夢と現実 備忘録

全日本選手権へ9 それぞれの全日本

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それぞれの全日本

全日本選手権は、オリンピックを目指す選手たちだけのものではない ここでは、今シーズングランプリシリーズに出場した選手以外について、何人か取り上げたいと思う

松田悠良

昨シーズンはグランプリシリーズ2戦に出場した彼女 実は今シーズンも、シーズンベストスコアはグランプリ勢のうち2人を上回って、日本人選手中6番目の195.56を持っている

フリーでは冒頭に、ダブルアクセル-トリプルトーループ-トリプルループ ありそうでなかった飛ぶごとに難度が上がる、という変わった三連続ジャンプを飛ぶ 昨シーズンはグランプリシリーズ2戦に全日本、という大きな試合では、アンダーローテーションを取られてしっかりと認定されなかった 今年のロンバルディア杯では認定されてGOEで加点ももらえていた 全日本で、この変わった三連続のクリーンなものを見せてもらいたい

中部選手権優勝、西日本学生優勝 非グランプリ勢の中では今シーズン一番成績を残しているのが彼女になる 西日本選手権でも総合では敗れたが、フリーだけなら坂本花織の上に出ていた

オリンピックシーズンは、四大陸選手権の出場枠が少し下位まで回ってくる傾向がある 四年前にはオリンピックの出場権を逃した宮原が、その形で四大陸に出場していた 彼女も、それくらいの位置には入ってくる可能性がある位置にいることは、シーズンベストスコアがあらわしている

新田谷凜

19歳までジュニアグランプリシリーズに出ていたという変わり種 ジュニアグランプリに初めて出たのが17歳の時 高校3年生、18歳の時の全日本ではジュニア勢中3番目に入っていたので、世界ジュニアの代表にしてあげたかったが、結局代表になれず 世界ジュニアに出場できないままジュニアを卒業してしまった

ここまでトップクラスで戦うことは出来ていないが、ここ数年の結果からするとグランプリシリーズで見てみたい選手ではある 木原万莉子、中塩美悠、大庭雅といった近い世代でグランプリシリーズに出場した経験のある選手と比べて、見劣りすることもない 早めにシニアに上がっていれば、グランプリシリーズにも一度は出場できたのではないかと思えるのであるが、長久保門下の方針なのだろうか、ジュニアを長く引っ張っていた

そんな彼女も大学に入り、昨シーズンはユニバーシアードへ出場 ラジオノワにはさすがに及ばなかったが、トゥクタミシェワやレオノワといった、世界選手権メダリストたちを抑えて2位に入っていた ラジオノワにもフリーの技術点だけなら勝っている、という大健闘である 欲を言えば、一回転になったルッツがきちんと飛べて、ルッツフリップに満載だった!が付かないジャンプが飛べていれば、ラジオノワにも勝てていたのではないかという試合だった

今シーズンは地方大会から170点台が並んでいて、上位と戦って四大陸選手権を目指すにはもう二伸びくらいほしいところ 彼女にとっての最高の舞台、ユニバーシアードで187点を出せたのだから(ただしISU非公認)、それくらいの滑りを今度の全日本では期待したい

横井ゆは菜

ジュニア勢からは彼女 ここ二シーズン、トリプルアクセルに挑んでいるが、公式戦での成功はない 昨年の全日本ジュニアでは、CMに入る直前の6分間練習の映像で、クリーンなトリプルアクセルを決めて視聴率に貢献していた 高校2年生になった彼女は、樋口、坂本と同学年 オリンピックを狙う彼女たちとは少し差がついてしまったが、彼女には彼女の良さがある 独特な表現力 残念ながら、どうも得点につながりにくい表現力なようで、演技構成点がそれほど伸びるわけでもないのであるが、見ていて見入ってしまう演技をしてくれる 前回全日本出でたときのマラゲーニャもよかったが、昨シーズンから持ち越している今シーズンのバーレスクもまたいい 出来ればショートプログラムを頑張って、なんとか後半グループには入ってもらって、フリーの放映がすんなりされる滑走順でいてもらいたい そうすれば、念願の世界ジュニアも見えてくるのではないかと思う 今シーズンのジュニア戦を見ると、世界ジュニアの三枠は、確定済みの紀平のほかに、全日本ジュニア2位、ジュリアグランプリシリーズも2戦表彰台に乗った山下は当確と思われる 残りの一枠を同じ中京大中京高校に通う荒木らと争う形になるが、全日本ジュニアの結果や、ジュニアグランプリシリーズの結果で見るなら、荒木が有利 横井は、全日本選手権ではっきりした好成績が求められている

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記事カテゴリ:
フィギュアスケート
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