2007年02月25日

“悪魔”は海を超えて国立へ~ゼロックス・スーパーカップ~

今年で14回目の開催となった「ゼロックス・スーパーカップ」。
前年の“Jリーグ優勝チーム”と“天皇杯優勝チーム”が、“KING OF KINGS”の称号を争う試合として、今ではすっかりお馴染みの“恒例行事”となった大会である。
 
今年のレッズの対戦相手は・・・。
というか・・・、今年“も”昨年と同様に「浦和レッズvsガンバ大阪」の顔合わせとなった。
 
06年のレッズとガンバの対戦成績は、レッズが4戦3勝1分で勝ち越しており、西野監督本人も、昨年は浦和の“引き立て役”となってしまったことを後悔するコメントを残している。
また、昨年はタイトルの懸かった重要な場面ばかりで対戦しており、私は両者の間に何か因縁めいたものを感じずにはいられなかった。
 
2006年2月25日 ゼロックス・スーパーカップ 浦和3対1G大阪
2006年3月4日 Jリーグ第1節 G大阪1対1浦和
2006年12月2日 Jリーグ第34節 浦和3対2G大阪
2007年1月1日 天皇杯決勝 浦和1対0G大阪
 
以上が昨年の両者の対戦成績である。
リーグ最終節である12月2日は、ガンバが“3点差以上で勝利する”という厳しい条件を背負ってはいたが、ガンバにも優勝の可能性が残されていた試合だった。
つまり、全4戦中、3月4日の開幕戦を除いた3戦においては、全て“タイトル”のかかった重要な局面での対戦であった。
そこには、まるでドラマのような“出来すぎたシナリオ”が存在したことにより、06年Jリーグはとても“スリリング&エキサイティング”な魅力あるシーズンとなったのである。
つまり、サッカーファンが注目する06年Jリーグの“ターニングポイント”は、この2チームが“盛り上げ役”となり、昨年のJリーグを牽引したといっても過言ではない。
 
 
さて、そんな昨年の興奮も冷めやらぬ2007年2月24日。
昨日の雨が嘘のように空は青く澄みやかに晴れ渡ったせいか、両者の対戦の舞台となる“国立競技場”へと赴く私の足取りも軽やかであった。
 
タイトルのかかった試合であり、当然“2連覇”を成し遂げることが第1の目標であるが、シーズン前のチームの現状を確認するという意味においても、この試合は非常に興味深い大会なのである。
 
31分マグノ・アウベス
42分二川孝広
67分マグノ・アウベス
85分マグノ・アウベス
 
試合結果 G大阪4対0浦和。
 
まず先に、単刀直入に結果だけを述べると、これが今年の「ゼロックス・スーパーカップ」の結末である。
 “悪魔”は再びオーストリアから海を超えて、国立にやって来たようだ。
 
レッズは、2007年2月13日にオーストリアで行われた「ブルズカップ」において、“ザルツブルグ”と“バイエルン・ミュンヘン”と共にこの大会に参加した。
私はチームがシーズン前の難しい状況にある中で、選手達がどのようなプレーをするのか期待しながら観戦していたが、結果は皆さんご存知のように、惨憺たる結果に終わってしまった。
高い授業料を払わされたこの大会の中で、オジェック監督をはじめ選手達は、敗戦の唯一のメリットとなるであろう“宿題(修正点)”を各々日本に持って帰ってきたと思う。
しかし、その“宿題”の答えを導き出すことは大事だとは思うが、それだけでチームが軌道にのり、狂った歯車も噛み合い出すのかといえばそうではない。
チームが抱える問題を解決するということは、そんな単純なものではないようだ。

 
私はこの試合を眺めていて、ある試合を思い出した。
それは、一方的に攻められ苦しい試合展開だったにも関わらず、最後の最後で決勝点を叩き込みタイトルを手にした今年の“天皇杯決勝”のG大阪戦である。
 
今年の天皇杯決勝のシュート数は、G大阪が21本に対して浦和が6本。
今回のゼロックスのシュート数は、G大阪が18本に対して浦和が3本。
これは、両試合とも浦和がG大阪の猛攻にさらされたことを物語っている数字である。
 
しかし、2つの試合の結末は180度異なるものである。
それは、苦しみながらも耐え抜き、少ないチャンスをものにした“天皇杯”と、苦しみに耐え切れず、少ないチャンスをものできなかった“ゼロックス”という対象的な構図。
 
この2つの試合で、浦和の明暗を分けたものは一体何だったのか?
私はここに浦和が惨敗した“答え”が隠されている気がしてならない。
 
天皇杯優勝後に、当時監督だったブッフバルトは、選手達が「勝者のメンタリティー」を身に付けていたことが勝利の要因だ。と語ったことがあった。
ヨーロッパのビッグクラブが好んで使うこの言葉は、まだ歴史の浅い日本のクラブには“重すぎる”のではないか、という疑問もあるが・・・、それは抜きに考えたとしても、確かにあの時の選手や監督の戦う姿勢は、“何が何でも勝つ”という強い意志が存在していたと思う。
その強い意志こそが、満身創痍のチームに自ら鞭を打ち、最後の最後でG大阪を退けた要因となったのではないだろうか。
 
それでは、今回の試合の中で、我々の胸を打つような強い“気持ち”が、浦和の選手達のプレーとオジェック監督の采配から伝わってきたかといえば、残念ながら答えは「NO」である。
2連覇達成のために必要だったものは得点であり、攻撃的な試合展開をしなければならなかったことは誰の目にも明らかであったが、その気配すら感じられなかったことが悔やまれてならない。
 
惨敗の原因を「メンタル」の一言で片付けるつもりはないが、少なくともG大阪の方が勝つ意志を前面に出していた。
彼らのプライドにかけて、浦和の“引き立て役”の汚名を返上する意味でも、勝たねばならない十分すぎる“理由”がそこには確かに存在していたと私は思う。
 
浦和には勝たねばならない理由は存在しなかったのか?
 
浦和は負けるべくして負けたのだ。
 
Jリーグ王者の「誇り」を再び!!

WE ARE REDS!!!

posted by 浦和.COM |10:20 | Jリーグ | コメント(6) | トラックバック(0)
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2007年02月22日

06/07CL決勝トーナメント始まる!!~ミランvsセルティック~

「チャンピオンズリーグ100試合出場達成」。

ミラン、そしてイタリアが誇る“バンディエラ”が、また1つ輝かしい足跡を自らのサッカー人生に刻み込んだ。

「これが僕にとって最後のシーズンになるかはわからない。でも、心の中ではそうならないことを願っている。素晴らしいスタジアムでビッグゲームを戦うような、こんな機会を持つためにも続けるよ(以下省略)」。 

「パオロ・マルディーニ」は、グラスゴーの戦いを前にこのようなコメントを残した。
2007年6月26日で39歳となる彼は、今シーズンで引退をほのめかす発言をしていたが、思いとどまってくれたと考えてよいのだろうか?

パオロ・・・本当はまだまだやれるんだろ?

あんたがいなくなったら「狂犬ガットゥーゾ」をなだめるヤツがいなくなっちまうぜ。

警告!!!“猛獣”を放し飼いにするのはやめましょう。

ここで、そんな狂犬「リーノ」様の試合後のコメントを見てみよう。

「チームはいい試合をした、巷で言われているようにチームはぐちゃぐちゃなんかしていない、ちゃんと今でもいい状態にあるということを僕たちは見せたかった。少し前から結果が出せるようになってきて、今後さらによくなることを願っている。
アンチェロッティが批判されているけど、今夜の彼は最高の指揮をとった、賛辞が贈られるべきだね。グルクフはすばらしい才能の持ち主だけどまだ若い、だから常に試合に出ていいプレーを見せるのは簡単なことじゃない、でも僕たちは彼を信じているんだ、とにかく並じゃない才能を持っているからね。アドバイスに耳を傾ければ、そのうち大物プレーヤーになるだろう。
ジラルディーノはよくやった、チームのことを考えて動いていた」。 

チーム、監督、他の選手達に対して、憎いばかりの「心配り」「気遣い」そして「激励」。

リーノよ・・・いつの間にかキャプテンに相応しいコメントをするようになったんだな。

昔のような「我が道を行く」的な発言もリーノらしくて好きだったが・・・、“プロ”として、“紳士”として、そして“次期キャプテン”として、大人になった今のあんたの発言もオレは大好きだぜ!!

ということで・・・次期キャプテンは「リーノ・ガットゥーゾ」に決定!!

永遠のバンディエラ「マルディーニ」も、きっと納得の人選だろう。たぶんね・・・。


さあ、“セルティックパーク”での1stlegをスコアレスドローで無難に切り抜けたミラン。
ミランは、らしくない単純なミスが目立つ試合展開であったが、私は最低限のノルマを無難にこなしたという印象を受けた。ミランとしては、悪くない結果である。

大方の人が、当初予想していた通りの試合展開と結果だったのではないだろうか。
ホームのセルティックは、地の利を生かして普段と変わらぬメンバーで真正面からミランに挑んだ。
また、アウェーのミランは引き分け上等の守備重視の戦い方を選択した。(ミランは攻撃の駒が不足していたというのが真実かもしれませんけどね)

この試合でミランが最も警戒していた「中村俊輔」に対しては、「グルクフ」と「ヤンクロフスキー」が危なげなく対応したおかげで、彼はリーグ戦で見せるような繊細なプレーを熱狂的サポーターの前で披露することはできなかった。

逆にセルティックは、中盤の底で攻撃の舵を取る「ピルロ」をフリーにしすぎていたのではないか。
得点にこそ繋がらなかったが、ピルロがふわりとしたパスでグルクフの頭にあわせた場面は、セルティックも失点を覚悟したのではないだろうか。
これは、シエナ戦でロナウドがピルロのアシストから頭で決めた場面と非常によく似たシチュエーションであった。
MFとFWの差なのか、グルクフとロナウドの差なのかは分からないが、ミランとしては確実に決めておきたい場面であったことは間違いない。

ベスト8への道は、次の戦いの舞台である“サンシーロ”で決する。
当然ながら、ミランはここでホームの強みを生かしたい。
熱狂的ミラニスタが押し寄せ、その熱い歌声でロッソネロを強く後押しする・・・。
・・・はずであったのだ。
そうである。暴動事件の影響により、ミラニスタの歌声は何分の一になるのであろうか?
まさに悲劇・・・。

ミランは間違っても失点は許されない。
中村のFKという“飛び道具”がある限り、ミランはゴール前での不用意なファウルだけは引き続き注意が必要である。
中村の一撃に沈んだ“マンチェスター・U”の二の舞はゴメンだ!!!

posted by 浦和.COM |21:17 | UEFAチャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年02月19日

ロナウドマジック!?

同じホームタウンのライバルが、破竹の“16連勝”で独走する陰に隠れてしまった印象があるが、我等がミランのリーグ戦積は、第23節シエナ戦の試合終了のホイッスルと同時に“12戦無敗”となった。

様々な問題を抱え、以前の輝きを取り戻せず苦しんだミランであったが、ようやく6位まで這い上がってきた。(2/18現在)
結果に内容が伴う試合ばかりではなかったが、悪い時もそれなりの結果を残すあたりは「悪くてもミランはミラン」だと感じさせる。

「へんな試合だったけど、僕たちは常にリードを奪っていた。勝利は順当な結果」。

17日に行われたシエナ戦に先発し、2ゴールと勝利に貢献した“ロナウド”はこのように試合を振り返った。

16分ロナウド。
19分ベルガッソーラ。
29分オリベイラ。
30分マッカローネ。
81分ロナウド。
89分マッカローネ。
90分+4アンブロジーニ。

試合は“逃げるミラン”、“追うシエナ”という構図。
上記のようにミランが得点すれば、その数分後にシエナが同点に追いつく目の離せない試合展開だったが、終わってみれば3対4。
ミランが敵地「アルテミオ・フランキ」でシエナの追走を辛くも振り切った。

この試合は、2/20のCLセルティック戦を見据えて、ジラ、セードルフ、オッド、マルディーニの4名はベンチスタート。
また、78分にはブロッキが一発退場となり、ミランは「メンバー落ち+退場者1名」の苦しいゲームを強いられた。

確かに観客は白熱した試合を楽しめただろうが、チームとしては手放しで喜べる内容ではなかった。
アンチェロッティ監督の胸中を察するに、ここで景気よく勝って弾みをつけてセルティック戦に挑みたかったはずである。
その思惑が“崩れ去った”とまでは言わないが、“景気よく弾みがついた”かどうかは疑問である。
ミランほどのCL常連チームならば、うまいこと調整してくるとは思うが・・・セルティックの存在が、何故か“不気味”に映るのは私だけだろうか?

さて、この試合で私が注目したのは、やはり「ロニー」である。
デビュー2戦目にして、すでに2ゴール。
チーム最多得点者であるジラの現在までの得点は7ゴール。
この結果だけを比較すると、ロナウドの方が、ジラよりも・・・。

1点目のヘディングはループぎみで鮮やかだったし、2点目のオリベイラへのアシストも良かった、3点目は泥臭かったけど、ゴール前のあのポジションにいるロナウドの嗅覚はさすが“点取り屋”といった感じだった。
この試合をスタンドで観戦していたジラだったが、自分の背後に迫る影に少なからず危機感を覚えたに違いない。


突然ではあるが、ロナウドのプレーを見ていて“気付かされた”ポイントがある。
私は、以前「ミランが放った鬼の一撃」の中で、ロナウドの運動量の少なさを危惧した文章を書いたことがある。
FWとして素晴らしい才能を備えていたことは以前から認めていたが、そこに“運動量”がプラスされればもっといい選手になれるのに・・・と、その時の私は考えていた。

だが、本当にそうなのだろうか?

つまり、“走る”ばかりが能ではない。
“動かない”ことも彼に備わった能力の1つではないだろうか。

現代サッカーにおいて、FWに与えられるスペースは、ほとんどといって言いほど無い。
スペースを生み出すためには、自らが走り回るしかない。
そんな背景のせいか、現代のFWは前後左右によく動き回ってボールをもらおうとする。
ゴール前で立ち止まってボールをもらおうとすれば、たちまち相手DFの餌食となる可能性が大きくなる。
私の場合、以前ミランにいた“シェフチェンコ”のプレーのイメージが強く頭にこびりついて離れなかったため、ロナウドが走らないことに余計不満だったのだろう。

だが、ロナウドは自ら動いてボールをもらうよりも、守りの堅いゴール前で足元にもらう場面が多い。
大抵のFWはそこでボールを失うが、彼の場合は相手DFを振り切ってシュートまでもっていく場面が少なからず存在する。

何故そんなことが可能なのか?

まず1つは、ロナウドのもつ“瞬発力”の非凡さ。
彼は90分通じて動き回る訳ではないが、一瞬の動き出しのスピードは天下一品である。
このバネを武器として、相手DFを抜き去るのだ。

だが、一瞬のスピードだけならば、他にも優れた能力をもつ選手は存在する。
例えば、バルセロナの「エトー」。瞬発力だけなら彼のほうが上かもしれない。
さあ、ここが“ポイント”である。
つまり、“動かない”ということが彼の才能のうちの1つだと私が感じた理由がここにある。

それは、スピードの“緩急”の巧みさ。

ここで、自分が相手FWをマークするDFだとして、次の1と2についてイメージしてもらいたい。

 1.80から100のスピードに加速する選手をマークする場合。
 2.0から100のスピードに加速する選手をマークする場合。

とても大雑把な例ではあるが、1と2ではどちらの方がマークし易いだろうか?

私だったら断然「1」だ。
人間だれしも、急な動作には対処できないものである。
つまり、ロナウドが“動かない”ということは、彼が持つ瞬発力を最大限に生かすための伏線となっているのではないか。

90分のうちの大半をゴール前で“のらりくらり”とするロナウド、そしてDFも彼のリズムに合わせてマークする。
しかし、彼にボールが渡り、ゴール目掛けて加速する時のスピードと、今までの鈍重な動きとの間に“ギャップ”がありすぎるがゆえに、その緩急のある動作にDFはついていけず、気付いたときには彼の背中を追いかけるしかなくなる。

まさにロナウドマジック。

ロニー・・・あんた、やっぱスゲーぜ!

こないだは“走れ!”だなんて書いてすまなかった・・・許してくれ。

そんな奥の深い考えがあるなんて知らなかったんだ。

えっ!?・・・そこまで考えてない?

走ると疲れるから走りたくないだけ!?

ロニー・・・あんた、やっぱ大物だぜ!!!

posted by 浦和.COM |22:09 | セリエA | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年02月17日

浦和惨敗!!!その2

皆さん熱いご意見有難うございます。浦和.COMです。

前回のブログ「浦和惨敗!!!」で、多くの熱いコメントを頂いたことにより、今回は、そのコメントについて自分なりに補足を加えて「浦和惨敗!!!その2」として書いてみました。
いやいや、自分で書いておきながら、こんなにも多数のコメントを頂いたことに少し驚いています。これはとても有難いことですね。

一通り目を通させて頂きました。(中には厳しいご意見もあるようですが(笑))基本的に建設的なご意見ならば“ウェルカム”です!
サッカーの批評に賛否両論あるのはあたり前、それよりも「浦和レッズ」というクラブの“影響力の大きさ”を改めて感じています。「浦和サポーター」として嬉しい限りです。

さて、早速ですが皆さんのコメントに対して、私から大まかに3つほど補足します。

最初に、今回の「ブルズカップ」をレッズがどのように“位置づけ”ていたのか?
タイトルの懸かった“真剣勝負”、それともシーズン前に課題を見つけるための“練習試合”。

私個人的には、この大会は“練習試合”という捉え方はしませんでした。
頂いたコメントの中にもありましたが、これは“タイトル”の懸かった大会です。
戦術などの戦い方を徹底させる意味合いの練習試合ならば、国内でも十分だと考えます。
あるいは、ACLを見据えて“アウェーの環境に慣れるため”という理由ならば、わざわざ遠い欧州まで行かずとも、お隣の韓国や中国で試合を行う方がメリットは大きいと考えます。

タイトル戦で、しかも胸を借りる立場であるチームが、“勝敗”にこだわらない試合をしたとしたら、それは対戦相手と主催者に対して非常に“失礼”な行為ではないだろうか。
勝敗最優先で試合を行い、その結果“副産物”として問題点が見つかるのが自然な流れであり、少なくとも“タイトル”の懸かった大会において、この優先順位が逆になるのは不自然な感じがします。

それから2つ目。シーズン前の時期でチームが出来上がっていないのは、クラブもサポーターも初めから承知のはず。
それでもこの時期にあえて大会に参加し、しかも代表の口から「8冠」を宣言(本音と建前はあるだろうが)したのだから、我々サポーターはそれなりの期待を込めて試合を見るのは当然です。

最後に3つ目。私はこの大会で浦和が簡単に「勝てる」とは思っていませんでしたし、そのようなことは一言も書いていません。
確かに浦和がJ1を優勝したことで、世界のレベルに近づいたと考える人もいるようです。
私は個人的な事情から、しばしば欧州サッカーをTV観戦(財布が許せば現地観戦)しますが、レッズと世界の差はまだまだ遠いと思っています。
一言に「世界」といっても千差万別であり、少し乱暴な表現のような気もしますが、レッズは今ようやくその「世界」と渡り合っていくための“スタートライン”に立ったところではないでしょうか。

浦和は現在、日本を代表するクラブとなりました。
日の丸を背負うからにはそれなりの“責任”が伴います。
日本代表ではありませんが、ユニフォームに「日の丸」が縫い付けられているようなものです。
海外での浦和の行為は“日本サッカー全体”に影響するといっても過言ではありません。
だからこそ私は、今回の不甲斐ない結果を残念に思うのです。


いろいろと書いてきましたが、“それよりもなによりも”どんな試合であれ自分が応援するクラブが「負ける」ということは、サポーターにとって屈辱的なことではないでしょうか。
「負けたからこそ得られるものがある」のも事実です。
しかし、我々応援する側は、妙に“お利口さん”になる必要はないと思います。
練習試合であれ、公式戦であれ、選手の不甲斐ないプレーや、チームが結果を残せなかったら、我々サポーターはその“不満”を素直にぶつけることがチームにとっても結果的に良いのではないでしょうか。

例えどんな状況でも、レッズが負けて「課題が見つかればよい」または「勝てると考えるのが甘い」という考えが“浦和サポーター”の中から出た意見だとしたら、それはとても寂しいことですね。

posted by 浦和.COM |10:35 | その他 | コメント(15) | トラックバック(0)
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2007年02月15日

浦和惨敗!!!

はぁ~・・・やっちまった。

今期初タイトルに挑んだ我等がレッズ。
しかし、2戦2敗の最下位という残念な結果で大会の幕は閉じ、選手達は悔しさを噛みしめながらオーストリアの地を後にした。


・・・わかっている。もちろんわかっている!

この大会ですべてが終わってしまう訳ではない。
早い段階で悪い膿を出し、今後の長く厳しいサバイバルゲームに打ち勝つための“反省材料”を得たことは、むしろ良かったと私は思う。

しかし・・・やっぱり悔しいものは悔しい。
では、何が悔しかったのか?

タイトルに手が届かなかったことはもちろん、相手に“子ども扱い”されたことが何よりも悔しかった。

また、「日本の“浦和レッズ”というクラブは、こんなにも魅力的なチームで、だからこそ我々はどんな時もレッズを応援するんだ!」
という“メッセージ”を、私はオーストリアの地に残したかった。
世界的にはまだまだ知名度の低い浦和レッズの魅力を、日本の枠を飛び越えて伝えたかったのだ。

しかし、残念ながらそのメッセージが彼らに届くことはなかっただろう。
“極東の島国のチャンピオン”“サッカー後進国の王者”そんな印象を与えたとしても、何ら不思議ではない。


長距離の移動、時差、人工芝、コンディションの格差。
浦和が惨敗した理由づけをしようと思えば、いくつか挙げられるだろう。
だが、「8冠を狙う」と、公の場で発表したとは思えないほど“不甲斐ない出来”だった。

帰国の途につく中で、選手、監督、フロントの“レッズファミリー”全員が「こんなはずではなかった・・・」と首を傾げているとしたら、私は今シーズンのレッズに早くも“黄色信号”が点灯したのではないか?と、不安にならざるを得ない。

それはつまり、自分達自身の“認識の甘さ”。

「世界は広い」ということ。
もっと厳しい言い方をすれば、自分達は「井の中の蛙」だということを肝に銘じる必要があるのではないか。

極東の島国のチャンピオンが、世界と肩を並べて戦うことの“厳しさ”を改めて思い知らされた。


だが、私は信じる。

I believe・・・(←英語にした意味、特になし!!)

ヤツらならやってくれる・・・(←特別これといって根拠なし!!)

挫けそうになった時は、2000年11月19日を思い出せ!
鳥栖戦の「ツッチー土橋」の“延長ミラクルJ1昇格おめでとうミドルシュート”を思い出せ!
奇跡は起こる!信じる者は救われる!サッカーの神様はレッズの味方だ!

私はレッズが“世界の頂点”に立つ日が来ることを信じて疑わない。

URAWA REDS  WE  LOVE  YOU!!! 

posted by 浦和.COM |23:35 | その他 | コメント(15) | トラックバック(0)
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2007年02月13日

ミランが放った”鬼の一撃!”

「不意を付かれる」とは、こういう事なのだろう。
と、私は一人頷いた。

リボルノのGKをはじめ、敵も味方も、この試合に熱い視線を向けていた者は、みんな仲良く不意を付かれたのではないだろうか。

2011年まで、ミランと契約延長した男。
その名も「マレク・ヤンクロフスキー」。

それは、1対1で前半戦を折り返し、試合開始の笛から68分の出来事。

矢のような弾道を描き、ゴールネットに突き刺さった瞬間、不覚にも私の時間は一瞬止まってしまった。

ミランにとって待望の勝ち越し点であり、リボルノの息の根を止めるに相応しい“鬼の一撃”だった。

やったな、マレク。

あんた、いい仕事したぜ!

あんだけのシュート打てりゃ、怖いものは何もないはずだ!

次も頼んだぜ!!


一方、後半63分。
オリベイラに代わってピッチに入った“ロナウド”。

この瞬間を待ち望んだティフォージも多かったことだろう。

しかし・・、ロッソネロを身にまとった彼の姿に、少なからず“違和感”を覚えたのは私だけだろうか?

な~んか・・変!
決して彼が悪い訳ではないが、生理的に受け付ける事ができなかった・・。

すまん・・・ロニー。

そんな私を許してくれ。

だが、昨日のプレーを見て一言いわせてもらう。

デビュー戦で緊張したかもしれないが、次からはもう少し“走って”くれ。

ゴール前でどっしり構えるのもいいが、もう少し走ろうぜ。

ロニー。
あんたなら出来るはずだ!

あんたが「客寄せパンダ」でないことを証明してやれ!



お次の相手は“シエナ”か・・・。

どこが相手でも、こんなとこでつまづく訳にはいかんのだよ~!

「ザクとは違うのだよザクとは~!」byランバ・ラル

・・・失礼、取り乱しましたm(_ _)m

とにかく、
FORZA MILAN!!! 

posted by 浦和.COM |22:43 | セリエA | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年02月12日

はじめの一歩 ~ブルズカップ2007への挑戦~

「ブルズカップ2007」。
06年Jリーグ王者が、他チームに先駆けて“今期初タイトル”を狙う。

さてさて、我等が“浦和レッズ”が初挑戦するこの大会とは、一体どのようなものなのか?
簡単にご紹介しよう。

大会形式は、3チーム参加のリーグ形式(全3試合)。1試合は45分のみ。(あくまで予定ですので変更の可能性もあり)

参加チームは、
オーストリアリーグで首位独走中の「レッドブル・ザルツブルグ」。
既にご存知の方も多いと思うが、G大阪の“宮本”と浦和の“アレックス”が、新しい挑戦の場として移籍したクラブである。

そして、レッズとパートナーシップ契約を結ぶ「バイエルン・ミュンヘン」。
成績不振(・・・というには大袈裟な気もしますが)により“マガト監督”から“ヒッツフェルト監督”に交代し、最近ようやく息を吹き返し始めた感じだ。

最後に、06年Jリーグ王者であり、オジェック新体制で今シーズンに挑む「浦和レッズ」。
ブルズカップのタイトルは、この3チームで争われることになる。

試合は2月13日(火)に“レッドブル・ザルツブルグ”のホームスタジアムである「ブルズ・アリーナ」にて行われる。
試合開始時間(現地時間)は以下のようになる予定だ。
・19:00~ vsレッドブル・ザルツブルグ
・20:00~ vsバイエルン・ミュンヘン

既に浦和の選手達は、昨日11日にミュンヘン入りしている。
本日12日は、バイエルンの練習場を借りてトレーニングを行った後、現地オーストリアのザルツブルグへと向かう予定となっている。

浦和の遠征メンバーは22人。
主力組に加えて、細貝、堤、赤星、小池がメンバー入り。
一方、達也と長谷部はリハビリに専念するため、遠征メンバーから外れた。

この大会、“バイエルン”と“ザルツブルグ”にとっては親善試合の意味合いが強いと思われるが、“浦和”は真剣にタイトルを獲りにいくであろう。
それは、先月末日に“赤いサポーター”4万人の前で“藤口代表”自らが宣言したことであることからも明らかだ。

そして我々の一番の関心事は、オジェック率いる“新生レッズ”が、この大会で「どのようなハーモニーを奏でるのか?」という事ではないだろうか。
“ブッフバルト時代”と比較した時、どこがレベルアップし、どこを修正していかなければならないのか?
具体的には、“アレックス”の放出と“阿部”の獲得による影響は、どのような形であらわれるのか? 
また、この大会だけで“新生レッズ”の全貌が明らかになるとは思わないが、07年の厳しいシーズンを乗り越える“スタミナ”があるのか?

などなど。見所は“満載”である。

因みに、このブルズカップはスカパーで「JSAT Presents 2007 Jリーグ プレシーズンマッチ」として生放送の予定である。(※注)
自称“サッカー馬鹿”の私は、この生放送の実現に“感謝×4”している次第である。
世界的には注目度の低い大会かもしれないが、レッズサポにしてみれば今シーズン初タイトルが懸かった大事な試合だ。
その瞬間を観戦できることに感謝×4(しつこい)なのである。
それと同時に、注目度の低い親善試合といえども、我等が“浦和レッズ”も「スカパーで生放送されるクラブとなったのか(涙)」と感慨にふける今日この頃なのだ。

このようなレッズを取り巻く環境の変化からも、浦和は間違いなく「ビッグクラブの階段を“着実に”そして“一歩一歩”上がっている」と、言えるのではないだろうか。
ブルズカップは、その「はじめの一歩」となるに違いない。

※注:「JSAT Presents 2007 Jリーグ プレシーズンマッチ」は、2007/2/1よりスカパーに登場した“新サッカーセット”と契約しないと視聴できませんのでご注意を!
詳細は、以下のスカパーHPを参照下さい。
http://soccer.skyperfectv.co.jp/

posted by 浦和.COM |12:35 | その他 | コメント(3) | トラックバック(0)
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2007年02月10日

ミランの敵は天変地異!?

「ミランの反撃」。

書店のサッカーコーナーを散策していると、表紙にこんな見出しの書かれた雑誌が私の目に飛び込んできた。

その雑誌の編集者が、“反撃”という2文字を選択した意図は何か?
私は、冬のメルカートにおけるミランの積極的な補強が“反撃”という言葉に結びついたのではないかと感じている。

左サイドバック「レアンドロ・グリミ(21)」
ゴールキーパー「マルコ・ストラーリ(30)」
右サイドバック「マッシモ・オッド(30)」
フォワード「ロナウド(30)」

以上の4名が冬の移籍市場でミランが獲得した選手である。
ラシンから獲得したグリミはまだ若く、これからが期待される選手であると思うが、「ストラーリ」、「オッド」、「ロナウド」は間違いなく即戦力として期待される選手だろう。
オッドは既にパルマ戦で、その“実力”と“順応性の高さ”を証明してみせたばかりであるし、ロナウドも不確定要素があることは否めないが、その決定力の高さは以前健在である。
確かに、現在9位(2/2現在)に低迷しているミランが、反撃の狼煙を上げる条件は整ったのではないだろうか。

しかし!!!
ミランに“暗雲”が漂ってきた。
既に報道されているように、2/2のカターニャvsパレルモ戦における暴動事件により、イタリア政府は「安全基準」を満たさないスタジアムでは“無観客試合”とする、などの強行策を発表したのだ。

この法令「ピサヌ安全基準」を満たすスタジアムの条件は6項目存在する。
(1)スタジアム内に監視カメラを設置
(2)観衆250人に対し1人の警備員を配置
(3)スタジアム内に交番の設置
(4)入場口に回転バーの設置
(5)入場券は記名式で、身分証明書も提示
(6)入場口までに手荷物などの検査ゲートを設置

この安全基準を全てクリアするクラブは、トリノ、パレルモ、シエナ、ローマ、ラツィオ、カリアリの6クラブだけ。
残念ながら、ミランのホームスタジアムである「サンシーロ」は、(3)(4)(5)の3項目で違反があったようだ。(補足:(5)は「入場者の身分を確認するスペースがない」という理由)
つまり、ミランはこの安全基準を満足できず、無観客試合の“制裁措置対象クラブ”とみなされたのだ(もちろんスタジアムを共有するインテルも同様)

この安全策を受けて、サンシーロでは早速「回転式ドア」が設置された。
余談であるが、初めて見た時はまるで牢屋の鉄格子を連想させるような、無機質で冷たい印象を受けたのは私だけであろうか・・・。

さて、ここで問題なのは“CL決勝トーナメント”への影響である。
この暴動事件の余波はカルチョの中だけにとどまらず、CLにも影響を及ぼす可能性が浮かんできた。
ミランは1回戦で、現在好調を維持する“セルティック”と対戦する。
通常ならば、1回戦の第2戦目はサンシーロで試合を行う・・・予定であったが、その2戦目は制裁措置により“無観客試合”または中立地開催”などの案が濃厚となっているのだ。

どちらにしても、これがミランにとって“プラス”に作用することはない。
私はサポーターの応援による後押しとは、選手の“モチベーション”を左右する大事な要素であると考えている。
熱狂的なサポーターを抱えるミランのようなクラブならば、なおさらその存在の意味は大きいだろう。
以下は、サポーターの重要性を語る“マルディーニ”のコメントである。

「ファンなしでプレーするというのは、愚かな解決策だ。(中略)(ファンなしというのは)サッカー選手にとって最もストレスが溜まることなんだ。」

逆に相手チームからすれば、千載一遇のチャンス。
中立地開催になれば、全く互角の条件で試合が可能だ。
いや、そうなればここぞとばかりにセルティックサポーターが大挙して押し寄せるに違いないし、むしろセルティックに“アドバンテージ”が生まれることになる。
ミランとしては、それだけは何としても避けたいところだろう。

だが、実際のところミラノで試合を行う可能性も残されており、それはサンシーロの改善状況次第となりそうだ。
UEFAは来週初めにもこの件について追加発表する予定である。

今シーズンのミランは “目に見えない敵”に弄ばれているかのようだ。
“カルチョスキャンダル”にしろ“暴動事件”にしろ、予測不能な“天変地異”のようなもの。
決してミランだけが被害を被っている訳ではないが、スポーツの範疇を超えた悪質な事件が原因でミランが翻弄されているのならば、こんなにも“ばかばかしい”ことはない。

カルチョが一刻も早く“正気”を取り戻すことを願ってやまない。

posted by 浦和.COM |19:40 | セリエA | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年02月06日

地に落ちた“カルチョ”

今回は非常に痛ましい事件をお伝えする。
06年W杯王者の国で“最悪の事件”が発生した。

2/2(金)のセリエAは、熱狂的な試合で有名なカターニャvsパレルモの“シチリアダービー”が行われ、結果は1対2でパレルモの勝利で幕を閉じた。
しかし、この試合に歓喜の瞬間は存在せず、試合後に残された感情は“悲しみ”以外に何も存在しなかった。

後半13分、サポーター同士の暴動が発生したことにより、警官隊が催涙ガスで鎮圧を計った。
その結果、試合は35分近くも中断を余儀なくされた。
・・・と、ここまでは、イタリアでは特に珍しくもない光景である。

だが、事態は収縮に向かうことはなく、警官とサポーター合わせて100名以上の負傷者が発生、逮捕者は14名、そして死者1名という大惨劇となってしまった(2/4現在)

現地からの速報によると、「カルタ・ボンバ」と呼ばれる紙製の爆発物が、警察車両の中に投げ込まれて爆発。
車中にいたフリッポ・ラチーティ警部(38)が、残念ながらその犠牲となり命を落とした。
司法解剖の結果、死因は爆発による“肝臓破裂”であることが判明した。
この事件により、現在カルチョは混迷を極めており、今後のリーグ日程や各クラブへの影響は依然不透明なままである。


もはやカルチョは、“スポーツ”とは程遠い領域に存在するのだろうか?
モッジの「八百長事件」で懲りたはずではなかったのか?
ましてや八百長よりも“凶悪な事件”にエスカレートしているのはどういうことか?

一部報道では、今回の事件は“計画的犯行”の可能性があると報じている。
これがもし真実ならば、この事件は“凶悪な殺人事件”であり、決して許されない類のものだ。
いかなる理由があろうとも、そこに“情状酌量”の余地はない。

そして、私は犯行に関わった人物に対して、「サッカーを冒涜するな!」と声を大にして言いたい。
犯罪者達が暴れるための“道具”としてサッカーが利用されたことが悔しくてしょうがないのだ。

敬謙なカトリック信者が多数を占めるイタリアにおいて、この事件はあまりにも辛く、その心中を察するに余りある出来事であろう。

最後に、同じ過ちを2度と繰り返さぬ事を願うと共に、亡くなられたラチーティ警部のご冥福を心からお祈りする。 

posted by 浦和.COM |21:13 | セリエA | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年02月03日

ミラネッロで豆をまこう!

“ローマの城塞”を攻め落とすことは簡単ではなかったようだ・・・。
残念ながら、ミランはコッパイタリアの準決勝で姿を消すこととなってしまった。

それにしても、ローマには“やられっ放し”である。
去る11月11日の第11節(見事に1が並びましたね)のローマ戦は、トッティの2発に被弾してミランは撃沈された。この時、サンシーロでローマに敗戦を喫したのは、実に“19年”ぶりであった。
この試合は、「カルチョスキャンダル」に始まり、「シェフチェンコの移籍」、「故障者の続出」などの問題が深刻化する中での敗戦であった。
ミランの歯車が噛み合わない“不安”をより一層強く募らせた試合であったし、私はその“ショック”を隠しきれなかったことを今でも記憶している。

コッパイタリアの準決勝でミランがローマと巡り合ったことの“意味”は一体何なのか?
私は「失われたミランの威厳をローマから取り戻すために、サッカーの神様が再びチャンスを与えたのだ」と、都合よく解釈した。
回りくどい言い方をしたが、つまりは「借りたものはきっちり返すのが礼儀」ということだ。
その精神は世界各国共通のはずであり、“勝者のメンタリティー”を備えた伝統あるクラブならばなおさらであろう。
しかし、サンシーロとオリンピコの戦いの末、勝利の女神がミランに微笑むことはなかった。
そして、何よりもローマに自信をつけさる結果となってしまったことが悔やまれてならない。
もはやミランは勝利の女神にも見放されたのか・・・?

そういえば、今日は「節分」である。
残念ながら、イタリアに「節分」の風習はないであろうが、私はミラネッロに乗り込んで、盛大に“豆まき”をしたい気分である。
それでミランに“福”が転がり込んでくるのならば、お安い御用である。

posted by 浦和.COM |20:18 | セリエA | コメント(1) | トラックバック(0)
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