2007年06月22日

平日はつらいよ……。~浦和vs神戸~

 6月20日(水)。J1第16節の試合が各地で行われた。
 悩ましい平日開催である。“定時退社”と“残業”の狭間で葛藤する日本全国のサラリーマンサポーターの皆さん。定時がきたら、勇気を振り絞って上司に一言、「お疲れ様でした!」と元気よく言ってみようではないか!背中に冷たい視線が突き刺さろうとも、決して後ろを振り返ってはならない!
 周りの白い目もなんのその。「俺のアフターファイブは誰にも邪魔させない!」そんな“勝者のメンタリティー”にも似た強い精神を持つべし!
 定時を過ぎたら、戦闘服をスーツから愛するクラブのユニへとチェンジせよ!“企業戦士”から“ゴール裏戦士”へと華麗なる変身を遂げるのだ!

 ……と、いきたいとこですが、そんなに都合よくいかないのが現実ってやつですよね。結局、残業から逃れられず、仕事しながらも我がクラブの様子を携帯で確認するのがお決まりのパターンってやつです。
 試合の得点経過に一喜一憂し、得点すれば、素知らぬ顔で仕事をしながらも、心の中ではド派手にガッツポーズ。逆に失点すれば、仕事はますます手につかなくなり、眉間にしわを寄せながら「点よはいれ!」とスタジアムまで念を飛ばす。
 そんな「サラリーマンサポーター」の悩ましい思念が、この日もあらゆるオフィスの窓から、蛍光灯の明かりと共にこぼれていたのではないでしょうか。

 そんな彼らの事情などお構いなしに、この日もいつものように、甲高いホイッスルの音が各地のスタジアムにこだました。
 浦和は、12位の神戸をホームの駒場にて迎え撃つ。試合は2対0のスコアで、浦和が神戸を危なげなく退けることに成功し、1試合少ないながらも2位まで順位を上げたのだった。
 前半は、浦和が神戸を押し込める場面が目立った。27分に、達也がキーパー榎本に倒されてPKを得る。しかし、キッカーのワシントンの蹴ったボールは、その榎本にセーブされてしまう。「自分のまいた種は自分で刈る」。そんな律儀な榎本に脱帽である。
 そして、ついに38分に待望の先制点が生まれる。ポンテの左コーナーキックに闘莉王が頭であわせてゴール。その6分後には、達也が再び倒されてPKを得る。ベンチのオジェック監督からは、阿部に蹴らせるよう指示があったようだが、ボールをセットしようとしているのはポンテ。監督の指示そっちのけで助走をとる彼だったが、落ち着いてゴール左隅に決めた。結果オーライ。
 それにしても、前半のポンテの活躍は目を見張るものがあった。特に精度の高いキックはお見事。また、PKの場面では、監督の指示を強引に振り切る熱いハートを見せてくれた。(それが良いか悪いかは別にして…)Jリーグの中でも飛びぬけたテクニックの持ち主であり、もはや今の浦和には欠かせない存在となったように思う。

 後半は、徐々に神戸ペースとなるが、堅い守備で相手の侵入を防ぐ浦和。最後は、上手に時間を使う戦いを披露する浦和に対して、神戸はもはや成す術なし。この時点で勝負あり。制限時間一杯のタイムアップ。
 神戸は、大久保や朴が攻撃の起点となろうとするが、フォワードのレアンドロと近藤がいまいち機能せず、無得点で試合を終えた。

 前節のFC東京戦から、比較的良い内容で白星を重ねる浦和。ようやく観戦する側のストレスも軽減されてきたように思う。
 次節は、浦和にとって鬼門の日本平スタジアム。しかし、いつまでも鬼門などとは言っていられない。ここら辺でビシッとしめてもらいたいものだ。

WE ARE REDS!!!

posted by 浦和.COM |17:34 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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