2009年01月22日

テニス 全豪 クルム伊達選手・錦織選手1回戦敗退

クルム伊達(WR:184位)が全豪本選1回戦で
カネピ選手(WR:28位、第25シード、エストニア)と対戦し
4-6、6-4、6-8と接戦に持ち込むも、セットカウント1-2惜しくも敗戦。
結局まだクルム伊達選手の試合は見れていません(泣)。

相手のカネピ選手は昨年の東レパンパシフィックでベスト8、
AIGジャパンオープンで準優勝と、日本で大活躍したのが記憶に新しく、
去年1年間でランキングも上げてきた上り調子の選手です。
今回ニュースの映像で見たら去年より身体がさらに大きくなったような?
クルム伊達選手が華奢なだけかな?

試合前、カネピ選手は体格がよくてもちろんパワーはあるけど、
多彩なショットを操るわけではないし、
打ってくるコースも比較的読みやすいだろう、
だから、読みとテンポが身上のクルム伊達選手のテニスが
かみ合えば勝てる可能性があるんじゃないか、と思っていました。
逆にボールのスピードに順応出来なければ、
全く相手にならない可能性も大いにあったわけですが。

クルム伊達選手は相手のスピードには十分対応できたようですが、
結果としてはカネピ選手の粘り勝ち。
去年のジャパンオープンでも各試合1セットダウンされながらも
粘り強く勝ち上がっていましたが、
カネピ選手の我慢強さと体力が勝ったようですね。

試合を見れないので、スタッツだけでも振り返っておきましょう。
Match Summary 
Date Krumm(JPN)/Kanepi(EST) 
1st Serve %  81of120=68%/60of109=55% 
Aces 0/5 
Double Faults 10/7 
Unforced Errors 46/55 
Winning % on 1st Serve 49of81=60%/37of60=62% 
Winning % on 2nd Serve 15of39=38%/27of49=55% 
Winners (Including Service) 28/34 
Receiving Points Won 45of102=44%/56of110=51% 
Break Point Conversions 6of10=60%/7of19=37 % 
Net Approaches 17of22=77%/13of21=62% 
Total Points Won 109/120 
Serve 163 KMH/182 KMH 
Average 1st Serve Speed 148/KMH 167 KMH 
Average 2nd Serve Speed 127/KMH 134 KMH 

スタッツを見る限りでも善戦したなと感じますよ。
クルム伊達選手が1stサーブ70%近くの確率で入れられたことが
接戦に持ち込めた要因でしょうか。
逆にカネピ選手が170㌔超えるサーブを70%近く入れられれば、
クルム伊達選手を圧倒できただろうし、
世界ランクもすぐにTOP10入っていけちゃうでしょう。
クルム伊達選手は相手のの2ndサーブで
もっと得点できると良かったんでしょうけど、
キックサーブ使われて外に追い出されてしまったでしょうか?
こうやって数字だけ見てみると、
2ndサービスのポイント率の違いが勝敗を分けた感じですね。
上背とパワーが劣る分しょうがない部分でもありますが。

しかし、負けはしましたが「大善戦」しましたね。
試合後のコメントでも
・悔しい気持ちもありつつ、大きな収穫を得た
・目標は前より高いレベルに達する事
・今後もWTAツアー、グランドスラムに挑戦する
と言ってくれています。
年齢とブランクを考えると、今やってることはすごいのですが、
インタビューやブログを読むと、考え方はすごくシンプルで、
今の挑戦を心から楽しんでいる事が伝わってきます。
やっぱりファンとしては、
ウィンブルドンに立つ姿をぜひ見せて欲しいですね。


そしてもう1人の大注目選手だった、錦織選手ですが、
1回戦でメルツァー選手(WR:32位、第31シード、オーストリア)に
5-7、2-6、1-6のストレート負け。
右腕の回復を待つために、調整不足だったのは明らかだったようで、
不安を抱えながらも、シード選手に勝つには
経験も精神力も足りなかったようです。
今のランキングをキープし後半の飛躍につなげるためにも、
2月中旬に失うデルレイビーチ国際優勝ポイントを
全豪でのポイントで少しでも穴埋めしたかったところですが、
今は「大きな故障しないことが一番」ぐらいに考えて、
余裕を持って戦って欲しいなと思います。
ただ、第1セット以降の一方的なスコアはやっぱりいただけない。
不安を抱えていても、自分の試合を作っていく精神力は
これからの経験で培っていかなければならないでしょうね。


森田選手は1回戦敗退。
森田選手も調整不足の不安が出てしまったでしょうか?
昨年のジャパンオープンでコテンパンにやられた
クズネツォワ選手との再戦を期待していただけに、残念でした。


そしてさすがの杉山選手。
前週のメディバンク国際での好調をしっかりキープしているようで、
1回戦 対デュボワ選手(カナダ) 6-0、7-6
2回戦 対デシー(WR:69位、フランス)に1-6、6-1、6-3
と3回戦進出を決めています。
ここまでは杉山選手からすれば格下の選手が相手でしたが、
しっかり勝ちきるのは難しい事。
グランドスラムでの安定した成績が、
今のランキング維持につながっているだけに、
3回戦進出はさすがです。
全然フットワークが落ちているように見えないので、
これだけのベテランでありながらも、まだまだ上手くなるかも、
っていう可能性を感じさせるのが、すごいところだなと感じます。
先週たまたま友達の家で、杉山選手の旅行記と
元サッカー選手の中田さんが対談するBSの番組を見たのですが、
杉山選手は人間できてるな~、と改めて感心させられました。
その番組の感想については、機会があればまた書きたいと思います。
次は第1シードのヤンコビッチ選手。
トータルバランスに優れた選手で、
杉山選手が勝つのは難しい相手だと思いますが、
思いっきりぶつかって来ちゃってください!!

posted by マイナー |00:00 | テニス | コメント(0) | トラックバック(0)
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