2009年03月29日
女子シングルはヨナ選手が歴代世界最高でぶっちぎりました。
点数はずいぶん出た印象がありますが、
異論の挟みようのない完全優勝だったのではないでしょうか?
また、久々にイキイキとした演技を見せた安藤選手、
怪我を押してすばらしい演技を見せマイヤー選手、
復活がとても嬉しいゲデバニシビリ選手の演技が印象に強く残りました。
<女子シングル>
1 キム・ヨナ 韓国 207.71
SP①76.12(43.40、32.72) FS①131.59(63.19、68.40)
2 ジョアニー・ロシェット カナダ 191.29
SP②67.90(37.50、30.40) FS③123.39(60.59、62.80)
3 安藤美姫 190.38
SP④64.12(34.40、29.72) FS②126.26(62.34、63.92)
4 浅田真央 188.09
SP③66.06(35.90、30.16) FS④122.03(60.15、62.88)
5 レイチェル・フラット 米国 172.41
SP⑦59.30(32.50、26.80) FS⑤113.11(58.31、54.80)
6 ローラ・レピスト フィンランド 170.07
SP⑥59.66(31.74、27.92) FS⑦110.41(53.09、58.32)
7 アリーナ・レオノワ ロシア 168.91
SP⑪58.18(32.50、25.68) FS⑥110.73(57.53、53.20)
8 村主章枝 164.58
SP⑨58.40(32.20、27.20) FS⑨106.18(51.46、54.72)
9 サラ・マイヤー スイス 163.37
SP⑩58.36(32.00、26.36) FS⑩105.01(50.37、54.64)
10 エレネ・ゲデバニシビリ グルジア 162.48
SP⑧58.82(31.54、27.28) FS⑪103.66(50.14、53.52)
キム・ヨナ選手
優勝おめでとうございます。
SPでの76点台は自分の予想を大きく超える点数でしたし、
FSでは最後のスピンは得点弾かれたのに余裕の200点オーバー。
TESのGOEでの高い加点に加え、PCSで断トツのトップ評価でした。
来年の五輪に臨むにあたって、
3Fは「!」ならそれほど点数には響きませんし、
技術的には3Sの精度を高めるぐらいしかありませんから、
他の選手に比べて精神的にもずいぶん楽なんじゃないかと思います。
ただ一度世界女王になってから、
次のシーズンで苦労する選手が結構多いので、
プレッシャーに感じないかどうかが気になるところです。
ロシェット選手
初の表彰台おめでとうございます。
2位~4位は僅差でしたが、ここでメダルを取った経験は
来年の五輪本番に向けて大きな財産になると思うので、
来年地元の大歓声を受けて、ベストな演技を期待したいです。
もう一度言っておきますが、FSのアランフェスかっこいいです!
安藤選手
SPから身体の動きが目を見張るほど良くて、
これはFSでも期待できると思いましたが、
まさにその通りの結果となりました。
調子が悪そうだと姿勢が悪いのや、スピードがないのが目立ちますが、
今大会では全くそういう感じがなく、プログラムに入り込めました。
体調と気持ちがはまった時の安藤選手は、やはりすごい。
FSの2A-3Tもきれいでしたね。
特に今シーズンのSPはこれまでの安藤選手の殻を
突き破ったプログラムになったんじゃないかと思います。
ここで評価を取り戻したのも、来年五輪本番に向けて、
大きなプラスとなるんじゃないでしょうか。
真央選手
今シーズンはチャレンジの年と位置づけていたと思いますが、
最後に結果は伴いませんでした。
3A×2回、3Lzの矯正、3Sの苦手克服、息つく暇のないFSと
世界女王として守りに入るのではなく、
多くの課題克服にチャレンジしましたが、
この世界選手権の結果だけを見れば、
チャレンジは裏目に出たと言わざるを得ません。
いくら天才と言えども、
たった1シーズンで取り組む課題としては多すぎたでしょうか。
加えて3F-3Loの回転不足判定が厳しくなり、
予定外の課題も増えてしまったことが誤算だったのかもしれません。
多くの課題克服にチャレンジした影響なのか、
本来のスケーティングの伸びや滑らかさを
失ってしまっているように感じます。
PCSもヨナ選手と大きく差をつけられているのは、
そのあたりが影響しているのかと思われます。
しかし、どういう形になるかは分かりませんが、
このチャレンジは必ず身を結ぶはずです。
メダルを逃したのも、来年に向けての発奮材料になるだろうし、
本当の意味でチャレンジャーとして五輪に向かえるので、
それもプラス材料にしてくれるでしょう。
今のヨナ選手に勝てるのは真央選手しかいないと思います。
五輪に向けて勝てるプログラムを作ってくるのか、
それとも自分の能力最大限のプログラムで挑戦するのか、
どちらにしろ彼女の五輪での演技が楽しみでなりません。
最後の最後に3F-3Loが認められたのは、大きな収穫でしたね。
posted by マイナー |00:00 |
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2009年03月28日
またまたすっかり更新をサボってしまいました。
WBCとかモーグルの世界選手権とか、
書き残しておきたいスポーツはたくさんあったのですが。。。
WBC日本世界一の余韻に浸ってたら、
すぐにフィギュアの世界選手権が始まってしまい、
実はまだ完全なフィギュアモードに入れてないんです。
とは言え、今シーズン最も重要な戦いであり、
来年のバンクーバー五輪の枠取りもかかる大事な大会です。
女子のSPの結果も出て、残るは女子FSのみとなりましたが、
まずは男子シングルの結果を振り返ります。
<男子シングル結果>
1 エバン・ライザチェク 米国 242.23
SP②82.70(TES44.40、PCS38.30) FS①159.53(80.53、79.00)
2 パトリック・チャン カナダ 237.58
SP③82.55(45.60、36.95) FS②155.03(78.93、76.10)
3 ブライアン・ジュベール フランス 235.97
SP①84.40(46.00、38.40) FS③151.57(75.77、76.80)
4 トマシュ・ベルネル チェコ 231.71
SP④80.36(44.06、36.30) FS④151.35(75.35、76.00)
5 サミュエル・コンテスティ イタリア 226.97
SP⑥78.50(44.50、34.00) FS⑤148.47(73.67、74.80)
6 小塚崇彦 222.18
SP⑤79.35(44.20、35.15) FS⑦142.83(72.23、70.60)
7 織田信成 218.16
SP⑦76.49(41.94、35.55) FS⑧141.67(72.27、69.40)
8 デニス・テン カザフスタン 211.43
SP⑰68.54(38.24、30.30) FS⑥142.89(77.89、65.00)
9 ブランドン・ムロズ 米国 207.19
SP⑧76.10(42.30、33.80) FS⑬131.09(65.89、65.20)
10 アンドレイ・ルタイ ロシア 204.99
SP⑮70.15(36.60、33.55) FS⑨136.04(75.14、61.90)
日本男子バンクーバー五輪3枠見事獲得、おめでとうございます!
3枠クリアできると信じてましたが
本当にスレスレでした。
アメリカはGPF優勝、全米チャンピョンのアボット選手が
まさかの11位と振るいませんでしたが、
ライザチェク選手の優勝で手堅く3枠確保。
同じく3枠を狙っていたフランスは、ポンセロ選手が16位と低迷。
NHK杯や欧州選手権の出来では、3枠固いと思ったのですが、
やはり一発勝負に照準を合わせるのは難しいんですね。
ライザチェク選手
正直アメリカ地元優勝はないかなと思っていたので、少し驚きました。
SP、FSともパーフェクトにまとめたライザチェク選手の精神力に脱帽です。
見事な優勝でしたが、個人的には彼の今シーズンの演技は
最後までしっくりこなかったなという印象が否めませんでした。
間がないっていうか、曲を表現できてる感じがしないというか。
これは好みの問題が大きいと思うので、何ともいえませんが、
SPのボレロのステップなんかは、ちょっと違うな〜と感じます。
今シーズンのプログラムは新たなチャレンジだったのでしょうから、
バンクーバー五輪ではもっと彼の特徴に合ったプログラムが見たいです。
チャン選手
SPはちょっと点数伸びなかったなと言う感じでした。
というか、SPもFSもPCSは彼がトップじゃないですか?
スケーティング技術や、曲の表現などは
明らかに他の選手より一段レベルが上のように感じます。
去年の時点でも十分上手かったと思いますけど、
今シーズンは突き抜けてしまったな〜という感じでした。
プログラムとの相性もあるのかもしれませんが、
他の選手とは違う次元の力を持っている印象を受けます。
地元バンクーバー五輪では優勝の最有力候補ではないでしょうか。
パーフェクトの彼に勝てるとしたら、
僕的には日本の高橋選手しか考えられないです。
ジュベール選手
4回転はさすがでしたが、FS最後の最後に2Aで転倒するとは。
それでも彼の勝負に対する強いこだわりは
今大会でも十分感じられましたし、
この負けで五輪チャンピョンへ掛けるの覚悟が
より一層高くなったのではないかと思います。
ベルネル選手
FS最後2つのジャンプの前までは、優勝もありえるか?と
思わせるほどのいい演技でしたが、
最後に2つ2回転ジャンプになってしまいメダルに届かず。
昨年の世界選手権に比べ、演技をまとめられたのを良しとするのか、
勝負どころで勝負弱さを露呈したと見るのか、難しいところ。
潜在能力の高さはピカイチだけに、
五輪本番で勝負弱さが露呈しないかが鍵になりそうです。
コンテスティ選手
FSの西部劇風の演出は会場を見方につけてました。
正直言ってステップとかはつなぎはそれほどでもないんじゃない?
って思いましたが、あそこまで盛り上がるとPCSも上がりますね。
欧州選手権での活躍して、世界選手権でも結果を残しましたので、
来年の五輪ではメダル候補の1人になりそうです。
小塚選手
今回一番贔屓にしていた選手です。
FSのロミオとジュリエットはこれまでで一番ぐっと来ました。
明らかに緊張していて、ジャンプも跳び急いでいる感じがしましたが、
それでもプログラムとしては良かったんじゃないかと思います。
いつもはジャンプのGOE加点で稼ぐので、
今回はそれがなかった分メダルには届きませんでしたが、
メダルよりも3枠を目標としていた節があるので、
そういう意味では目標達成で、自信になったんじゃないでしょうか。
本当はメダル狙いますっていって臨んで欲しかった気もしますが。
PCS上げないと五輪でのメダルは厳しそうですが、
個人的には彼の演技スタイルはこのまま貫いて欲しいなと望んでいます。
織田選手
SPでは壁に激突、FSではザヤックルールに引っかかり、
本当にいろいろハラハラさせてくれる選手です。
調子自体はすごく良さそうだったので、
本来であれば十分メダル争いできたはずなのに、
ちょっともったいなかったですね。
メダルは取れるときに取っておかないと、
なかなか手が届かないって事になることもありますから。
それにしてもFSの4T-3Tは美しかったですね。
これが確率上がってくれば、来シーズン楽しくなりそうです。
posted by マイナー |00:00 |
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2009年02月08日
ヨナ選手と同様チャン選手がSPぶっちぎり首位でスタート。
FSは緊張してしまうかなと思ってましたが、
そんな事は全く感じさせず、すごく良い演技を見せてくれて、
今大会は「チャン選手の大会」という印象を強く残しました。
どうせなら3Aのコンビネーションもバッチリ決めてもらって、
保存版にしたかったぐらい。
ライザチェク選手は久々にいい結果が出て良かったです。
日本勢は3、4位ということで両選手ともに満足はしてないと思いますが、
世界選手権でも最低限このぐらいの演技はできるということで、
調整としてはいい結果だったのではないかと思います。
<男子シングルス結果>
1 パトリック・チャン カナダ 249.19
SP①88.90(50.30,38.60) FS①160.29(80.19,80.10)
2 エバン・ライザチェク 米国 237.15
SP②81.65(44.30,37.35) FS②155.50(80.80,74.70)
3 小塚崇彦 221.76
SP③76.61(42.76,33.85) FS④145.15(75.55,70.60)
4 織田信成 220.26
SP⑥75.04(39.84,35.20) FS③145.22(75.62,70.60)
5 ジェレミー・アボット 米国 216.94
SP④75.67(40.72,35.95) FS⑥141.27(69.27,73.00)
チャン選手
勝負強い印象はそれほど持って無かったのですが、
カナダ自国開催の大会に合わせて、バッチリ調子も合わせ、
プレッシャーにも負けず素晴らしい演技を見せてくれました。
音楽を表現するという意味では、
17歳であるにもかかわらず、引退してしまったランビエール選手、
そして怪我中の高橋選手と並ぶ力を持っていて、
音楽と完全に融合してる、一体化してるように感じられました。
元々はジャンプがやや苦手?という印象もありましたが、
今回は特にSPの3Aの高さと着氷後の流れには驚かされましたし、
全てのジャンプの完成度が高く、かなりの加点を得ました。
3Fは若干アウトエッジかなと思いましたが、「!」マークはついていません。
ロシェット選手同様、ここにピークを合わせると
世界選手権に再度ピークを持っていくのはやはり難しいと思いますが、
優勝を争う最有力である事は間違いなさそうです。
バンクーバー五輪でも高橋選手の一番のライバルになりそうな気がします。
ライザチェク選手
今シーズンはモチベーションが高かったと思うんですが、
結果がついて来ないという、もどかしい状況が続いていました。
今大会では良い演技で、点数も出て良かったです。
FSの4Tは回転不足かと思いましたが、次の3Aの方が回転不足取られてました。
いい結果でしたが、SPもFSも個人的にはなんかイマイチしっくり来ないんですよ。
ボレロは間の取り方がちょっと早く、滑り急いでる感じがするし、
FSは慎重に行き過ぎて、スピードの強弱が上手く付けられてないように感じるし。
五輪に向けて新しい事にチャレンジしてるってことで良いんでしょうが、
五輪シーズンにどんなプログラムを持ってくるか、興味があるところです。
小塚選手
個人的に好きなので、もっとPCSあげて下さい(笑)。
リンクが狭いのと関係あるのか、
SPはスピードはコントロールしたように見えました。
シンプルな構成なだけに、勢いよく見えないと魅力が落ちますね。
FSは最初の4Tより、後半の3Aをきっちり決められるかどうかで、
プログラムの印象が大きく変わってきます。
後半の3A決まると、観客も盛り上がりやすいですから。
4Tは転倒しましたが、回転は認められたので収穫あったでしょうか。
五輪枠がかかる世界選手権でも挑戦出来るかどうか。
ぜひ決めてメダル取って欲しい!
織田選手
メダルまで後一歩でした。
4回転は飛べた!って思ったんですけど、惜しかったです。
回転不足には見えなかったけどなあ。素人目で判断は難しい。
あの膝の柔らかさを持ってしても、
4回転を着氷するのは難しいものなんですね。
緊張もしていたようなので、世界選手権前へのステップとして
大きなプラスになりそうな感じがします。
五輪3枠ぜひお願いします!
アボット選手
見てる側の意識が変わったのか、アボット選が変わったのか、
すっかり風格が出てきました。
それでも全ての大会でベストの出来ってわけにはいきませんので、
今大会はこれぐらいでいいのでしょう。
地元開催の世界選手権で、今シーズンの躍進ぶりを見せつけて下さい!
ムロズ選手
全米2位と大躍進した18歳ですが、SP5位につけるも、FS9位で総合8位。
FSの放送もなく、残念でした。
FSでは3Aが2回とも回転不足判定で、乱れたようです。
他のアメリカの選手同様、全米から比較的間が無かったので、
今は調子を落としている所でしょうから、
世界選手権に向けて調子を上げてもらって、
勢いのある演技を見せて欲しいです。
posted by マイナー |00:00 |
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2009年02月08日
SPのリードを守ってヨナ選手の逃げ切り勝ち。
ヨナ選手はSPで世界最高点をたたき出し、FSもぶっちぎるかと思ってましたから、
ちょっと以外といえば意外な結果に。
真央選手はFSで2つミスありながらも、FSは僅差の1位。
2人に割って入ったロシェット選手は、身体がキレキレでとても良い演技だったので、
FSの点数がちょっと低くて驚いたぐらいですが、
3T+3Sのシークエンスでステップが多く入った為認定されなかったようで、
これが得点に響きました。
個人的にはロシェット選手に優勝させてあげたいぐらい良い演技だったと思います。
<女子シングル結果>
1 キム・ヨナ 韓国 189.07
SP①72.24(TES42.20,PCS30.04) FS③116.83(56.95,60.88)
2 ジョアニー・ロシェット カナダ 183.91
SP②66.90(37.90,29.00) FS②117.01(58.45,58.56)
3 浅田真央 176.52
SP⑥57.86(29.10,28.76) FS①118.66(58.58,60.08)
4 キャロライン・ジャン 米国 171.22
SP⑤58.16(32.40,25.76) FS④113.06(60.02,53.04)
5 シンシア・ファヌーフ カナダ 169.41
SP③60.98(34.70,26.28) FS⑤108.43(54.51,53.92)
6 村主章枝 167.74
SP④60.18(33.70,26.48) FS⑥107.56(52.92,54.64)
7 レイチェル・フラット 162.83
SP⑧55.44(30.00,25.44) FS⑦107.39(56.35,51.04)
8 鈴木明子 160.36
SP⑨55.40(30.88,24.52) FS⑧104.96(53.76,51.20)
9 アリッサ・シズニー 159.81
SP⑦55.62(30.10,26.52) FS⑨104.19(50.11,54.08)
10 アメリー・ラコステ 146.18
SP⑩49.78(29.62, 21.16) FS⑩96.40(49.92,46.48)
キム・ヨナ選手
SPは何かに取り憑かれたかの様な渾身の演技でした。
それにしても彼女はSP強い。
3F-3Tも3Fで「!」が付けられますが、
エッジの事なんか関係ないぐらいダイナミックで、完成度が高い。
失敗してるのもほとんど見た事無いし。
3-3をこれだけ高確率で飛べた選手ってこれまでにいたんでしょうか?
演目も彼女にぴったりで、このSPやっぱり好きです。
ロクサーヌも越えたかも。
TESはすべてのエレメンツでGOE加点を受けて、合計ではすごいことになってます。
SPのこの調子ならFSもぶっちぎりで優勝かと思いきや、
FSは一転してかなり固かったよう見えました。
後半になるにつれスピードも落ちたように見えたし、
顔は笑顔だったけど、身体がそれほど動いてないように感じられました。
3Lzで回転不足も取られましたし、
2ndの3Tもいつもに比べて余裕がなさそうでした。
SPはあれだけ完璧だったのに、
優勝のプレッシャーから身体が動かなくなったのでしょうか。
フリーでの会心の演技はなかなか見せてもらえません。
3Loはやっぱり苦手のよう。挑戦してくれたのは嬉しいですが。
世界選手権で優勝を争う場合は、2Aに変えてくるでしょうか。
キム・ヨナ選手レベルの選手でもSP、FSを揃えるのがいかに難しいかという事ですね。
世界選手権もSPでヨナ選手が飛び出して、
FSで真央選手、ロシェット選手等が追いかけるって構図になりそうです。
しかしヨナ選手、カナダでは絶大な人気があって驚きました。
ロシェット選手
地元開催なんで仕方ないんでしょうが、
世界選手権前のこの時点で、
こんなにバッチリ調整合わせて大丈夫かな?と少し心配になるぐらい、
調子が良さそうでした。
FSはヨナ選手、真央選手に劣らず、個人的には一番良かったと思います。
失礼かもしれませんがアランフェスは男前すぎます。カッコイイ!
あの大声援の中でこの演技と結果が残せた事は、
バンクーバー五輪に向けてこれ以上ない最高のリハーサルになったでしょう。
世界選手権に向けてもう一度ピークを持って来れるでしょうか。
真央選手
自身も調子がベストではないと公言していた中での演技。
SPのスピンでレベル取りこぼすのはちょっといただけないですが、
それでも最低限ちゃんとまとめるのはさすが。
調子が悪くても精神力で乗りきれたのは、すごくプラスだったんじゃないでしょうか。
調子が悪い原因が世界選手権に標準を合わせて調整途中だから、
という理由なら全く問題ない。
というか、逆にその方が世界選手権に期待が持てます。
しかし、どこか怪我をしてるとか、疲労が溜まり過ぎてるとか、
ルッツの矯正が影響してきているとかだと、
世界選手権に向けてさらに調子が下がる可能性も無くはありません。
でも演技後の表情は明るくて、
自分の状態もきちんと把握出来てるような感じがしたので、心配はないでしょうか。
世界選手権での完全版「仮面舞踏会」をぜひ見せて欲しいものです。
ジャン選手
FSは3F+3Tで回転不足判定があったものの、ほぼノーミスの演技。
TESは1位でも、演技にはやっぱりスピードがないように見えて、PCSは伸びず。
これから点数を伸ばすには、ジャンプのクセは治すのは難しいでしょうから、
スピードつけることが最優先になるのかなあ。
このままではトップグループに追いつけなさそうですから、
来シーズンに向けて、どんなところを伸ばしてきてくれるのか楽しみにしています。
ファヌーフ選手
今回はもちろんカナダ開催の恩恵を受けてボーナス点が出たと思いますが、
安定してこのような演技が出来れば、
このぐらいの得点は十分に出そうな力はありそうですね。
感じ的にはシズニー選手にロシェット選手の力強さを
プラスしたようなイメージを受けました。
カナダの選手は皆実力出し切って、勝負強さが目立ちます。
村主選手
FS演技後の手応えを掴んだ様な、
充実感に満ちたすがすがしい笑顔がとても印象に残りました。
調子は完全にトリノの五輪シーズンのレベルに戻っているんじゃないでしょうか。
最終グループの中でもスケーティングのキレはやはり目を引く物があります。
彼女の努力はもちろんですが、モロゾフコーチはやっぱりただ者ではないんでしょう。
これだけ調子が戻れば、本番に強いという彼女最大の長所も、
十分に発揮出来そうですから、
世界選手権ではメダルかっさらってくれるんじゃないか、なんて期待をしています。
鈴木選手
FSは日本選手権ほどの出来ではありませんでしたが、
鈴木選手ここにありっていうところは見せられたんじゃないでしょうか。
ステップで手拍子をもらえたのは嬉しかったでしょうね。
しかし、カナダのファンの方は熱狂的でもあり、温かくもあり、
さすが北米はフィギュアの本場だなーと見ていて感じました。
欲を言えば鈴木選手にはノーミスで表彰台争いに絡んで欲しかったんですが、
この4大陸の出場権を得るまでの過程を考えれば、
4大陸で8位という結果以上に素晴らしいシーズンだったのだと思います。
五輪にはみんな出してあげたいもんです。。。
シズニー選手
全米から比較的間がない中での大会なので、
調子がピークではないから仕方ないかもしれませんが、
全米女王としてはもっといい成績を残したかったはず。
全米優勝で一気に覚醒した!みたいなのもちょっと期待していたのですけど。
今回の地元カナダ勢が素晴らしい演技を見せてくれましたから、
次は地元世界選手権でのシズニー選手の演技に期待しましょう。
また全米の時のような笑顔が見たいですもんね。
posted by マイナー |00:00 |
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2009年01月29日
八王子(東京) 80-89 福岡第一(福岡)
第1Q出だしから両チームとも積極的なバスケを展開し、
速いトランジションからためらいなくどんどんシュートを放ちます。
序盤は八王子#7ワドゥ選手対福岡第一#イブラヒマ選手の
ガチンコ勝負という感じでしたが、
時間が経つにつれ、徐々にワドゥ選手対福岡第一全員オフェンス
といった様相に変わっていきます。
ワドゥ選手は47得点の大活躍でしたが、
最後は福岡第一全員オフェンスの勝利。
特に福岡第一は終盤3Pを高確率で沈めたのが効きました。
福岡第一の玉井選手は6/6の大当たりですからね。
八王子も#4板垣選手がチームが苦しいところで
よくシュートを入れ返しましたが、及ばず。
八王子は終盤に積極的にダブルチームをかけて、
ボールを取りに行きましたが、結果的にはこれが裏目に出ました。
高い位置では福岡のうまいボール運びで交わされ失点。
セットの場面でも福岡のボール回しが上回り、
福岡の思うように3P打たれ、逆に福岡にリズムを与えてしまいました。
ワドゥ選手も体力的にちょっと落ちてるようだったので、
トランジションをさらに上げようとするのは、ちょっと無理だったかな。
まだそれほど点差もなかったし、我慢して通常のマンツーで
追いかけていれば、最後にチャンスもあったかも、
なんて思わなくもないですが、
第4Qリード許した場面でディフェンスしかけて、
それが通用しなかったんですから、仕方ないですね。
逆に言えば福岡第一の競った試合での冷静さと、勝負強さが
際立ったゲームでした。
延岡学園(宮崎) 58-70 洛南(京都)
このゲームは何といっても洛南#6谷口選手のディフェンスが
勝利に大きく貢献しました。
これまでの試合でゴール下で面白いように得点を重ねていた
延岡学園#5ジャーラ選手を12得点に抑える見事なディフェンス。
特に前半はジャーラ選手をほぼシャットアウトし、
延岡のオフェンスを崩壊させたといっても過言ではありませんでした。
とにかくボールを入れさせない積極的なディフェンスは本当にお見事。
大きな外国人選手を相手にディフェンスで奮闘する姿は、
アルバルクの古田選手に通ずるものを感じましたね。
チーム全体のリバウンドに対する意識の高さも、
終始に延岡ペースを与えない大きな要因だったと思います。
一方の延岡はジャーラ選手が完全に押さえ込まれ、
オフェンスで次の手が出てこない。
ツインタワーの一角#7永吉選手から攻撃を組み立てるとか、
ジャーラ選手と永吉選手二人のハイ&ローのコンビ使うとか、
ジャーラ選手に入れてインサイドアウトとか、
ジャーラ選手を一旦外して平面の速いバスケでリズムを変えるとか、
いろいろ考えられると思うのですが、
ジャーラ選手のローポストでの1対1を主体に戦ってきたため、
それ以外のオフェンスの組み立てが確立されてなかったようで、
オフェンスが崩壊したまま、一度もペースを握れないまま試合終了。
思い切って何かやって欲しかったですね。
谷口選手を中心にディフェンスで奮闘していた洛南ですが、
オフェンスではアウトサイドシューターがいない事もあってか、
決定的な攻め手がなく、常時洛南がペースを握りながらも
前半は27-20と7点差しかつきませんでした。
この時点ではまだ延岡にも十分チャンスがあったと思うのですが、
延岡は第3Qに入っても流れを変えられず、
ゲーム全体を通して、スコア以上に洛南の完勝でした。
洛南はこのロースコアの展開にしてやったりでしょうし、
ゲーム巧者だなという印象を強く残しました。
posted by マイナー |00:00 |
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2009年01月27日
<男子シングル結果>
1 Jeremy Abbott 241.89
SP①86.40(TES46.79,39.61) FS①155.49(75.49,80.00)
2 Brandon Mroz 229.70 4 2
SP④74.88(42.91,31.97) FS②154.82(82.12,72.70)
3 Evan Lysacek 229.10 2 4
SP②83.59(45.30,38.29) FS④145.51(72.73,73.78)
4 Ryan Bradley 221.40 5 3
SP⑤74.05(39.16,34.89) FS③147.35(76.85,70.50)
5 Johnny Weir 203.99 7 5
SP⑦70.76(33.54,37.22) FS⑤133.23(63.87,70.36)
男子は女子と違って、
今年大ブレークGPF覇者のキャリエール選手、
昨シーズンの世界選手権銅メダリストのウィアー選手、
そしてG全米2連覇中のライザチェク選手、
この3強は揺ぎないだろうと思っていましたが、
ウィアー選手が5位となり、世界選手権代表を逃しました。
一昨年の世界ジュニアのチャンピョン、
そして昨シーズンの世界選手権代表でもあった
キャリエール選手も9位と振るわず。
一方で18歳のムロズ選手がFSで鮮やかに4Tを決め、
FS2位となる演技を見せて、総合でも2位に入り、
世界選手権代表を決めました。
ムロズ選手はそれほどジャンプに高さがあるわけではないのですが、
なんかあっさりと4回転まわって、綺麗に着氷してました。
回転軸がシャープなんでしょう。
カナダのレイノルズ選手の4回転ほど回転力で
カバーしているわけではないですが、
さも事も無げに跳んだように見えました。
プログラム全体の完成度では、
同年代のカナダのチャン選手や日本の小塚選手には
まだまだ及ばないかなと感じましたが、
2人がまだ成功させていない4回転が入るのはやはり魅力的です。
ルックスもまだ幼さの残る端整な顔立ちで、
日本の女性の方にも人気が出るんじゃないでしょうか。
男子のFSも女子と同じようにPCSの得点でメリハリつけてきました。
アボット選手とライザチェク選手で6点強の点差をつけましたから、
次の世界選手権はアボット選手がアメリカのエースなんだと
世界のジャッジにもアピールしたということでしょうか。
確かにライザチェク選手の演技は大人しすぎたように感じましたが、
かといって個人的にはアボット選手の演技が抜きん出て良かった
とは思えなかったので、アボット選手の得点を待つ間は
もっと僅差の優勝争いになるかと思っていました。
結果的にはPCSの差が大きかった事もあり、
2位、3位とは10点以上点数差がつきました。
そしてウィアー選手風邪による体調不良から立ち直ったばかりらしく、
精彩を欠いてしまいました。
逆に言えば風邪を引いて体力も落ちたであろう中、
FSではよく最後まで滑りきったと思います。
体調不良、そして昨シーズンの世界選手権メダリスト、
今シーズンGPFメダリストということを考慮して、
世界選手権代表に選ばれる可能性もあるのかな?と思いましたが、
体調不良や実績は考慮されなかったようです。
確かに難しい判断でからね。
2位と3位の順位が逆ならムロズ選手と入れ替えも
考えられなくもなかったかもしれませんが、
これが一発勝負の怖さです。
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2009年01月26日
<女子シングル結果>
1 Alissa Czisny 178.06
SP①65.75(TES37.98,PCS27.77) FS③112.31(52.68,60.63)
2 Rachael Flatt 173.78
SP②60.19(34.02,26.17) FS②113.59(60.28,53.31)
3 Caroline Zhang 171.08
SP③58.91(33.83,25.08) FS④112.17(58.46,53.71)
4 Ashley Wagner 165.33
SP⑫50.28(24.62,25.66) FS①115.05(60.47,54.58)
5 Mirai Nagasu 159.99
SP⑥54.79(29.17,25.62) FS⑤105.20(49.94,55.26)
6 Katrina Hacker 156.28
7 Brittney Rizo 151.23
8 Angela Maxwell 151.22
9 Alexe Gilles 151.20
10 Laney Diggs 147.48
全米の女子シングルはシズニー選手が初制覇。
優勝が決まったときは涙があふれました。
シズニー選手やっぱりカワイイ(笑)。
SPを2位と大差の首位で折り返したので、
固くなって自爆してしまわないかと、
心配したのは自分だけではないと思うのですが、
FSではミスもありながらも、何とか踏みとどまりましたね。
このあたりはシズニー選手の成長の証でしょうか。
今シーズンアメリカ女子の中では抜群の安定感から、
今回一番優勝に近いと思っていたフラット選手は、2位となりました。
TESの採点では全米でも全日本と同じように、
回転不足は厳しく判定、
クリーンな技にはGOEで積極加点、ミスには厳しく減点というように
メリハリはっきりつけた採点のようでした。
シズニー選手のSPはすべてのエレメンツでGOE加点をもらって、
高得点を叩き出しました。
全日本の中野選手のSPの点数の出方と近かったですね。
一方で、一見それほどミスをしてないように見えても、
思うように得点の伸びない演技も多かったように思います。
こういう採点だったというのは分かりながらも、
FSでシズニー選手がジャン選手やナガス選手より上の
FS3位というのは、正直?という感じもしてしまいます。
今回の全米女子の上位グループは、
国際大会での評価ではそれほど差がない選手だと思うのですが、
シズニー選手のPCSは1人だけちょっと出しすぎた感があります。
ただ、FS最終滑走のシズニー選手が滑った後の
会場の盛り上がり方をひとつの指標とするならば、
あのPCSは妥当だったのかなとも思います。
とにかくアメリカではシズニー選手の優勝を待っていた
ファンが多かったようですね。
ファンはこれまでの勝てないシズニー選手を十分知っているだけに、
固唾を呑んで見守ってたんだろうなぁ。
少しミスがあったにも関わらず、スタオベですごい沸いてました。
そうそう、気になったことが一つ。
実は録画時間の設定を間違ったようで、
FSは第3グループまでしか録画されておらず、
最終グループはネットで見たんですが、
FSの演技前ナガス選手泣いてましたか?
何があったんだろうって?心配になりました。
そのナガス選手ですが、今大会の彼女の演技を見て、
身長が伸びた以上に、演技が大きくなったなーと感じました。
順位的な結果はついてきませんでしたが、
彼女の場合背が伸びた事が
演技の大きな進歩に繋がっているように感じます。
確かにジャンプは少し不安定になっているかもしれませんが、
身体が大きくなって、筋力もついたのか、
スケーティング一歩で滑る伸びがすばらしくて、
演技はよりダイナミックになっています。
昨年まではジュニアの演技って感じましたが、今大会の演技では
コストナー選手やヨナ選手のレベルに近づいているように感じました。
今は成長の過渡期のようなので(NHK杯より身長大きく感じたし)、
安定するまでもう少し時間がかかるかもしれませんが、
これは去年全米優勝した時に想像できたレベル以上の
すばらしい選手になるかもしれないなという期待が持てました。
もしバンクーバーに間に合えば、
真央選手、ヨナ選手、コストナー選手の
対抗馬になりえる可能性も十分あるんじゃないかと思いました。
もうひとつ強く感じた事は、アメリカの若手の層の厚さ。
16歳、17歳にこれほど有望な選手を多く抱えていることを
今回初めて知りました。
現時点でTOP6は日本の方が充実していますが、
TOP12はアメリカのほうがレベル高そうですし、、
若い選手が多いので、この中から一体誰が世界のトップグループに
飛び出してくるのか、注目しておかなければなりません。
有望な選手が多くて覚え切れていませんが、
自分が特に気になったのは、
演技に勢いがあったMaxwell選手と、
ジャンプの跳び方や滑りの雰囲気が村主選手に似ていた、
Diggs選手です。
しかし、アメリカではシニアにも増して、
ジュニアの世界選手権に出るのも至難の業ですね。
全米の結果により、世界選手権代表は
シズニー選手とフラット選手に決まりました。
今年は地元アメリカでの世界選手権ですし、
来年のバンクーバー五輪に向けて、
是が非でも女子シングル3枠確保したいところでしょうが、
現実的にはやはり厳しい戦いが予想されます。
ジャン選手、ワグナー選手、ナガス選手が
ジュニアの世界選手権にまわるようですが、
3選手ともシニアで十分実績を残しているので、
ジュニアって感じでもないですね。
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2009年01月24日
全くタイムリーに書き上げられていませんが、
引き続き2008ウィンターカップについて。
今回のウィンターカップでは
加藤監督が抜けて能代工業のバスケがどう変化するのかも
楽しみにしていました。
結果としては
2回戦 東海大学付属第四(北海道) 94-97 能代工業(秋田)
3回戦 八王子(東京) 85-80 能代工業(秋田)
と3回戦で姿を消してしまいましたが、2試合を観戦しての感想を。
加藤監督時代の能代工バスケの自分なりのイメージといえば、
・ボールへの圧倒的な執着心
・高い位置から相手のターンオーバーを狙うの激しいディフェンス
・ディフェンス→オフェンスのすばやいトランジション
・コート上5人全員が走れて、走り負けない
・時には無謀かと思えるほどのテンポの早いシュートセレクト
・シュート精度の高さ
・鍛え抜かれた強いフィジカル
などなどが思い浮かんできます。
今回はたった2試合見ただけですが、
今年のチームはこれまで他のチームと比べて圧倒していた
ボールへの執着心がこれまで程強く感じられなかったかな、と。
また、高い位置から強く当たるディフェンスをして
トランジションを早く、シュートセレクションを早く、といった
これまでのような能代工独自のリズムのバスケットは
今回見られなかったように思いました。
能代工のバスケはどこに向かうのか?
この2試合だけでは、これといった新しい特徴や方向性が
自分には見つけられませんでした。
特に初戦となった2回戦では、序盤大差をつけながらも
気が緩んだようなリズムの失い方をして、
接戦に持ち込まれるという、能代らしからぬ展開も見られました。
(苦戦しながら調子を上げていくということも多々あるんですけど)
今回ベスト4に残った高校のうち、
3校が圧倒的な高さを誇る外国人留学生を擁する高校でしたが、
高さという飛び道具を持つ相手に対して、
今後能代高校のバスケがどう変化し戦っていくのでしょうか。
敗れた八王子との対戦では、ワドゥ選手に42得点を許したこと以上に、
オフェンスでペネトレイトでインサイドに入ってシュートを放つものの
ワドゥ選手に何本もブロックショットを食らったことで
最後まで自分達のオフェンスリズムが掴めなかったことが
敗因に繋がったかなと感じました。
地元高校であるという理由と、
展開しているバスケが自分好みという理由で
自分は明成(宮城)を応援していますが、
元来は能代工業のファンですので、
能代の今後のバスケはとても気になっています。
まずは今年の1年生が3年生になる2年後に
どんなバスケを見せてくれるか、楽しみにしたいと思います。
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2009年01月24日
男子シングル結果
1 Brian JOUBERT FRA 232.01
SP①86.90(TES48.00,PCS38.90) FS②145.11(71.51,74.60)
2 Samuel CONTESTI ITA 220.92
SP③75.95(43.90,32.05) FS③144.97(76.77,68.20)
3 Kevin VAN DER PERREN BEL 219.36
SP④75.80(42.30,33.50) FS④143.56(76.86,66.70)
4 Yannick PONSERO FRA 219.30
SP⑨67.45(33.80,33.65) FS①151.85(81.45,70.40)
5 Alban PREAUBERT FRA 212.22
SP⑤73.50(40.80,32.70) FS⑤138.72(74.02,64.70)
6 Tomas VERNER CZE 207.98
SP②81.45(43.90,37.55) FS⑦126.53(54.23,72.30)
7 Andrei LUTAI RUS 200.57
8 Kristoffer BERNTSSON SWE 186.15
9 Sergei VORONOV RUS 184.96
10 Michal BREZINA CZE 183.19
優勝はジュベール選手。
グランプリファイナルのFSを怪我で棄権し、
今大会も決して本調子ではないのでしょうが、さすがの勝負強さ。
SP2位のベルネル選手が早々に優勝争いから脱落してたこともあり、
気持ち的にも少し余裕があったかもしれません。
さてジュベール選手についてですが、
以前から彼の演技にはあまり惹かれない自分がいて、
今回はどうしてかな~と思いながら演技を見ていました。
正直言えば、PCSもなぜあれほど高得点出ちゃうんだろう?って
思ってしまうことが多いんです。
この辺は思いっきり個人的な趣味の問題なんですけど。
今回のSP、FSを見て感じたのは、
肩とか背中とか動きが少なくて、固いという事。
上半身の中でも腕は良く動いているんですが、
肩とか背中のやわらかい動きがほとんどないんですよ。
だから全体としてすごく硬直した演技に見えちゃって、
自分の目には魅力的に映っていないのだな~って思いました。
ただ逆に言えば、ジュベール選手の最大の特徴である
力強さをアピールするためには、この方がいいのかもしれません。
ベルネル選手はSP2位発進も、FSでGPFの時のような急ブレーキ。
SPだけ見れば、スケーティングの流れもスピードあり、
スケーティングそのものの美しさも十分魅せてくれて、
4Tを3Tにした以外は調子が悪いようには全く見えませんでした。
FSもプログラムとしては、とてもよく出来ていると思うのですが、
なんせジャンプが。。。
解説の本田さんはジャンプの前に難しい事をいれて、
タイミングを失っているんじゃないか?的なことを言っていましたが。
フリップ直そうとして調子を崩してるって感じでもないし。
世界選手権までに調整間に合うかどうか、ちょっと心配です。
そしてNHK杯ですっかりファンになったポンセロ選手。
FS1位でも惜しくも表彰台に届かなかったので、
とにかくSPの出遅れが悔やまれますが、
FSはすばらしい出来でしたので、良しとしましょう。
4回転の安定感と完成度は現時点で一番じゃないでしょうか。
SP、FSともプログラムが個人的に好きだし、
スケーティングもスピードがあってよかったです。
ジュベール選手が欠場したフランスナショナルも制し、
この大会でもプレベール選手の上に位置しましたので、
世界選手権のフランス代表は間違いないでしょうから、
メダル争いを期待しましょう。
しかし、世界選手権ではフランスはアメリカと並び、
バンクーバー五輪3枠を狙う日本の強敵になりそうです。
今大会で初めて見た選手では、
11位に入ったスペインのフェルナンデス選手がかなり気になりました。
SP中に靴紐解けたからじゃないですよ(笑)。
演技中上半身がとてもやわらかく動くので、
すごくステップの見ごたえがあったんです。
自分は彼の滑ってる姿を見て、
日本の高橋選手に似てるな~思いました。
もちろんすべての面で高橋選手のほうが完成度が上なので、
面影があるな~ってぐらいですが。
ジャンプの入り方に癖があるようで、
今後順調に点数が伸びるかはちょっと?ですが、
まだ17歳(?)という若い選手なので、
これからどう成長してくれるかとても楽しみ。
今シーズンのヨーロッパの選手の贔屓順は
ポンセロ選手、ベルネル選手、フェルナンデス選手で決まりです。
posted by マイナー |00:00 |
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2009年01月23日
<女子シングルス>
決勝の平野vs王の戦いは固唾を呑むような、熱い試合でした。
一見単調なラリーが続いているように見えてしまいますが、
実力のあるカットマンにはあれだけ我慢強く戦わないと
勝てないという事でしょう。
あのゆるーいラリー中に一体何が起きているのか、については、
卓球王国というスポナビブログを読むと分かりやすいですよ。
この試合の見所は何といっても
3-3で迎えた最終ゲームで、王選手の2本エッジインがあり、
平野選手が1-6と王選手に大きなリードを許したところからでした。
平野選手が我慢して我慢して長いラリーを続けてる中での
2本のエッジボール。
正直言って、試合をしている平野選手より先に
応援している自分の心が折れちゃいましたよ。
ああー、平野選手良く粘ったけどもうダメだーーって。
だって我慢しても我慢しても、王選手はカットでミスしないし、
平野選手も攻め手がないし、どうしようもないなって。
しかし、ここからのド根性の粘りが平野選手の真骨頂。
この2本のエッジボールで気持ちがダウンしない精神力は、
賞賛のしようがないぐらいすばらしかった!!
1-6から5点連取で6-6に追いつき、
結局最終11-9ゲームはで平野選手が奪取。
もちろんあのジリジリする、なんともゆったりとしたラリーの攻防の中に、
さまざまな戦術的な攻防が隠されているのだと思いますが、
技術や戦術うんぬんよりも、
この試合は平野選手が精神力の強さで勝ち取った
試合だったと思います。
敗れた王選手は決勝まで失ゲーム数0という圧倒的な強さでしたが、
最後は運が味方しなかったでしょうか。
国際大会の団体戦では強力な戦力になりそうですし、
国内ではこれからも平野選手といい試合繰り広げてくれそうです。
しかし平野選手の試合中の表情はほんと険しいですよね。
試合が終わると一瞬で普通の可愛い女の子に戻るんですが、
そのギャップがとても魅力的です。
準々決勝
平野 5、9、-9、-3、6、12 河村
森薗 6、10、-2、7、7 渡辺
福原 9、9、7、9 石川
王 4、7、6、5 金沢
準決勝
王 6、8、9、9 福原
平野 4、4、5、4 森薗
決勝
平野 5、-8、6、-5、5、-7、9 王
福原選手は初のベスト4入り。
ベスト8という壁を一つ超えましたから、
次はやはり優勝期待したいものです。
しかし準決勝で対戦した王選手は福原選手にとっては
相当やりにくい相手だったでしょうね。
全日本を獲るには平野選手以上に厄介な相手になりそうです。
福原選手はカット主戦相手だと、
どんどん先にミスをするイメージが強いですから。
まあ先に攻めるのが福原選手のスタイルだから、
ある程度はしょうがないんでしょうけど。
<男子シングルス>
男子の決勝は女子の決勝の時間が長引いたため、
試合途中からの放送となり、放送時間の兼ね合いと編集の仕方で
勝負の行方がほぼ分かってしまっていた事もあり、
テレビの前で見ている自分としては、
女子の決勝ほどの気持ちの高ぶりはありませんでした。
結果はは水谷選手が19歳という若さで見事全日本3連覇。
しかも、男子ダブルスもあわせて3年連続2冠という快挙。
もうすっかり日本のエースの風格があります。
決勝の相手は高校の後輩でもある松平健太選手ということで、
お互いに手の内は十分に分かった状態での試合だったようですが、
水谷選手が勝負どころを逃さず勝利をもぎ取りました。
何というか、水谷選手の卓球は、老練すぎて若々しさがない(笑)
全然緊張してないよね?って感じちゃうぐらい落ち着いてます。
優勝がかかって緊張しちゃうっていうより、
優勝がかかった試合こそ、より楽しめるっていうタイプなんだろうな。
すごく頼もしいです。
松平健太選手は国際大会のジュニアで大活躍しているので
もちろん名前は知っていましたが、プレーを見るのは初めて。
卓球台の近くに張り付いて、ブロックとスマッシュで戦うスタイルで、
あれだけ台と近くにいて、よく反応できるよな~と、ただただ感心。
準決勝で吉田選手を倒しての決勝進出は立派だし、
今後国内では水谷選手の最大のライバルになるのでしょう。
準々決勝
水谷 5、-6、-10、13、-3、6、9 岸川
上田 -7、4、-8、5、2、6 渡辺
松平健太 5、6、7、7 大矢
吉田海偉 -4、9、7、4、10 松平賢二
準決勝
水谷 11、6、8、12 上田
松平健太 5、-9、-9、6、-4、10、10 吉田海偉
決勝
水谷 9、7、8、-8、15 松平健太
準々決勝の水谷選手vs岸川選手の試合見たかったですね。
岸川選手はこの敗戦から切り替えて、
水谷選手のダブルスパートナーとして3連覇を達成しました。
卓球界では男子も女子も若い選手の活躍がとても目立ちます。
国際大会で中国の背中はまだまだ遠いけれども、
有望な若手選手が多いというのは、やはり楽しみです。
さて、4月末からは横浜で世界選手権が開催されます。
日本からの世界選手権への出場は
男女シングルス各7名
男女ダブルス各3ペア
混合ダブルス7ぺア
のエントリーが予定されており、代表選手の選考基準は下記の通り。
(1)2008年の国際大会で男子は世界ランク30位以内、
女子は20位以内の海外選手3人以上に勝った選手(最大4名)
(2)男子は12月予定の国内選考会の上位2人
女子は10 、12月の選考会の優勝者各1人
(3)男女とも全日本選手権優勝者各1人
(4)強化本部推薦
※ダブルス出場選手として、シングルス出場選手以外に
最大4名追加する可能性あり
この基準によりこれまでに下記選手が出場を決めています。
【男子】
韓陽、水谷、吉田海偉、大矢、松平賢二
【女子】
平野、福原、藤沼、田勢
日本で開催される世界卓球ですが、
今回は団体戦ではなく個人戦での開催となります。
日本は個人戦よりも団体戦の方がメダルの可能性があると思うし、
個人的にも見ていて楽しいので、
団体戦じゃないのがちょっと残念ですはありますが、
せっかくの日本開催ですので、
日本の選手の皆さんにはぜひ頑張っていただきたい。
水谷選手は男子ダブルスでメダルを狙うと言ってくれていましたよ!
今月中には追加で推薦枠の代表選手発表があるようですので、
まずはだれが代表に選ばれるのか注目しましょう。
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