2008年10月16日
bjがJBLから分かれた理由
突然ですが・・・ 田臥選手の話題は一般人でも知っている様で、 でもそれがJBLのチームであって、ではbjって何なの? という事は残念ながら一般人はあまり分かっていません(少なくとも自分の周りは)。 バスケ普及委員会としてその答えを明確に持っている事は当然として、 できればこんなブログを見てくれるバスケ好きの皆さんにも、 もしそんな話題になった時にはバシっと答えて頂きたい。 そして更にできればバスケの深淵に引きづり込む切っ掛けを作ってもrらいたいと思います。 こういう予備知識があれば、田臥が出ていないチームの試合であっても(もし奇跡的にそれを見る機会があったとしたら)、 「あの時あいつが言ってたbjってやつの試合か~」 みたいな感じで見てくれると思うので。 では以下読んで下さい。 知ってるヨ!っていう方、ごめんなさい。 あんまり明確でない部分もあって想像も含みます。 間違ってる部分があったらごめんなさい。 bj誕生以前の話(一部は今でも同じ)。 JBLはプロではない。 (プロ=バスケだけで興行し、利益を得て、それを関係者に給料として払える仕組みを持っている事ととりあえず定義) JBLに所属するチームは大企業の広告塔として、優勝したりして多少、企業の宣伝になる事を目的として存在する。 関係者の給料は企業が自社の製品を売ったりした利益から出ている。 バスケの試合における観客収入、TV収入等は企業には入らない。当然選手にも入らない。 では↑の観客収入等のお金はどこに行くのか? 体育館等を準備した自治体等の主催者が取ります。 自治体は客が入れば入るだけ収入が増えるのですが、特に宣伝をしたりはしません(しても効果が薄いから?忙しいから?)。 それでも客が少しは入るのは企業に属している社員の応援もいますが、 自治体がバスケ協会員にチケットを配っているからです(←無料?有料?)。 バスケ協会員とは学生・社会人の、バスケ協会に登録料を払っているバスケットマンの事です。 自分も学生の頃JBLの試合を見に行かされた事がありますが、そのチケットもバスケ協会からの分配のはずです。 という訳で主催者は特に興行について努力しなくても客は少しは入るし、チームは努力してもしなくても収入は同じだし、バスケ協会は黙っていても少しは収入はあるし…という状態が続いていました。現状維持でそこそこ満足。 しかしこれはあくまで部活レベルでバスケの競技人口が多く、バスケの人気も少しはあり、オリンピックにもう少しで行けるというくらいのレベルを保っていられるという前提での話です。 中国・韓国など、昔は日本より遥かに弱かったのにプロ化のおかげで一気に強くなった国のおかげでオリンピックは遥か遠くなり、Jリーグ等の影響でバスケ人気にも陰りが見え始めるとこうも言ってられなくなります。 景気の後退により経費削減の必要が生じたJBLの古豪も次々に廃部に追い込まれました。 バスケ人気がないのであれば当然広告としては効果は見込めません。 プロ化によるレベルアップ、規模の拡大は内外から散々言われていました。 そんな中でこの時点でJBLに属しており、特にプロ化を強く訴えていた新潟アルビレックスがJBLを脱退すると共にプロリーグを立ち上げます。 新潟はバスケの盛んな土地で、この時のへんてこなシステムにより無理やりバスケ協会員を会場に呼び寄せなくても客を呼べるからです。 閑古鳥が鳴いている他チームならともかく、満員の観客収入を何の努力もしていない自治体に無条件で持っていかれる。こんなおかしな事はありません。 チームがバスケの試合を行い、客を呼び、利益を得て、給料を払う。 当たり前の仕組みですが、このシステムでbjは運営されています。 JBLは違います。 なお、bjリーグの発足によりバスケ協会運営部は激怒したと伝えられています。 もしプロリーグが利益を出す様になると、 JBLに客が来なくなる。 ⇒ますます広告価値がなくなる。 ⇒人気なくなる。 ⇒協会費が集まらない。 ⇒自分たちの給料が減る。 …こんな感じだからでしょうか? 単なる面子の問題? あわてたバスケ協会が講じた策は、 「bjリーグ所属選手からは日本代表選手を選出しない」 ルールの策定です。 もし仮に日本代表選手が全員bjリーグ所属という事になれば、 JBLにおける広告効果はほぼゼロ。 一番注目を集めるオリンピック時など目も当てられません。 しかしトップ選手の移籍を制限したバスケ協会の思惑に反してbjリーグはまずまずの成功を収め、一方で日本代表と世界のレベル差は広がり続けます。 そんな中、JBLでは昨年北海道、今年栃木とプロチームが加わっています。 この2チームだけ、観客収入は自分達がもらえるらしいです。 そしてちょっと前、色々とニュースになりましたがバスケ協会運営部においてもめ事があり、事実上プロ化を押さえつけていた(と言われる)トップを無理矢理交代させる事に成功。 晴れて今のバスケ協会は、 「今後、JBLとbjは連携して行く」 と公に宣言するまでになっています(今の所言ってるだけらしい)。 今後どうなって行くかは分かりませんが現状こんな感じだと思います。 いつまでもこんな状態ではいられません。 JBLシステムは崩壊の運命から逃れられません。 TVでの広告効果は激減。今後は更に無くなります。 観客も少ないのであれば企業に取ってチームを運営するメリットはほとんどない。 利益を上げるには実際に客が自主的に見に来るほど魅力的なコンテンツを試合で実現させるしかありません。 それができて初めて広告収入も観客収入も得られます。 そしてそれをするにはプロでなくてはなりません。 自治体は何もしてくれません。 現在のJBLの既存チームがそのままプロ化するのも良いですが、 興行をする部署を作り、例え赤字になっても企業が無制限に損失を補てんしてくれる仕組みが要ります(現在はそれに近い事をしている様ですが)。 それが無理なら(←多分無理)、企業は単なるスポンサーの一つとなる必要があります。 そうなったらもうJBLとbj、2つに分かれている理由はありません。 bjは最低でも24チーム。将来的にはもっと増やす事を理想としているので、 企業が面倒を見切れなくなったJBLチームをbjが吸収という事もあり得るのではないでしょうか? 色々と補足説明もいると思いますが、bjとJBLが分かれている理由、となると自分の知る限りこんな所です。 最も最後に述べた様に過去には理由があったとしても今後はあまり無い様に思えます。 いずれにせよ日本のバスケ界の発展の望んで止みません。
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posted by バスケ普及委員会 会員No.005 |15:17 |
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