2008年06月21日

水本君の移籍について思ったこと

「移籍を決意するのは早すぎるだろっ」と思いましたし、非常に残念ではあります。この移籍に関して、ガンバフロントのリスク管理能力、謎のエージェントの存在などなど(→サッカーコラムJ3 様)、疑問だけは多く残りますが、私は、水本君に対して怒りはそんなに沸いてきません。むしろ、同情心を抱いてしまいます。しかし水本君への期待が大きかっただけに、ガンバサポが裏切られたと感じ、怒りを覚えるのもしょうがないとは思います。そして、彼が悪いイメージを残したままガンバを去ってしまった事が、何より残念に感じます。

私が個人的に思うことは、まず、移籍後早々に東アジア選手権に呼ばれて、ガンバキャンプとパンパシフィック選手権に参加できず、チームになじむ機会を失ったことが、彼のような責任感が強く真面目な性格の持ち主には、大きな精神的な焦りを募らせてしまい、今回の移籍に至ってしまった、最初のきっかけだった気がしてならないのです。

今シーズン、水本君と共に、ガンバに移籍してきたのは、福元・ルーカス・ミネイロ・佐々木・武井・山崎(ユース出身は含まず)。この6人に関しては、キャンプ中とパンパシフィック選手権の参加で、ある程度チームメイトの特徴・性格などを観察して、自分自身をガンバ大阪と言うチームになじます為の時間は十分にあった。特に主力選手が7名も抜けている中で戦ったパンパシでの優勝は、新しいメンバーにとっては、自信にもなり、新天地で結束力を深めるいい機会だったはず。

そんな中、2週間後すぐにリーグ開始が迫っていたタイミングで合流してきた水本君。新しい生活環境やチームメンバーになじみつつも、ガンバの戦術を同時に理解し連携を図っていかねばならなかった。彼の才能と能力からすれば、スタメンの座は確定であったも同然。が、しかし思いもよらず最悪な幕開け。結局、今年もサブだろうと思われていた、中澤にスタメンを早々に奪われ、彼のプライドはずたずた。よりによって、ポジションを争うことになる選手は、山口キャプテンは別として、ガンバのムードメーカーでもある中澤選手。そして、一緒に移籍してきて急速にチームになじんでいった福元選手とミネイロ選手。

これは、あくまでも私の経験でしかないので、全く参考にならないと思いますが、私自身子供のころから、引越しが多く小学~高校の間だけで日本海外問わず、計7回か8回くらいは学校が変わったので、新しい環境になじむことの大変さみたいなのは、嫌なほど味わってきました。特に、中学1年生の時に、アメリカに移り住んだ時は、言葉も分からず、なかなか友達もできず、現地の学校にもなじめず、散々な思いをした覚えがあります。なじむまでの時期と言うのは、誰しもが経験したことがあるとは思いますが、孤独だし、被害者妄想も強くなるし、憂鬱だし、ちょっとしたことが救いだったり、何よりも周りの人間のサポートが大切だと思うんです。

あっさり、どんな環境でもすーうっと馴染んでしまう能力をもった人もたくさんいます。最初からもってなくても、培っていくことはできます。どんな環境においても、時間がどんなにかかろうが、何かきっかけがあれば、なじんでいける適応能力は誰しも備わっているものです。特に、自分の気持ちを理解してくれる仲間や家族がそばにいればさらに心強い。きっと、水本君もチームになじむ為のきっかけ、ガンバの一員として認めてもらえる為のきっかけが欲しかったはず。そのきっかけを、彼はスタメン出場に賭けていた。が、なかなか機会得られず。焦りだけが募る一方。一人取り残された感。広がるチームメイトとの隔たり。そして、今年は、オリンピックイヤー。さらに募る焦り。謎のエージェントに、なんと煽られたのかは分かりませんが、彼の揺れ動く不安定な精神状態を、もし、金儲けの為だけに利用したのであれば、株式会社カンテーラというマネジメント会社は、今後も信用できないですな。

そりゃぁ、水本君はプロの世界で生きているわけなので、「そんな精神力ではプロの世界で通用しないよ」とか「逃げた」とか「考えが甘い」とか思われてもしょうがないのですが、すべての人が、問題なく新しい環境になじめるわけでもないですし、ガンバの選手はいかにも曲者ぞろいなので、彼に馬が合わなかったのかも知れません。

なじむ為には、それなりの時間も忍耐も必要。しかし、彼にはオリンピック出場と言う大きな目標があり、ガンバでベンチにも関わらず、U23代表でキャプテンマークを巻くことに劣等感を人一倍感じ取ったのかもしれません。まぁ、本当のことは彼にしか分からないけど、やっぱり移籍する前に、もう少しガンバで奮闘してもらいたかった。奮闘していた姿をガンバサポはほとんど目にすることができなかったので、何の為にガンバに来たの?となるわけですからね。とにかく、移籍できる選択肢があっただけ、彼はまだラッキーなのではないでしょうか。この移籍を活かすのも殺すのも、あとは彼次第。


だけど、水本君にこれだけは言っておきたい。A代表においても、川口キャップや中村憲剛や今野や鈴木啓太や山瀬やら、各クラブチームで中心にいる選手が今は控え選手にも関わらず、非常に高いモチベーションで、チームを盛り上げて支えてくれていることを。先輩方の謙虚さを、少しは見習うべきでは・・・・。

<ナンバー掲載記事より抜粋>

憲剛 「自分たち控えの選手が結果を出せば、スタメンの人たちはもっと飛ばせていける」

啓太 「ひとりの選手として、もちろん試合には出たいですよ。ただ、試合に出られない選手のモチベーションが、試合に出る選手のモチベーションに関わってくると思う。いまは控えているメンバーも虎視眈々と試合に出ることを狙っているだろうし、出ている選手もそれに刺激を受けているはずだし。アピールをしながら、チームが良くなることを考えたい。負けてしまったら、次はない。勝ち続けることで次が見えてくる。いまは出ていない選手にも、勝ち続けることでチャンスが巡ってくるかもしれないですからね。」

今野 「試合に出ていない選手がやる気のないプレーをしていたら、いい練習ができない。ワールドユースやアテネ五輪では試合に出ていたので、改めてサブの重要さを感じています。チームの力になりたいし、何かできることを探してっていう気持ちでやってます。」


う~ん、言葉足らずで、上手くまとめきれないのですが、水本君には、この移籍は間違っていなかったと思わせてくれる活躍を期待したい。じゃなきゃ、哀れすぎる。


ミズ頑張れっよ!!



(^-^) (*^_^*) (^-^)/~(*_*) (ToT) (o^-')b (=_=)d (-_-) (^-^)\(^O^)人(^O^)/

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posted by mimi-ga |02:12 | サッカーその他 | コメント(6) | トラックバック(0)
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水本君の移籍について思ったこと

>なぞのエージェントの存在などなど、

最近は、エージェントによって、イメージダウンする選手が多くなっているように思います。

これらのエージェントが、選手のことを最優先に考え行動した結果として、選手のイメージダウンになったのなら、まだマシだと思うけど、自らの報酬の吊り上げを最優先にしてるように思えてしまいます。

選手が契約についての勉強をして、エージェントに手玉に取られないくらいの知識を身につけないといけないのだろうとも思います。

話は変わりますが、日本代表のエース君に比べれば、水本君は同情に値すると思います。

水本君は、新しいクラブでレギュラーを獲得するまで、代表召集を辞退するぐらいでも良いと思います。

プロスポーツ選手は、挫折を味わったときにこそ、真価が問われると思うので、水本選手には更なるステップアップを期待したいです。

間違っても、アテネの救世主さんみたいにはならないでほしいです。

ミズGAMBAれよ

posted by 青サポ | 2008-06-21 12:24

水本君の移籍について思ったこと

おじゃまします。今回の件でガンバサポさんはお怒りだと思います。でも、それ以上に我々ジェフサポは裏切られた想いで一杯です。「ACLに出たいから。強いチームでプレーしたいから...日本一のDFになります。」と言って、自分を発掘してくれた恩師GMを見捨ててまでジェフから去って行きました。ジェフ在籍時はミズはとても真面目な性格でした。だから「ガンバにいる自分が考えられない」などと言うミズが信じられないのです。今オフ、複数チームからオファーがあり、始めは代理人契約をしておらず本人が交渉に臨んでいたはずです。しかし移籍が決まった時、カンテーラと契約していました。それには我々ジェフサポは驚き「またやられた!」と思いました。契約選手を見てわかるとおり、ジェフサポにとってカンテーラは天敵です。
何のために移籍したんだ。五輪に出たいだけならジェフにいればよかったじゃないか...裏にいる人物って恐ろしい。
せっかく送り出してあげたのに、こんなんじゃ我々も悲しいよ(涙) 男 下げたなあ...

posted by ジェフサポ | 2008-06-21 15:44

水本君の移籍について思ったこと

↑の人へ、

カンテーラというエージェントに真面目な水本選手が誑かされた、ということにして、自分を納得させたいだけなんでしょ



posted by ... | 2008-06-21 16:11

水本君の移籍について思ったこと

まあ、いずれにしても社会はビジネスで成り立っていることの典型でしょう。水本がヘタレだとか言っている連中がいますが、この時期に移籍の決断ができるなんて逆に勇気ある行動だと思います。

ビジネスマンの“転職”を思い起こせば分かるでしょう。優秀な社員こそ、早々に転職していくってもんです。(まぁ、自分はずっと同じ会社で長年働いているクチですが(汗))

posted by たかはし | 2008-06-21 17:18

水本君の移籍について思ったこと

水本のプレースタイルは好きなので、がんばって欲しい。

しかし、今回の移籍について、マネージメント会社の責任にするのはお門違いだと思います。
マネージメント会社と契約しているのは水本自身であって、誰かに強制されたわけではない。

もちろん、ガンバという新しい環境になじめずに焦ってしまったのかもしれません。
それに乗じて、マネージメント会社が移籍を薦めてマネージメント・フィーを稼ごうとした側面も全く無いとは言いきれないかもしれません。

しかし、憶測でそれを断言するのもおかしい。

いずれにせよ、そういうマネージメント会社と契約しているのは水本自身なのだから、それをマネージメント会社の責任にするのは良くないと思います。

サッカー選手の寿命は短い。
だからこそ、ガンバでロクなプレーを見せていない今の水本の状況がいいとは思いません。

ガンバ好きな方から見たら残念なことかもしれませんが、広い観点で見れば、水本の移籍の決断には拍手を送りたい。
もちろん、ガンバに残って頑張るという選択肢だったとしても、拍手します。
どんな決断であっても、短いサッカー人生を全力で全うしようとする意志が見えますから。
それが若気の至りだったり、失敗だったり間違いだったりしても、責める気にはなりません。
ピッチの中のミスは批判しても、選手の人生の選択にまで口を出すほど、サポやファンは偉くはないと思います。

posted by ジダ | 2008-06-21 18:38

[返信]水本君の移籍について思ったこと

真摯なコメント誠にありがとうございます。

皆様のコメント一つ一つが、とても勉強になります。答えは一つではありませんが、いろんな方の意見を聞くと、いままで考えもしなかったような事に気づかされます、また思いを巡らせてしまいます。

また、良かったら、私のへなちょこブログ覗いて下さい。

posted by mimi-ga(ブログ管理人) | 2008-06-24 01:31

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