2009年02月08日
ヨナ選手と同様チャン選手がSPぶっちぎり首位でスタート。
FSは緊張してしまうかなと思ってましたが、
そんな事は全く感じさせず、すごく良い演技を見せてくれて、
今大会は「チャン選手の大会」という印象を強く残しました。
どうせなら3Aのコンビネーションもバッチリ決めてもらって、
保存版にしたかったぐらい。
ライザチェク選手は久々にいい結果が出て良かったです。
日本勢は3、4位ということで両選手ともに満足はしてないと思いますが、
世界選手権でも最低限このぐらいの演技はできるということで、
調整としてはいい結果だったのではないかと思います。
<男子シングルス結果>
1 パトリック・チャン カナダ 249.19
SP①88.90(50.30,38.60) FS①160.29(80.19,80.10)
2 エバン・ライザチェク 米国 237.15
SP②81.65(44.30,37.35) FS②155.50(80.80,74.70)
3 小塚崇彦 221.76
SP③76.61(42.76,33.85) FS④145.15(75.55,70.60)
4 織田信成 220.26
SP⑥75.04(39.84,35.20) FS③145.22(75.62,70.60)
5 ジェレミー・アボット 米国 216.94
SP④75.67(40.72,35.95) FS⑥141.27(69.27,73.00)
チャン選手
勝負強い印象はそれほど持って無かったのですが、
カナダ自国開催の大会に合わせて、バッチリ調子も合わせ、
プレッシャーにも負けず素晴らしい演技を見せてくれました。
音楽を表現するという意味では、
17歳であるにもかかわらず、引退してしまったランビエール選手、
そして怪我中の高橋選手と並ぶ力を持っていて、
音楽と完全に融合してる、一体化してるように感じられました。
元々はジャンプがやや苦手?という印象もありましたが、
今回は特にSPの3Aの高さと着氷後の流れには驚かされましたし、
全てのジャンプの完成度が高く、かなりの加点を得ました。
3Fは若干アウトエッジかなと思いましたが、「!」マークはついていません。
ロシェット選手同様、ここにピークを合わせると
世界選手権に再度ピークを持っていくのはやはり難しいと思いますが、
優勝を争う最有力である事は間違いなさそうです。
バンクーバー五輪でも高橋選手の一番のライバルになりそうな気がします。
ライザチェク選手
今シーズンはモチベーションが高かったと思うんですが、
結果がついて来ないという、もどかしい状況が続いていました。
今大会では良い演技で、点数も出て良かったです。
FSの4Tは回転不足かと思いましたが、次の3Aの方が回転不足取られてました。
いい結果でしたが、SPもFSも個人的にはなんかイマイチしっくり来ないんですよ。
ボレロは間の取り方がちょっと早く、滑り急いでる感じがするし、
FSは慎重に行き過ぎて、スピードの強弱が上手く付けられてないように感じるし。
五輪に向けて新しい事にチャレンジしてるってことで良いんでしょうが、
五輪シーズンにどんなプログラムを持ってくるか、興味があるところです。
小塚選手
個人的に好きなので、もっとPCSあげて下さい(笑)。
リンクが狭いのと関係あるのか、
SPはスピードはコントロールしたように見えました。
シンプルな構成なだけに、勢いよく見えないと魅力が落ちますね。
FSは最初の4Tより、後半の3Aをきっちり決められるかどうかで、
プログラムの印象が大きく変わってきます。
後半の3A決まると、観客も盛り上がりやすいですから。
4Tは転倒しましたが、回転は認められたので収穫あったでしょうか。
五輪枠がかかる世界選手権でも挑戦出来るかどうか。
ぜひ決めてメダル取って欲しい!
織田選手
メダルまで後一歩でした。
4回転は飛べた!って思ったんですけど、惜しかったです。
回転不足には見えなかったけどなあ。素人目で判断は難しい。
あの膝の柔らかさを持ってしても、
4回転を着氷するのは難しいものなんですね。
緊張もしていたようなので、世界選手権前へのステップとして
大きなプラスになりそうな感じがします。
五輪3枠ぜひお願いします!
アボット選手
見てる側の意識が変わったのか、アボット選が変わったのか、
すっかり風格が出てきました。
それでも全ての大会でベストの出来ってわけにはいきませんので、
今大会はこれぐらいでいいのでしょう。
地元開催の世界選手権で、今シーズンの躍進ぶりを見せつけて下さい!
ムロズ選手
全米2位と大躍進した18歳ですが、SP5位につけるも、FS9位で総合8位。
FSの放送もなく、残念でした。
FSでは3Aが2回とも回転不足判定で、乱れたようです。
他のアメリカの選手同様、全米から比較的間が無かったので、
今は調子を落としている所でしょうから、
世界選手権に向けて調子を上げてもらって、
勢いのある演技を見せて欲しいです。
posted by マイナー |00:00 |
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2009年02月08日
SPのリードを守ってヨナ選手の逃げ切り勝ち。
ヨナ選手はSPで世界最高点をたたき出し、FSもぶっちぎるかと思ってましたから、
ちょっと以外といえば意外な結果に。
真央選手はFSで2つミスありながらも、FSは僅差の1位。
2人に割って入ったロシェット選手は、身体がキレキレでとても良い演技だったので、
FSの点数がちょっと低くて驚いたぐらいですが、
3T+3Sのシークエンスでステップが多く入った為認定されなかったようで、
これが得点に響きました。
個人的にはロシェット選手に優勝させてあげたいぐらい良い演技だったと思います。
<女子シングル結果>
1 キム・ヨナ 韓国 189.07
SP①72.24(TES42.20,PCS30.04) FS③116.83(56.95,60.88)
2 ジョアニー・ロシェット カナダ 183.91
SP②66.90(37.90,29.00) FS②117.01(58.45,58.56)
3 浅田真央 176.52
SP⑥57.86(29.10,28.76) FS①118.66(58.58,60.08)
4 キャロライン・ジャン 米国 171.22
SP⑤58.16(32.40,25.76) FS④113.06(60.02,53.04)
5 シンシア・ファヌーフ カナダ 169.41
SP③60.98(34.70,26.28) FS⑤108.43(54.51,53.92)
6 村主章枝 167.74
SP④60.18(33.70,26.48) FS⑥107.56(52.92,54.64)
7 レイチェル・フラット 162.83
SP⑧55.44(30.00,25.44) FS⑦107.39(56.35,51.04)
8 鈴木明子 160.36
SP⑨55.40(30.88,24.52) FS⑧104.96(53.76,51.20)
9 アリッサ・シズニー 159.81
SP⑦55.62(30.10,26.52) FS⑨104.19(50.11,54.08)
10 アメリー・ラコステ 146.18
SP⑩49.78(29.62, 21.16) FS⑩96.40(49.92,46.48)
キム・ヨナ選手
SPは何かに取り憑かれたかの様な渾身の演技でした。
それにしても彼女はSP強い。
3F-3Tも3Fで「!」が付けられますが、
エッジの事なんか関係ないぐらいダイナミックで、完成度が高い。
失敗してるのもほとんど見た事無いし。
3-3をこれだけ高確率で飛べた選手ってこれまでにいたんでしょうか?
演目も彼女にぴったりで、このSPやっぱり好きです。
ロクサーヌも越えたかも。
TESはすべてのエレメンツでGOE加点を受けて、合計ではすごいことになってます。
SPのこの調子ならFSもぶっちぎりで優勝かと思いきや、
FSは一転してかなり固かったよう見えました。
後半になるにつれスピードも落ちたように見えたし、
顔は笑顔だったけど、身体がそれほど動いてないように感じられました。
3Lzで回転不足も取られましたし、
2ndの3Tもいつもに比べて余裕がなさそうでした。
SPはあれだけ完璧だったのに、
優勝のプレッシャーから身体が動かなくなったのでしょうか。
フリーでの会心の演技はなかなか見せてもらえません。
3Loはやっぱり苦手のよう。挑戦してくれたのは嬉しいですが。
世界選手権で優勝を争う場合は、2Aに変えてくるでしょうか。
キム・ヨナ選手レベルの選手でもSP、FSを揃えるのがいかに難しいかという事ですね。
世界選手権もSPでヨナ選手が飛び出して、
FSで真央選手、ロシェット選手等が追いかけるって構図になりそうです。
しかしヨナ選手、カナダでは絶大な人気があって驚きました。
ロシェット選手
地元開催なんで仕方ないんでしょうが、
世界選手権前のこの時点で、
こんなにバッチリ調整合わせて大丈夫かな?と少し心配になるぐらい、
調子が良さそうでした。
FSはヨナ選手、真央選手に劣らず、個人的には一番良かったと思います。
失礼かもしれませんがアランフェスは男前すぎます。カッコイイ!
あの大声援の中でこの演技と結果が残せた事は、
バンクーバー五輪に向けてこれ以上ない最高のリハーサルになったでしょう。
世界選手権に向けてもう一度ピークを持って来れるでしょうか。
真央選手
自身も調子がベストではないと公言していた中での演技。
SPのスピンでレベル取りこぼすのはちょっといただけないですが、
それでも最低限ちゃんとまとめるのはさすが。
調子が悪くても精神力で乗りきれたのは、すごくプラスだったんじゃないでしょうか。
調子が悪い原因が世界選手権に標準を合わせて調整途中だから、
という理由なら全く問題ない。
というか、逆にその方が世界選手権に期待が持てます。
しかし、どこか怪我をしてるとか、疲労が溜まり過ぎてるとか、
ルッツの矯正が影響してきているとかだと、
世界選手権に向けてさらに調子が下がる可能性も無くはありません。
でも演技後の表情は明るくて、
自分の状態もきちんと把握出来てるような感じがしたので、心配はないでしょうか。
世界選手権での完全版「仮面舞踏会」をぜひ見せて欲しいものです。
ジャン選手
FSは3F+3Tで回転不足判定があったものの、ほぼノーミスの演技。
TESは1位でも、演技にはやっぱりスピードがないように見えて、PCSは伸びず。
これから点数を伸ばすには、ジャンプのクセは治すのは難しいでしょうから、
スピードつけることが最優先になるのかなあ。
このままではトップグループに追いつけなさそうですから、
来シーズンに向けて、どんなところを伸ばしてきてくれるのか楽しみにしています。
ファヌーフ選手
今回はもちろんカナダ開催の恩恵を受けてボーナス点が出たと思いますが、
安定してこのような演技が出来れば、
このぐらいの得点は十分に出そうな力はありそうですね。
感じ的にはシズニー選手にロシェット選手の力強さを
プラスしたようなイメージを受けました。
カナダの選手は皆実力出し切って、勝負強さが目立ちます。
村主選手
FS演技後の手応えを掴んだ様な、
充実感に満ちたすがすがしい笑顔がとても印象に残りました。
調子は完全にトリノの五輪シーズンのレベルに戻っているんじゃないでしょうか。
最終グループの中でもスケーティングのキレはやはり目を引く物があります。
彼女の努力はもちろんですが、モロゾフコーチはやっぱりただ者ではないんでしょう。
これだけ調子が戻れば、本番に強いという彼女最大の長所も、
十分に発揮出来そうですから、
世界選手権ではメダルかっさらってくれるんじゃないか、なんて期待をしています。
鈴木選手
FSは日本選手権ほどの出来ではありませんでしたが、
鈴木選手ここにありっていうところは見せられたんじゃないでしょうか。
ステップで手拍子をもらえたのは嬉しかったでしょうね。
しかし、カナダのファンの方は熱狂的でもあり、温かくもあり、
さすが北米はフィギュアの本場だなーと見ていて感じました。
欲を言えば鈴木選手にはノーミスで表彰台争いに絡んで欲しかったんですが、
この4大陸の出場権を得るまでの過程を考えれば、
4大陸で8位という結果以上に素晴らしいシーズンだったのだと思います。
五輪にはみんな出してあげたいもんです。。。
シズニー選手
全米から比較的間がない中での大会なので、
調子がピークではないから仕方ないかもしれませんが、
全米女王としてはもっといい成績を残したかったはず。
全米優勝で一気に覚醒した!みたいなのもちょっと期待していたのですけど。
今回の地元カナダ勢が素晴らしい演技を見せてくれましたから、
次は地元世界選手権でのシズニー選手の演技に期待しましょう。
また全米の時のような笑顔が見たいですもんね。
posted by マイナー |00:00 |
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