2007年04月12日
浦和、単独首位!! ~浦和×上海申花~
あいにくの雨模様となった埼玉スタジアム2002。平日にもかかわらずスタンドには28,000人以上の観客が詰め掛けた。 アジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)第3戦は、浦和のホームに上海申花を迎えて行われた。 上海申花のACLの戦績は2戦2敗。グループリーグ4チーム中、その先のステージへと進出できるのは、わずか1チームという狭き門であることを考えれば、彼らにとって、この試合は是が非でも落とせない戦いとなった。 しかし、浦和の実力をしっかりと分析していた彼らは、無理に攻めることはしなかった。最終ラインに5人の選手を配置した布陣を採用し、まずは堅実に守備から試合に入ることを上海は選択した。 “堅守速攻”の戦い方を選択した彼らに対して、浦和は攻撃の糸口を見つけられず、相手の堅い守備を揺さ振りながら突破口を探し続けた。 そんな中、試合が動いたのは前半43分。右コーナーキックからゴール前に入れたボールに阿部が飛び込み、豪快に頭で先制点を奪った。 阿部といえば、鮮やかなFKが武器の選手という印象が強かったが、大分戦から続くように、今やコーナーからのヘディングも、彼の武器といえるのではないだろうか。上背こそないが、ワシントンや闘莉王のお株を奪うようなプレーであった。 試合は、そのまま浦和が1点のリードを守りきって試合終了の笛が鳴り響いた。これで浦和は3戦2勝1分の勝ち点7となり、首位をキープすることに成功した。 因みに、11日の試合が豪雨で延期となったケディリ対シドニーFCの試合は、翌日の12日に試合が行われ、ケディリが2対1でシドニーFCを退けている。 この結果、浦和はグループEの中で、残り3戦を残して単独首位となった。 さあ、ここで少し厳しい意見を述べたいと思う。浦和が抱える課題として毎度のように指摘される事がある。 それは守備重視の相手に対する攻略法である。 シーズン開幕の横浜FC戦もそうであったが、退いて守る相手に対して、浦和はどのような攻撃が最も有効な手段なのか? を考える必要があるのではないだろうか。 この課題の打開策として、“ミドルシュート”を積極的に狙い、相手DFラインを上げさせるのも1つの有効な手段だと私は思う。雨でピッチがスリッピーな状態ならば尚更であろう。 しかし、この試合で浦和がミドルシュートを放った場面はほとんどなかった。パスとドリブルのみで、相手の堅い守備を崩そうと固執しすぎていたのではないだろうか。 特にFWであるワシントンと永井には、もっと積極的にシュートを狙ってもらいたかった。 確かに守備を固めた相手から得点することは容易ではないが、この問題をクリアした時、浦和はまた1つレベルアップするに違いない。 さて、次節は現在リーグ首位の柏が対戦相手となる。2部から昇格したてとは思えないほどの開幕ダッシュで首位の座を奪った柏だが、果たして浦和相手にどう戦うのか。石崎監督の手腕も見物である。 「昨年度2冠の王者」か? それとも、「復活を遂げた古豪」か? その答えは4/15(日)、舞台となる国立競技場で明らかになる。 (本文中敬称略)
posted by 浦和.COM |20:02 |
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