2007年09月16日

永井の走りに金メダル ~広島×浦和~

 Jリーグ第25節、広島×浦和の試合は2-4のスコアで浦和が勝利した。この結果、浦和は16勝7分2敗で勝ち点を55とし、9/16(日)に行われる2位のG大阪の試合結果に関わらず、また1つリーグ首位の座を防衛することに成功した。


 「本当にいま、自分に余裕がない。(中略)きのうも時差ボケで寝られなかった。体調はよくない。…(続く)」

 と、試合後に弱音を吐いたのは、日本代表のオーストリア遠征から帰国したばかりの闘莉王選手。

 この日の広島ビッグアーチの気温は32.5℃。日本代表として戦った選手たちは、疲労や時差ボケに加えてこの暑さがかなりこたえたのではないだろうか。それについてオジェック監督は、

 「今日の試合に関して忘れてはいけないことは、キックオフの時間が14時であったこと、この時期で14時というのはなかなか珍しい時間である。選手たちがその環境のもとで受ける疲労感というものは、かなり厳しいものがあったと思う」と語った。

 しかし、そんな厳しい状況の中でも浦和の選手たちはよいプレーを披露していた。
 特に12分にミドルレンジから決めた田中達也のシュートの場面では、突然の出来事のあまり、もう1回叫べと言われてもムリなくらい不可解な奇声を発した私。(「★$〇£△℃~!!」って感じ)いや~、いいものを見させてもらった。感謝感謝。
 それにしても、あの小柄な体のどこにあんなパワーが秘められているのだろうか?彼も代表組の1人であり、当然疲労を抱えての出場であったはずだ。

 「あのゴールは思いっきり蹴った」

 と、彼は素っ気なく坦々と振り返るが…、まさに“小さな巨人”とは彼のことなり。


 それから40分に決めたウェズレイの得点もすごかった。ズドーンって感じで弾丸のごとく一直線にゴールネットに突き刺さった。キーパー都築もお手上げ。さすがは35歳にしてJリーグ得点ランクのトップに立つ男。あの力強いプレーには脱帽だ。
 カズやゴンをはじめとして、何だか彼らのプレーを見ているとこっちが応援されているような気分になるのは私だけだろうか…。「何でもかんでも年のせいにすんじゃねー」と叱られているようで胸が一杯になる…。はぁ~…。


 あっ!そうそう、もう1つ忘れちゃいけないプレーがあった。それは37分に決めた永井雄一郎の得点シーンだ。
 まさに「これがカウンター攻撃です」というぐらい、見ている方としては分かりやすい得点シーンだったが、選手からしたらとても難しいゴールだったに違いない。
 長い距離(50メートルくらいか?)を全力で走ってトップスピードにのった状態、しかもディフェンダーが1人マークにつき、ゴールを狙う角度も少し足りなかった。それでもバランスを崩しながらもきっちりと決めてしまうあたりに、私は彼の非凡さを感じるのだ。
 そして、彼が全力で疾走するあの姿がとても印象に残った。タイソン・ゲイかパウエルかといった感じだ。まさにスプリンター顔負けの堂々とした彼の走りっぷりは、金メダルに値する。


 さて、25節を終えて首位を走る浦和だが、ここからが本当の正念場となる。来週の水曜日から、いよいよアジアの頂点をかけた戦いが再開される。
 日程的にはJリーグとACLが同時進行となり、選手たちにとっては厳しいスケジュールとなるだろう。また、これからの戦いは、日本のクラブとして未知の領域に足を踏み入れることになる。そう、前例はないのだ。
 できればこの時期までに勝ち点で貯金を貯めこんでおくのが理想であったが、やはり現実はそう甘くはないようだ。

 決勝トーナメント1回戦の相手は、前回のアジア王者である全北現代モータースFC。初戦は浦和ホームの埼玉スタジアム、キックオフは19:30。
 平日開催となるが、1人でも多くのサポーターがスタジアムまで足を運んでくれることを祈っている。

'Let's Go 埼スタ !!'

posted by 浦和.com |18:03 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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