2007年03月07日

反撃の狼煙をあげるミラン~ミランvsキエーボ~

波にのれずに苦しんでいたミランが、ようやく反撃の狼煙をあげたかのような試合だった。
ここ最近のミランの試合の中では、久々に“すっきり”とした気持ちで試合終了のホイッスルを耳にした気がする。
ミランは4万人以上の観客が詰め掛けたサンシーロにおいて、対戦相手の“キエーボ”を3対1で退けることに成功した。

とは言うものの、私は残念ながら両手を挙げて喜ぶ気にはなれなかった。
ボネーラとジーダの“守備の連携ミス”から先制点を許した場面を見たとき、私は奇妙な雄叫びを発すると共に全身の血の気が引いてしまった・・・。(自分でも何と叫んだか覚えていない・・・。)
なぜならば、ベスト8への進出が決定するCL第2戦目のセルティック戦では、この“失点”が命取りになる。
このレベルの試合でこのようなイージーミスが許されないことは、監督も選手達も十分理解しているはずだ。
熱狂的ミラニスタの中ではもはや禁句となっているが、私はここであえて書く。
“イスタンブール”で払った高すぎる授業料を無駄にしないでほしいと願っている。

このような理由から、このキエーボ戦での私の心中は、「大量得点よりも無失点」「派手なプレーよりも堅実なプレー」というサッカーとして面白みに欠ける思いを抱きつつ、いつにも増して神経質な目でこの試合を観戦してしまった。
そんな中でのミスによる失点だっただけに、少なからずショックをうけてしまったのだ。
ここでボネーラとジーダに「渇」!!(TBS某番組の大沢親分風に)

おいコラ~!! ボネーラ!ジーダ!2人ともしっかりせんかい!
目配り、気配り、声の掛け合い。
おまえら2人に「ゆずりあい埼玉」の精神を叩き込む!!


しかし、この失点を境にしてミランの歯車が噛み合いだしてきた。
この試合で獅子奮迅のプレーをした「カカー」が強烈なミドルシュートを放つと、GKの手前でバウンドし、はじいてこぼれたところをすかさず詰めた「ジラ」が落ち着いて流し込んで1対1の同点に追いつく。

さらには、「マッシモ・オッド」の右斜め45度からの弾丸シュート。
右のアウトサイドで捉えたボールは、矢のような弾道を描いてサイドネットに突き刺さった。

やるな・・・マッシモ。
ミラン移籍後初ゴールがあのシュートかい・・・。
あんたもロニーと同様に・・・大物だぜ!!

そして、極めつけは試合終了間際に得たフリーキックの場面。
キッカーは、途中交代でピッチに入ったばかりの「セードルフ」。
ピルロがちょこんと出して、ブロッキが止めたところをセードルフが「ズドーン」。

マーベラス!!アンビリーバボ~!!
ビバ!!クラレンス!?

結局、終わってみれば3対1でミランが“右肩上がり”に調子を上げたプレーを披露して勝利した。

これで“15戦無敗”となったミランは、ここで重要な局面を迎える。
3月7日の「セルティック」と3月11日の「インテル」の連戦が待ち構えているのだ。

CL 2ndlegセルティック戦は、“負け”もしくは“失点しての引き分け”は許されない。
セルティックパークでスコアレスドローに終わったミランに残された道は、“勝利”以外に生き残る術はない!!

また、その3日後に控えた「ミラノダービー」は間違いなく“熱い”試合になる。
暴動事件の影響で15時キックオフとなったようだが、もうそんなことはどうでもよい。
前回の対戦は「これぞダービー!!!」という手に汗握る試合であったが、ミランはホームで3対4という痛い敗戦を喫した。
ミラノダービーという大舞台で“2連敗”は許されぬ!!

う~ん・・また眠れぬ夜がやってきそうだ。

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posted by 浦和.COM |08:11 | セリエA | コメント(0) | トラックバック(0)
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