2007年05月28日

痛恨のホーム5試合連続ドロー~浦和vs横浜FM~

 夏の足音が聞こえてきそうなほど、強烈な太陽の陽射しが、私のメラニン色素をビリビリと刺激した。試合後の私の顔は、まるで酔っ払いのごとく真っ赤に焼けていた。周囲を見渡せば、皆さん酔っ払い状態であったが、この日の天気とは対象的に、試合後の彼らの表情はどんよりと雲っていた。

 試合は1対1で、共に勝ち点1を分け合う結果となった浦和と横浜FM。試合終了後のゴール裏は、少数の拍手とブーイング、そして沈黙という何とも言えない雰囲気だった。それもそのはず、誰しも“ホーム5試合連続ドロー”という結果に満足できるはずがない。
 しかし、選手達が頑張っていなかった訳ではない。つまり、選手個人からの頑張りは伝わってくるが、チームとしての頑張りが伝わってこなかったのだ。
私は、試合後のゴール裏の表情から、そんなサポーター達のやるせない想いが読み取れたような気がした。

 両者譲らずに前半を0対0で折り返し、後半のホイッスルが鳴り響いた。先制したのは横浜FM。古巣との対戦に対して、「特に意識していない」とのコメントを残した“山瀬”が、目の覚めるシュートを放ち、手荒い恩返し弾を決めた。ペナルティエリア外からドリブルで中に切れ込み、左足一閃。GK都築の横跳びも虚しく、ボールは右サイドネットを揺らした。あまりにも鮮やかな先制弾であった。
 対する浦和も決定的チャンスを演出するが、得点には到らず、浦和のイライラは募るばかり。ワシントンが審判に対する異議で黄紙。ポンテも相手選手ともめて黄紙。スタンドを真っ赤に染めた5万人超の埼スタに、嫌な空気が流れた。
 しかし、自慢じゃないが(?)5試合連続ドローは伊達じゃない。浦和の底力は今回も健在だった。ポンテのFKに“ネネ”が右足インサイドで合わせて同点としたのだ。これが“勝者のメンタリティー”というやつなのであろうか。結局、引き分けなのだから勝者ではないが、どんなに試合の流れが悪くとも、「最低でも勝ち点1は持ち帰る」という不屈の魂を彼らは宿しているのだ。現に、リーグ戦で今だ1敗を守るのは、浦和とG大阪のみ。しかし、首位を走るG大阪とは対象的に、浦和は出口の見えない迷宮をさ迷い続けている。

さてここで、この試合の中で私が印象に残った選手をピックアップしたい。
 まず横浜FMから、坂田、山瀬、中澤の3名。特に“坂田”の積極的なプレーは、敵ながら好印象をうけた。何か吹っ切れたかのような迷いのないプレーは、度々、浦和DF陣をヒヤリとさせた。
 そして、浦和からは“坪井”を挙げたいと思う。前述の坂田のスピードと山瀬のドリブルにも体を張って食らいついた彼の闘争心には、改めて脱帽である。

 さて、リーグはこの試合を区切りに、キリンカップのため一時中断する。赤からジャパンブルーのユニフォームに袖を通す啓太、阿部、坪井の3人は、6月1日のモンテネグロと5日のコロンビアとの戦いに向けて万全の準備を整え、オシム監督に熱くアピールしてもらいたい。因みに、5日の試合は私も参戦予定である。
 そして、次節のリーグ戦は、6月17日のFC東京戦である。赤い軍勢は、敵の総大将「原博美」を討ち取るべく、味スタ城へと乗り込む。
 また、次回のホーム戦は埼スタではなく、6月20日に「浦和の聖地 駒場」で神戸を迎え撃つ。ということで、少し寂しいが、次回埼スタで行われる試合は、7月7日のナビスコカップで対戦するG大阪戦まで、しばしのお別れということになる。

 しかし、浦和には新たな戦いの舞台が用意されている。それは、日本、韓国、中国の3ケ国から昨年度のリーグ王者が集まって行われる交流試合、「A3チャンピオンズカップ2007」である。開催地は毎年持ち回りとなるが、今回は中国の山東にて6月7日、10日、13日の3試合が行われる。
 韓国だろうが中国だろうが、同じアジアの国が相手ならば負ける訳にはいかない。アジア王者を目指すのならば、こんなところでつまずいてはいられないのである。何事もなかったかのようにA3のタイトルを浦和へと持ち帰り、まずは「原博美」を討ち取るべし!!

必勝浦和!!!
WE ARE REDS!!!

posted by 浦和.COM |19:53 | Jリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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