2007年01月19日

カタールの「エメ」

 皆さん、「エメルソン」こと通称「エメ」を覚えているだろうか?
札幌や浦和で活躍し、現在は中東の国カタールのアル・サドでその実力を発揮している快速ブラジル人FWだ。

 以前から噂になっていたが、そのエメがカタール国籍を取得したそうである。

 さて、ここで「カタール」と聞いて思い出すことは何であろうか?「アラブの国」「イスラム」「オイルマネー」「ドーハ」「バティストゥータ?」などなど。
 オイルマネーによる潤沢な資金力を背景に、ピークを越えたスター選手が集まる国としても有名だ。そう、それはまるで「年金リーグ」と皮肉られたバブル時代のJリーグと同じシチュエーションではないか。

 話しが逸れたが、カタールと言えば、日本が3連覇を狙う「アジアカップ」のグループリーグで対戦する国である。
つまり、これはJリーグで散々苦しめられた「エメ」との再戦なのだ。

 といっても、浦和サポである私にとっては、彼は浦和に大きく貢献した選手の一人である。敵というよりも「仲間」の意識が強いし、今でも私は彼に感謝している。まぁ、円満退団という訳ではなかったが・・・しかし、現在の浦和があるのも「エメ」のおかげではないかと思うのだ。

 果たして元チームメイトであった「闘莉王、坪井、啓太」は彼を抑える事ができるのか?また、彼を手本として成長した「達也」の代表復帰にも期待したい。
 エメが日本を去ってから時は移り、対決の舞台はチームメイト同士の紅白戦から国の威信を賭けた「アジアカップ」へと様変わりする。

彼等が真剣勝負の場でぶつかり合うとき、ピッチ上で何が起きるのか?

今年も楽しみな試合がまた1つ増えたようだ。 

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posted by 浦和ドットコム |20:07 | 日本代表 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2007年01月13日

「敗因と」から思うこと

 キーワードは「海外組と国内組」「守備の意思統一」「ジーコ」そして「中田英寿」。

 今、私は「敗因と」(著者:金子達仁 他)に読み耽っている最中である。この本には、昨年ドイツで開催されたワールドカップにおいて、日本代表の内部で起こった様々な出来事について書き記されている。
 皆さんご存知のように、日本代表はワールドカップという舞台で「惨敗」を喫した。この敗戦の要因は何だったのか?この本を読み進める内に、それは冒頭で記述した4つのキーワードであると私は理解した。その内容に私は少なからず“ショック”を受けた。これが真実ならば、あまりにも“哀しい”出来事だし、日本代表がグループリーグで不甲斐ないパフォーマンスだったことにも納得である。なぜなら、相手と戦う前に既に“自分達自身との戦い”に敗れていたのだから。その辺の詳しい内容は、この「敗因と」を読んでもらいたい。

 そしてこの本の内容とは別に、ドイツW杯が閉幕し、めでたく2007年を迎えた今もなお私は納得いかずに胸につかえている事がある。
 日本の終戦が決定した後、当然のごとく「ジーコ」や「選手達」は非難の的となった。例えば、マスコミはこの大失態の“戦犯”を監督である「ジーコ」や、決定的なチャンスをモノにできなかった「柳沢」としたのである。
 しかし、本当の“戦犯”は他にいるのでないだろうか?私は、ジーコはジーコなりに日本のために必死に戦ったと思うし、本当に全力を尽くした結果なのだと思う。しかし、残念ながら彼にはワールドカップを勝ち抜くだけの力はなかった。
 確かに彼は日本サッカーに貢献してきた人物であり、日本人選手に関わる知識も豊富であっただろう。だが、彼は今までに監督としての経験はないのだ。クラブチームの監督ならまだしも、“監督デビュー”がいきなり代表チームでは荷が重いというものだ。
 つまり、ジーコや選手達に惨敗の“責任”はもちろんあるが、決して“戦犯”ではない。
 それでは、トルシエの後任としてジーコに白羽の矢を立てたのはいったい誰なのか。それは「日本サッカー協会」である。

 誰とは言わないが、協会のトップに立つ人間はその責任をとって速やかに辞任すべきである。これだけの大失態を犯したのだから当然の行為だと思う。
 しかし、その人物は現在でも協会のトップの椅子に座り続け、何もなかったかのように、そしてまるで他人事のように振舞っている。マスコミもその事に気付いていながらも、問題として大きく取り上げる事はしなかった。本当にこれで良いのだろうか?

 日本代表監督は、「ジーコ」から「オシム」にバトンタッチした。「オシム」は日本を良く知り、尚且つ「グラーツ」や「千葉」などの決して裕福とは言えないクラブで実績を残してきた名将である。
 そして、日本の選手達は更なる成長の場を求めてヨーロッパなどで活躍し、必死に世界との差を埋めようとしている。 
 だが、いくら監督や選手達が世界レベルに近づいたとしても、彼らをまとめる立場である「日本サッカー協会」がいつまでも“アマチュア”では日本サッカーの将来は明るいとは言えないだろう。

 このような日本サッカーの現状をオシム監督はどのように捉えているのだろうか。2010年に向けて、「オシム号」は前途多難な航海を続けていかなければならないだろう。


 

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posted by 浦和ドットコム |08:20 | 日本代表 | コメント(1) | トラックバック(0)
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