2007年09月03日

サッカーは生き物です。 ~浦和×大宮~

 早いもので暦はもう9月。私のお気に入り「2007年浦和レッズ卓上カレンダー」を一枚めくると、熱い闘志みなぎる8月のワシントン選手から、クールな流し目を決めた9月の堀之内選手が登場した。
 季節感ばっちりのナイスキャスティング。この商品の製作者の意図を読みとることができる。
 「じゃあ10月は誰だ?」と気になり、さらに1枚めくると登場したのは我らがキャプテン山田選手。
 う~ん…、何故…?


 さて、秋の到来を思わせるほど過ごしやすい季節となったが、Jリーグ第24節はそんな陽気とは対象的に熱い試合が行われた。
 ホームタウンを同じくする浦和と大宮は、今シーズン2度目の対戦を浦和ホームの埼玉スタジアムで迎えた。いわゆる“さいたまダービー”である。

 5月6日に大宮ホームで行われた前回の対戦は、両者1対1の引き分けに終わった。浦和有利という見方が強かったが、結局両者いたみ分けという結果となった。
 そして、この試合も前回同様に浦和が断トツの支持を得たようだ。首位であり第7節の川崎戦以降リーグ16戦無敗の浦和と、8試合連続勝ち星なしで17位に低迷する大宮。さらには、G大阪から首位の座を奪って上昇気流にのる浦和と、突然の監督解任でドタバタ劇を演じる大宮。チームの成績だけでなく、雰囲気においてもまったく対照的な両者の対戦となった。

 しかし、結果は0対1でアウェイの大宮が勝利した。
 「ダービーに順位は関係ない」とはよく聞く言葉であるが、果たしてこの結果を予想した人が一体何人いたであろうか…。

 オジェック監督は、試合後に「今日は典型的な試合だった。アウトサイダーと言われるチームが普通以上の力を発揮してきた」と語ったように、この試合は一言で言ってしまえば、“大宮が強かった”と表現できるのではないだろうか。
 この試合は、浦和の出来について語るよりも、大宮のパフォーマンスについて語った方が良さそうだ。

 大宮は主力の藤本、吉原、片岡の3選手が累積警告で欠場となる厳しい状況で戦わなければならなかったが、他の選手が彼らの抜けた穴を見事にカバーしていた。そして、個の力で劣る分だけ組織力で対抗しようとする意図が読み取れた。
 チームとして攻守の切り替えるタイミングが統一されていたし、選手個人の役割が明確だっただけ迷いなくプレーしていたように感じた。
 そして何よりも、そのプレースタイルを支えるスタミナと集中力を90分間持続したことが、彼らの最も大きな勝因だったのではないだろうか。
 しかし、言葉にすれば簡単だが、どのチームもやろうと思ってもなかなか出来ないプレーだと思うし、それを実際にやってしまうところがダービーの魔力なのかもしれない。

 「浦和とのダービーはJリーグの今後の発展、文化的なところで考えるとなんとしても日本で指折りの、世界に誇れるダービーにしたいという思いはある」と試合後に語った大宮の佐久間監督。
 こんな白熱した試合なら毎年観戦したいというサポーターも多いはず。そんなサポーターのためにも、残りの試合も全力で頑張って欲しいと思う。

 それにしても、この度の大宮には驚かされた。というのも、8月19日に熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われた大宮と鹿島の試合を観戦したのだが、その試合と比較した時、とても同じチームの試合とは思えなかったからだ。

 つくづくサッカーとは生き物である。

posted by 浦和.com |11:32 | Jリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
Re:サッカーは生き物です。 ~浦和×大宮~

観戦していて思った!舐めてはいけないって湖とを時間した試合内容にて完敗・・ガンバが甲府にホ-ムで引き分けたが如く・・だからサッカ-は面白いと思うが土曜日の酒はまずかったな~。

posted by RED ROLL | 2007-09-03 16:02

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