2008年11月30日

明大ラグビー部 あと一歩届かず、ジュニア終戦/関東大学ジュニア選手権

◆11・30 平成20年度関東大学ジュニア選手権(早大上井草グラウンド)
▼2ndフェーズ準決勝
 明治7{0-10、7ー10}20早稲田○

 負ければジュニア最終戦となってしまうこの試合は、終了間際まで食らいつきながらも最後に振り切られ、スコア以上に悔しい敗戦を喫してしまった。

 前半は苦しいゲーム展開。序盤に早稲田のペナルティから敵陣深くでチャンスを得るも、スクラムホイールの反則でそれを逸してしまう。その後も接点で上回ることができず、ボールを動かしてもゲインを切ることができない。マイボールスクラムからサインプレーも試みたが息が合わず。相手の我慢我慢のディフェンスにたまらずペナルティを取られるという展開を繰り返し、ほとんどチャンスらしいチャンスを作り出すことができない。大半の時間を自陣で過ごす展開で、何とか粘り強いディフェンスで2トライの失点にとどめたが、ホームの早稲田に完全に押されっぱなしのまま折り返した。

 前半が終了して0-10。このようなスコアは今シーズン何度も目にしてきた。前半は何とか試合を作っても、後半スタミナが持たずに突き放される・・・。観客席に収まりきれない程に詰めかけた多くのファンは同じような思いを抱いていたことだろう。ましてやこの試合展開だったら40分後にはどうなるのだろうかと。

 しかし、後半を迎えるとその不安はいい方向に裏切られることとなる。「いつも後半切れてしまっていたから、今日は後半を前半以上にやろう」(成田)と誓ったチームは、風上だったことも力に変え、前半までの守勢は何だったのかと思わせるように攻め続けた。序盤に武田が待望のトライを奪取して3点差とすると、PGを決められ6点にビハインドを広げられてからも敵陣で相手のゴールラインを幾度も浸食しかけた。次のトライをどちらが取るのか――。試合も終盤を迎え、双方のファンが一喜一憂しながら見守る中、明治が敵陣ゴール前5メートルでのスクラムからボールを展開。ついにディフェンスラインを破るラストパスか・・・と思った次の瞬間、ボールは無情にもグラウンドを転々としていた。ラインの谷間にうまく飛び込んでいただけに、ギャラリーからは大きなため息が漏れた。攻めても攻めても取りきれない。この煮え切らない思いは最悪の結果となって返ってきた。終了間際に一瞬の隙を突かれ、外を割られて試合を決する痛恨のトライ。相手のミスをチャンスに変え、それをしっかりものにしたほうが勝つ。どのスポーツでも言われる展開をまさに見せつけられることとなってしまった。点差こそ13点だったが、内容的にはそれ以上に悔やまれるものとなった。

 今日の試合も「取れそうで取りきれない」。厳しく言ってしまえばそれまでなのかもしれない。だが、今日の彼らは「負けていてもまた見に行きたくなる試合」を見せてくれたように思う。今まではなかった「見ている者たちに訴えかける何か」の一端を、垣間見られたようにも感じられた。もちろん、この試合だけで期待して応援し続けてくれたファンへの裏切りを取り返せるわけでは到底ないが。

 試合が終わって引き揚げてきた選手たちを、見守っていた部員たちは拍手で迎えた。それでも戦った者たちの表情は冴えなかった。人目を気にすることなく涙を流す者もいた。悔しい。そこからはその思いが表れていたように見えた。成績が残せず、あえぎ続けたチーム。ファンからは「負けた後の悔しさも伝わってこない」と厳しい声も上がった。しかし、今日の試合後には確かに、勝負に敗れし者たちの自然の感情が溢れていた。これが本来あるべき、紫紺の戦士たちの姿ではなかったか。

 いよいよ来週、今シーズンのラストゲームとなる早明戦を迎える。伝統の早明戦について敵将である中竹監督はこう語っている。「早明戦には魔物が住んでいる。何が起こるか分からない。そういう意味では、例年より今年の方が怖い」と。6位に沈み、選手権出場をも逃したチームと「荒ぶる」を目指してまい進し続けるチーム。実力差は確かにあるのかもしれない。ただ、今日のようなゲームがその「何か」を起こすのかもしれない。

 12月7日、伝統の国立のピッチで、私は「魔物」が見たい。

~選手のコメント~

吉住
「最初早大のディフェンスの出足が早く、対応できなかった。後半途中まで計画通りだったが、ミスが多く早稲田に突き放された。」

成田
「今日はいつもよりチームも盛り上がっていたし、気持ちも入っていた。目標は入りとラストの20分の気が抜けてしまうところをしっかりやることだった。後半はいつも切れてしまって取ったら取られるという展開になってしまっていたので、後半は前半以上にやろうというのをハーフタイムに確認した。(試合後の涙は)先日のケガで目の手術をしたが、なんとかこの試合にぎりぎり間に合うことができたから。それに4年間の思いもこみあげてきたのもあって。それだけにより悔しい。Aチームには勝って喜び、嬉し涙を流してもらいたい」。

鈴木
「ハーフタイムで山口BKコーチがスペースが開いている場所を教えてくれたので…続きはこちら!

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posted by 大塩拓也 |21:11 | 明大ラグビー部 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年11月17日

明大ラグビー部 帝京に敗戦、24年ぶりに閉ざされた選手権の道/関東大学対抗戦

◆11・16 関東大学ラグビー対抗戦Aグループ(秩父宮ラグビー場) 
▼明大12{6-7、13-29}39帝京大○

選手権不出場に落胆の表情で引き揚げる選手たち
 「明治はFWが勢いづくと強いとわかっていたので、セットプレーで思い切りたたみかけました」(帝京大・井本主将)。今だ無敗を守り対抗戦初Vへ一直線の帝京大は、歓喜というより安堵の表情でその瞬間を迎えた。そして、もう後がないと「開き直って」(杉本主将・政経4)この日を迎えた紫紺の戦士たちは、39-12のスコアを前にただただ呆然と立ち尽くす。今日の結果で対抗戦史上初(1967年のリーグ戦分裂以降)となる負け越し、さらに24年ぶりとなる大学選手権不出場が決定した。この現実を今、彼らはどう受け止めているのか。

 「接点、主にセットプレー勝負」(杉本主将)との事前の読みどおり、キックオフ直後の1本目からスクラムはほぼ互角。ブレイクダウンは帝京にやや歩がありといったところで、両者激しい攻防が続く。そこで明暗を分けたのは“案の定”、ラインアウトだった。シーズン開幕当初から、スローイングの精度・度重なるサインミスが課題とされてきたラインアウト。藤田監督の「もっとコミュニケーションをとれ」の言葉むなしく、80分で15本近くあったマイボールラインアウトでクリーンキャッチと呼べるものはわずか2本程度、そしてその多くは帝京大にチャンスを与える形となってしまった。

 前半14分、自陣10m付近での明治ボールラインアウトを帝京大No.8野口がキャッチ。そこからFW戦でじわじわゴールラインににじり寄ると、最後はBKでパスをつなげ最後はCTB南橋が先制トライをねじ込んだ。FWBKが連携したその様は皮肉にも「縦横無尽」そのもの。自分たちが1年間追い求めたラグビーを、目の前でまざまざと見せ付けられてしまった。しかしこれに奮起したかのように明治も見せ場をつくる。前半20分頃から数分にわたり、敵陣22mから山本(政経4)の突破を軸にゴリゴリのFW戦を繰り広げる。そしてペナルティから得たスクラムで、SO田村(文2)が自らディフェンスの隙を突き追撃トライを決め一気に場内を沸かせた。前半は帝京大がさらに1トライを返し10-5のビハインドで折り返したものの、その内容は後半へ期待を抱かせるものだった。

 だが、暫定1位はやはり強かった。「たとえトライに結びつかなくても前半20分積極的に仕掛けていくことが、必ず後半20分に響いてくると信じていました」(帝京大・井本主将)。その狙い通り後半20分以降「集中力を欠いた」(山本)明治になす術はなく、セットプレー、ブレイクダウンのFW勝負で完全にペースをものにした帝京が立て続けにトライを連取。36分に山口(政経3)がトライを決め必死に食い下がるも、時すでに遅し。さらに40分には自陣でのマイボールスクラムをターンオーバーされたあげくトライを奪われるという、重戦車明治にとってもっとも屈辱的な形でノーサイドとなった。

 日体大戦での敗戦以降まさかまさかと募り続けた不安はついに、揺るぎない事実として彼らに突きつけられた。“大学選手権不出場”。慶応戦までで2勝3敗6位、2試合を残し崖っぷちに立たされていた明治にとって、全国行きの切符をつかむには帝京、早稲田への勝利が最低条件だった――。杉本組にはもう、「大学日本一」の夢を追う権利すら残されていない。

 シーズン佳境で自身のケガに苦しみ、ここ最近では治療を最優先とせざるをえなかった杉本主将は、悔しさとも諦めともとれぬ表情で天を仰いだ。「(早明戦は)最後の意地をみせるしかありません」。それは目指すべきものを失ってもなお戦い続けなければならない、試練を強いられた大黒柱の精一杯のプライドに見えた。

 泣いても笑っても、次回の早明戦が杉本組ラストゲームとなる。12月7日、傷だらけの紫紺の戦士はどんな思いで国立のピッチに立っているのだろうか。兎にも角にも、花道へのカウントダウンとなるもっとも過酷な3週間が、これから彼らを待ち受けている。

~試合後のコメント~
藤田監督
「慶大戦で、次は(帝京戦)明治のこだわりを見せる、と言っていたがそれはスクラムだった。だが、セットプレーでマイボールを取れない上にミスが出たのは甘かった。ラインアウトは焦っていた」。

杉本主将 
「帝京の圧力はそんなに感じなかった。ラインアウトでミスが多く、ゲームを作れなかった。まだシーズンは終わってない。最終戦に最後の意地を見せられたら」。

原田
「今日はダメだった。スクラムやラインアウトで自分が足を引っ張ってしまい、チームに申し訳ない。早明戦は開き直ってやっていく。」

仲西
「帝京は強いと分かっていた。練習の甘さが出た。もっと厳しくしていかないと。ラインアウトは考えすぎてしまった。今日はチームの出来は50点くらい」。

土井
「FWが安定していなくセットプレーで負けていた。後半に1トライされてから立て直すことができなかった。大学選手権出場はなくなったが、次の早稲田戦は見に来てくれるお客さんのために、そしてラグビー部の伝統のためにも頑張りたい。」 

山本
「後半の20分で集中力が切れてしまった。今日はSOの周辺でFWを当てるということを意識して、敵陣に入ったらFWで攻めようと思っていた。あと1試合にすべてをかけて、勝ちにいく」。

金澤
「SOの周りにFWを立たせて攻めるというゲームプランを遂行する以前に、セットプレーの不安定さからスタート地点でつまずいてしまった感じ。帝京は…続きはこちら!


posted by 野村馨子 |12:00 | 明大ラグビー部 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年11月15日

明大ラグビー部 八幡山日誌 (50)11月16日 天王山、帝京大戦前日!

 明日は早大をも破り、現在対抗戦1位を走る帝京大との対戦。対抗戦も6試合目と終盤戦に入った。明大は今年、2勝3敗(15日現在)と負け星が先行、加えて明日の帝京大戦に敗れると明大の自力での大学選手権出場が不可能となる。これは実に24年ぶりのことである。

 慶大に敗れてから神戸製鋼への出稽古などさまざまな努力を行った本学。大学選手権出場へ「もう後がないので開き直っていくしかない」(杉本主将・政経4)。「最悪の状態」を避けるためにも、明日は絶対に勝つことが義務づけられる。

posted by 不動地由香 |23:52 | 明大ラグビー部 八幡山日誌 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年11月09日

明大ラグビー部 八幡山日誌 (49)11月9日 川俣、アメリカ戦の日本代表決定!

見事代表入りした川俣。元紫紺の戦士の、世界を舞台にした活躍が期待される
 昨日秩父宮ラグビー場で7年ぶりに行われた、セレクションマッチ。
そこで、明治からはOBの川俣直樹(平20政経卒・現三洋電機ワイルドナイツ)が出場し、11月16日、22日と行われる「リポビタンDチャレンジ2008 日本代表対アメリカ代表戦」の代表の座を勝ち取った。
見事代表入りした川俣。
 出場すると、川俣は日本代表初キャップとなる。

☆リポビタンDチャレンジ2008 日本代表対アメリカ代表戦情報☆
11・16(日)
15:00キックオフ 
会場:名古屋市瑞穂公園ラグビー場

11・22(土)
19:00キックオフ 
会場:秩父宮ラグビー場


posted by 不動地由香 |10:48 | 明大ラグビー部 八幡山日誌 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年11月09日

明大ラグビー部 早稲田に敗戦、セカンドフェーズ進出決められず/ジュニア選手権

◆11・8 平成20年度関東大学ジュニア選手権(明大八幡山グラウンド)
▼明治23{6-19、17ー19}38早稲田○

攻撃の軸となった呉。キックの正確さも光った
 負ければ他校の結果次第でカテゴリー2上位のチームとの入れ替え戦に回る可能性のあったこの試合。試合開始前、チーム全員で花道をつくり選手を送り出した。その部員の声援が後押しするかのように、開始直後から攻勢をかける明治。前半5分、敵陣ゴール前でペナルティを得ると、ショットを選択。呉(政経3)が難なく決め、幸先よいスタートを切った。直後に早稲田にトライを奪われるも、その後も敵陣でプレーし続け、再び得たペナルティキックを呉が決めて6-5と逆転。この後も敵陣深くまで攻め入るも、ゴール前で自らの反則でチャンスを潰してしまう展開が続く。逆に早稲田は明治の隙をつき、26分、36分とトライを挙げ、6-19とリードを広げたところで前半を折り返した。

 後半、先に主導権を握ったのは明治だった。開始10分久我(情コミ1)がトライを奪うと、その後もFW、BKがうまく絡みボールを動かしながらゴールに迫る明治フィフティーン。ここから流れに乗っていきたい所だったが、細かいミスが出てしまう。キックの処理を誤りこぼれ球を拾われそのままトライ。その5分後にもディフェンスの間を抜かれ、立て続けにトライを許す。11―33とリードを広げられ、苦しい展開を強いられた明治。35分、ペナルティから田原(政経4)がPからGOでそのままビックゲイン。パスをつないで最後はNO.8三村(政経2)が早稲田ディフェンスを引きずりながらもトライ。なんとか点差を縮めて行きたいところだったが、早稲田のBK陣に翻弄されトライを奪われ万事休す。その後に杉本(博・商2)がトライを決めるも23-38というスコアで試合は終了。次週の慶応と東海大の結果を待つことになり、自力でのセカンドフェーズ進出決定はならなかった。

 今週行われた3日間の神戸製鋼合宿では、OBの元木由記雄氏らが直接指導にあたった。「コーチングがとても分かりやすく、いい練習ができた。みんな気持ちを高めて今日の試合に臨めた」(渋谷・文3)「今日の試合では合宿で練習したCTB、SOが絡んだプレーを多く出せた」(鈴木・政経1)と選手たちが口にするように、満足のいく練習が行えたようだ。16日の帝京大戦に向け、B、Cチームの選手が切磋琢磨し、Aチームへのいい刺激となることを期待したい。

~選手のコメント~
木暮
「負けはしたけど、スクラムでは押せた。走ることを心掛けた今日の試合はいつもより攻めているという実感がもてた。神戸での社会人との合宿で社会人チームはしっかり試合でコミュニケーションがとれていると感じた。自分たちも見習っていきたい。次の帝京戦はあとがないので死にものぐるいでいく」。

渋谷
「今日は負けたけど、今までで一番縦横無尽なラグビーができたと思う。順目順目で攻めるという、自分たちが最初に目指したラグビーが実践できた。細かいミスは多かったけど、ディフェンスでも前に出れた。神戸製鋼合宿では、Aチームもいい感じだった。ラインアウトもリフトアップや動きの素早さなど色々と勉強になった。これから精度を高めていきたい」。

吉住
「今日の試合は形はできていたが相手の方が球際に貪欲だった。相手が早稲田ということは特に意識していなかった。対抗戦で筑波大に負けたあと修正できなかったため3連敗してしまった。でも神戸製鋼の合宿で全体で戦うということを再認識し、修正ができた。スクラムトライを狙うところでミスがでた。」

三村
「神戸製鋼での合宿でやったことをきっちり出そうという気持ちでいった。合宿に行く前はプレーの形としてはよかったが、どこか人任せな感があった。今日はそれぞれが自分たちのプレーをしてチームとしてまとまれたと思う。途中で切れることがなかったのもよかった。しつこいディフェンスはできていたと思うが、コミュニケーションのミスから取られることが多かった。(他校の結果次第ではセカンドフェーズでまた早稲田と当たる可能性があるが)まだまだ荒削りな部分があるので、精度を高めて臨みたい」。

呉
「今日の試合は神戸合宿の成果が出て、FWもよく走れてたしBKもボールキープすることができていた。これからは相手に走り勝つということを意識してやっていく。次にあたる帝京は接点での激しさがあるチーム。今度の試合も全員で走り勝ちたい」。

内田
「神戸製鋼合宿で習得したラグビーが自分たちの型にはまっていたので前回とはプランを変えて臨んだが、セカンドフェーズを決められず悔しい。慶応戦では自分たちのラグビーにこだわった結果FWごり押しのラグビーになったが、今回は停滞場面でのリスタートを意識し、早い展開に持ち込んだ。勝ちにこだわりPGも選択していったが、その直後にトライで点を返されてしまっていては意味がない。残りシーズンもわずかだが、あとは合宿メンバーがどれだけ下のチームを活気づけ、どこまで神戸で得たものの精度を高められるかにかかっていると思う」。

川口
「神戸製鋼との合宿で気持ちは乗っていたが、自陣でのミスでリズムを崩してしまった。相手のコンタクトはそこまで激しくはなかった。そう感じられたのも合宿での成果が大きいと思う」。

鈴木
「今日はFWが広めに立ってBKを楽にさせようと思っていたが、それがはまった。ミスもあったけど、ボールを動かすラグビーができたと思う。スクラムはコントロールできたし…続きはこちら!


posted by 西村元英 |10:42 | 明大ラグビー部 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年11月03日

明大ラグビー部 慶応に惜敗、大学選手権出場遠のく・・・/関東大学対抗戦

◆11・2 関東大学ラグビー対抗戦Aグループ(秩父宮ラグビー場)
▼明大19{6-13、13-11}24慶大〇

サイド攻撃で明治のこだわりを体現した山本(政経4)
 負ければ大学選手権出場が危ぶまれる状況に陥る中で行われた今年の明慶戦は、あと一歩まで詰め寄るも届かず敗れるという結果に終わった。
 
 勝ちたかった。とにかく勝ちという結果がほしかった。対抗戦の序盤でまさかの2連敗を喫し、勝ちの味を忘れかけてしまった選手たちは、その瞬間を得るために一歩でも前進しようとした。トライへの執着は捨て、敵陣でペナルティを獲得すれば迷わずPGの3点を狙いにいった。確実に得点を積み重ねていこうとする姿勢の表れだった。さらには、「“明治はFW”という自分たちのこだわりを出していこう」(杉本晃主将・政経4)の言葉通り、失いかけた明治ラグビーを取り戻すため、今シーズン当初から使い続けてきたキックやBK展開を多用せずあえてFWにこだわった。もがき苦しみながら、必死に明日の自分たちの姿を探し求めるかのように。

 その戦い方がはまったのだろうか、スクラムでは圧倒し、第3列がサイド攻撃を繰り返すことでFW戦を優位に進めていく。たが、あと一歩攻めきることができない。ラインアウトでは相手の意表を突くサインプレーも見せたが、「大事なところでサインなどのミスが多かった」(鎌田・法3)と自分たちのミスで生かしきれず。その後のミスはせっかく引き寄せかけた流れを相手に引き渡すことになる。前半半ばには機動力で勝る慶応にショートパントでディフェンスラインの裏を突かれあっさりとトライを献上。結局、7点のビハインドをもって勝負の決する後半に挑むこととなった。

 その後半でもPGとDGで着実に差を縮めていったが、最後に致命傷となったのはやはり相手の機動力を生かしてかき回す攻撃からだった。速い展開とBKの巧みなステップワークに、人数を置いていたはずの外はそれを感じさせないほど簡単に割られてしまった。あまりにも痛すぎるトライ。明治も試合終盤になって待望の初トライを奪取するが、ロングキックで大きく陣地を回復し、いやらしいまでに密集でテンポを遅くしてボールキープを図ることで時間を消費する慶応に対して、奇跡の大逆転トライを奪う時間は残されていなかった。最終スコアは5点差という緊迫したものだったが、3連敗という記録はその点差以上に重くのしかかった。

 例年に同じ11月最初の週末、グラウンドにはこれまた同じ2チームの姿があった。しかし、昨年とは全く違う状況下での戦い。特に明治は考える必要すらもないはずの大学選手権「出場」を懸けていた。それにも関らず、冬のにおいの立ち込める秩父宮にはたくさんのファンが詰めかけた。そんな多くの視線を集めた試合は、内容はともかくとして明治の敗戦で幕を閉じた。これで出場への道はさらに遠ざかることとなり、対抗戦は優勝争いを繰り広げる帝京大、早稲田という強豪との2試合を残すのみ。このチームでまだまだ終わりたくないという選手たちの思いは、見ている側としても同じ。あと1か月、いや、さらにその先まで紫紺のプレーを――。自分たちのために、そして次の2試合でも大きな声援を送るであろう多くのファンのために、意地を見せてほしい。


~試合後のコメント~
藤田監督
「明治のこだわりを出していこうということだったがあまりにミスが多く出てしまい、結果に結びつけることができなかった。スクラムは本調子ではなかったが、けが人を擁する中よく健闘した。戦い方はもう絞り込んでいるので、帝京大戦、早稲田戦でも変わらない。あとは今日やったことの幅をさらに広げていく」

杉本主将
「今回は“明治はFW”という自分たちのこだわりを出していった。しかし細かなミスが響きPGで攻められてしまい、一つ一つのプレーの大事さを痛感した。PGを狙いにいったのは、まだ残り時間にも余裕があったため着実に点を取ろうという自分の判断からだった。もう後がないので一戦一戦必死に戦っていく」。

松浦
「取れるところでは絶対にとろうとPGをねらっていった。最後まで明治ペースだっと思うが、取りきれなかった」。

土井
「今週からの復帰だったがやるしかないという思いで臨んだ。スクラムとブレイクダウンでガンガン押せばいけると思ったが、スクラムの機会自体にあまり恵まれず出し切ることができなかった。神戸製鋼での合宿も控えているので、今日の負けを引きずることなく残りの期間全力でやっていきたい」。

鎌田
「FWで攻めることはできたが、大事なところでサインやラインアウトなどのミスが多かった。帝京戦は戦い方としては変わらないので、あとは精度を高めるだけ」。

山本
「今日はFWにこだわってやるという目標を達成できた。ラインアウトはサインミスがありうまくいかなかった。帝京大戦、早稲田戦共にやることを明確にし、それをやり切って臨みたい」。

杉本(博)
「筑波大、日体大と自分たちのやりたいことが空回りしてしまっていた。今回は改めて昨年の財産である“圧倒”を武器にFWでいこうと試合に臨み、実際ゲインもきれていて手応えがあった。しかしブレイクダウンでのフォローが甘く、倒れてからなかなか立ち上がれない場面が何度もあったので、今後サポートプレーをしっかりしていくと同時に反則もなくしていきたい」。

金澤
「今日は明治らしい戦い方をしようということだった。ミスからのPGでの3点が痛かった。(PGを重ねたことについて)FWで有利に立ち、狙えるところではPGで3点ずつ重ねていこうというプランであった。今日の試合は全員動いていたし、次につながるゲームであった。これからの相手はビデオを見て研究してくると思うが、自分たちはペナルティーを少なくして、シンプルに自分たちらしい戦い方をやるだけ。」

田村
「日体大戦のあと、自分としてはFBをやりたかったが、「おまえをSOで絶対使う」と言われていた。今日のゲームメイクはチームでやると決めてた。ただ、余ったときは自分の判断に任せられた。敵陣ではキックではなく、短いパスにこだわった。今日は前に衛藤とかを出せたのが良かったと思う。ただ、もっとゲームコントロールを勉強していれば良かった。ドロップゴールは、周りが「狙っていいよ」と言ってくれていたのでアドバンテージがでたらやろうと思っていた。「入るかなあ…」という気持ちだった。今日の試合は本当に勝ちたい試合だった。昨年色々な経験をし、今年は4年生に頼るだけでなく、衛藤たちとBKを引っ張りたい、という気持ちが強い。自分はケガをしていて、やっと今週調子が良くなってきた。今回の慶大戦は特にAチーム以下の部員たちが慶大のアタック、ディフェンスなどのビデオを観てくれた。藤田監督はケガばかりなのに大切な試合で使ってくれた。自分は周りに色々良くしてもらっている。だから、今日は特にその人たちのためにプレーをした」。

衞藤
「今日は絶対に勝てると思ってプレーしていたし、負けると思ってなかった。BKはとにかくゲインラインを切ってFWを前に出せた。相手はキックのケアが上手いので、空いたスペースを狙うことを徹底した。ディフェンスはお互いコミュニケーションをとりながら守れたけど、タックルが高く止めきれなかったのが反省点。帝京大戦、早稲田戦は今できること、今までやってきたことを…続きはこちら!



posted by 大塩拓也 |21:32 | 明大ラグビー部 | コメント(0) | トラックバック(0)
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