2009年10月03日

東レパンパシフィックオープン 杉山組 最後の決勝へ

東レパンパシフィックオープン

2日、シングルス、ダブルスの準決勝が行われ、今大会での引退を表明している杉山は、Daniera Hantuchovaと組んだダブルスで決勝へ進出した。
試合は、一二セットともファイブオールまでもつれる競った試合だったが、一セット目はタイブレーを制し、二セット目も7-5で奪い、結果としてストレート勝ちした。
決勝のは、ナンバーワンコンビを破って勝ちあがってきた、Kleybanova/Schiavone (RUS/ITA)と対戦する。

海外でもHantuyama(ハンチュ山)などと称され、愛されてきたDaniela Hantuchovaとのダブルスも明日の決勝がラストとなる。
二人が始めてダブルスを組んだのは2001年6月、全英オープンを前にしたイーストボーンの大会。
当時ダブルスランク1位ながら、パートナーが定まらず、大会毎に違う相手と組んでいた杉山が、シングルスランクでもまだ60位台で、ようやく売り出し始めた18歳のハンチュコバと組んだ。
このイーストボーンの大会、ハンチュコバはシングルスに出場せず、杉山とのダブルスだけ出場している。
初めて組んだこの大会は、二つ勝ち進み、準決勝で今もダブルススペシャリストとしてランク1位にいるCARA BLACK(ZIM)と、一時は杉山ともダブルスを組んでいた、ELENA LIKHOVTSEVA(RUS)の組にフルセットの末敗れている。

次に二人が組んだのは2002年7月から8月、北米の二大会。
この頃杉山は、日本の藤原里華など、何名かと適宜チームを組む形で、ダブルスランクも10位台まで落としていた。
一方、ハンチュコバは、往年の名選手、Arantxa Sánchez-Vicarioとペアを組んで、ダブルスランクも10位まで上げて頭角を見せ始めていた時期。
ここでの二大会はいずれも決勝まで進んだがそこで敗れ準優勝となっている。

2003年、今度はサンチェスの引退に伴い、定期的にペアを組む相手を失ったハンチュコバ。
クライシュテルスとのペアが固まり始めた杉山であったが、3月のパリの大会で一大会ハンチュコバと組む。
ただ、ここは一回戦敗退に終わっている。

こんな形で時折ダブルスペアを組んでいた二人が、本格的にチームを組むことになるのは2005年5月のベルリンオープンからである。
今度こそ、継続的にチームを組んだ二人。
四大会目、ウインブルドンの前哨戦とも言える、バーミンガムの大会でペア初優勝を果たす。
この年は、四大大会ではウインブルドンのベスト8が最高に終わったが、年の後半、ドイツの大会で優勝、通算二勝目を上げる。

2006年は頭から二人でペアを組み続ける。
2月、ドーハの大会で優勝、5月にはローマでも優勝、これで芝、ハードコート、クレーコート、いずれでも優勝を果たした形。
その勢いでフレンチオープンに望み、第二シード、第四シードを破り決勝まで進んだが、第一シード、当時のランキング1位2位のレイモンド・ストーサー組みにストレートで敗れ準優勝に終わる。

2007年もシーズン当初はペアを組んでいたのだが、2月のドバイでの大会を最後にチームを解散。
杉山は、スレボトニクとのペアを中心にツアーを回った。

2008年も杉山はスレボトニクとのペアが中心だったが、一大会、インディアナウェールズでペアを組みベスト4に入っている。

そのままスレボトニクと組み続けていくのかと思われたのだが、2009年になり、ハンチュコバとのペアを復活。
全豪オープンでは決勝まで進み、杉山のダブルスグランドスラムへの夢が膨らんだが、ウイリアムズ姉妹ペアにストレートで敗れた。

今年は、途中、シングルスの都合で別の選手と組むことはあったが、基本線としてハンチュコバ・杉山のHantuyamaペアでツアーを周り、杉山の最後の大会を迎えている。

決勝、二人のペアとしては五回目の優勝を目指す。
杉山個人としては、ダブルスではツアー通算39回目の優勝で、引退を飾れるか、という試合になる。

試合は、シングルス決勝が13時開始で、その試合終了後にダブルス決勝が開始される。


東レパンパシフィックオープン
シングルス準決勝
Jelena Jankovic (SRB)(7) def 6-4 6-3 Na Li
Maria Sharapova (RUS) def Agnieszka Radwanska (POL)(11) 6-3 2-6 6-4

ダブルス準決勝
Kleybanova/Schiavone (RUS/ITA) def Black/Huber (ZIM/USA) 7-6(5) 6-3
Hantuchova/杉山 (SVK/JPN) def Dulko/Petrova (ARG/RUS) 7-6(4) 7-5

東レパンパシフィックオープン公式
杉山愛オフィシャルページ
ダニエラハンチュコワ公式サイト

posted by minor |00:03 | テニス | トラックバック(1)
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ダブルス決勝進出!杉山/ハンチュコバ 東レPPO 【カワシマンとバスケットボール】

ドゥルコ/ペトロワ組は、完全アウェーのセンターコートに緊張した面持ちで入ってきた。どうも冴えない表情の二人。対して、ハンチュコバ/杉山組は、自信みなぎる感じの表情での入場。チェアーに腰を下ろすと二人はとてもにこやかに会話を始め、リラックスしている様子がわかる。どこか無欲でテニスを楽しむんだという雰囲気がみなぎる。 期待感が増す。 コイントスでリターンを選んだ後の記念撮影も、ひきつった顔の二人に対して、とてもにこやかな二人。 解説:佐藤武文さんからは「ハンチュコバが、これだけの笑顔を試合前に見せるのは初

2009-10-03 13:52 | 続きを読む