周りにはなりません。
二試合で勝点0でも本戦出場の可能性は十分残ります。

三位 ホンジュラス
ホーム アメリカ合衆国
アウェー エルサルバドル

プレーオフにもまわれない可能性がまだ残っています。
プレーオフにもまわれない条件は、ホンジュラスが連敗し、エルサルバドルが連勝し、コスタリカが勝点2以上稼ぐこと。
まず10日アメリカと引き分けを確保できれば、最後のエルサルバドル戦で大敗しないかぎりプレーオフにわ回れます。

本戦出場を確保するには、勝点差1で追うコスタリカを振り切らないといけません。
勝点差は1ですが、得失点で10上回っているので、勝点並んでもホンジュラスが有利です。
ただ、10日の対戦がアメリカで、一方コスタリカがトリニダードトバゴであるので、この段階で勝点を逆転sなれる可能性が結構あります。


四位 コスタリカ
ホーム トリニダードトバゴ
アウェー アメリカ合衆国

四位ですが三位との勝点差は1
連勝すれば、ホンジュラスかアメリカのどちらかは上回れるので本戦出場を確保できます。
という点で、まだ自力出場圏内。
プレーオフを確保するには勝点3で安全圏。
二引き分けだとエルサルバドルが連勝した時に得失点でひっくり返されますが、その場合でもホンジュラスが連敗していればプレーオフにはまわれます。

五位 エルサルバドル
アウェー メキシコ
ホーム ホンジュラス

五位で三位との勝点差5 四位との勝点差4
他力がかなり必要です。
本戦出場権に入るには、自分が連勝は最低限必須。
その上で、ホンジュラスがアメリカに負けるか引き分けてもそれを含めて現在の勝点差6を埋めること。
さらに、コスタリカが二引き分け以下であること、がもとめられます。
プレーオフ圏内にも最低勝点4が必要で、その場合コスタリカが連敗しないといけませんから、やはり現実的には連勝が求めれる情勢です。
大変苦しいけれど、まだ可能性は残っている、というレベルになります。


なお、10日の試合のブックメーカーオッズも記載します。
ブックメーカーbet365

ホーム		ホーム勝ち	引き分け	ホーム負け	アウェー
ホンジュラス		2.50倍	3.20倍	2.87倍	アメリカ
メキシコ		1.16倍	6.50倍	17倍	エルサルバドル
コスタリカ		1.28倍	5.50倍	10.0倍	トリニダードトバゴ

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2009年10月04日

杉山愛 引退までの軌跡

10月3日 東京有明
東レパンパシフィックオープン、シングルス、ダブルスの決勝が行われた。
ダブルス決勝には今大会を最後に引退する杉山愛が、最後のパートナーとなったDaniela Hantuchova(SVK)と登場。
Kleybanova/Schiavone(RUS/ITA)組に4-6 2-6と敗れ、17年間のプロ生活を締めくくった。



彼女がプロの大会に初めて顔を出したのは、まだ15歳の中学三年生だった1990年のこと。
東京の大会にダブルスで同い年の道城まみと組んで出場、一回戦で1-6 2-6と敗れた。

その年、全日本選手権にも出場し、4回戦まで進出する。

シングルスでのプロの公式戦初挑戦は翌91年4月 サントリージャパンオープンに、予選ワイルドカードで出場。
予選一回戦で、この後、伊達、タナスガルンと並ぶ、アジアの中心選手となる、インドネシアのYAYUK BASUKI相手に、7-5 2-6 4-6と推しいところまで戦ったのだが敗れた。

この91年から、国内および東アジアのITFサーキットの転戦を始める。
そんな中で当たり前のように、インターハイでは一年生ながら決勝で、吉田友佳をストレートで破り優勝している。

92年 2月にランキング554位ながら、16歳にして大阪の大会で、予選から勝ちあがりWTAツアー本戦に初出場。
一回戦で雉子牟田直子に1-6 6-2 7-5と勝ち、WTAツアー初勝利。
二回戦では、すでにシングルス25位と日本のトップに上り詰めていた伊達公子と対戦。
セカンドセットを奪う健闘を見せたが、1-6 7-5 3-6 と惜しくも敗れた。
この年はその大阪の翌週にバンコクの1万ドル大会でダブルス初優勝、7月のアメリカの1万ドルで優勝と、単複それぞれサーキットレベルの大会での初優勝を果たした。
その流れで10月 プロ転向を宣言する。

93年 200位を切ってきたランキングを持って、杉山は四大大会の一つ、全豪オープン予選に始めて挑戦する。
一回戦をストレート、二回戦で予選シード選手をフルセットで破り、予選決勝まで駒を進めたがそこで敗れ、グランドスラム大会にシングルスでの初出場はならなかった。
しかし、ダブルスでは宮内美澄と組んで、グランドスラム初出場を果たす。

次の大会、東レパンパシフィックオープンでは、予選から勝ちあがり、本戦一回戦で、当時世界ランキング5位 36歳になっていた Martina,Navratilova(USA)と対戦した。
スコアは3-6 6-3 3-6 フルセットにもつれ込んだが敗れた。
ナブラチロワとの年の差19の対戦は、これが最初で最後となった。

その後順調にランキングを上げ、四大トーナメントへの挑戦を続けた三大会目となるウインブルドン。
予選を三つ勝ち、初めての本戦出場を果たす。
本戦一回戦では、ダブルススペシャリストとして名高いGIGI,FERNANDEZ(USA)と対戦し、ファーストセットを6-3で奪ったものの、あとの二セットを3-6 3-6と失い、グランドスラム大会初勝利はならなかった。

翌年はもう本格的にWTAツアーを転戦。
ウインブルドンでは予選を勝ちあがり二度目のシングルス本戦出場。
ここではランキング6位の伊達公子にストレートで完敗。まだまだ力の差を見せ付けられる。
シーズン終盤、11月のインドネシアの大会では、初のWTAツアー決勝進出を果たすが、第二セットを取られ1-1のイーブンとなったところで棄権を余儀なくされ、初タイトルはならなかった。
しかし、このポイントが大きく、初めてランキング二桁でシーズンエンドを迎える。

一方、ダブルスでは4月のジャパンオープンにで、道城まみと組んで決勝進出。
決勝ではダブルスの強いYayuk Basukiと、宮城ナナのペアに6-4 6-1のストレートで勝って、ダブルス初タイトルを18歳9ヶ月で獲得した。

95年、100位を切ったランキングで迎えたこのシーズンは、グランドスラムトーナメントに本戦から出場できる。
その後、杉山は引退するまでランキング100位を切ることなく、結果として、この95年以降、グランドスラム本戦に全て出場してきた。
実際には、予選を勝ちあがって出場した94年のウインブルドンが基点となり、2009年全米オープンまで、62大会連続のグランドスラム大会シングルス連続出場、となる。

この年から上位選手にも勝ち始める。
全仏オープン、一回戦でランキング14位のHELENA,SUKOVA(CHZ)に勝ち、グランドスラム本戦初勝利、その勢いでベスト16まで駆け上がる。
8月のサンディエゴの大会では二回戦でランキング24位のAMANDA,COETZER(RSA)に勝利。
シーズン終盤、11月のオークランドの大会ではWTAツアー二度目の決勝進出を果たす。
ここではランキング7位、マレーバ三姉妹の三女、MAGDALENA,MALEEVA(BUL)に3-6 4-6で敗れ、またしてもWTAツアー初タイトルを逃した。

一方、ダブルスでは長塚京子と組んだホバートでの大会で優勝。
そのほかにも全米オープンベスト16 ジャパンオープン準優勝など、着実に結果を出していく。
結果的に、ダブルスでは94年の初タイトル以降、引退する2009年まで、必ず毎年最低1つは優勝、タイトル獲得をし続けることになる。

また、この年は初めてフェドカップメンバーに選ばれている。

96年 この年になると、もう上位選手に勝つことも日常茶飯事になってきた。
3月、マイアミの大会でランキング10位のJANA,NOVOTNA(CZE)にストレート勝ち。
ウインブルドンでは三回戦でランキング5位、第5シードのANKE,HUBER(GER)にストレート勝ちしてベスト16進出。
アトランタオリンピックにも出場し、二回戦で当時売り出し中の15歳 第15シードMARTINA,HINGISにストレート勝ちしている。

ダブルスでは、ジャパンオープンで伊達公子と組んで、第一、第二、第四シードと上位シードを次々破って、国内大会初タイトルを獲得。
さらにその翌週、フェドカップ、伝説の伊達-グラフ戦の後に行われた、チームとしての日本vsドイツの決着をつける、第五戦、ダブルス。
長塚京子と組んで、グラフ-フーバーというシングルストップ5ペアに、4-6 6-3 6-3と勝利。
伝説にチームとしての勝利の花を添えた。

この年のシーズンを最後に伊達公子が引退する。
沢松奈保子はまだ現役選手としていたものの、このあたりから急激に杉山の方に日本を引っ張る、という重責がのしかかってくる。

その重責はしっかり果たす、と言わんばかりの結果を97年には示す。
開幕戦、ゴールドコーストで早くも決勝進出。
三度目の挑戦のWTAツアーシングルス決勝だったが、ここは、その後ダブルスパートナーともなるELENA LIKHOVTEVA(RUS)にフルセットの末敗れた。

フェドカップでは初めてシングルス戦に出場、フランス戦ではMARY,PIERCE(FRA)を7-5 6-7(7) 6-4という大激戦の末下す金星を奪う。
4月、ジャパンオープンでWTAツアー四度目の決勝進出。
一回戦から決勝まで、全て米国選手との対戦、という不思議な山を勝ちあがり、決勝はAMY,FRAZIER(USA)をフルセットの末下し、初の栄冠を手に入れた。
さらに11月には、さらにグレードの高いTier1大会のモスクワでBRENDA,SCHULTZ-MCCARTHY(NED)、ARANTXA,SANCHEZ-VICARIO(ESP)といったトップ選手を次々撃破し決勝進出。
決勝ではJANA,NOVOTNA(CZE)に敗れたものの、この勝ちあがりでランキング30位の壁を突破する。

また、ダブルスでは、なんとMONICA,SELESと組んで、豊田プリンセスカップに出場し優勝を果たしている。

98年からは安定期に入ってきた。
シーズン開幕戦のゴールドコーストでいきなり優勝。翌週シドニーでベスト4
全豪オープンベスト16ともはや勝ちあがるのは当たり前と言う状態に。
ジャパンオープンも勝ち、シングルスタイトルを二つ取る。
また、サンディエゴの大会では二回戦ではあのSTEFFI,GRAF(GER)にも勝っている。
ダブルスではELENA,LIKHOVTSEVA(RUS)と組んでゴールドコースト、ルクセンブルク、ライプチヒ、フィラデルフィアと四勝。
ゴールドコーストは初の単複二冠、ルクセンブルクからフィラデルフィアまでは三大会連続優勝。
全豪でもベスト8と、グランドスラム大会初のベスト8進出を果たし、これら成績を引っさげて、初のシーズンファイナルもツアーチャンピオンシップへの出場も果たした。

99年もシングルスで決勝進出一つ、ダブルス優勝二つ、準優勝二つと安定した成績を残す。
また、この年は、ミックスダブルスでMahesh Bhupathi(IND)と組んで、全米オープンを優勝。
初のグランドスラムタイトルを手に入れた。
このブパシは97年に平木理化とのダブルスで全仏オープンを制したあのブパシである。
ちなみにブパシは今も現役で、この後、ピアース、ハンチュコワ、ヒンギスといった名だたる女子選手たちとのダブルスでグランドスラムタイトルを取り、今年も全豪オープンでミルザと組んで優勝。
ミックスダブルスで7つのタイトルを持つという、ミックス男である(男子ダブルス自体もちろん十分強い)。



2000年、ついに全豪オープンで初めてシングルスベスト8を達成する。
また、ダブルスではなんとツアー合計六勝。
全仏で初のベスト4進出、さらに全英では初の決勝進出。
決勝は、その後天敵となるウイリアムズ姉妹にストレートで敗れ、栄冠はならなかったが、全米オープンでは、JULIE,HALARD-DECUGIS(FRA)との組で、前年のパートナー、ELENA,LIKHOVTSEVA(RUS)とダブルススペシャリストCARA,BLACK(JIM)の組に6-1 1-6 6-1で勝利。
ダブルスで初のグランドスラムタイトルを手に入れた。
最終的に、年間獲得ポイントトップでツアーファイナルに進出し、2000年末のダブルスランクは1位となった。

この2000年のダブルスランク一位獲得を期に、21世紀は今ひとつぱっとしない成績で幕を開ける。
2001年2002年、決して弱いと言うわけではなく、ランキングも大きく落とすわけでもなく、20位から40位の間をキープするのだが、今ひとつパッと目立つ活躍が出来ない時期が続く。
シングルスでの決勝進出は一つもなく、グランドスラム大会も2年続けて全て3回戦どまり。
ダブルスでも、2001年は二勝、2002年は一勝とタイトルが取れないわけではないのだが、ランキング1位となった2000年の結果からすると、満足行かない二シーズンになる。

そこから再度花開いたのが2003年である。
2月末、米国スコッツデールでの大会。
久しぶりにシングルスで準決勝まで残り、ダブルスでも準決勝まで残っていたのだが、雨で日程が遅れ、最終日に単複準決勝決勝を全て行うという、勝てば一日四試合、という強行スケジュールを強いられた。
そんな中、シングルス準決勝から、ALEXANDRA,STEVENSON(USA)に6-7(2) 6-2 7-6(7)という超タフマッチを強いられる。
何とか決勝に勝ちあがると、待っているのはダブルスパートナーでもあり、ランキング3位のKIM,CLIJSTERS(BEL)
これを、3-6 7-5 6-4とフルセットで下し、5年ぶりのシングルスタイトル獲得を果たした。
Tier2大会での優勝はこれが初である。
さらに残っているダブルス。準決勝を7-5 6-0 決勝を6-1 6-4と取り優勝。二度目の単複二冠を一日四試合を戦い抜いて果たした。
この日、彼女は6時間18分 103ゲームを戦っての栄冠である。

これがきっかけとなってか、その後、全仏、全英、全米、グランドスラム三大会連続でベスト16進出。
さらに10月のリンツの大会でツアー通算五勝目。
シングルスで初のツアーファイナル進出を果たし、ファイナルでは当時ランキング二位のJUSTINE,HENIN(BEL)に勝つなどの活躍も見せて、初めてランキングトップ10でのシーズンエンドを迎えた。
なお、ダブルスでは全仏オープン優勝、全英オープン優勝と二度目の黄金期を迎え、その二つを含めて一年間で八勝、ツアーファイナルも含めて、準優勝が四つと驚異的な成績を残した。

2004年もその勢いを持続し、ゴールドコーストで優勝し、ツアー通算六勝目。
2月には自己最高の8位までランキングを上げる。
また、ウインブルドンではベスト8進出を果たし、アテネオリンピックでもベスト8に進出する。
ダブルスではCLIJSTERSとのペアを解消したことなどもあって、ツアータイトルは二つにとどまったが、それでも、全仏、全英では決勝進出。
オリンピックでもメダルに後一歩の四位にまで迫った。


2005年あたりからは少しづつ下降線をたどり始める。
それでも05年、サンディエゴではランク4位のSVETLANA,KUZNETSOVA(RUS)に勝って決勝進出を果たしたり、06年もドーハでランク12位のANASTASIA,MYSKINA(RUS)に勝ちベスト4 ウインブルドンでMARTINA,HINGISを下しベスト16、全米オープンでもHENINとフルセット、ソウルでも決勝進出など活躍を見せる。
2007年には東京Tier1で当時ランク1位のMARIA,SHARAPOVA(RUS)と準々決勝でフルセットの戦いを演じるなど、随所で見せ場は作っていた。
ダブルスにいたっては2005年こそ一勝だけで、グランドスラム大会でもベスト8止まりであったが、2006年はドーハ、ローマと二勝を上げ、全仏オープンでは決勝進出。
2007年はトロントの一勝だけだったが、全仏、全英で決勝進出を果たし、6度目のツアーファイナル進出。
2008年もツアー三勝でファイナル進出と、勝って当たり前の選手であり続けた。

そして迎えた2009年
最後の見せ場は全豪オープンダブルス。
全豪では初の決勝進出を果たし、全仏、全英、全米とあわせて、ダブルスでのグランドスラムを果たすか、と期待されたが、天敵ウイリアムズ姉妹の前に3-6 3-6と敗れ、偉業達成はならなかった。
これを最後にシングルスではまったく勝てなくなり、8大会連続初戦敗退。
ダブルスでは7月に最後のタイトルを取るなど頑張ってはいたが、グランドスラム大会で勝ちあがることは出来ず。

最終的に9月、全米オープンでの敗退後、引退を発表。
東レパンパシフィックオープンを最後に、現役生活を終えた。


シングルス通算獲得タイトル6
97年 ジャパンオープン
98年 ゴールドコースト ジャパンオープン
03年 スコッツデール リンツ
04年 ゴールドコースト

シングルス準優勝7
94年 スラバヤ
95年 オークランド
97年 ゴールドコースト モスクワ
99年 ジャパンオープン
05年 サンディエゴ
06年 ソウル

グランドスラム最高成績 ベスト8
00年 全豪オープン 04年 全英オープン
グランドスラムベスト16進出 11回(ベスト8含む)
95年 全仏
96年 全英
98年 全豪
00年 全豪(ベスト8) 全仏
03年 全仏 全英 全米
04年 全英(ベスト8) 全米
06年 全英

グランドスラム シングルス62回連続出場


シングルス キャリアハイランク 8位

ダブルス通算獲得タイトル38
94年 ジャパンオープン
95年 ホバート
96年 ジャパンオープン
97年 豊田プリンセスカップ
98年 ホープアイランド ルクセンブルク ライプチヒ フィラデルフィア
99年 シドニー ストラスブール
00年 シドニー マイアミ イーストボーン ニューヘブン 全米 豊田プリンセス モスクワ
01年 キャンベラ インディアナウェールズ
02年 メンフィス
03年 シドニー アントワープ スコッツデール 全仏 全英 サンディエゴ チューリヒ リンツ
04年 モントリオール バリ
05年 バーミンガム
06年 ドーハ ローマ
07年 トロント
08年 マイアミ チャールストン リンツ
09年 イーストボーン

ダブルス準優勝 33

ダブルスグランドスラムタイトル3
00年 全米
03年 全仏 全英

ダブルスグランドスラム準優勝 7
00年 全英
01年 全英
04年 全英
06年 全仏
07年 全仏 全英
09年 全豪

ダブルスキャリアハイランク 1位(2000年および2003年)

シングルス通算 492勝419敗
ダブルス通算 566勝295敗

通算獲得賞金 8,153,126$


杉山愛公式サイト
WTA公式 Ai's Tokyo Blog
WTA公式 A Tribute to Ai Sugiyama
WTA公式 ニュース Sugiyama Calls It A Career
ITF公式 Flashback Ai Sugiyama Retires and carrer review

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2009年10月03日

東レパンパシフィックオープン 杉山組 最後の決勝へ

東レパンパシフィックオープン

2日、シングルス、ダブルスの準決勝が行われ、今大会での引退を表明している杉山は、Daniera Hantuchovaと組んだダブルスで決勝へ進出した。
試合は、一二セットともファイブオールまでもつれる競った試合だったが、一セット目はタイブレーを制し、二セット目も7-5で奪い、結果としてストレート勝ちした。
決勝のは、ナンバーワンコンビを破って勝ちあがってきた、Kleybanova/Schiavone (RUS/ITA)と対戦する。

海外でもHantuyama(ハンチュ山)などと称され、愛されてきたDaniela Hantuchovaとのダブルスも明日の決勝がラストとなる。
二人が始めてダブルスを組んだのは2001年6月、全英オープンを前にしたイーストボーンの大会。
当時ダブルスランク1位ながら、パートナーが定まらず、大会毎に違う相手と組んでいた杉山が、シングルスランクでもまだ60位台で、ようやく売り出し始めた18歳のハンチュコバと組んだ。
このイーストボーンの大会、ハンチュコバはシングルスに出場せず、杉山とのダブルスだけ出場している。
初めて組んだこの大会は、二つ勝ち進み、準決勝で今もダブルススペシャリストとしてランク1位にいるCARA BLACK(ZIM)と、一時は杉山ともダブルスを組んでいた、ELENA LIKHOVTSEVA(RUS)の組にフルセットの末敗れている。

次に二人が組んだのは2002年7月から8月、北米の二大会。
この頃杉山は、日本の藤原里華など、何名かと適宜チームを組む形で、ダブルスランクも10位台まで落としていた。
一方、ハンチュコバは、往年の名選手、Arantxa Sánchez-Vicarioとペアを組んで、ダブルスランクも10位まで上げて頭角を見せ始めていた時期。
ここでの二大会はいずれも決勝まで進んだがそこで敗れ準優勝となっている。

2003年、今度はサンチェスの引退に伴い、定期的にペアを組む相手を失ったハンチュコバ。
クライシュテルスとのペアが固まり始めた杉山であったが、3月のパリの大会で一大会ハンチュコバと組む。
ただ、ここは一回戦敗退に終わっている。

こんな形で時折ダブルスペアを組んでいた二人が、本格的にチームを組むことになるのは2005年5月のベルリンオープンからである。
今度こそ、継続的にチームを組んだ二人。
四大会目、ウインブルドンの前哨戦とも言える、バーミンガムの大会でペア初優勝を果たす。
この年は、四大大会ではウインブルドンのベスト8が最高に終わったが、年の後半、ドイツの大会で優勝、通算二勝目を上げる。

2006年は頭から二人でペアを組み続ける。
2月、ドーハの大会で優勝、5月にはローマでも優勝、これで芝、ハードコート、クレーコート、いずれでも優勝を果たした形。
その勢いでフレンチオープンに望み、第二シード、第四シードを破り決勝まで進んだが、第一シード、当時のランキング1位2位のレイモンド・ストーサー組みにストレートで敗れ準優勝に終わる。

2007年もシーズン当初はペアを組んでいたのだが、2月のドバイでの大会を最後にチームを解散。
杉山は、スレボトニクとのペアを中心にツアーを回った。

2008年も杉山はスレボトニクとのペアが中心だったが、一大会、インディアナウェールズでペアを組みベスト4に入っている。

そのままスレボトニクと組み続けていくのかと思われたのだが、2009年になり、ハンチュコバとのペアを復活。
全豪オープンでは決勝まで進み、杉山のダブルスグランドスラムへの夢が膨らんだが、ウイリアムズ姉妹ペアにストレートで敗れた。

今年は、途中、シングルスの都合で別の選手と組むことはあったが、基本線としてハンチュコバ・杉山のHantuyamaペアでツアーを周り、杉山の最後の大会を迎えている。

決勝、二人のペアとしては五回目の優勝を目指す。
杉山個人としては、ダブルスではツアー通算39回目の優勝で、引退を飾れるか、という試合になる。

試合は、シングルス決勝が13時開始で、その試合終了後にダブルス決勝が開始される。


東レパンパシフィックオープン
シングルス準決勝
Jelena Jankovic (SRB)(7) def 6-4 6-3 Na Li
Maria Sharapova (RUS) def Agnieszka Radwanska (POL)(11) 6-3 2-6 6-4

ダブルス準決勝
Kleybanova/Schiavone (RUS/ITA) def Black/Huber (ZIM/USA) 7-6(5) 6-3
Hantuchova/杉山 (SVK/JPN) def Dulko/Petrova (ARG/RUS) 7-6(4) 7-5

東レパンパシフィックオープン公式
杉山愛オフィシャルページ
ダニエラハンチュコワ公式サイト

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