2007年05月14日
浦和よ・・・何処へ行く!~浦和vsG大阪~
一昔前からは想像もできないが、今では「Jの覇権争い」とまで言われるようになった両者の対決。“今節の大一番”と言っても過言ではない組合せである。
5万人越の観客を飲み込んだ埼玉スタジアム2002。熱いスタンドのボルテージに呼応するかのように、ご機嫌ななめだったお日様が、突き刺すような日差しと共に顔を覗かせた。
振り返れば、今シーズン開幕前に、既に両者は「ゼロックススーパーカップ」で顔を合わせていた。その試合結果は、4対0。浦和にとっては最悪の出だしとなった07シーズンであったし、選手達は、この悔しさを心のどこかでずっと引きずっていたに違いない。
前半の選手達の動きは、まるで鉛を背負わされたかのように重かった。浦和DF陣は、立ち上がりから相手FWの動きについて行けずに翻弄され続けた。そして、迎えた前半17分。ゴール前で信じられないほどノーマークだったバレーがシュートを放ち、浦和はG大阪に先制を許した。GK都築も成す術なし。もはや、前半に披露した不本意な浦和のプレーからは、ため息しか出てこなかった。
後半に入り、浦和は、阿部のクロスにワシントンがあわせて同点としたが、結局、両者痛み分けでタイムアップの時を迎えた。
浦和が引き分けた要因を、メディアは大きく分けて2点に絞っているようだ。それは、厳しい日程からくる“選手達の疲労”と“闘莉王の不在”である。私は、少なからずこの2点が、チームに影響を及ぼしたことは、確かに事実だと思う。
しかしながら・・・である。私は、バレーを全くのフリーにした場面は、闘莉王の存在の有無に関わらず、守備の教則通りのプレーを実践できなかったことによる、浦和ディフェンス陣のミスであると思う。
また、厳しい日程の問題については、クラブ側は始めから百も承知だったはず。言ってしまえば、05年の天皇杯優勝の瞬間から予想できたことである。(06年1月1日に優勝し、ACL出場権を獲得)
そのための戦力補強であり、選手層の厚さではなかったのだろうか。監督は、万全の状態を維持しながら出番を信じて待ち続ける控え選手らを、何故スタメン起用しないのか。
選手起用だけに限らず、浦和が目指す“戦い方の方向性”すら、一体何処に向かっているのか、私には疑問である。とにかく、サッカーである以上、選手達は、走らなければ始まらないのだが・・・、私がこの試合を見ていた限り、より良い状態でボールを貰おうと駆け回っていた選手は少なかった。
悔しいが、その点については、敵であるG大阪の方が、一枚も二枚も上手であった。彼らのような、「連動した選手の動き」こそ、今の浦和に必要な要素ではないだろうか。
オジェック監督は、チーム内にその連動性が生まれることを期待して、メンバーを固定し続けているという考えもあるが、それでは悪循環である。そのために、ベンチに座る“有効な駒”を使えずにいるとしたら、それはチームが出口のない迷宮に迷い込んでしまったようなものではないだろうか。これはあくまでも推測の範疇であるが・・・。
選手達は、チームの勝利のため、そして己のプライドのために全力で戦っている。しかし、その気迫も、悲しいくらい空回りしているのが、今の浦和の現状だと思う。
これで4試合連続で1対1のドローという結果となった浦和。何とか敗戦を回避してはいるが、このままでは・・・。
しかし、歯車が噛み合わず苦しい時に限って、些細なことがきっかけで立ち直るものでもある。まだ悲観するには早すぎるというものだ。
次節は、敵地の名古屋へ乗り込む。前回の対戦で、浦和はトヨタスタジアムで無念の敗戦を余儀なくされているため、何としても今回は勝利したい。
何だかんだ言っても、私に出来ることは応援することのみ。いろいろと不安になるようなことを書き綴ってしまったが、私は、浦和の勝利を心から願っている。
WE ARE REDS!!!
posted by 浦和.COM |19:59 |
Jリーグ |
コメント(4) |
トラックバック(0)


