夢と現実 備忘録

陸上日本選手権 男子トラック競技 A標準・B標準突破者エントリーリスト

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北京オリンピック選考会を兼ねている、陸上日本選手権が6月26日から29日まで行われます。
オリンピックに出るためには標準記録を破っている必要があります。
日本陸連は、このオリンピック標準記録のうち、A標準を突破している選手が日本選手権で優勝した場合、その時点で北京オリンピック出場内定とする、と明言しました。

実際には、陸上競技としてのオリンピック派遣選手数は、36から40程度になるようです。
基本数が36で、女子のリレーが参加資格を得られた場合は、それとは別枠で派遣する、というようなことを言っています。

この36人とい人数には、マラソンも競歩も含まれるので、今回の日本選手権で出場権を得られる選手、というのはこれよりも大分少ない数になります。

ここでは、各種目のエントリー選手から、A標準B標準突破者、あるいはそれらがいない種目ではエントリー記録がいい選手をリストアップします。

この大会でA標準記録を突破する必要はありません。
A標準記録者は、この大会での記録に関係なく、優勝すればオリンピック出場権を得られます。

また、それ以外の選手でも、A標準記録突破者は最大で三人、B標準突破者だけの場合は一人、オリンピックに出る資格はあります。
ただ、そのあたりは、陸連が全体の人数を考えながらの割り振りとなります。

何回かに分けて全体を出していきますが、今回はまず男子のトラック競技分です。


男子
100m A標準記録10秒21 B標準記録10秒28
A標準突破者
朝原宣治 10秒14
塚原直樹 10秒15
B標準突破者
小島茂之 10秒24
上野政英 10秒26

末續選手は100mにはエントリーしていません。
この辺のメンバーはリレーへのエントリーと重なってきます。

200m A標準記録20秒59 B標準記録20秒75
A標準突破者
末續慎吾 20秒20
高平慎士 20秒52
藤光謙司 20秒58
B標準突破者
斉藤仁志 20秒64
上山知也 20秒69

末續選手の20秒20は、ちょうど一年ほど前に出したエントリータイムです。
このタイムは2007年のランキングで14番目にあたります。
それより上位のうち、アメリカ選手が7人、ジャマイカ選手が4人います。
一国で最大三人ですので、結果として上から9番目の記録を持っている選手、ということになります。

400m A標準記録45秒55 B標準記録45秒95
A標準突破者
金丸祐三 45秒21
B標準突破者
山口有希 45秒91

ここは、4×400mとの兼ね合いがあるので、400mの選手として選ばれなくても、
リレー選手としてオリンピックへと出られる可能性の高い種目です。
4×400mリレーは、ちょうどベスト8に残れるかどうかというレベルですので、メンバーに選ばれれば、オリンピックのファイナリストになれる可能性が結構あります。


800m A標準記録1分46秒00 B標準記録1分47秒00
A標準突破者 なし
B標準突破者 なし
エントリータイム一位 横田真人 1分47秒16

この種目は日本記録は1分46秒18ですので、それに匹敵する記録が出せればB標準は突破できる、というレベルです。
横田選手は慶応大学に通う二十歳。
日本選手権二連覇中で、毎年自己記録を更新してきている選手です。
開催国枠で昨年の世界選手権にも出場していますが、予選落ちに終わっています。

1500m A標準記録3分36秒60 B標準記録3分39秒00
A標準記録突破者 なし
B標準記録突破者
渡辺和也 3分38秒11
小林史和 3分38秒53

資格記録では渡辺選手が上ですが、日本記録保持者は小林選手です。
日本記録は2004年に出された3分37秒42になります。
実績としては、小林選手は昨年の世界選手権にも出場し、準決勝まで進んでいます。
800mと1500mで中距離、と見た場合、800mがこのままB標準記録突破者も出なかった場合、1500mの方で1人オリンピック出場者を陸連が選ぶ可能性が高いと思われます。
そのため、この種目はB標準突破者しかいませんが、このB標準突破者が優勝すれば、オリンピック出場権を得られる可能性が結構あると思われています。


3000m障害 A標準記録8分24秒60 B標準記録8分32秒00
A標準突破者
岩水嘉孝 8分23秒31
B標準突破者 なし

岩水選手が頭二つくらい抜けている種目です。
前回のオリンピックにも出場していますし、世界選手権にも2001年から四大会連続で出場しています。

5000m A標準記録13分21秒50 B標準記録13分28秒00
A標準突破者
松宮隆行 13分13秒20
三津谷祐 13分18秒32
竹澤健介 13分19秒00
B標準突破者 なし

松宮選手の13分13秒20は日本記録です。
三選手とも10000mにもエントリーしていますが、三津谷選手だけはA標準を破れていません。


10000m A標準記録27分50秒00 B標準記録28分10秒00
A標準突破者
松宮隆行 27分41秒75
竹澤健介 27分45秒59
B標準突破者
大森輝和 27分51秒90
大野龍二 27分53秒19
真壁剛   27分53秒78
前田和浩 27分55秒17
入船敏   27分56秒33
北村聡   28分00秒22
野口憲司 28分03秒83
室塚健太 28分04秒40
三津谷祐 28分05秒45
堀口貴史 28分07秒57

標準記録突破者が一番多いのは10000mです。
B標準までの選手が多いですが。


110mハードル A標準記録13秒55 B標準記録13秒72
A標準突破者
内藤真人 13秒42
大橋祐二 13秒55
B標準突破者
八幡賢司 13秒58
田野中輔 13秒59
岩船陽一 13秒69

内藤選手がこの種目、日本選手権三連覇中です。
また、世界選手権では2001年から四大会連続で準決勝へ進出しています。
前回のオリンピックも出場していて、二次予選へと進んでいます。

400mハードル A標準記録49秒20 B標準記録49秒50
A標準突破者
成迫健児 48秒44
為末大   48秒73
B標準突破者 なし

有名なのは為末選手の方ですが、エントリータイムでは成迫選手が上回っています。
為末選手は、2007年世界陸上予選落ち、2005世界陸上銅メダル、2003世界陸上準決勝進出、2001世界陸上銅メダル。
成迫選手は、2007、2005二度の世界選手権で準決勝へ進んでいます。
日本選手権では、まだ、成迫選手は為末選手に勝ったことはありません。



男子のトラック競技では、800m 1500m以外の8競技でA標準記録突破者がいます。

第92回日本陸上競技選手権大会



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