2007年08月26日
「銀河英雄伝説」
若い子にはドン引きされそうなタイトルですけど、私の若い頃にはアニメになってゲームになって漫画になって・・・とまあまあはやってた小説です。
さすがに今読み返すのは勇気がいるけどでも面白い本です(もう一度読みたいな)。
そこでの主張の一つ。
「最高の君主制政治より、最低の民主主義正義の方がまだ良い」
・・・王様が全てに決定権を持つ政治だと王の有能・無能によって国民の生活が左右されてしまう。無能だった場合の悲劇は歴史を見れば枚挙にいとまがない。そんなリスクを冒すくらいなら、決定権を持つ代表者を国民の意思で選べる(結果的にそれがどんなに無能な代表で、結果が悲惨であっても)民主政治の方が良い、という意味。
さらにもう一つ。
「専制君主を生んでしまうのは国民に責任がある。自分では苦労したくない、考えたくない。『誰か自分より有能なスーパーマンが政治をリードしてくれて生活を楽にして欲しい』と甘えた考えを国民の大多数が持つ土壌があって初めて王が誕生する」←覚えてないけどだいたいこんな意味。
全然関係なさそうな話をしましたけどバスケの話です。
日本バスケ協会。
BJリーグができてようやくあわててJBLをプロ化。
プロになって何が変わったのか? よく分からんがでもとにかく期待していましたが一番がっくりさせられたのがこれ↓
http://www.jbl.or.jp/schedule/index.html
全140試合(35試合/チーム)
という部分。
最初、140試合!? と思いましたが1チーム当たりでは35試合でした(プレーオフは除いて)。
BJリーグは44試合。NBAは82試合やっています。
少なすぎます。
多分、高校生でもこれくらいは試合しているのではないでしょうか?
当たり前ですがハビット(習慣の)スポーツと言われるバスケは練習すればするだけうまくなるスポーツ。
練習しなきゃうまくなりません。
しかしサッカーの中田英寿選手が言っていた事ですが、
「スタミナはいくら練習で強化してもそれは練習で発揮されるスタミナであって、試合で必要とされる本当のスタミナは試合をする事でしかつかない。」
というのがあります。
これは持久力に限った話ではないはずです。
自分の経験ではシュートやパスの精度、視野の広さ、筋力なども影響します。
要は試合に対して慣れる事で初めて普段の実力を発揮できると考えています。
以前書きましたが、日本はフリースローを含めてノーマークでのシュート確率が低いです。
身長、身体能力で劣る日本人が外国人を相手にすればそうそうシュートに行けません。外からのシュートを除けば、点を取るにはチームとしての崩しでノーマークを作っていく事を狙うしかないでしょう。
そしてそれはできていると思います。
しかしどれだけ崩してフリーになってもシュートが入らなければ勝てません。
シュート精度を上げる事はバスケをやっている人なら誰もが目標にする事ですが、日本人は特にそこを磨かなければならないと思います。
そこで負けている限りは今も勝ててないですがこの先も絶対勝てないでしょう。
ここだけは絶対に改善しなければならない点です。
フリースローの練習は誰でもしていると思います。
NBAでもやっている練習は同じでしょう。
それでも入らないのは試合に対して慣れていない事が一番の原因だと思います。
チャンスに強い選手というのは確かにいます。
全然緊張しない人もいるでしょう。
でもいつもいつもマイケル・ジョーダンが残り数秒で普段通りのシュートを決められたのは、彼が異常な程練習していたのに加え、そういうシチュエーションに慣れていたからだと思います。
特異な状況で普段通りの精神状態を維持する(集中する)為には、特異な状況を日常に近づけるのはかなり有効な手段でしょう。
繰り返しますが身長・身体能力で劣る日本人が外国人に勝つ為にはシュート確率で上回るのは最低条件です。
しかしその為の環境が悪い。
最高の身体能力を持ったNBA選手が年間82試合も満員の観客の前でぎりぎりの勝負をしています。
レギュラーシーズン、プレーオフ準決勝まではシュートを入れまくっていたレブロン・ジェームスも結局は普段より激しいディフェンス、プレッシャーの前にファイナルでは嘘の様にシュートが入らなかった。
しかしもし次の機会があれば彼はあそこまでシュートは落とさないでしょう。
あれくらい凄いプレッシャーの中であそこまで叩きのめされれば、同じシチュエーションでもそこまで冷静さは失わない。だいたいの人間はそうできています。彼もそうでしょう。
しかしそんな彼らが切磋琢磨している最中に、能力で劣る日本人は誰も見ていない、何のプレッシャーもない体育館で練習の為の練習をしている。
それでどうやって追いつけと言うのか?
JBLはプロと言っても北海道を除いて各チームは単独の企業によってスポンサードされている実質アマチュアとそう変わりない組織です。企業にとっての収益はほとんどなく、社員の福利厚生の一環として存在していると言っても間違いではないと思います。
企業にとってはチームが試合をすればする程赤字が増えます。
なかなか試合増は実現されません。
さてここでやっと冒頭の「銀河英雄伝説」での主張のお話。
誰か何とかして欲しいという甘えた考えは捨てます。
前日本代表ヘッドコーチ、ジェリコは言いました。
「日本の大きな問題の1つは、皆が知っていても黙っていることです」
そうかも知れない。
誰も大騒ぎしないから日本バスケ協会はあそこまで低能である事が許されていると勘違いしているのかも知れません。
はっきり言って日本バスケ協会にはもう愛想が尽きました、と言うか前から尽きていたんですがもう諦めました(一緒か)。
悪口ばっかり言っても仕様がないから詳しくは書きませんがダメダメ組織です。
以下あまりに呆れた点。
(1) ジェリコが初めて代表選手を選出しようとした際、強化部長はこの中から選べ、といきなり選手のリストを手渡した。(→ジェリコは自分で選ぶ、とそのリストを受け取らなかった)
(2) 何年か前のマカオでの東アジア競技大会で
協会の強化部長が、大会中に監督を変えるべきだ、他の選手を入れるべきだなどと選手が聞こえる前で言っていた。
今回のブログのタイトルもまた「銀河英雄伝説」の一節です。
これには「貴族どもを見てみろ」と続きます。
自分が成した仕事の責任を取らず、何の非難もされず、その地位が保証をされている日本バスケ協会。まさに貴族。それで成果が上がる方が不思議です。
それでも駄目な組織を改善する方が、新しく組織を作り直すよりもまだ簡単だと思っていたのでJBLをひいきにしていましたが、今回の日程発表でもう駄目だと確信しました。
もう既に多くの人がそうなっていますがこれからはBJリーグを応援します。
協会にも有能な人はいると思いますがこの状況をひっくり返すのは相当に難しいでしょう。
企業スポーツの範疇を抜け出す事が最大の難関。
人事をすげ替えて風通し事を良くする(透明性を高める)事は同じくらい困難。
試合数は多分去年は24試合とかだったと思うから少しは前進してるとは言えます。
TV放送も昨年よりはほんの少し増えているのかも知れません。
でも絶望です。
アドバンテージは今現在においては日本のバスケの主流はJBLというブランドイメージだけでしょう。
日本代表クラスの実力選手や、大学出の新人がBJリーグに流れたりするともう凋落は一気だと思われます。
どういう経緯でこの強固な専制君主制とも言える制度ができあがったのか?(スーパーマンを望む甘えが国民にあったのか?)
それは最高に謎です。
昔の人が考えたシステムなのでしょう。
しかし日本は平和かも知れませんがバスケ界は戦国時代です。
方法は全く思いつきませんがこれが嬉しい誤算である事を願って止みません。
posted by mera |20:10 |
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2007年08月09日
サッカーの話をします。
(1) ワールドカップでジーコが選手交代において、小野ではなく別の誰かを指名していれば勝てたはず。⇒小野が悪いというよりジーコが悪い。
(2) 日本人はシュートを打たない。⇒打たない選手が悪いというより、そんな選手を選んだ(もしくは指導できない)オシムが悪い。
(1)と(2)は批判の対象が全く違っていると考えています。
男だったら打て! という感じで皆怒っていると思いますが、
日本人選手がシュートを打たないのは打っても入らないと判断しているから。
なぜそう判断しているのか?
・トラップ技術の低さ(それによりコースを塞がれてしまっている)。
・キック力(筋力)の低さ(モーションが大きくなるし、ボールのスピードも遅い)
があるからです。
これらは監督や選手の意識がどうこうというより体質、技術の問題なのでこれを改善する為には普段の練習やJリーグで頑張るしかないです。長い時間と良質な体制によるバックアップが必要でしょう。
前置きが長くなりましたが、
前回の
「五十嵐圭!!」
におけるさんyuさんのコメント(ありがとうございます)
(あまり詳しくないファンであっても)←バスケ普及委員会補足
>シュートが入らないとか、リバウンドが取れないなど、簡単なことでも感じたままを言う資格があると思います。
(そうやって皆が議論する事でバスケが広まる)←バスケ普及委員会補足
に対して。
上記の問題については選手が悪いとか意識を変えるだけでは解決しない根の深い問題だと考えています。
分類としては(2)に当たります。
なかなか解決が難しい問題について批判してもそれが改善される事がなければ、それは大きなストレスとなるでしょう。
バスケ普及委員会はそれが、
「バスケ面白くない」
という判断にすり替わってしまうのを恐れます。
日常生活を送る上でも健全な精神状態とは言えずよろしくないです。
一番最初のブログ、
「バスケオリンピックアジア予選 日本×韓国 (後編)」
の冒頭において、
「プロという職業につく人間は称賛も批判も全て受け入れるべき」
と書きましたが付け加えると、
批判というのは改善しようと思ったら改善できる要素についてのみ、なされるべきだと考えます。
ジーコという監督の存在自体を批判するのであれば代案として、
「○○だったらその問題を解決できるので○○に替えろ」
という主張がより健全でしょう。
多くの人が怒っているのが、ジーコが素人以下の采配をした(と思われている)点でしょう。
ジーコ以外だったら誰でも良い
⇒そんな監督を選んだ協会(川渕会長)が悪い
⇒解任要求(現状よりは良くなる)
これはこれで健全だと思います。
五十嵐選手はJBLではボコボコ点が取れても国際試合では速攻以外で得意のレイアップを打つ事さえなかなかできません。抜けないからです。
リバウンドは桜木選手しか取れていないのが現状でしょう。
JBLでは外国人枠を設けている事により、だいたいセンター、パワーフォワードでは高身長の外国人がプレーしています。
相手チームもそうしている為、外国人同士のマッチアップとなり1~3番のポジションでは日本人同士で戦っています。
五十嵐選手も日本人ではトップです。
しかし国際試合ではスパスパ抜かれてしまいます(もしくはファールがかさむ)。桜井選手も然り。
もし日常的に高レベルのガードと対戦できていれば・・・。
これは本当に難しい問題ですね。
BJリーグの様に外国人枠を撤廃し、更にエベッサの様に(時間帯によっては)5人全員が外国人というチームと対戦できればレベルは今よりは上がるでしょう。
しかしそのチームを応援できるのか? 運営できるのか?
サッカーでも、「FWに外国人をおくばかりに自国のFWが育たない」という問題は世界中で起きています。そしてこれといった解決策はない。
国際試合の個人的な見方としてはある程度、
シュートにいけない、リバウンドを取られる、1対1でやられる
のは仕方がない、と思っています。
その前提の上で具体的には、
いかにしてシュート確率の良い数名のプレイヤー(川村、折茂)に打たすか?
いかにしてガードが抜かれた時にカバーするか?
という所を見て応援しています。
こういったなかば諦めた見方はよくないのかも知れませんが。
現実的な妥協点としては・・・
トヨタの様にガードにもレベルの高い外国人を入れる。
ガード、センターに関わらず彼ら外国人とマッチアップする選手は、確率の高いプレーばかり選択しないでガンガン攻める。(それを推奨する雰囲気を作る)
プレーする本人にとってはつらいでしょうしチームにとっても負担でしょうが、試合では2人しか出れなくても4人くらい外国人をチームに入れる(言い方は悪いですが練習要員として。もちろん熾烈なレギュラー争いを課します)。
バスケの普及の為にはレベルを上げねばならず、その為に人気もつかまなければならない。
どなたか良い案があれば教えてもらいたいです(健全な日常生活の為にも)。
でも簡単なシュート(フリースロー含む)を落とすのはやめて欲しいですね。
小学生であろうとプロであろうと関係ないですから。
posted by mera |09:56 |
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2007年08月06日
こんなスポナビのブログなんかを読む人に、今から述べる様な方は含まれていないとは思いますが万が一いた時の為に断っておきます。
彼がボールを持つ度に黄色い声を上げるファンをからかったり上から目線で馬鹿にしたりするつもりは微塵もありません。
バスケ普及委員会としては、大して面白くもない(と思う)バスケの試合を見にきてくれて、彼の顔が見れただけで満足してくれ、プレーの成否に関係なく暖かい声援まで送ってくれる親のような存在として本当に感謝と尊敬の念を持たなくてはならないと思います。
同時にバスケ界の将来に危機感を持つ者としてはマーケットの拡大の為にもこういうファン層を本格的なバスケ馬鹿に育成すべく、その方法を模索していきたいと思います。
私は中学生の頃バスケ部だったのですが、JBLの試合をスタンドで観戦した時眠たくて仕方がありませんでした。
そしてそれはバスケはやるもので見るものではないと10年近く思い込むきっかけになりました。
今はバスケはプレーするスポーツとしても観戦するスポーツとしても圧倒的一番に面白いと思っています。
原因は何だったのでしょうか?
結論だけ述べます。
男の視点として考えた場合、バスケに限らずスポーツ観戦の楽しみとは、
「次のプレーを予測しながら見る」
更に、
「その予想が(できれば良い意味で)裏切られる」
ところを楽しむものだと思います。
(女でもそうじゃ! 馬鹿にすんな! と思われる方スミマセン)
顧問が素人でゾーンディフェンスもやった事ないしファールの定義さえ曖昧だった様なバスケ部にいる人間、またはそれに近い様な知識しかない者にとってはバスケなんて見ても面白くもなんともない! と思います。
残念ながらバスケを(見て)楽しむには詳しいバスケの知識が必要不可欠だと思います。
NBAのように、素人を引きつけるダンクなどの派手なプレーが出来ない日本では特にそうです。
ポジション毎のだいたいの役割。
ルール。
このプレイヤーは何が得意で何ができないのか?
どういうシュートが確率が高くてどいうプレーが自分勝手なプレーなのか?
そういう事が分かって初めて次のプレーの予測が成り立つと思いますし、面白さはそこからだと思います。
しかしもっと言うならバスケの基本原則まで知ってほしい。
例えば横から受けたパスを3Pシュートするのと、センターから帰ってきた対面パスを打つのでは後者の方が確率が高くなる、という所まで知っていれば更に楽しめるはずです。
もしそれが分っていれば、よく中にドライブで突っ込んでから外にさばく五十嵐選手の事ももっと好きになると思います。
トラベリングなどは正直かなりややこしいルールだと思いますが、そういう壁を乗り越えれば知れば知るほど面白くなるのがバスケというスポーツの素晴らしさです。
バスケ普及のためにはリングを増やすとかNBA級のエンタメ路線の導入だとか色々な意見があると思います。
しかしこれは地味ながら金のかからない、しかし必要で有効な方法です。
それはバスケうんちくを語る事です。
深夜のオリンピック予選などを見る人はほとんどがコアなファンで既に十分な知識を持っているはずです。
そういうニーズに応えてマニアックな解説をするのも良いでしょう。
しかしそれでもあえて少しでもいるはずのバスケ素人に向けた解説をすべきです。
そういう意味でもあまり中傷的な意見は述べたくありませんが、韓国戦の外山さんの解説などはかなり改善の余地があったと考えます。
クオーター終了まで残り5秒のところで佐古が犯したボールマンに対するファールを、
「ナイスファール」
の一言で済ませるだけでは完全に説明不足です。
逆にサッカーで言うとジョン川平氏や松木氏の様にうんちくと対局に位置する解説をしても良いです。
要するにもう既にバスケ好きになっている視聴者に対してではなく、素人クラスに向けた解説をして欲しいという事です。
もし知り合いがルールはほとんど知らないが五十嵐ファンだという場合はさりげなく少しずつ知識を植えつけていきましょう。
女性はうんちくが嫌いです。
嫌がる子供に野菜を食べさせる様にうまくやりましょう。
最後に。
サッカーのワールドカップ、箱根駅伝、甲子園球児・・・。
そういうものが面白いのは彼らが誰よりも真剣だからです。
真剣さは、技術の拙さによる観戦価値の低さを一気に解決します。
Jリーグは見ないけども日本代表の試合は見る、なんていうサッカーファンはホントにたくさんいます。
バスケが面白いというのは総合的な評価であり、厳密にはJBLの消化試合よりはアジアカップのサウジアラビア戦の方が断然面白かったです。
そういう意味では頭の悪い中学生の自分にはJBLで仕事をしながらバスケをしている様な人たちは半ば遊んでいるように思えて見る価値を見出せなかったのかも知れません。今となっては悶絶する程恥ずかしい考えですが。
まあ、それは昔の話で完全プロ化され、娯楽が多様化している世の中でどうやってこれからファンを増やしていくか?という命題を抱えているバスケ界についての提言です。
正直、一部とはいえ何億ももらっているくせにワガママ言いたい放題のプロ野球選手や、ほんの一部ですがちょっと天狗になりかかっているJリーガー比べると、一般サラリーマンよりも収入の低いBJリーガーの方が「プレーでファンを魅了するんだ」という真剣さでは上回っていると思います。
その真剣さは面白さにプラスされていると思います。
一生懸命さ。
本当は一番必要なものはこれだと思っています。
しかし彼らはもう既に一生懸命にやっているでしょう。
バスケが信じられない程スタミナを消耗するスポーツだという事はやった事がある人しか知らないと思います。
どこかしら怪我もしているでしょう。
それでも、前述しましたが真剣さはレベルを超越する面白さを提供してくれるものです。
NBAではルーズボールに対して皆ダイブします。
選手層のとんでもなくぶ厚い彼らは常に必死だからです。
そういう所に人はいつのまにか引き寄せられるのです。
仕事に対して彼ら程真剣にやっているとは言い難い自分を顧みて、そう言える資格がないのは重々承知です。
しかし前回の、「アジアオリンピック予選 韓国×日本 (前編)」の冒頭で述べた様に、プロは批判されてもそれを喜んで受け入れるべきという考えもあるので最後に控えめに言います。
できるのであれば更に頑張ってもらいたいです。
posted by mera |19:11 |
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2007年08月02日
「バスケオリンピックアジア予選 日本×韓国 (前編)」
の続き。
ではどうしたら勝てるのか?
どうしたら諦めずにすむのか?
それはもう根本的な実力を上げるしかない。練習するしかない。
そこは自分のような週に一回しかプレーしない様な草バスケプレイヤーもプロも同じ。
でも相手も同じ様に練習する。その差は縮まらない。
どうすれば良いのか?
結論、(前編)にコメントいただいた「3ポイント」さんもおっしゃる様にプロリーグを整備するしかない。
今の様な競技人口じゃどうしようもない。
どの小学生がプロになる事だけを目標にしてバスケをしているだろうか? バスケだけに青春の全てを捧げる様な若者が日本にどれだけいるだろうか?
サッカーにはいる。
野球にもいる。
うじゃうじゃいる。
それを強制する親さえいる。
日本のトップに立っても1千万くらいの報酬しか得られない職業を誰が人生をかけて目指す?
しかしそれでもバスケには魅力がある。
アメリカだけでなく世界的にもサッカーに負けない人気とマーケットがある。
日本にもあるはず。
日本バスケ協会・・・。
バスケ協会の人も頑張っているとは思う。
思うけど頑張っているなら頑張っている内容を公表してくれないと納得できないのが現代社会だ。
一時期神の如く称賛された日産のゴーン社長は、売上目標を明確に発表する。それをクリアしたから彼の地位がある。
それでも前期それをたった一度達成できなかっただけでも相当非難された(結局辞めなかったけど)。
透明性が重視される株式会社とは言え、今の社会はそうだ。
バスケ協会はどうだろう?
何をやっているのか分らない。
なぜ世界選手権で13億の赤字が出るのか分らない。
なぜJBLという組織があるのにBJリーグができるのか? そんな話は前代未聞だ。
日本の体育館には必ずバスケゴールがあり、体育の授業でも強制的にバスケをさせられる。
学生のスポーツとしては人気もあるし競技人口も少なくはない。
こんな恵まれている環境は世界にもそんなにはない。
なのに何故日本ではマイナースポーツなのか? 日本代表が弱いからバスケが人気がない?
プロリーグが弱いのに代表が強くなる訳がない。
何故プロリーグを強くできないのか?
協会は何をやっているのか?
深夜とは言えなぜTV放送をやっているのにやっているという情報さえ入ってこないのか?
ワールドカップの惨敗を受けてJリーグの川渕さんがかなり非難されています。
それでも彼のリーダーシップ、超マイナースポーツだったサッカーをここまでのマーケットに育てた彼の功績はとてつもなく大きい。
何とかできないのか?
何か自分にできる事はないのか?
最近はそう悶々とする日々です。
posted by mera |17:13 |
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2007年08月02日
ご挨拶に変えて
たまに批評に対して、
「そんなに言うんだったらお前やってみろ」
と反論する方がいますが・・・。
プロという職業につく人間は称賛も批判も全て受け入れるべき立場の人である、とまず言っておきたい。
料理人が料理を人に提供してそれを客がお金を出して食べたら、客にはまずいと言う権利があるんです。お金を払わなかったら言う資格はないですが。
僕らはチケット代やTV視聴料という形で彼らに給料を払っているのですから、彼らが例え自分には到底できないようなプレーをしたとしてもそれに対して不満があれば文句を言うのもまた正当な行為であると思っています。
同時に過剰な批判は人としてどうか?とも思いますが、批判に耐える事で形成されるメンタリティーがプレーの向上を促すという面も否定できないと思います。
非常に長いですがこういう文章を公表する事でバスケの議論が深まり、より普及が進む事を願っています。
前置きが長くなりましたが先日の試合についての個人的感想&問題提起。
韓国でバスケが盛んだと言う話はもちろん知っていますが正直あそこまでレベルの差があるとは思いませんでした。
以下、圧倒的に感じた差
1、ガード陣の個人的スキル
佐古、柏木、五十嵐。
全員負けてました。
シュート、ドリブル、パス、視野、落ち着き。
世間は日本人は背が低いからバスケは向いてない。
向いてないから弱いんだ。弱くてもしょうがない。
という意見を持ってると思いますがだったらせめてアジアの中では勝って欲しい。
身長があまり影響しない部分では勝って欲しいと思っていますがそこでも負けていました。
鈴木ヘッドコーチは自身のホームページでバスケに一番必要な基礎技術としてステイローを上げていました。
しかしできていませんでした。
韓国チームガードのパスフェイク、ドリブルフェイクにことごとく引っかかっていました。
あれだけ引っかかっていればあれだけ一対一で抜かれるのも当然です。またディフェンスに余裕がなくなるので、あれだけスクリーンに引っかかってしまうのも当然です。
あれだけ数的不利を作られればシュート成功率、そして点数に差が出て当然です。
相手がうまいから腰が高くなってしまうのか? 腰が高いから引っかかってしまうのか?
あのレベルの人達のプレーですから自分には分らないですがとにかく負けていました。
致命的な程に負けていました。
2、シュート成功率
世界選手権でもそうでしたがフリースローは言うまでもなく、日本チームはフリーでのシュートが入らなさ過ぎる。
見てて冷や冷やする。
前述しましたが身長で負けてブロックされたりリバウンドが取れなかったりするのは仕方がない。
だったらなおさらここでは勝って欲しい。せめてここでは勝って欲しいです。
サッカーじゃないんです。シュートが入らないバスケの試合なんて面白くも何ともないです(面白いけど)。
でもそれにしては結構競ったゲームでした。
インサイドも頑張っていたしリバウンドも取っていた。
一時は5点差にまで追い上げて韓国もちょっとびびったと思います。
(ホームである事とちょっと判定も有利だった様な気がしなくもない事は考えないで)
理由は何か? 何が良かったのか?
皆分かってると思います。
桜井と川村です!
ここのマッチアップだけは勝っていた。
韓国チームは何人いてもスピードの乗った桜井のドライブに何度もディフェンスを破られ、川村のスピーディーかつ運動量のある動きをマークしきれずそして檄速モーション&高確率の3Pにはお手上げだったと思う。
日本の10年に一度と思われる逸材は竹内兄弟ではなく、彼らだと思う。
鈴木ヘッドコーチも彼らを十分に使いきったと思う。
あれ以上ほとんどどうしようもなかったと思います。
でも彼らとて同じ様に一対一で何度も抜かれていた。
バスケは人間の部位の中で一番思い通りに扱える手を使う競技な為に、ほとんど思い通りのプレーが出来るスポーツです。
まぐれはほとんど起こらない。
残念だけど善戦はしたものの実力通りの結果だと思う。
そこは仕様がないと思う。
ではどうしたら勝てるのか?
どうしたら諦めずにすむのか?
・・・長すぎるので続く。
posted by mera |11:59 |
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