2007年08月12日
ホームで赤いブーイング ~浦和vs柏~
約1ヶ月の長い中断期間を挟み、8/11(土)にようやくJリーグが再開された。しかし、浦和は8/1に広島との延期試合をこなしているため、10日のインターバルを挟んで、ホーム埼玉スタジアムに柏レイソルを迎え撃つ形となった。 昨シーズンJ2からわずか1年でJ1復帰を決めた柏レイソル。今シーズンの両者のリーグ前半戦の対戦は、0-2で浦和に軍配が挙がる結果となったが、その時の柏は、U―22日本代表の五輪予選の影響で、李と菅沼という2人の主力を欠いての戦いを強いられた。リーグ序盤戦を波にのる柏にとって、この第6節の浦和戦が今シーズン初黒星となった。 「彼らがいたらどんなサッカーになったのか?」という思いは、あれから約4ヶ月が経過した今でも、心のどこかに引っ掛かっている方々も多いだろう。 この試合は、そんなわだかまりを抱えたサポーターたちの思いを晴らす場となったのだろうか。 この日は夏本番を思わせる厳しい暑さとなった。19時のキックオフの時点では若干過ごしやすくなったものの、タオルで顔を拭う動作はなくならなかった。 前回対戦とは反対に、今度は浦和の攻撃の要であるワシントンが怪我のため欠場となった。試合開始前に公表された浦和の布陣は、田中とポンテの2トップであったが、いざ試合が始まってみれば、ほぼ田中の1トップに近い状態に移行していた。 「達也をワントップにするのは良くない。システムがころころ変わるから、僕らは何をやったらいいか分からない」と語ったのは、この日最初の得点を挙げた闘莉王選手。 また、キャプテンの山田選手は、「達也だけでは限界がある。なかなか難しい」と語った。浦和にとって元ブラジル代表FWのワシントンの穴を埋める作業は容易ではないようだ。 しかし、これは浦和だけに限ったことではなく、多くのJクラブが外国人FWに依存する状況の中で、根本的に彼らが抜けた穴埋め問題を解決するには、日本人FWの台頭が必要条件となるだろう。 いつの日かJリーグ得点ランキングの上位を日本人が独占する日がくれば、日本サッカーに新しい道が見えてきそうな予感がするのだが…、現実はなかなか難しいようだ。 試合は結局1-1の引き分けで、両者痛み分けに終わった。浦和が試合開始60分に先制するが、その9分後セットプレーから古賀に決められて同点に追いつかれた。 「(失点のセットプレーは)マークの付き方が間違っていたわけではない。ラインが下がりすぎた」と坪井選手はコメントした。 つまり、浦和が勝ちきれなかった要因とは、ワシントンの不在と守備の戦術ミスと言えるのだろうか。 試合後、オジェック監督は、「今日の結果に関しては、満足できるものではなかった。勝ち点2を失ったと思う」と語った。 そのコメントは、浦和サポーターから少数の拍手を受けながらも、それをかき消すほどのブーイングを浴びてうなだれる選手たちの姿によく表れていた。
posted by 浦和.com |11:49 |
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