2009年01月06日

2008全日本フィギュア 女子シングル

あけましておめでとうございます。
今年も自分の興味の赴くままに、自分のペースで更新していきますので、
どうぞ宜しくお願いします!!

さて、すっかり遅くなってしまいましたが、
昨年末のフィギュア全日本選手権の女子シングルを振り返ります。
SPでは上位3人の演技が安定してたし、点数差もついたので、
世界でも実績を残している3人ですし、
このまま順当に終わるのかと思いきや
まさかFS後にこんな結果が待っているとは本当に驚きました。

<女子シングル最終結果>
1、浅田真央 182.45
SP65.30②(TES34.50,30.80)  FS117.15②(54.67,62.48)
2、村主章枝 178.59
SP57.32⑤(31.20,28.12)  FS121.27①(62.63,58.64)
3、安藤美姫 174.09
SP65.02③(35.90,29.12)  FS109.07④(52.39,57.68)
4、鈴木明子 173.98
SP57.02⑥(30.14,26.88)  FS116.96③(59.36,57.60)
5、中野友加里 172.60
SP67.26①(38.30,28.96)  FS105.34⑥(47.58,57.76)
6、武田奈也 164.73
SP57.82④(32.70,25.12)  FS106.91⑤(54.59,52.32)

全体的な採点の傾向としては、ジャンプのDGは厳しく判定し、 
成功したエレメンツには積極的にGOE加点を付けていて、
加点と減点のメリハリをハッキリした採点だったと思います。
中野選手はSPでノーミスの演技だった為、
全てのエレメンツでGOE加点をもらっての1位通過。
SPの出来としては一番良かったように見えた安藤選手が、
3Lz-3LoでDG判定となり、3位発進となりました。
中野選手の演技と村主選手、鈴木選手の演技で
約10点もの差がついてしまったのは、
加点と減点のメリハリをハッキリ付けた、
今回の全日本ならではの採点の結果だったんじゃないかと思います。
しかし、中野選手がSP首位となったこと、
そして4位以下と思った以上に点数差がついた事が、
FSでの中野選手の失速に繋がってしまったでしょうか。
一方SP出遅れて吹っ切れたのか、
村主選手、鈴木選手がFSでベストの演技。
勝負というのは分からないもんです。

FSでは最終グループでも下記の通りジャンプDG判定の連発。
真央選手3つ(3A×2、コンビの3Lo) 鈴木選手2つ(3S、コンビの3T)
安藤選手3つ(3Lo、コンビの2Lo×2) 中野選手3つ(3F×2、3Lz)
そのなかで村主選手がジャンプのDGなし、
そして決めたジャンプにはGOE加点も得て、
FSのTESで60点越えのトップ点数を出しました。
鈴木選手の2つのDGと、中野選手の3Fの1つDGは
素人目には微妙な判定に見えましたが、
最終的に振り返るとこのDG判定が勝負を分けました。
DG判定が厳しくなり、3−3や3Aで得点を稼げなくなると、
今回の上位5人のうちでアドバンテージがあるのは、
PCSで他4選手選手と点数差のある真央選手のみ。
実質的に3−3や3Aといった飛び道具が無くなったとこで、
他の4選手は全くの横並びと言っても良いのでしょうから、
これだけ僅差の争いになるのはある意味必然かもしれません。
今大会では2ndに3回転をつけたコンビネーションは1つも認められず、
浅田選手の3Aも認定されませんでしたから、
得意不得意やエッジ判定はあるものの、
上位5人のジャンプ構成は点数的にほぼ差がない状態。
その中でSPの1ミスのみでまとめた村主選手が2位という結果は
今の採点基準に照らし合わせれば妥当だと思います。
鈴木選手も村主選手と同じように
観客にとってはFSノーミスの素晴らしい演技を披露してくれましたが、
採点的には2つのDG判定で涙を飲む結果となりました。

今年の全日本では大会前の予想に反してDGが厳格に判定されました。
放送を見ていて自分がちょっと怪しいかな?と思ったレベルは
ほとんどDGと判定されていたようで、
今シーズンの国際大会レベルかそれ以上の厳しさに感じました。
DGによる二重減点に個人的に反対なのに変わりはありませんが、
世界選手権派遣選手を決めるの選考会である以上、
国際大会に習い、DG判定を厳しくしたのは正しい判断だったと思います。
いっそのことGOEの積極加点も止めたら良いと思いますが。

SPは安藤選手の「チェアマンズ・ワルツ」の演技が一番心に残りました。
演じる度にどんどん洗練されていい演技になってきていて、
彼女の新境地を見せてくれるプログラムと言えると思います。
いつもの滑りの重さも感じられず、身体も切れも感じさせましたし、
全体のしっとり感の中に彼女の芯の強さと言うか、
凛としたプライドというかそういうものが感じさせてくれる演技でした。
中野選手のSP「ロマンス」もGPFに続き良い演技でしたね。
見ている側に競技会での緊張感を感じさせず、
EXのプログラムを演じているかの様な伸びやかな滑りでした。
武田選手のSP「タンゲーラ」でも恵まれた身体を生かして
スケールの大きな演技を見せてくれました。
怪我を治してもっと滑り込みが出来れば、
FSでももっとシャープな動きが出来るでしょうし、
来シーズンまでに3T-3T、3Fのどちらかをマスターできれば
五輪代表争いも充分加われる力があると思います。
ただ、今はとにかくDG判定が厳しいので、
新たにマスターしたジャンプをプログラムに入れるのは
難易度が高過ぎるかもしれませんが。。。

FSではやはり鈴木選手の「黒い瞳」に痺れました。目力強過ぎ(笑)。
このFSの演技は十二分に世界選手権の代表権を手にする
価値のあるものだったと感じたので、
代表に届かなかったのは個人的にとても残念ですが、
4大陸で表彰台目指して頑張って欲しいなと思います。
村主選手も哀愁漂う曲をあのスピード感で演じきるのはさすが。
上位選手の中でも最もスピードがあるように見えました。
ジャンプの復調もそうですが、演技全体のスピード感も戻ってきたし、
スピンは確実にレベルアップしてるし、
世界選手権でも良い演技と順位が期待できそうです。
ただ、SP、FSで跳んだ7回の3回転のうち、
ルッツとフリップが各3回で、その他トゥーループが1回と、
トップ選手ではジャンプのバリエーションは最も少なく、
ジャンプの入り方を見なければ、
ルッツとフリップの違いも自分には見分けられないので、
やっぱりちょっと寂しい感じがしてしまいます。
もちろん今のルール上全く問題ないのですが。
鈴木選手、村主選手と対照的だったのは中野選手でした。
SP首位という重圧が重くのしかかってしまったのか、
全体的に滑り急いでいるというか、動かない身体を必死に動かそうとして
どんどん自分のリズムを失っていってるように見えました。
技術的にはシーズンを通して、3Lzと3Fの飛び分けに苦労して
どちらも上手く行かなくなっている状態なのかな?という感じがしました。
来シーズンはバンクーバー五輪出場がかかる
大一番が待っていますから、この悔しさを乗り越えて、
技術的にも課題を克服して、五輪出場だけでなく、
メダルを目指して力を蓄えて欲しいなと思います。

表彰台争い以外では、SPで放送のあった今井遥選手と
FSで放送のあった村上佳菜子選手、
どちらの選手も演技にスピード感があって、
今後の可能性を十分に感じさせてくれてくれました。
これから応援していくのが楽しみですね。

世界選手権はどういう戦いになるんでしょうか。
大技を持つ真央選手や安藤選手は手堅く、
確実に得点を稼ぐ構成に路線変更をしてくるのかどうか。
真央選手は少なくとも4大陸までは攻めの構成で滑るでしょうが、
その結果如何では路線変更も有り得たりするんでしょうか?
DG判定を厳しく取った事で、
今回の全日本の採点は来年の五輪選考に向けて
各選手の演技に影響を与えるかもしれないなと思います。

男子シングルは高校バスケを優先して見た関係もあって、
ちらっとしか見ていませんが織田選手が圧倒しての優勝でした。
小塚選手が優勝できず、個人的には少し残念でしたが、
連戦で調子も落ちているようでしたし、世界選手権表彰台に向けて、
もう一度ピークを作って欲しいなと期待しています。
男子は五輪代表3枠確保に向けて高橋選手を欠いて
厳しい戦いになりますが、是非勝ち取って欲しいです。

posted by マイナー |00:00 | フィギュアスケート | コメント(16) | トラックバック(0)
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2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

さりげなく書いてますね
>SPで放送のあった今井遥選手とFSで放送のあった村上佳菜子選手、どちらの選手も演技にスピード感があって、今後の可能性を十分に感じさせてくれました。これから応援していくのが楽しみですね。

全く仰る通りです!流石マイナー殿!御意であります。
ただ本音はもうちょっと書きたかったんじゃないでしょうか?ワタクシが代弁しましょう。

>今井遥選手の素晴らしい演技に痺れて、体中に電流が走った。

ナルホドナルホド。その気持ちよく分かります、ワタクシもです。

>今井遥選手のキスクラでの笑顔に胸が張り裂けそうだ。

ナルホドナルホド。その気持ちよく分かります、ワタクシもです。今井選手はピュアな透明感がありますね~演技を観てると懺悔したくなりますよ。ワタクシ先月家族サービスするのが面倒で「仕事が入った」と嘘を言ってギャンブルに出かけました。神様ゴメンナサイ。

>今井遥選手を贔屓に応援しようと心に誓った。

ナルホドナルホド。その気持ちよく分かります、ワタクシもです。今井選手は去年はJrの強化指定選手ではありましたが、Jrの特別強化指定選手では無かったかと思います。違ったかな?^^
まぁ何にしても凄まじいまでの成長ですね~今年は世界Jrのタイトル狙ってほしいです~出場するんやないやろか・・・

グッドですね~今井選手。演技に凛としたモンを感じます。マイズナー殿に似た匂いがします。あくまでワタクシ目線ですが^^手足もスラッと長いです。顔もスンゲエ小さいです、あんなに顔が小さいお方を見るのはアムロナミエ以来です。
まぁ兎に角スンゲエスピードで上達しているようですよ。

でシニア^^一つだけにしときます^^
>真央選手は4大大陸までは攻めの構成で滑るでしょうが、その結果如何では路線変更も有り得たりするんでしょうか?

何かそのまま強気でいきそうな雰囲気がします・・・で、とんでもない点数を出しそうやなぁ~^^殺人プログラムなんでしょうがやり遂げそうなので末恐ろしいですね~

posted by 夕焼け | 2009-01-07 04:52

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

あけましておめでとうございます。
女子SP直後の感想はマイナーさんと全く同じでしたが、勝負は終わるまでわからないものですね。
鈴木明子選手を応援していたので、彼女が素晴らしい演技をしたのに一緒にもらい泣きしました。四大陸選手権の代表に決まって良かったです。
一方で中野友加里選手の代表落ちは当日もショックでしたが、今になってじわじわと堪えています。

男子は小塚崇彦選手のFSが印象に残りました。最終滑走の上、スタンバイ後に機材トラブルで音楽がかからずいったん仕切り直す、というアクシデントがあったにもかかわらず、気持ちの入った良い演技だったと思いました。スタンディングオベーションをもらうまでに成長した姿を見て嬉しかったです。
ただ皆頑張って4回転に挑戦していましたが、練習で決めていても試合で成功させることはなかなか難しいですね。4回転を成功させ、プログラムそのものの完成度も高かった本田武史選手や高橋大輔選手はやはりすごかったんだと再認識しました。
昨年のGPFのSP、直前の公式練習では一度も成功しなかったのに本番では4Tを成功させて見せたブライアン・ジュベール選手の底力を思うと、世界選手権での戦いは決して楽観視できないとも思っています。

浅田真央選手は視線の先は、今シーズンの世界選手権よりも来シーズンのバンクーバー五輪に向いているような気がします。それを見据えての挑戦であれば世界選手権の連覇を(できればそれに越したことはないでしょうが)、主眼におかず、先を見据えての構成にこだわり続けても良いのではないかと個人的には思います。
たとえ世界選手権のタイトルを失ったとしても、すでにそのことがマイナスに作用するような位置にいないと思うので。

posted by リナ | 2009-01-07 20:08

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

>夕焼けさん
僕の気持ちを代弁してもらってありがとうございます(笑)。
FSの演技も見たかったなあ。
それにしても夕焼けさんお気に入りの選手を見つけたようですね!
今井選手は身体能力が高そうに見受けられたので、今後の上達も本当に楽しみです。
世界Jrでの活躍を期待しましょう。

真央選手は自分が演じた手ごたえと、今期の得点がマッチしてない事が
ストレスになってないかちょっと心配しています。
彼女の場合はいい演技ができればいい、ってだけじゃなくて、
高得点出して勝ちたい!って思いが強いように感じられるので、
思うように得点が出ない事をストレスに感じて調子を崩したり、
練習を追い込みすぎたりしないといいな~なんて。
まあ1ファンの勝手な心配に過ぎないでしょうけどね。

posted by マイナー | 2009-01-08 00:43

2008全日本フィギュア 女子シングル

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>リナさん
本田武史さんは本当に偉大な選手でした。
現役時代は少しロシアの2人の影に隠れてしまった感はありますけど、
表現力も技術力も間違いなく世界トップレベルのスケーターでしたもんね。
1年前ぐらいにアイスショーのテレビ放送で観た演技も、ステップが鳥肌モノでした。
今はコーチをされているんですね。
舞選手と澤田選手のコーチとして放送にも映っていましたが、
選手を送り出すときの優しい言葉が何かほほえましく感じました。
名選手が名コーチになるとは限りませんが、
選手の長所を伸ばす良いコーチになりそうな気がしています。
本田さんや田村さんといった、
引退後間もない日本のトップスケーターに練習をみてもらえるなんて
それだけでも選手にもすごくいい影響があるんじゃないでしょうか。

真央選手は確かにバンクーバー五輪を見据えているでしょうね。
今シーズンは迷わずに最後まで強気で押し切るでしょうか。
ただ今シーズンのこの流れだと、トリノ五輪のように
各選手とも本番では守りの構成になる可能性も出てきた気が。
世界選手権の結果でバンクーバー五輪の流れも決まるかもしれませんね。

posted by マイナー | 2009-01-08 01:00

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

>1年前ぐらいにアイスショーのテレビ放送で観た演技も、ステップが鳥肌モノでした。

「Nyah」ですか?実際に現地で見て、もう一回これが見たくて本田さん目当てに次の日のチケットも買いました。家に帰って同系統の2003年のSP「レイエンダ」も繰り返し見てしまいました。あれ良いですよね。
コーチ業も大事ですけども、プロとしてもまだまだ活躍してほしいので、どちらもうまく両立させてほしいとわがままなことを思っています。

>今シーズンのこの流れだと、トリノ五輪のように各選手とも本番では守りの構成になる可能性も出てきた気が。

高難度の構成を普段の試合から減点されることなく滑っていたのに、大きな大会で明らかに難度を下げればそれは確かに「守りに入った」と言われるでしょうが、高難度の構成で滑って減点され、次の試合ではそれを回避してクリーンに滑ったことを「守りの構成」と言われるのは、ちょっと選手たちが気の毒かな…と思います。
ただでさえミスなくクリーンに滑ることが難しい競技なのに。

トリノ五輪シーズンもダウングレードに関しては厳しかったですね。今シーズンはそれが1シーズン早く厳格化されたような感じもします。
トリノ五輪女子SPでは、エッジエラー導入前でしたが荒川静香選手は3Fを、サーシャ・コーエン選手は3Lzをそれぞれ正しいエッジで跳んでいないと減点され、サーシャは2Aを跳ぶ前に減速し着氷が乱れそうになった(乱れたわけではないです)のも減点されていました。
サーシャファンですが、彼女のルッツは毎回必ず見逃され、荒川選手や安藤美姫選手のフリップは必ず減点されていたのがそれまでの採点だったので、この採点は驚くと同時に公正さに胸をなでおろしました(ソルトレイクシティ五輪のような騒ぎはうんざりです)。
当時はGOEの積極加点が推奨される前で、ジャンプはよほど質が良くなければ加点されませんでしたし、されてもGOE+1以下でしたから、現在のようにGOE+1~2がどんどんつく採点の方が他でミスしても取り戻せる分、まだましかも知れないです。
五輪当日に厳しい判定をされるより、今から厳しい判定をされ、その対策を考えることができるなら、それにこしたことはないと思っています。

posted by リナ | 2009-01-08 20:53

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

全日本女子ですが、自分が観て実際にプロトコルを観て納得していたつもりですが、正直自信がなかったので、マイナーさんのブログを読んで少しほっとしています。

私もトリノの荒川選手の演技は決して守りの演技だったとは思っていません。
「完璧な着氷でなければ自分は目をつけられていたから減点されると思っていた」と後で語ってましたが、
1つめのコンボはモロゾフコーチの指示、2つ目のコンボは1つめの着氷で判断したそうです。あの状況で極めて冷静な判断が出来るというのも凄いと思いました。
あれほど優雅で1つ1つの高度なエレメンツが自然に散りばめられた美しいプログラムというのはなかなかお目にかかれないと思っています。

あと、小塚選手についてですが・・・・
今回の経験でもっと大きく成長してくれるんじゃないかと逆に期待しています。
「3枠」に関しては、自分のためにも絶対に必要なんだという強い決意と覚悟がを感じました。

posted by alvaro058 | 2009-01-08 23:01

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

>リナさん
「Nyah」という曲かどうかは覚えていませんが、フラメンコの曲だったはずです。
なんか独自の世界観を作り出していて、ランビエール選手なんかにも
引けをとらないんじゃないかと思ったのを覚えています。
確かにまだまだ本田選手の滑り見せて欲しいですね。

守りの構成の件ですが、構成の難度を落とす選手の選択に異論があるんじゃなくて、
選手にそういう選択をさせてしまう今の採点方法が残念だなと思っているんです。
何度も書きすぎですが、やっぱりDGの二重減点が元凶です。
確かにトリノ五輪での荒川選手の演技はすばらしかったし、観ていて鳥肌が立ちました。
でも今では、あのトリノ五輪で彼女の持つ技術のすべてを披露できなかったのは、
やはり残念なことだったんじゃないかと思うようになってきました。
彼女はあの時長い選手生活の中でも最も好調な状態だったんじゃないかと思うんです。
それなのに、挑戦する事を妨げるような減点法があるために、
彼女のベストの演技を披露する機会を失った可能性もあったかなと。
もちろんこれは個人的な憶測でしかないんですけどね。

今まさに真央選手が女子選手としては偉大な挑戦をしていると思うのですが、
今の採点方法では得点的にはどうも報われそうにありません。
彼女であればそんな採点方法も全部ひっくるめて、乗り越えてくれるかもしれませんが。
バンクーバー五輪に向けて勝負にこだわるのか、
勝負度外視であくまで自分のベストの演技を貫くのか、
そんな選択をさせてしまうことになったら、やっぱり悲しいなと思っています。

posted by マイナー | 2009-01-09 02:28

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

>alvaro058さん
こちらこそ宜しくお願いします。

守りの演技というのは表現が悪かったですね。
成功と判定される基準が高く、得点的にもリスクが大きくて、
挑戦できない事が問題だなと思っているんです。

小塚選手は自分で自分の五輪枠を確保しなきゃならないわけですから、
ここは一つ大きな試練です。
GPは「挑戦者」で望めたでしょうが、世界選手権はそうも行きませんから、
本当に強くなったかどうか、見守りたいですね。

posted by マイナー | 2009-01-09 02:35

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

マイナーさん

いえ、きっとマイナーさんならわかっていただけてると思ってました、こちらこそ失礼しました。

それにしても、年明けからアイスショー続きで4大陸が控えている選手には影響がないかとちょっと心配でもあります。
それが選手のトレーニングの1つとしてプラスになればいいのですが。

posted by alvaro | 2009-01-10 23:08

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

>alvaroさん
返信遅くなりすみません。
選手にとってアイスショーの負担ってどれぐらいあるんですかね?
お客さんの前で気持ちよく滑れて、練習の合間のリフレッシュになるっていう感じだったら
いいんですけど、実際のところどうなんでしょうか?
他のスポーツだとシーズン真っ只中に
試合以外の複数のエキシビジョンをこなすなんて考えられないと思うんですが、
これもフィギュアの一つの特徴ですよね。
どの選手も怪我を悪化させたり、体調を崩したりだけはしない事を願っています。

posted by マイナー | 2009-01-14 19:57

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

こんばんは。
全豪、伊達選手、残念でしたけどあの頑張る姿に何よりも励まされました。
と、エントリーとは別件のこと書き込んですみません。

キミー・マイズナー選手が腰を痛めて全米選手権を欠場することになりました。一週間前、オフアイスのトレーニングで痛めたのを我慢して練習を続け、3Lzを降りそこねてしまい、一時期歩くこともできなくなってしまったとか。1・2週間の休養が必要と診断され、欠場を決めました。
残念ながら今シーズンは彼女の滑りをもう見られません。
来シーズンはシードから外れますので、全米選手権に出場するには地方のブロック大会から出場することになります。GPSも今の成績では派遣が厳しくなります。
最も読売新聞の記事→http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/figure/fi20090101_01.htmに紹介されていますが、GSP出場基準を緩和し、「過去の世界選手権6位以上入賞者は2試合保証」という出場条件が正式承認されれば、彼女も2試合出場できますし、そうなると時期が被るブロック大会は免除されます。
どういう選択をするかわかりませんが、怪我が良くなることを祈っています。

またサラ・マイヤー選手も椎間板ヘルニアでヨーロッパ選手権を欠場。本当は手術が必要なのですが世界選手権に出場し五輪の出場枠を取ることを優先し、世界選手権後まで手術を伸ばすということで、こちらも心配です。

度重なる選手の怪我情報に、心が折れそうです。見ている方がこれほど辛いのだから、当人や関係者はなおさらでしょうね。これ以上、誰にも怪我をしてほしくないです。

posted by リナ | 2009-01-20 00:46

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

>リナさん
マイズナー選手には過酷な試練が続きますね。
GPS出場緩和の件は前にチラッと読んでいました。
記事だと詳細がわからないのですが、承認されればマイズナー選手や高橋選手は
来シーズンのGPS2試合出れそうです。
復帰のうわさがあるプルシェンコ選手やコーエン選手には適用されるんでしょうか?
あまり過去に遡って適用してしまうと、
五輪シーズンだけ現役復帰する選手が増えてしまう気もするし。

フィギュアは怪我と隣り合わせの競技という事が身にしみてわかってきました。
他のスポーツと比べても怪我を抱える選手の割合や、
致命的な怪我をする確率が高そうです。
競技の特性上仕方ない面も大きいのでしょうが、
フィギュアスケートにあった怪我をしにくい身体の作り方や練習方法のさらなる研究、
スケート靴の進化など、まだまだ選手をバックアップする体制が弱いのも
一つの原因かもしれないんじゃないか、なんて考えています。
日本はこのフィギュア人気で資金面は比較的潤沢でしょうから、
選手の身体を守るための研究や用具開発にお金を使って欲しいですね。
2007年の世界選手権が大赤字だとか言ってるんじゃ無理な相談かなあ。。。

posted by マイナー | 2009-01-22 18:12

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

お返事ありがとうございます。ヨーロッパ選手権と全米選手権のせいで寝不足です。

新採点になってからスピンやスパイラルなどでの無理な姿勢、アイスダンスでさえアクロバット化するリフトなど、旧採点の頃とはまったく違ったものを求められるようになったことも大きいと思います。
特に旧採点から新採点に移行する中で、全く新しいルールに対応しなければならなかった選手たちは、最初から新採点で戦ってきた選手より負担も大きく、そのひずみが出てきたのが今シーズンの怪我人の多さなのかもしれないと思います。エミリー・ヒューズ選手も全米欠場ですし、トマシュ・ヴェルネル選手も怪我しているみたいですね。

連盟は不正経理問題で役職を追放された元強化部長が織田選手と村主選手のたっての望みで現場に復帰するそうですね。彼女の今までのやり方を知っているだけに心穏やかではいられません。
確かに有能ですが、失策も多くあり、選手を駒扱いし、成功すれば自分の功績、失敗すれば選手とコーチの責任にしてきた人です。
毎日新聞の記事によると、織田選手と村主選手のモロゾフへのコーチ変更も彼女が裏で口を聞いたそうで、正直嫌悪感を隠せません。
やり方もそうですが、あのような記事を書かれてしまうこと自体問題だと思います。
使いようによって毒にも薬にもなる人物だとは思いますが、ミイラ取りがミイラにならぬよう連盟には心してほしいと思います。

posted by リナ | 2009-01-23 23:04

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

>リナさん
元強化部長戻ってこられるんですか。。。
それってアリなんですかねぇ?
あの事件でクロで決着したんですよね?
「(城田氏の)知識や経験、人脈を貸してほしいと、選手側からも要望があった」
とありましたが、具体的にどういう場面で彼女の力が必要なんでしょうか?
率直にISUへの人脈を使いたいってこと?
少なくても選手からの支持は強いってことなのかな?
自分は詳しいことはわからないですが、
彼女の手腕を高く買っている方も多いようですし、
復帰には賛否両論出てきそうですね。

posted by マイナー | 2009-01-24 13:38

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

あの事件はクロで決着しましたが、彼女は役職を追われただけで済み、刑事罰には問われていませんね。

http://mainichi.jp/enta/sports/general/news/20090120ddm035050003000c.html

前述した毎日新聞の記事ですが、この記事が出た翌日、織田選手と村主選手にモロゾフを斡旋したことの見返りとして、二人が連盟に元強化部長の復帰を直訴したという記事が複数のメディアから配信されました。

確かに織田選手・村主選手は良かったかもしれません。しかし、高橋選手はコーチと振付け師というチームの根幹を一度に失い、そこから立て直しを図る最中で大怪我、安藤選手は本調子ではなく全日本では危うく代表落ちの危機、という状況で彼女が自分の手柄を誇るべきなのか?という疑問があります。

彼女は長い間国際ジャッジとして活躍し、顔が広く、押しも強く、選手の才能を見出すことに長けており、その時に必要な環境を用意することができた人です。

たとえば、2003年末にアイスショーで来日したアレクセイ・ヤグディンから、当時タチアナ・タラソワコーチに師事していたサーシャ・コーエンが高額のコーチ料にも関わらず十分な指導が受けられていないとして、タラソワの下を離れると聞き、翌2004年に荒川静香選手をタラソワに見てもらうように強引に頼みます。その3ヶ月後、荒川選手は世界チャンピオンになりました。
しかし、それまで荒川選手が師事していたリチャード・キャラハンコーチにはFAX1枚で解任を告げたため、キャラハンは日本スケート連盟に激怒し、以降日本選手は見ない、と宣言しています。
(余談ですが当時、荒川選手は元強化部長の意のままに従っていましたが、この件と同じ轍を踏まないよう、トリノ五輪シーズンは自分の判断で動き、自分でタラソワに別れを告げ、モロゾフにも自分で電話をかけてコーチを依頼したそうです。)
と、まあ功罪両面がある人ですし、2005年の世界選手権予選を怪我で棄権した本田武史選手を非難した言葉を私は許すことができないので、彼女の再登場に不快感が隠せません。

posted by リナ | 2009-01-24 14:15

2008全日本フィギュア 女子シングル

コメント投稿者ID :

>リナさん
城田さんってどっちかというと、野球やサッカーの代理人みたいな事やってるんですね。
連盟みたいな半公的な団体に所属せず、
私設で事務所でも立ち上げて特定の選手と契約して活動すればいいのにって、
思ってしまいますけど、さすがにそういうもんじゃないでしょうか?
しかし、選手が直訴したからって、復帰が叶うものでしょうか?
2人の選手はマスコミ向けのアピールにうまく使われたような気がします。
選手の直訴でって言われると、やっぱ批判しにくいですよ。
恐るべし城田さん(笑)。
どこまでも推測でしかないですが。

posted by マイナー | 2009-01-24 16:23

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