2007年08月02日
20分間の爆発力~浦和vs広島~
6/7~13にかけて行われたA3の影響で延期となっていた浦和と広島のJリーグ第14節が、昨日埼玉スタジアムにて行われた。 対戦相手の広島は、各年代の日本代表が名前を連ね、さらに現在Jリーグ得点王のウェズレイを擁する陣容で浦和のホームに乗り込んだ。とても13位に甘んじているとは思えない選手たちの顔ぶれであるが、この試合は3バックの不動のレギュラーだった戸田と森崎和を累積警告の出場停止で欠いた状態で戦わねばならなかった。 この事態に広島のペトロビッチ監督は、本来サイドを主戦場とする日本代表の駒野をリベロの位置において対応する構えを見せた。 無難にその役割を果たそうとする駒野だったが、やはりサイドからの攻撃が彼の本来の姿ではないだろうか。守備の要を2人欠いた非常事態とはいえ、彼が主戦場を離れて戦うメリットはどれだけあったのか。少なくとも、浦和が警戒するような彼の怖さというものは、微塵も感じられなかった。 そして、7/18から6日間のオフをとっていたホームの浦和。シーズンインして初めてのまとまった休みであり、それまでにたまった肉体的、精神的疲労を解消することができたとオジェック監督は語っている。 連休明けのせいだろうか、前半の選手たちのプレーは、重たい体を頑張って動かしているという印象をうけた。しかし、アジアカップを常に主力として戦った鈴木啓太からは、激戦による疲労が見受けられた。 「疲れはあるが、この試合に照準をあわせていた」と、この試合への意欲を語っていた彼だが、そんな彼の意欲を尊重しつつも、オジェック監督はネネや堀之内を鈴木の代わりにピッチへ送り出しても良かったのではないだろうか。 例え鈴木が代えのきかない選手であったとしても、疲労を抱える彼を試合に出さねばならないほど浦和の選手層は薄くないだろう。 試合は結局4対1で浦和が完勝した。後半19分に闘莉王がヘッドで決めて1対1の同点に追いつくと、前半は死んでいた浦和が、息を吹き返したかのように攻撃に転じた。後半30分ポンテ、33分田中、38分ワシントンと立て続けにゴールを奪い、終わってみればわずか20分の間に4ゴール。打ったシュート数は28本。彼らが調子に乗った時の凄まじい爆発力を目のあたりにした試合だった。 理想を言えば、この力を毎試合安定して出してくれたら何も怖いものはないのだが……。 それとも、ハラハラドキドキさせるようなムラッ気のある試合をする浦和だからこそ、多くのサポーターがスリルを求めてスタジアムに足を運ぶのかもしれませんね。
posted by 浦和.com |11:35 |
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