2007年11月25日
レッズ、ホーム優勝ならず!! ~浦和×鹿島~
★ 最終節へ持ち越し 11/24(土) Jリーグ第33節、首位の浦和と2位鹿島との直接対決は、0-1で鹿島が気迫ある粘り勝ちを収め、リーグ優勝の行方は最終節まで持ち越しとなった。 浦和にとってこの試合は、勝てばリーグ2連覇が決定する大一番であり、対する鹿島は、リーグ優勝の可能性と来シーズンのアジアチャンピオンズリーグ出場権獲得のためにも負けられない試合となった。 62,123人をのみ込んだ埼玉スタジアムからは、ホームでの優勝を願う浦和サポーターが割れんばかりの大声援をスタジアム中に轟かせて選手たちを後押ししたが、残念ながらその願いは叶わなかった。 それにしても、今年も昨年に引き続き最後まで目の離せないスリリングなJリーグとなったようだ。ヘタなドラマより面白い。サッカー協会はシナリオライターでも雇っているのだろうか(笑)。それは冗談として、これからもJリーグの盛り上がりに期待したい。 ★ 数的優位をいかせず 7連勝とこの時期にきて上昇気流にのる鹿島に対して、コンディションは悪いかわりに高いモチベーションを武器に対抗するレッズ。さらに両チーム共負けられないという状況は一緒であり、どっちに転んでもおかしくない試合だった。 試合は一進一退の攻防が続くが、42分に左サイドバックの新井場が退場となり、レッズは前半の内に数的有利な状況となる。 鹿島は本山が左サイドバックの位置まで下がり対応するが、レッズはその左サイドを中心に攻撃を仕掛けて優位に試合を進める。 しかし、後半21分、田代がドリブルでゴール前までボールを運び、左サイドを駆け上がる野沢にスルーパス。フリーでボールをもらった野沢がそのまま右足を振り抜く。ボールはキーパー都築の指先をかすめながらサイドネットに吸い込まれた。右斜め45度付近からファーポスト目掛けてカーブをかけた技ありシュートだった。 その5分後、鹿島のオリベイラ監督はFW田代にかえてMF船山を投入。この迅速な采配は監督から選手へのメッセージが込められていたように思う。 負けられない直接対決、数的不利な状況、後半21分で先制、そして監督からのメッセージ、ここまで条件が揃えば選手たちがやることは1つ。守備を意識して最後まで1点を守り抜き勝つこと以外にない。 この時点で鹿島の選手に攻撃への意識はほとんどなかったであろう。チームの意志がはっきりしたせいか迷いなくプレーしているように見えた。 つまり選手全員が同じベクトルを共有したことにより、数的不利な状況をカバーするだけの組織力を発揮していたように思う。 ★ サッカーは爆発だ!!(岡本太郎風に) 試合終了後、相馬はこのように試合を振り返った。 「新井場が退場してから逆に流れが変ってしまった。何をやればいいのかはっきりしなかった。」 11人対10人の試合、単純に人数の多い方が有利だと考えたくなるが、サッカーというスポーツにおいては必ずしもあてはまるとは言えないようである。 もしかしたら、味方の選手がピッチ上に何人いるかよりも、同じ意識を共有する選手がピッチ上に何人いるか? そっちの方が重要なのかもしれない。 サッカーだけに限らず、我々の身近な日常でもそんな経験はないだろうか? 人と人が手を取り合って協力しながら物事を進めると驚くような結果が得られる時がある。人数が多ければ多いほどその効果は上がるが、ただ人数がたくさんいればいいという訳ではなく、みんなが同じ意識を共有した時こそ、その力はより大きく膨れ上がるのだ。 うーん、そう考えるとピッチ上で繰り広げられている光景が、単なるスポーツとは思えなくなってくるから不思議だ。 そういえば、「サッカーほど、実生活を投影するスポーツは他にはない」ってあるサッカーライターの方が言ってたっけ…。 ということは…、サッカーは人生の縮図みたいなものなのだろうか? サッカーを理解することは人生を理解することなのか? ……え~と、つまり…、サッカーって一体何なんだ!? 頭から煙が出そうなのでこのへんで…。 (本文中敬称略)
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posted by 浦和.com |17:32 |
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