2009年01月29日

ウィンターカップ2008 男子準決勝

八王子(東京) 80-89 福岡第一(福岡)

第1Q出だしから両チームとも積極的なバスケを展開し、
速いトランジションからためらいなくどんどんシュートを放ちます。
序盤は八王子#7ワドゥ選手対福岡第一#イブラヒマ選手の
ガチンコ勝負という感じでしたが、
時間が経つにつれ、徐々にワドゥ選手対福岡第一全員オフェンス
といった様相に変わっていきます。
ワドゥ選手は47得点の大活躍でしたが、
最後は福岡第一全員オフェンスの勝利。
特に福岡第一は終盤3Pを高確率で沈めたのが効きました。
福岡第一の玉井選手は6/6の大当たりですからね。
八王子も#4板垣選手がチームが苦しいところで
よくシュートを入れ返しましたが、及ばず。
八王子は終盤に積極的にダブルチームをかけて、
ボールを取りに行きましたが、結果的にはこれが裏目に出ました。
高い位置では福岡のうまいボール運びで交わされ失点。
セットの場面でも福岡のボール回しが上回り、
福岡の思うように3P打たれ、逆に福岡にリズムを与えてしまいました。
ワドゥ選手も体力的にちょっと落ちてるようだったので、
トランジションをさらに上げようとするのは、ちょっと無理だったかな。
まだそれほど点差もなかったし、我慢して通常のマンツーで
追いかけていれば、最後にチャンスもあったかも、
なんて思わなくもないですが、
第4Qリード許した場面でディフェンスしかけて、
それが通用しなかったんですから、仕方ないですね。
逆に言えば福岡第一の競った試合での冷静さと、勝負強さが
際立ったゲームでした。


延岡学園(宮崎) 58-70 洛南(京都)

このゲームは何といっても洛南#6谷口選手のディフェンスが
勝利に大きく貢献しました。
これまでの試合でゴール下で面白いように得点を重ねていた
延岡学園#5ジャーラ選手を12得点に抑える見事なディフェンス。
特に前半はジャーラ選手をほぼシャットアウトし、
延岡のオフェンスを崩壊させたといっても過言ではありませんでした。
とにかくボールを入れさせない積極的なディフェンスは本当にお見事。
大きな外国人選手を相手にディフェンスで奮闘する姿は、
アルバルクの古田選手に通ずるものを感じましたね。
チーム全体のリバウンドに対する意識の高さも、
終始に延岡ペースを与えない大きな要因だったと思います。
一方の延岡はジャーラ選手が完全に押さえ込まれ、
オフェンスで次の手が出てこない。
ツインタワーの一角#7永吉選手から攻撃を組み立てるとか、
ジャーラ選手と永吉選手二人のハイ&ローのコンビ使うとか、
ジャーラ選手に入れてインサイドアウトとか、
ジャーラ選手を一旦外して平面の速いバスケでリズムを変えるとか、
いろいろ考えられると思うのですが、
ジャーラ選手のローポストでの1対1を主体に戦ってきたため、
それ以外のオフェンスの組み立てが確立されてなかったようで、
オフェンスが崩壊したまま、一度もペースを握れないまま試合終了。
思い切って何かやって欲しかったですね。
谷口選手を中心にディフェンスで奮闘していた洛南ですが、
オフェンスではアウトサイドシューターがいない事もあってか、
決定的な攻め手がなく、常時洛南がペースを握りながらも
前半は27-20と7点差しかつきませんでした。
この時点ではまだ延岡にも十分チャンスがあったと思うのですが、
延岡は第3Qに入っても流れを変えられず、
ゲーム全体を通して、スコア以上に洛南の完勝でした。
洛南はこのロースコアの展開にしてやったりでしょうし、
ゲーム巧者だなという印象を強く残しました。

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2009年01月27日

フィギュア 全米選手権2009 男子シングル 

<男子シングル結果>
1 Jeremy Abbott 241.89 
SP①86.40(TES46.79,39.61) FS①155.49(75.49,80.00) 
2 Brandon Mroz 229.70 4 2 
SP④74.88(42.91,31.97) FS②154.82(82.12,72.70) 
3 Evan Lysacek 229.10 2 4 
SP②83.59(45.30,38.29) FS④145.51(72.73,73.78) 
4 Ryan Bradley 221.40 5 3 
SP⑤74.05(39.16,34.89) FS③147.35(76.85,70.50) 
5 Johnny Weir 203.99 7 5 
SP⑦70.76(33.54,37.22) FS⑤133.23(63.87,70.36) 

男子は女子と違って、
今年大ブレークGPF覇者のキャリエール選手、
昨シーズンの世界選手権銅メダリストのウィアー選手、
そしてG全米2連覇中のライザチェク選手、
この3強は揺ぎないだろうと思っていましたが、
ウィアー選手が5位となり、世界選手権代表を逃しました。
一昨年の世界ジュニアのチャンピョン、
そして昨シーズンの世界選手権代表でもあった
キャリエール選手も9位と振るわず。

一方で18歳のムロズ選手がFSで鮮やかに4Tを決め、
FS2位となる演技を見せて、総合でも2位に入り、
世界選手権代表を決めました。
ムロズ選手はそれほどジャンプに高さがあるわけではないのですが、
なんかあっさりと4回転まわって、綺麗に着氷してました。
回転軸がシャープなんでしょう。
カナダのレイノルズ選手の4回転ほど回転力で
カバーしているわけではないですが、
さも事も無げに跳んだように見えました。
プログラム全体の完成度では、
同年代のカナダのチャン選手や日本の小塚選手には
まだまだ及ばないかなと感じましたが、
2人がまだ成功させていない4回転が入るのはやはり魅力的です。
ルックスもまだ幼さの残る端整な顔立ちで、
日本の女性の方にも人気が出るんじゃないでしょうか。

男子のFSも女子と同じようにPCSの得点でメリハリつけてきました。
アボット選手とライザチェク選手で6点強の点差をつけましたから、
次の世界選手権はアボット選手がアメリカのエースなんだと
世界のジャッジにもアピールしたということでしょうか。
確かにライザチェク選手の演技は大人しすぎたように感じましたが、
かといって個人的にはアボット選手の演技が抜きん出て良かった
とは思えなかったので、アボット選手の得点を待つ間は
もっと僅差の優勝争いになるかと思っていました。
結果的にはPCSの差が大きかった事もあり、
2位、3位とは10点以上点数差がつきました。

そしてウィアー選手風邪による体調不良から立ち直ったばかりらしく、
精彩を欠いてしまいました。
逆に言えば風邪を引いて体力も落ちたであろう中、
FSではよく最後まで滑りきったと思います。
体調不良、そして昨シーズンの世界選手権メダリスト、
今シーズンGPFメダリストということを考慮して、
世界選手権代表に選ばれる可能性もあるのかな?と思いましたが、
体調不良や実績は考慮されなかったようです。
確かに難しい判断でからね。
2位と3位の順位が逆ならムロズ選手と入れ替えも
考えられなくもなかったかもしれませんが、
これが一発勝負の怖さです。

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2009年01月26日

フィギュア 全米選手権2009 女子シングル 

<女子シングル結果>
1 Alissa Czisny 178.06
SP①65.75(TES37.98,PCS27.77) FS③112.31(52.68,60.63) 
2 Rachael Flatt 173.78 
SP②60.19(34.02,26.17) FS②113.59(60.28,53.31) 
3 Caroline Zhang 171.08
SP③58.91(33.83,25.08) FS④112.17(58.46,53.71) 
4 Ashley Wagner 165.33 
SP⑫50.28(24.62,25.66) FS①115.05(60.47,54.58)
5 Mirai Nagasu 159.99
SP⑥54.79(29.17,25.62) FS⑤105.20(49.94,55.26) 
6 Katrina Hacker 156.28 
7 Brittney Rizo 151.23 
8 Angela Maxwell 151.22 
9 Alexe Gilles 151.20 
10 Laney Diggs 147.48

全米の女子シングルはシズニー選手が初制覇。
優勝が決まったときは涙があふれました。
シズニー選手やっぱりカワイイ(笑)。
SPを2位と大差の首位で折り返したので、
固くなって自爆してしまわないかと、
心配したのは自分だけではないと思うのですが、
FSではミスもありながらも、何とか踏みとどまりましたね。
このあたりはシズニー選手の成長の証でしょうか。
今シーズンアメリカ女子の中では抜群の安定感から、
今回一番優勝に近いと思っていたフラット選手は、2位となりました。

TESの採点では全米でも全日本と同じように、
回転不足は厳しく判定、
クリーンな技にはGOEで積極加点、ミスには厳しく減点というように
メリハリはっきりつけた採点のようでした。
シズニー選手のSPはすべてのエレメンツでGOE加点をもらって、
高得点を叩き出しました。
全日本の中野選手のSPの点数の出方と近かったですね。
一方で、一見それほどミスをしてないように見えても、
思うように得点の伸びない演技も多かったように思います。

こういう採点だったというのは分かりながらも、
FSでシズニー選手がジャン選手やナガス選手より上の
FS3位というのは、正直?という感じもしてしまいます。
今回の全米女子の上位グループは、
国際大会での評価ではそれほど差がない選手だと思うのですが、
シズニー選手のPCSは1人だけちょっと出しすぎた感があります。
ただ、FS最終滑走のシズニー選手が滑った後の
会場の盛り上がり方をひとつの指標とするならば、
あのPCSは妥当だったのかなとも思います。
とにかくアメリカではシズニー選手の優勝を待っていた
ファンが多かったようですね。
ファンはこれまでの勝てないシズニー選手を十分知っているだけに、
固唾を呑んで見守ってたんだろうなぁ。
少しミスがあったにも関わらず、スタオベですごい沸いてました。

そうそう、気になったことが一つ。
実は録画時間の設定を間違ったようで、
FSは第3グループまでしか録画されておらず、
最終グループはネットで見たんですが、
FSの演技前ナガス選手泣いてましたか?
何があったんだろうって?心配になりました。
そのナガス選手ですが、今大会の彼女の演技を見て、
身長が伸びた以上に、演技が大きくなったなーと感じました。
順位的な結果はついてきませんでしたが、
彼女の場合背が伸びた事が
演技の大きな進歩に繋がっているように感じます。
確かにジャンプは少し不安定になっているかもしれませんが、
身体が大きくなって、筋力もついたのか、
スケーティング一歩で滑る伸びがすばらしくて、
演技はよりダイナミックになっています。
昨年まではジュニアの演技って感じましたが、今大会の演技では
コストナー選手やヨナ選手のレベルに近づいているように感じました。
今は成長の過渡期のようなので(NHK杯より身長大きく感じたし)、
安定するまでもう少し時間がかかるかもしれませんが、
これは去年全米優勝した時に想像できたレベル以上の
すばらしい選手になるかもしれないなという期待が持てました。
もしバンクーバーに間に合えば、
真央選手、ヨナ選手、コストナー選手の
対抗馬になりえる可能性も十分あるんじゃないかと思いました。

もうひとつ強く感じた事は、アメリカの若手の層の厚さ。
16歳、17歳にこれほど有望な選手を多く抱えていることを
今回初めて知りました。
現時点でTOP6は日本の方が充実していますが、
TOP12はアメリカのほうがレベル高そうですし、、
若い選手が多いので、この中から一体誰が世界のトップグループに
飛び出してくるのか、注目しておかなければなりません。
有望な選手が多くて覚え切れていませんが、
自分が特に気になったのは、
演技に勢いがあったMaxwell選手と、
ジャンプの跳び方や滑りの雰囲気が村主選手に似ていた、
Diggs選手です。
しかし、アメリカではシニアにも増して、
ジュニアの世界選手権に出るのも至難の業ですね。

全米の結果により、世界選手権代表は
シズニー選手とフラット選手に決まりました。
今年は地元アメリカでの世界選手権ですし、
来年のバンクーバー五輪に向けて、
是が非でも女子シングル3枠確保したいところでしょうが、
現実的にはやはり厳しい戦いが予想されます。
ジャン選手、ワグナー選手、ナガス選手が
ジュニアの世界選手権にまわるようですが、
3選手ともシニアで十分実績を残しているので、
ジュニアって感じでもないですね。

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2009年01月24日

フィギュア 欧州選手権2009 男子シングル

男子シングル結果
1 Brian JOUBERT   FRA  232.01
SP①86.90(TES48.00,PCS38.90) FS②145.11(71.51,74.60) 
2 Samuel CONTESTI   ITA  220.92 
SP③75.95(43.90,32.05) FS③144.97(76.77,68.20) 
3 Kevin VAN DER PERREN   BEL  219.36 
SP④75.80(42.30,33.50) FS④143.56(76.86,66.70) 
4 Yannick PONSERO   FRA  219.30
SP⑨67.45(33.80,33.65) FS①151.85(81.45,70.40) 
5 Alban PREAUBERT   FRA  212.22 
SP⑤73.50(40.80,32.70) FS⑤138.72(74.02,64.70) 
6 Tomas VERNER   CZE  207.98 
SP②81.45(43.90,37.55) FS⑦126.53(54.23,72.30) 
7 Andrei LUTAI   RUS  200.57 
8 Kristoffer BERNTSSON   SWE  186.15 
9 Sergei VORONOV   RUS  184.96
10 Michal BREZINA   CZE  183.19 

優勝はジュベール選手。
グランプリファイナルのFSを怪我で棄権し、
今大会も決して本調子ではないのでしょうが、さすがの勝負強さ。
SP2位のベルネル選手が早々に優勝争いから脱落してたこともあり、
気持ち的にも少し余裕があったかもしれません。
さてジュベール選手についてですが、
以前から彼の演技にはあまり惹かれない自分がいて、
今回はどうしてかな~と思いながら演技を見ていました。
正直言えば、PCSもなぜあれほど高得点出ちゃうんだろう?って
思ってしまうことが多いんです。
この辺は思いっきり個人的な趣味の問題なんですけど。
今回のSP、FSを見て感じたのは、
肩とか背中とか動きが少なくて、固いという事。
上半身の中でも腕は良く動いているんですが、
肩とか背中のやわらかい動きがほとんどないんですよ。
だから全体としてすごく硬直した演技に見えちゃって、
自分の目には魅力的に映っていないのだな~って思いました。
ただ逆に言えば、ジュベール選手の最大の特徴である
力強さをアピールするためには、この方がいいのかもしれません。

ベルネル選手はSP2位発進も、FSでGPFの時のような急ブレーキ。
SPだけ見れば、スケーティングの流れもスピードあり、
スケーティングそのものの美しさも十分魅せてくれて、
4Tを3Tにした以外は調子が悪いようには全く見えませんでした。
FSもプログラムとしては、とてもよく出来ていると思うのですが、
なんせジャンプが。。。
解説の本田さんはジャンプの前に難しい事をいれて、
タイミングを失っているんじゃないか?的なことを言っていましたが。
フリップ直そうとして調子を崩してるって感じでもないし。
世界選手権までに調整間に合うかどうか、ちょっと心配です。

そしてNHK杯ですっかりファンになったポンセロ選手。
FS1位でも惜しくも表彰台に届かなかったので、
とにかくSPの出遅れが悔やまれますが、
FSはすばらしい出来でしたので、良しとしましょう。
4回転の安定感と完成度は現時点で一番じゃないでしょうか。
SP、FSともプログラムが個人的に好きだし、
スケーティングもスピードがあってよかったです。
ジュベール選手が欠場したフランスナショナルも制し、
この大会でもプレベール選手の上に位置しましたので、
世界選手権のフランス代表は間違いないでしょうから、
メダル争いを期待しましょう。
しかし、世界選手権ではフランスはアメリカと並び、
バンクーバー五輪3枠を狙う日本の強敵になりそうです。

今大会で初めて見た選手では、
11位に入ったスペインのフェルナンデス選手がかなり気になりました。
SP中に靴紐解けたからじゃないですよ(笑)。
演技中上半身がとてもやわらかく動くので、
すごくステップの見ごたえがあったんです。
自分は彼の滑ってる姿を見て、
日本の高橋選手に似てるな~思いました。
もちろんすべての面で高橋選手のほうが完成度が上なので、
面影があるな~ってぐらいですが。
ジャンプの入り方に癖があるようで、
今後順調に点数が伸びるかはちょっと?ですが、
まだ17歳(?)という若い選手なので、
これからどう成長してくれるかとても楽しみ。
今シーズンのヨーロッパの選手の贔屓順は
ポンセロ選手、ベルネル選手、フェルナンデス選手で決まりです。

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2009年01月24日

ウィンターカップ2008 今大会の能代工業について

全くタイムリーに書き上げられていませんが、
引き続き2008ウィンターカップについて。
今回のウィンターカップでは
加藤監督が抜けて能代工業のバスケがどう変化するのかも
楽しみにしていました。
結果としては
2回戦 東海大学付属第四(北海道) 94-97 能代工業(秋田)
3回戦 八王子(東京) 85-80 能代工業(秋田)
と3回戦で姿を消してしまいましたが、2試合を観戦しての感想を。

加藤監督時代の能代工バスケの自分なりのイメージといえば、
・ボールへの圧倒的な執着心
・高い位置から相手のターンオーバーを狙うの激しいディフェンス
・ディフェンス→オフェンスのすばやいトランジション
・コート上5人全員が走れて、走り負けない
・時には無謀かと思えるほどのテンポの早いシュートセレクト
・シュート精度の高さ
・鍛え抜かれた強いフィジカル
などなどが思い浮かんできます。

今回はたった2試合見ただけですが、
今年のチームはこれまで他のチームと比べて圧倒していた
ボールへの執着心がこれまで程強く感じられなかったかな、と。
また、高い位置から強く当たるディフェンスをして
トランジションを早く、シュートセレクションを早く、といった
これまでのような能代工独自のリズムのバスケットは
今回見られなかったように思いました。
能代工のバスケはどこに向かうのか?
この2試合だけでは、これといった新しい特徴や方向性が
自分には見つけられませんでした。
特に初戦となった2回戦では、序盤大差をつけながらも
気が緩んだようなリズムの失い方をして、
接戦に持ち込まれるという、能代らしからぬ展開も見られました。
(苦戦しながら調子を上げていくということも多々あるんですけど)

今回ベスト4に残った高校のうち、
3校が圧倒的な高さを誇る外国人留学生を擁する高校でしたが、
高さという飛び道具を持つ相手に対して、
今後能代高校のバスケがどう変化し戦っていくのでしょうか。
敗れた八王子との対戦では、ワドゥ選手に42得点を許したこと以上に、
オフェンスでペネトレイトでインサイドに入ってシュートを放つものの
ワドゥ選手に何本もブロックショットを食らったことで
最後まで自分達のオフェンスリズムが掴めなかったことが
敗因に繋がったかなと感じました。

地元高校であるという理由と、
展開しているバスケが自分好みという理由で
自分は明成(宮城)を応援していますが、
元来は能代工業のファンですので、
能代の今後のバスケはとても気になっています。
まずは今年の1年生が3年生になる2年後に
どんなバスケを見せてくれるか、楽しみにしたいと思います。

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2009年01月23日

卓球 全日本卓球選手権2009 男女シングルス

<女子シングルス>
決勝の平野vs王の戦いは固唾を呑むような、熱い試合でした。
一見単調なラリーが続いているように見えてしまいますが、
実力のあるカットマンにはあれだけ我慢強く戦わないと
勝てないという事でしょう。
あのゆるーいラリー中に一体何が起きているのか、については、
卓球王国というスポナビブログを読むと分かりやすいですよ。

この試合の見所は何といっても
3-3で迎えた最終ゲームで、王選手の2本エッジインがあり、
平野選手が1-6と王選手に大きなリードを許したところからでした。
平野選手が我慢して我慢して長いラリーを続けてる中での
2本のエッジボール。
正直言って、試合をしている平野選手より先に
応援している自分の心が折れちゃいましたよ。
ああー、平野選手良く粘ったけどもうダメだーーって。
だって我慢しても我慢しても、王選手はカットでミスしないし、
平野選手も攻め手がないし、どうしようもないなって。
しかし、ここからのド根性の粘りが平野選手の真骨頂。
この2本のエッジボールで気持ちがダウンしない精神力は、
賞賛のしようがないぐらいすばらしかった!!
1-6から5点連取で6-6に追いつき、
結局最終11-9ゲームはで平野選手が奪取。
もちろんあのジリジリする、なんともゆったりとしたラリーの攻防の中に、
さまざまな戦術的な攻防が隠されているのだと思いますが、
技術や戦術うんぬんよりも、
この試合は平野選手が精神力の強さで勝ち取った
試合だったと思います。

敗れた王選手は決勝まで失ゲーム数0という圧倒的な強さでしたが、
最後は運が味方しなかったでしょうか。
国際大会の団体戦では強力な戦力になりそうですし、
国内ではこれからも平野選手といい試合繰り広げてくれそうです。

しかし平野選手の試合中の表情はほんと険しいですよね。
試合が終わると一瞬で普通の可愛い女の子に戻るんですが、
そのギャップがとても魅力的です。

準々決勝
平野 5、9、-9、-3、6、12 河村
森薗 6、10、-2、7、7 渡辺
福原 9、9、7、9 石川
 4、7、6、5 金沢
準決勝
 6、8、9、9 福原
平野 4、4、5、4 森薗
決勝
平野 5、-8、6、-5、5、-7、9 王

福原選手は初のベスト4入り。
ベスト8という壁を一つ超えましたから、
次はやはり優勝期待したいものです。
しかし準決勝で対戦した王選手は福原選手にとっては
相当やりにくい相手だったでしょうね。
全日本を獲るには平野選手以上に厄介な相手になりそうです。
福原選手はカット主戦相手だと、
どんどん先にミスをするイメージが強いですから。
まあ先に攻めるのが福原選手のスタイルだから、
ある程度はしょうがないんでしょうけど。


<男子シングルス>
男子の決勝は女子の決勝の時間が長引いたため、
試合途中からの放送となり、放送時間の兼ね合いと編集の仕方で
勝負の行方がほぼ分かってしまっていた事もあり、
テレビの前で見ている自分としては、
女子の決勝ほどの気持ちの高ぶりはありませんでした。

結果はは水谷選手が19歳という若さで見事全日本3連覇。
しかも、男子ダブルスもあわせて3年連続2冠という快挙。
もうすっかり日本のエースの風格があります。
決勝の相手は高校の後輩でもある松平健太選手ということで、
お互いに手の内は十分に分かった状態での試合だったようですが、
水谷選手が勝負どころを逃さず勝利をもぎ取りました。
何というか、水谷選手の卓球は、老練すぎて若々しさがない(笑)
全然緊張してないよね?って感じちゃうぐらい落ち着いてます。
優勝がかかって緊張しちゃうっていうより、
優勝がかかった試合こそ、より楽しめるっていうタイプなんだろうな。
すごく頼もしいです。

松平健太選手は国際大会のジュニアで大活躍しているので
もちろん名前は知っていましたが、プレーを見るのは初めて。
卓球台の近くに張り付いて、ブロックとスマッシュで戦うスタイルで、
あれだけ台と近くにいて、よく反応できるよな~と、ただただ感心。
準決勝で吉田選手を倒しての決勝進出は立派だし、
今後国内では水谷選手の最大のライバルになるのでしょう。

準々決勝
水谷 5、-6、-10、13、-3、6、9 岸川
上田 -7、4、-8、5、2、6 渡辺
松平健太 5、6、7、7 大矢
吉田海偉 -4、9、7、4、10 松平賢二
準決勝
水谷 11、6、8、12 上田
松平健太 5、-9、-9、6、-4、10、10 吉田海偉
決勝
水谷 9、7、8、-8、15 松平健太

準々決勝の水谷選手vs岸川選手の試合見たかったですね。
岸川選手はこの敗戦から切り替えて、
水谷選手のダブルスパートナーとして3連覇を達成しました。


卓球界では男子も女子も若い選手の活躍がとても目立ちます。
国際大会で中国の背中はまだまだ遠いけれども、
有望な若手選手が多いというのは、やはり楽しみです。
さて、4月末からは横浜で世界選手権が開催されます。
日本からの世界選手権への出場は
男女シングルス各7名
男女ダブルス各3ペア
混合ダブルス7ぺア 
のエントリーが予定されており、代表選手の選考基準は下記の通り。
(1)2008年の国際大会で男子は世界ランク30位以内、
  女子は20位以内の海外選手3人以上に勝った選手(最大4名)
(2)男子は12月予定の国内選考会の上位2人
   女子は10 、12月の選考会の優勝者各1人
(3)男女とも全日本選手権優勝者各1人
(4)強化本部推薦
※ダブルス出場選手として、シングルス出場選手以外に
  最大4名追加する可能性あり

この基準によりこれまでに下記選手が出場を決めています。
【男子】
韓陽、水谷、吉田海偉、大矢、松平賢二
【女子】
平野、福原、藤沼、田勢

日本で開催される世界卓球ですが、
今回は団体戦ではなく個人戦での開催となります。
日本は個人戦よりも団体戦の方がメダルの可能性があると思うし、
個人的にも見ていて楽しいので、
団体戦じゃないのがちょっと残念ですはありますが、
せっかくの日本開催ですので、
日本の選手の皆さんにはぜひ頑張っていただきたい。
水谷選手は男子ダブルスでメダルを狙うと言ってくれていましたよ!
今月中には追加で推薦枠の代表選手発表があるようですので、
まずはだれが代表に選ばれるのか注目しましょう。

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2009年01月22日

テニス 全豪 クルム伊達選手・錦織選手1回戦敗退

クルム伊達(WR:184位)が全豪本選1回戦で
カネピ選手(WR:28位、第25シード、エストニア)と対戦し
4-6、6-4、6-8と接戦に持ち込むも、セットカウント1-2惜しくも敗戦。
結局まだクルム伊達選手の試合は見れていません(泣)。

相手のカネピ選手は昨年の東レパンパシフィックでベスト8、
AIGジャパンオープンで準優勝と、日本で大活躍したのが記憶に新しく、
去年1年間でランキングも上げてきた上り調子の選手です。
今回ニュースの映像で見たら去年より身体がさらに大きくなったような?
クルム伊達選手が華奢なだけかな?

試合前、カネピ選手は体格がよくてもちろんパワーはあるけど、
多彩なショットを操るわけではないし、
打ってくるコースも比較的読みやすいだろう、
だから、読みとテンポが身上のクルム伊達選手のテニスが
かみ合えば勝てる可能性があるんじゃないか、と思っていました。
逆にボールのスピードに順応出来なければ、
全く相手にならない可能性も大いにあったわけですが。

クルム伊達選手は相手のスピードには十分対応できたようですが、
結果としてはカネピ選手の粘り勝ち。
去年のジャパンオープンでも各試合1セットダウンされながらも
粘り強く勝ち上がっていましたが、
カネピ選手の我慢強さと体力が勝ったようですね。

試合を見れないので、スタッツだけでも振り返っておきましょう。
Match Summary 
Date Krumm(JPN)/Kanepi(EST) 
1st Serve %  81of120=68%/60of109=55% 
Aces 0/5 
Double Faults 10/7 
Unforced Errors 46/55 
Winning % on 1st Serve 49of81=60%/37of60=62% 
Winning % on 2nd Serve 15of39=38%/27of49=55% 
Winners (Including Service) 28/34 
Receiving Points Won 45of102=44%/56of110=51% 
Break Point Conversions 6of10=60%/7of19=37 % 
Net Approaches 17of22=77%/13of21=62% 
Total Points Won 109/120 
Serve 163 KMH/182 KMH 
Average 1st Serve Speed 148/KMH 167 KMH 
Average 2nd Serve Speed 127/KMH 134 KMH 

スタッツを見る限りでも善戦したなと感じますよ。
クルム伊達選手が1stサーブ70%近くの確率で入れられたことが
接戦に持ち込めた要因でしょうか。
逆にカネピ選手が170㌔超えるサーブを70%近く入れられれば、
クルム伊達選手を圧倒できただろうし、
世界ランクもすぐにTOP10入っていけちゃうでしょう。
クルム伊達選手は相手のの2ndサーブで
もっと得点できると良かったんでしょうけど、
キックサーブ使われて外に追い出されてしまったでしょうか?
こうやって数字だけ見てみると、
2ndサービスのポイント率の違いが勝敗を分けた感じですね。
上背とパワーが劣る分しょうがない部分でもありますが。

しかし、負けはしましたが「大善戦」しましたね。
試合後のコメントでも
・悔しい気持ちもありつつ、大きな収穫を得た
・目標は前より高いレベルに達する事
・今後もWTAツアー、グランドスラムに挑戦する
と言ってくれています。
年齢とブランクを考えると、今やってることはすごいのですが、
インタビューやブログを読むと、考え方はすごくシンプルで、
今の挑戦を心から楽しんでいる事が伝わってきます。
やっぱりファンとしては、
ウィンブルドンに立つ姿をぜひ見せて欲しいですね。


そしてもう1人の大注目選手だった、錦織選手ですが、
1回戦でメルツァー選手(WR:32位、第31シード、オーストリア)に
5-7、2-6、1-6のストレート負け。
右腕の回復を待つために、調整不足だったのは明らかだったようで、
不安を抱えながらも、シード選手に勝つには
経験も精神力も足りなかったようです。
今のランキングをキープし後半の飛躍につなげるためにも、
2月中旬に失うデルレイビーチ国際優勝ポイントを
全豪でのポイントで少しでも穴埋めしたかったところですが、
今は「大きな故障しないことが一番」ぐらいに考えて、
余裕を持って戦って欲しいなと思います。
ただ、第1セット以降の一方的なスコアはやっぱりいただけない。
不安を抱えていても、自分の試合を作っていく精神力は
これからの経験で培っていかなければならないでしょうね。


森田選手は1回戦敗退。
森田選手も調整不足の不安が出てしまったでしょうか?
昨年のジャパンオープンでコテンパンにやられた
クズネツォワ選手との再戦を期待していただけに、残念でした。


そしてさすがの杉山選手。
前週のメディバンク国際での好調をしっかりキープしているようで、
1回戦 対デュボワ選手(カナダ) 6-0、7-6
2回戦 対デシー(WR:69位、フランス)に1-6、6-1、6-3
と3回戦進出を決めています。
ここまでは杉山選手からすれば格下の選手が相手でしたが、
しっかり勝ちきるのは難しい事。
グランドスラムでの安定した成績が、
今のランキング維持につながっているだけに、
3回戦進出はさすがです。
全然フットワークが落ちているように見えないので、
これだけのベテランでありながらも、まだまだ上手くなるかも、
っていう可能性を感じさせるのが、すごいところだなと感じます。
先週たまたま友達の家で、杉山選手の旅行記と
元サッカー選手の中田さんが対談するBSの番組を見たのですが、
杉山選手は人間できてるな~、と改めて感心させられました。
その番組の感想については、機会があればまた書きたいと思います。
次は第1シードのヤンコビッチ選手。
トータルバランスに優れた選手で、
杉山選手が勝つのは難しい相手だと思いますが、
思いっきりぶつかって来ちゃってください!!

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2009年01月17日

テニス クルム伊達選手全豪本戦出場決定!

全豪本戦出場を懸けた予選の3回戦、
クルム伊達選手が
マリヤ・ミルコビッチ選手(WR:416位、オーストラリア、18歳)と対戦し、
7−5、6−1でストレート勝ちしました!!
これで本戦出場決定です!!
試合内容は分かりませんが、やっぱり勝負強いな〜。

本選の試合はなんとしても見たいですが、
うちではBS映らないので、wowowと契約も出来ないし。
録画してくれる友達さがさないといけないですね。

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2009年01月16日

テニス クルム伊達選手全豪予選2回戦突破

クルム伊達選手(WR:184位)が96人で12の本選出場枠を争う
全豪予選の2回戦を勝ち抜きました!
本選出場まであと1勝です。
<予選1回戦> 
対K ・パーバック選手(WR:154位、ロシア、17歳)
6-3, 6-3でストレート勝ち
<予選2回戦> 
対マレット・アニ選手(WR:118位、エストニア、予選第5シード)
6-4、4-6、6-0フルセットで勝利
明日の予選3回戦は
マリヤ・ミルコビッチ選手(WR:416位、オーストラリア、18歳)と対戦。

日本からは中村選手、藤原選手、米村選手らも出場していましたが、
クルム伊達選手以外はすべて1回戦敗退。
この結果だけでもグランドスラムの予選3試合を
勝ち抜くのが難しいか分かります。
明日の対戦相手はランキング的にはずっと下の選手ですが、
地元オーストラリアの若い選手ということで、
地元の声援を受けて勢いもあるでしょうし、
暑い中3日連続の試合は体力的な負担もあるでしょうから、
明日も簡単な試合ではないでしょう。
しかし、当初の目標としていた全日本で優勝を飾って、
その次の目標と定めた全豪本選出場。
なんかここぞの集中力で勝ち取ってくれそうな期待はあります。
試合を観れないのが本当に残念ですが、
明日もどきどきしながらスコアをチェックすることにします。


日本女子選手では杉山選手(WR:29位)と森田選手(WR:76位)が
全豪本選出場を決めています。
杉山選手は前哨戦となるメディバンク国際女子で
準々決勝で第5シードのクズネツォワ選手(WR:8位)が
腹筋通のため棄権したこともありベスト4に進出するも、
準決勝第2シードのサフィーナ選手(WR:3位)との対戦では
4-6、6-7(4-7)で敗戦し惜しくも決勝進出はなりませんでした。
この試合は昨日GAORAの放送で観戦しましたが、
サフィーナ選手のフォアがアンフォーストエラー連発だったのと、
杉山選手とても動きが良く調子が良かったので、
世界3位のサフィーナ選手に対しても十分付け入る隙があったのですが、
いくら杉山選手の調子がいいとは言えども、
結局はサフィーナ選手が強打でウィナーを取るかエラーをするかが
試合の大きなポイントを握っており、
勝負どころをきっちりまとめたサフィーナ選手が勝利しました。
特に第1セットはサフィーナ選手のフォアの精度が悪かったので、
もっとフォア狙って配球していいんじゃないか?とも感じましたが、
バックのクロスの打ち合いからの組み立ては
杉山選手の得意のパターンでもあるし、
サフィーナのバックにボールが集まるのは仕方なかったのかな。
杉山選手もラリーではよく食らいついて打ち合いましたが、
サフィーナのバックハンドショットは強烈。
第2セット5-4で杉山選手がサービングフォーザセットを迎えましたが、
ここでファーストが入らない、セカンドが浅くなる、ダブルフォルトすると、
勝負どころで力を発揮できなかったのが残念です。

それでも、試合全体を通してみれば
杉山選手はファーストサーブは70%を超える確率を残し、
フットワークもバックハンドも健在でしたので、全豪も期待できそう。
全豪では3回戦で第1シードのヤンコビッチ選手と当たりますので、
ぜひ3回戦までは勝ち進んで、
第1シード相手にいい試合して欲しいです。
1回戦は予選上がりの選手との対戦ですが、
クルム伊達選手と当たったりする事は、、、まあないでしょうか。
サフィーナ選手にとっても全豪に向けて調子を上げるのには
すごくいい試合だったんじゃないかな、とも思いました。


森田選手は昨年末からITFツアー3連勝で、ランクをグッと上げ、
先週のASBクラシックでも予選から勝ち上がりベスト8に進むなど、
新シーズンに入っても好調を維持していましたが、
ASBクラシックの準々決勝で右太ももの怪我で棄権。
全豪に向けて怪我の回復具合が気になるところです。
全豪では2回戦でクズネツォワ選手と当たるドローですので、
ぜひ1回戦突破して欲しいところです。

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2009年01月09日

テニス ブリスベン国際男子 錦織4強入りならず

テニスはあっという間にオフシーズンも終わり、
年初早々シーズンインとなったわけですが、
1/19-2/1に開催される全豪オープンに向けて、
早くも熱い戦いが繰り広げられています。

そしてミーハーな自分が応援している錦織選手(WR:63位)も
シーズン初戦からブリスベン国際(ATP250)で
2回戦WR:20位、昨年のジャパンオープンは覇者である
チェコのベルディッチ選手をストレートで下してベスト8に入る活躍。
GAORAが緊急編成で録画放送をやってくれたので、
対ベルディッチ戦の試合を見ることが出来ました。

ベルディッチ選手といえば、ジャパンオープンで
ロディック選手、そしてデル・ポトロ選手を下して優勝したのが
記憶に新しい選手です。
(デル・ポトロ選手の体調は万全じゃなかったですが)
195㎝の長身から放たれるサーブは
ロディック選手にも引けを取らないほどだったし、
バックのストロークはお手本みたいに綺麗だったし、
「隙がなくて強い」というイメージが自分のしっかり染み付いているので、
正直錦織選手が勝つ確率は20-30%ぐらいかなと思っていました。

確かにベルディッチ選手はサーブがそれほど効果的ではなかったし
ストロークも一定数アンフォーストエラーが出ていたし、
絶好調というわけではなかったと思いますが、
錦織選手はこのレベルの選手に対しても全く臆する事ないし、
主導権を握って試合を進めていました。

日本人選手という贔屓を差し引いても、
とにかく錦織選手のテニスは魅力的です。
この試合を観てまた再認識させられました。
とにかく攻撃の仕掛けが速いし、技の引き出しや組み立ても豊富。
特にフォアの攻撃力や追い込まれてからのカウンターショットには
惚れ惚れしちゃいます。
この試合でもサービスゲームのブレークポイントを握られたところで
いきなりサーブ&ボレーしちゃったりと、そのセンスに脱帽!

準々決勝の対マチュー(WR:31位、フランス)では
3-6,4-6とストレート負けを喫し、準決勝進出はなりませんでした。
試合途中から右肘を痛めたようで、
試合に負けた事以上に、怪我の具合が心配です。
筋肉痛だという談話もあったようですし、
来週ニュージーランドのオークランドで行われる
ハイネケン・オープンへの出場も改めて表明しているようなので、
それほど重い怪我じゃないといいですが。
本日GAORAで放送があり録画しているので、
後ほどマチュー戦も観戦したいと思います。

さて、今後の錦織選手の予定ですが、
1/12-17 ハイネケン・オープン(ATP250、ニュージーランド)
1/19-2/1  全豪(グランドスラム、オーストラリア)
2/9-15 SAPオープン(ATP250、アメリカ)
2/16-23 モーガンキーガン選手権(ATP500、アメリカ)
3/6-8 デビスカップ(日本・大阪)
となり、さくねんATPツアー初優勝を飾った
2/23-3/1に行われるデルレイビーチ国際(ATP250、アメリカ)には
出場しないようです。
ファンとしてはデルレイビーチ連覇という期待も捨てがたいところですが、
デビスカップを考えると過密日程になってしまいますからね。
昨年のデルレイビーチ優勝のポイントを2月中旬に失うはずなので、
今のランキングを維持するためには、
SAPオープンまでにできるだけポイントを稼いで生きたいところです。
やっぱり全豪でどれぐらい勝ちあがれるかが鍵になるのかな。

ただ、どんどん試合に勝って
ランキング上げていって欲しいという願望もある一方で、
あまり無理して重い怪我に繋げないでで欲しいという
相反する思いがあります。
彼のプレースタイルを見ていると、あれだけ強烈なショットを打つので
身体への負担は相当なものに見えます。
彼は彼の身体能力以上のショットを打っているんじゃないかって、
それが怪我に繋がりはしないかと、勝手に心配してしまいます。
腹筋、膝、そして今度は腕ですし。
試合に勝てば自然と試合数も増えますし、体力面も心配です。
彼を支えるチームできっちり管理してくれているはずですが、
くれぐれも無理はしないで欲しいなと願っています。

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