2008年06月20日

サッカー地域リーグ 中日本

サッカー地域リーグ、中日本という表現が正しいのかわかりませんが。
前回の東日本に続いて、日本の中央付近の三地域、ということで中日本と呼んでみました。
北信越、東海、関西の三地域について見てみようと思います。

北信越は、新潟、富山、石川、福井、長野の五県で構成される地域です。
一部と二部、それぞれに八チームづつ所属しています。
地域リーグ決勝大会の出場枠は一つ。
一部と二部の入れ替えは、一部最下位は自動降格、七位が二部の二位とホームアンドアウェーの入れ替え戦、というシステムです。
二部の最下位は県リーグへ自動降格、二部の七位は、県リーグ決勝大会の二位チームとホームアンドアウェーの入れ替え戦を行います。

北信越リーグはなかなか過酷なリーグです。
Jリーグを目指すと標榜しているチームが、一部リーグだけで、松本山雅、長野パルセイロ、ツエーゲン金沢、サウルコス福井と四チームあります。
これら四チームは、長野、石川、福井と、それぞれ、現在JリーグチームもなければJFLチームもないという、いわばサッカー空白区からの挑戦です。

一部リーグはここまでで全七節、ちょうど半分が終わった段階です。
トップは勝ち点17の長野パルセイロ、二位に勝ち点17でJAPANサッカーカレッジ、三位に勝ち点15でツエーゲン金沢が続いています。
実質的に優勝争いはこの三チームに絞られた状況です。

下位の方ではフェルボローザ石川が七試合で勝ち点0とほぼ降格が決定的。
残留争いを勝ち点6から9の四チームでここから行っていくといったことになっています。

ホームゲームの観客数を公表しているツエーゲン金沢。
今シーズンのホームゲーム観客数は、1,400~1,700といったところ。
下手なJFLチームよりも観客数は集めています。
長野市の長野パルセイロ、松本市の松本山雅、福井市のサウルコス福井、などなど含め、地元の人は、覗いてみるのもいいかもしれません。

北信越フットボールリーグ

長野パルセイロ
ツエーゲン金沢
松本山雅
サウルコス福井



東海地区は、静岡、愛知、岐阜、三重の四県で構成されています。
一部と二部、それぞれに八チームづつ所属しています。
地域リーグ決勝大会の出場枠は1ですが、他のいろいろな兼ね合いにより、かなりの確率で二位チームにまで出場権が周ってきそうな状況になっています。

東海リーグは第六節まで終わりました。
首位は過去六年で四回優勝の静岡FCで勝ち点16
二位に矢崎バレンテが勝ち点15で続いています。
次節は21日、静岡FCのホームで、首位攻防戦です。

東海地区はサッカーが盛んな静岡と人口が多い愛知を抱えていて、残りの岐阜、三重との格差が大きくなっています。
東海リーグ一部は、三チームが静岡、四チームが愛知の所属で、残りの一チームが三重県所属です。

ここは、Jを目指していると思われるのは静岡FCだけなのですが、このチーム、2002年から6年連続で地域リーグ決勝大会に出場しながら、いままでJFLに上がれずにいます。
この静岡FC以外は、企業チームが四チームとかなりのウェートを占め、藤枝市役所という公務員チーム、中京大学という大学チームと、後一つがクラブチームという構成です。

東海リーグの公式ページというのは無く、三重県サッカー協会のページで結果などは見ることが出来ます。
三重県サッカー協会


関西リーグは、滋賀、京都、大阪、奈良、和歌山、兵庫の二府四県で構成されています。
一部と二部、それぞれに八チームが所属です。
今年は地域リーグ決勝大会の出場権が二枠あります。
一部の七位と八位は二部に自動降格し、二部の一位と二位が自動昇格。
二部の八位は府県リーグへ自動降格で、七位は府県リーグ決勝大会の二位チームとの入れ替え戦へまわります。

ここはすでに十四節中第九節まで終了しました。
首位はバンディオンセ加古川で勝ち点27 すなわち全勝です。
二位はアイン食品の勝ち点19 三位にラランジャ京都が勝ち点13

首位から最下位まで、現状では、昨年の順位の上から下に並べたそのままというちょっと珍しい展開をしています。

バンディオンセ加古川は、三位と勝ち点差14で残り五試合ですので、展開次第で次節にも地域リーグ決勝大会の出場権を得ます。

関西地区でJリーグを目指すようなコメントがあるのは、バンディオンセ加古川だけです。
このチームは昨年までバンディオンセ神戸と名乗っていたのですが、改名して加古川をホームとしていることを明確に打ち出しました。
過去三年、地域リーグ決勝大会へ進んでいますが、すべて跳ね返されて地域リーグに戻されています。

予断ですが、加古川市は、クラブワールドカップに出場したニュージーランドのワイタケレの本拠地ワイタケレ市と姉妹都市となっています。

関西地区は、兵庫、大阪、京都のようにJリーグのチームがある地域とそれ以外の地域で多少格差があります。
滋賀にはJFLのチームが二つになりましたが、奈良と和歌山にはそれすらありません。
奈良県所属の中では、現在関西リーグ一部最下位のディアブロッサ高田が最も上のカテゴリーに所属するチームに当たります。
もっと状況が悪いのが和歌山。ここは、関西リーグの二部にもチームがありません。
一番上のカテゴリーでも和歌山県一部リーグという形になります。
J1にもJ2にもJFLにも所属チームがなく、地域リーグの一部にも所属チームがないのは、全国で和歌山と青森だけです。
地域リーグ二部にも所属チームが無いのは、全国で和歌山だけになります。


関西サッカーリーグ
バンディオンセ加古川

posted by minor |23:10 | サッカー | トラックバック(0)
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