2007年08月17日

アジアカップって一体…?

 キリンチャレンジカップ2007日本代表vsカメルーン代表の開催(8/22)に伴い、日本代表のメンバー発表を含む監督会見が8月14日に行われた。


 会見に臨んだのは、日本代表のオシム監督と日本サッカー協会専務理事の田嶋幸三氏。オシム監督は、最終的なメンバーはフィールドプレイヤー16人とGK2人と語る中で、今回発表されたメンバーはFW以外の以下の12人。

 <カメルーン戦 日本代表メンバー(※14日発表分)>
GK:川口能活(磐田)、楢崎正剛(名古屋)
DF:中澤佑二(横浜FM)、田中マルクス闘莉王(浦和)、
加地亮(G大阪)、駒野友一(広島)
MF:橋本英郎(G大阪)、遠藤保仁(G大阪)、中村憲剛(川崎)、
鈴木啓太(浦和)、阿部勇樹(浦和)、今野泰幸(FC東京)

 「守備的なポジションについては、彼らがベストだ」と守備陣への信頼の厚さを伺わせるコメントをしたオシム監督であるが、「攻撃的な選手については、そらで言えるくらい候補はかなり多い。名前を挙げろというなら、20人ほど挙げることができる」と攻撃陣の選出には頭を悩ませているようだ。


 このカメルーン戦は、日本がアジアカップを4位という不本意な成績で終えた後の最初の公式戦となる。
 大会前こそ結果重視で試合に臨むと語っていたオシム監督であったが、蓋を開けてみれば、日本の3連覇を逃したと同時に、2010年W杯の前哨戦となるコンフェデカップの出場権も消滅。せめて次回大会のシード権だけはと3位決定戦に挑んだが、PK戦の末宿敵韓国に敗戦。
 記者たちの質問もその点に関することが多く、今回の会見の注目点は、そんな向かい風吹き荒れる中で、次の戦いに向けたオシム監督の人選に集中していた。


 ここで、「それを語る前に、何かを忘れてやしないか?」と感じた方々も多いのではないだろうか。
 確かに人選や戦い方など、次に向けた準備も大切である。しかし、未来の日本代表を語る前に、過去を振り返るということも必要なのではないだろうか。
 つまり、アジアカップの総括という意味で、いまだに監督会見が行われていないのである。
 オシム監督は、カメルーン戦の人選について説明をする中で、「少し話は変わる」と切り出してこのように語った。
 「アジアカップでどういうことがあったのか話をする会見を(記者側から)開こうという提案がなかったことが私は非常に残念だ。私は、何か説明しなければならない責任を感じている」。


 このくさいものには蓋をする日本の風潮は、ドイツW杯を戦い終えた時と何ら変っていない。
 プロとして結果がでなければ、周囲から批判が挙がるのは避けられない。アジアカップを戦うオシムジャパンに期待していた方々は、その分だけ落胆し憤りを覚えたのではないだろうか。
 ここでその批判の矢面に立たず、その説明すらないまま次へと歩みだす日本サッカーの実態に私は危機感を感じずにはいられないのである。
 2010年W杯に向けて、オシム監督は諸外国だけでなく、そんな日本サッカーの内部に巣食う魔物とも戦わなければならないのだろうか……。

  • 共通ジャンル:

posted by 浦和.com |10:30 | 日本代表 | コメント(0) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/milanista/tb_ping/104
この記事に対するトラックバック一覧
カレンと心中やめた反町監督 【サッカー連れづれなるままに】

こんばんわ! 22日に行われる北京五輪アジア最終予選のメンバー19人が発表されましたね。 22歳以下(U-22)はC組初戦、ベトナムと対戦(22日、東京・国立競技場)します。 カレンと心中しないと決めた反町監督。 これまで代表での得点ゼロ! それでも選び続けたカレン・ロバート(ジュビロ磐田)がついに代表から外れてしまいました。 選手選考はかなり難航したと伝えられています。 結果が出せないとしかたない世界です。 なお、発表された選手は以下の通りです。 GK  山本海人(清水) 松井謙弥(磐田) 林彰洋(流通

2007-08-18 01:36 | 続きを読む
コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」