2008年06月25日

陸上日本選手権 女子フィールド競技 A標準・B標準突破者エントリーリスト

四回に渡って記してきた、陸上日本選手権のエントリーリスト。
今日が最終回で、残っている女子フィールド競技です。



女子

走り高跳び A標準記録1m95cm B標準記録1m91cm
A標準突破者 なし
B標準突破者なし
エントリー中一位記録 福本幸 1m90cm

福本幸選手は、新しい姓で、旧姓ですと青山幸です。こちらの名前でなら知っているという人も、いるでしょうか?
自己ベストは1m92cmですので、その記録を出せばB標準を突破できます。
日本選手権は二連覇中です。
2番手の記録が1m81cmですので、ちょっと、福本選手にはとどかなそうですし、B標準をいきなり破るような選手が福本選手以外にありえるかというと、ちょっとなさそうです。
走り高跳びの日本記録は、1m96cmで、すでに引退した今井美希選手が2001年に出したものが残っています。


棒高跳び A標準記録4m45cm B標準記録4m30cm
A標準突破者 なし
B標準突破者
近藤高代 4m35cm
中野真実 4m30cm
錦織育子 4m30cm

トップが団子状態の女子棒高跳び。
B標準を三人が突破しているフィールド競技というのは、男女の棒高跳びだけです。
そういう意味ではレベルの高い種目なのです、一人だけでもA標準を超えて欲しいものなのですが・・・。
日本記録は、中野選手の4m36cmです。
B標準突破の優勝者がオリンピックへ行けるかどうかは、他の競技との兼ね合いで陸連が決めるのですが、一枠ここに上げて欲しいなあ、というようなエントリー記録です。


走り幅跳び A標準記録6m72cm B標準記録6m60cm
A標準突破者
池田久美子 6m73cm
B標準突破者 なし

女子フィールド競技でA標準記録を突破しているのは、池田久美子選手ただ一人です。
日本記録も池田選手が2006年に出した6m86cmがあります。
この競技は、少し前までは、池田選手と優勝をいつも争う二強として花岡選手というのがいました。しかし、最近は怪我の影響でいい記録が出せていません。今回のエントリー記録も6m14cmと低調なものです。
ただ、ベスト記録は6m82cmですので、一発引っかかればひょっとするかも、と期待したくなる選手ではあります。
日本選手権としては、池田選手が三連覇中です。



三段跳び A標準記録14m20cm B標準記録14m00cm
A標準突破者 なし
B標準突破者 なし
エントリー中一位記録 吉田文代 13m50cm

世界が遠い種目です。
吉田選手の13m50cmというのは日本歴代二位の記録です。
日本記録は、先述の走り幅跳びにエントリーしている花岡選手が持っていて、14m02cmというのがあります。


砲丸投げ A標準記録18m35cm B標準記録17m20cm
A標準突破者 なし
B標準突破者 なし
エントリー中一位記録 豊永陽子 17m02cm

第一人者豊永選手の一人舞台となりそうな種目です。
エントリー中二番目の記録は、15m34cmですので、勝負になりません。
豊永選手のベスト記録は17m57cmで、B標準記録を破る力は持っています。
この種目の日本記録は、亡くなられた森千夏選手の18m22cmが残っています。


円盤投げ A標準記録61m00cm B標準記録59m00cm
A標準突破者 なし
B標準突破者 なし
エントリー中一位記録 室伏由佳 58m62cm

室伏由佳選手は、室伏広治選手の妹です。
エントリー中二位記録は52m15cmですので、ちょっと相手になりません。
室伏選手は、自己記録兼日本記録、さらにB標準記録を突破するための戦い、という雰囲気になっています。


ハンマー投げ A標準記録69m50cm B標準記録67m00cm
A標準突破者 なし
B標準突破者 なし
エントリー中一位記録 室伏由佳 64m61cm

室伏選手は円盤投げとの二冠がかかります。
ただ、円盤投げの方は敵がいませんが、ハンマー投げでは綾真澄選手がエントリー記録64m14cmと近いところにいて、いい勝負と見られています。
日本記録は室伏選手が2004年に出した67m77cmがあります。そこまで出せればB標準記録に届きます。


やり投げ A標準記録60m50cm B標準記録56m00cm
A標準突破者 なし
B標準突破者
吉田恵美可 57m19cm
海老原有希 56m26cm

女子投擲種目でB標準記録を突破しているのはやり投げだけです。
B標準を突破している二人は共に、今年から社会人になった22歳です。
エントリー記録は海老原選手の方が下ですが、ベスト記録は海老原選手の方が57m47と高いです。
このほかに、エントリー記録は低いですが、ベスト記録で57mを超えている選手として、小島裕子選手がいます。
やり投げの日本記録は、2001年に出た61m15cmというのが残っています。


七種競技 A標準記録6000点 B標準記録5800点
A標準突破者 なし
B標準突破者
中野有紀 5869点

中野選手が日本選手権は六連覇しています。
七種競技は、100mハードル 走り高跳び 砲丸投げ 200m 走り幅跳び やり投げ 800mの七種目を二日間ですべてこなし、それらの記録を得点化した合計点で競う競技です。
日本記録は中野選手が持つ5962点です。
中野選手は、日本記録とA標準記録の6000点を目指した戦いとなります。




跳躍種目は四種目中一種目でA標準突破者あり、一種目でB標準突破者あり。
投擲種目はA標準突破者はなく、一種目でB標準突破者あり、。
混成競技は中野選手がB標準を突破。

優勝、即オリンピック出場権獲得、となるのは、幅跳びの池田選手のみ、というのが女子フィールド競技の現状です。

A標準突破者がいるのは、男子トラック競技で八種目、女子トラックで三種目、男子フィールドで三種目、女子フィールドで一種目。
合計で十五種目です。

代表が決まっているマラソンの3×2=6人、ほぼ確定的な競歩の3~6程度
その辺まで足すと、24~27程度
男子のリレー要員で個人種目代表以外に5~7程度
ここまでで29から34
全体で36と言っているのでA標準突破で日本選手権優勝、以外の選手でオリンピック出場権を得るのは結構厳しそうだなあ、というのが見て取れます。

枠を回す優先順序は、男女の10000mや男子の400mハードルあたりになるのだと思うので、B標準突破のフィールド競技あたりは大分厳しそうです。


オリンピックの選考会、ということなので忘れがちですが、そもそも日本選手権は二本で一番を目指す大会です。
世界視点で見ると低いレベルであって、オリンピックに出るには程遠くても、日本の一番は一番として、敬意を払わないといけないんだろうなあ、と思います。

陸上、日本選手権は6月26日から、神奈川県の等々力陸上競技場にて行われます。
明日の初日は、男子の1000m 女子の棒高跳び、三段跳び、やり投げ、ハンマー投げの五競技で決勝が行われます。

日本陸上競技選手権大会

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posted by minor |23:30 | 陸上競技 | トラックバック(0)
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