2008年09月28日
◆9・28 平成20年度関東大学ジュニア選手権(明大八幡山グラウンド)
▼明大29-32慶大○
2週間ぶりの対外試合となったジュニア選手権対慶大戦。本学は井上(情コミ4)、松本(法4)、田村(文4)などケガあがりの主力メンバーを加え臨んだが、結果はわずか3点差での惜敗。初戦の対東海大戦での快勝から一転、2戦目にして黒星を喫した。
キックオフからわずか3分、先制トライは明治だった。それはまさに“縦横無尽”の名のごとく、FWとBKが一体となりグラウンドを広く使ってのトライ。だがこの完璧なトライはスローガンの体現と同時に、「初めからうまくいきすぎて気持ちが緩んだ」(山口真・政経3)の言葉通り、以降明治のリズムを崩す引きがねともなってしまった。
そのわずか3分後、慶大が得意の展開でサイドから突破をはかりトライを決めると、続けて15分にはスクラムからNo.8が抜け出して7-12と形勢逆転。その後も明治は自陣での苦戦を強いられチャンスに恵まれないまま、試合終了間際のペナルティーゴールでなんとか2ケタ台に乗り上げ、10-12で試合を折り返した。
後半も慶大の勢いは変わらず、No.8立石の力強いランや持ち前のスピード展開が光り5分、10分、20分とトライを連取され10-27と大きくリードを許す。完全にリズムをものにした慶大。しかしここから「追い詰められて火がついた」(松本)明治の猛追が始まる。25分ラインアウト後の展開から松本が中央を豪快に突破しトライを奪うと、続けて33分、密集から名嘉(政経2)がサイドを走り抜け追加点をあげ22-27とその差は1トライに。しかしこれに触発されたのか慶大も土壇場でその強さを発揮し37分、明治陣ラインアウトからの展開でトライを奪い再度明治を10点差まで引き離した。そして40分、ゴール前スクラムから再び名嘉がトライを決め意地を見せるも、あえなく試合終了となった。
結果内容ともに不満の残る今試合であったが、1本目のトライを筆頭に目指すべき“縦横無尽”のラグビーは局面で垣間見えた。「以前はゴール前でFWに任せきりになっていたが、BKでも積極的に回すようになった」(松本)。しかしそうした明るい変化の一方で、明治特有の立ち上がりの悪さが今回も尾を引き勝敗を分けた。「集中しなければならないところで集中できなかった」(山口真)「メンタル面の問題。相手にとられてからではなく初めから選手一人ひとりが自分を高めて、集中力を持続させなければならない」(松本)。
体力、筋力、技術、これらの向上に加え自分との戦いという見えない壁をクリアしなければ縦横無尽の実現は厳しいようだ。
~試合後の選手のコメント~
松本(法4)
「慶大は予想以上に強かった。スクラムハーフにプレッシャーがかかって自分たちのペースがつかめず、ラインアウトも精度を欠いていた。一人ひとりがもっと意識を高くもって集中していけばもっとよくなると思う」。
山口(真・政経3)
「タックルミスもあり、あと1トライでも止められれば勝てたと思うと悔しい。最初のトライは縦横無尽でとれてよかったと思う。しかしブレイクダウンで慶大の勢いがあり、後半は全然回せなかった。集中力の持続が今後の課題」。
渡辺(営2)
「圧倒されたから、うちのリズムで攻めることができなかった。焦ってしまい、大事なところでミスをしてしまった。まだまだ精度が低い。チームとしての完成度もあまり高くなく、意志統一もできていない」。
木暮(商1)
「夏に対戦していたので、絶対負けたくなかった。相手はパス回しが良かった。またタックルをしても一撃で倒せず、相手のアタックを許してしまった。スクラムは今日は、…続きはこちら!
posted by 野村馨子 |12:05 |
明大ラグビー部 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年09月14日
◆9・14 平成20年度関東大学ジュニア選手権(明大八幡山グラウンド)
▼ジュニア戦
○明大36-15東海大
もう9月とは思えないほどのセミの鳴き声、選手たちが「今日は暑かった」(名嘉・政経2)と言うほど照りつける太陽のもと、今年もジュニア選手権が開幕した(ジュニア選手権とは、2軍チーム同士の対決のこと)。明治は東海大相手に36-15でホーム、八幡山グラウンドで開幕戦初勝利と幸先の良いスタートを切った。
先制は明大だった。開始早々に名嘉がトライ。勢いはとどまらず前半6分、13日、対抗戦(対抗戦初戦の詳細はこちら)に出場した千布(政経2)が昨日の疲れを見せないハーフウェイラインからの豪快なランで追加点を挙げる。トライ寸前にはハンドオフで東海大の選手をなぎ倒す力強さを見せた。キックも成功し、14-0となった。その後もBK陣がボールをつなぎLO・塚本(営4)、そして再び千布にボールがわたりトライ。田村(文2)がキックもうまく沈め21-0とリードを広げた。
完封のまま前半を折り返すのか――。しかし前半の終わり間際、東海大の厳しい攻撃を防ぎきれず得点を許してしまった。結局、21-5で前半は終了した。
後半開始早々、SO井上(情コミ4)、内田(法4)から小河(商1)へテンポよくパスがわたり中央にトライ。 しかしその後は東海大のウイングに思うように走られゲインを許してしまい、再び得点を許す。明治にとって厳しい時間が続いたが、最後は相手の反則からPGをもらい、田村が難しいキックをきっちり決めた。こうして後半逃げ切る形となったが、初戦は勝利を収めた。
8月30日、夏合宿で東海大Bチームと練習試合を行い勝っていたJrチーム。そのため「苦手意識はなかった」(名嘉)。今日はセットプレーも安定していたが随所に露呈した『反則』を減らすことはこれからの課題であるだろう。次はさらなる強豪・慶大が待っている。
~試合後のコメント~
仲西(政経4)
「個人的にはいいプレーができていない。まずはジュニアでしっかりやってAに上がれるよう頑張る」。
城(政経2)
「練習でやっていることを出し切ることが今日の目標だった。昨日よりもミスは少なかったが、もっとそれぞれのポイントでやらなければいけないプレーを確実にやっていかなければならない。初戦ということを考えたらいいスタートを切れたと思う」。
千布(政経2)
「2日連続の試合できつかった。Bチームということもあり、今日は、…続きはこちら!
posted by 不動地由香 |12:00 |
明大ラグビー部 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年09月13日
◆第84回関東大学ラグビー対抗戦Aグループ(秩父宮ラグビー場)
▼○明治49{28-0、21-0}0成蹊大
~試合展開~
前半成蹊大Kickoff
前半15分 成蹊大陣ゴール5メートル付近右中スクラムからそのまま杉本(博)右トライ(スクラムトライ)
→呉、ゴール成功
前半18分 成蹊大陣10メートル右側からスクラム(明治ボール)、杉本(博)持ち出し、金澤から呉、そして山口が中央にトライ
→呉、ゴール成功
前半24分 成蹊大陣ゴール前右、スクラム(成蹊大ボール)から明治ターンオーバー、そして山本が中央にトライ
→呉、ゴール成功
前半29分 成蹊大陣ゴール前左、スクラム(明治ボール)から杉本(博)が持ち出し中央にトライ
→呉、ゴール成功
後半 明大Kickoff
後半11分 明大陣 ハーフウェイ10メートル左、スクラム(明治ボール)、金澤から西原、西原が左方にトライ
→呉、ゴール成功
後半35分 成蹊大陣22メートル付近右でスクラム(明治ボール)、金澤、呉、山口へボールが渡り原田が中央にトライ
→呉、ゴール成功
後半40分 成蹊大陣10メートル付近、ラインアウト杉本主将キャッチ、金澤、呉、千布、金澤とボールが渡り最後に杉本主将が左隅にトライ
→呉、ゴール成功
昨年に続き、ナイターでの開催となった対抗戦初戦。成蹊大を相手に49-0と大量得点で白星発進するも、内容的には課題の残る試合となってしまった。
まず最初の見せ場は、開始早々のファーストスクラムだった。成蹊大FW陣はホイールでかわそうとするも、重戦車の圧力に耐えられずズルズルと後退。今季も早速強力FWが存在感を見せ付ける。ここからFW陣が持ち前の突破力を発揮し、ボールを持つと敵陣に向かって突進。トライ量産体制に突入か・・と思われたが自分たちの反則に加えて「ボールに対して2人目、3人目の入りが遅くてハーフ団にプレッシャーが掛かった」(藤田監督)こともあり、パスがつながらず、なかなかトライを奪うことができない。
ようやくトライを奪ったのは前半15分。敵陣ゴール前でのスクラムから、NO.8杉本(博・商2)が持ち込みトライ。スクラムトライで今シーズン一発目のトライを奪うと、ようやく明治フィフティーンが本来の攻撃力を発揮する。18分には、CTB山口(真・政経3)が抜け出し、トライを奪う。その後も立て続けにトライを奪い、前半を28-0で折り返した。
そして迎えた後半。前半と同じく開始直後からチャンスをつくるも、BKまでなかなかボールをつなぐことができず、得点できない時間帯が続く。しかし、11分そんなイライラを吹き飛ばすかのように、FL西原(政経3)がハーフウェーライン付近から独走トライ。そして35分には、今試合で縦への突破力が光った山口(真)の突破からHO原田(商4)がトライ。終了間際には、LO杉本(晃)主将(政経4)が成蹊大DFを振り切りトライ。呉(政経3)が今日7本目のゴールキックを決め、49-0と大量リードのまま試合終了。開幕戦を白星で飾った。
結果的には成蹊大を完封するも、完勝とは言えず課題が残る試合となった。スクラムでは圧倒したものの、ラインアウトではミスが目立った。ブレイクダウンの場面ではうまく連携が取れず、ハーフが成蹊大DFに絡まれてBKまでテンポ良くパスが回らなかった。「チームの完成度は60%」(杉本主将)というように、チームの目指す「縦横無尽」なラグビーの完成への道はまだまだ遠い。
次の立教大戦まで約3週間。時間はまだたっぷりある。9月16日~19日までは八幡山で強化合宿を行い、フィットネス中心の練習で走力アップを狙う。また、NEC、リコーとトップリーグのチーム相手に出稽古に行き、格上の相手に胸を借りる予定だ。藤田監督も「生きた球を出せることによって縦横無尽というテーマに沿ったゲームコントロールができると思う」というように、選手をまだまだ追い込んでいく。次回の立教大戦までに、どれほど「縦横無尽」なラグビーを体現できるか。それはこれから3週間の間に、個人個人が残りの40%をどれだけ埋めていけるかに懸かっている。
~試合後のコメント~
藤田監督
「自分たちがやろうとしていたことができなかった。ボールへの2人目、3人目の寄りが遅くてハーフ団にプレッシャーが掛かり、ゲームのテンポが上がらなかった。完封できたということはDF面では収穫だと思うし、暑い中でボールも滑りやすかったが選手はよく頑張ったと思う」。
杉本(晃)主将
「ミスが多く、練習でできていないことが試合でも出てしまい修正もできなかった。現在のチームの完成度は60%。残りの40%はゲームコントロールと、選手の個人個人の戦術理解度。これからは一つひとつのプレーの精度を高めていきたい」。
原田
「チームが完成していないと感じた。しかし、FWで押せたことは収穫だったと思う。ラインアウトは自分のスローイングミスもあって良くなかった」。
土井
「スクラムでは圧倒できたが、ブレイクダウンに入る人数が少なく、ハーフに負担が掛かってしまった。今日は自分たちが目指していたラグビーはできなかった。集中力が足らず、後半ミスが多かったし、ラインアウトが安定しなかったのも今後の課題。今日の課題をしっかり克服し、次は縦横無尽というテーマを実現させたい」。
西原
「チームがどうという以前に、まず自分のことができていなかった」。
山本
「初戦ということで練習でやってきたことを出していこうと話していたが、ノックオンなどのミスも重なり、様々な課題が露呈した試合だった。チームの完成度としてはまだまだこれからだと思う」。
杉本(博)
「今日の試合はミスが多くて、目指していることの60%しか達成できなかった。八幡山合宿ではスキルアップできるよう頑張る」。
金澤
「こっちのミスが多かったので、出来としては悪かった。相手はプレッシャーが強く、裏をかいてきたので注意してプレーした」。
呉
「今日の出来はとしてはまだまだ。個人的には、やってきたことがなかなかできていない。もっとCTBやFBにボールを出せたはずだった。(今日ゴールキック成功率100%について)2本目を蹴った時に今日は調子がいいと感じたから狙っていった」。
大須賀
「明治はあまり点の取れるチームではないと思うけど、今日はまだ取れたと思う。セットプレーは安定していないし、ブレイクダウンに入る人数も少ない。また、BKもうまく機能していない。ボールも滑っていたが、それは集中力が足りないのと、『繋ごう、繋ごう』という焦りの気持ちがそうさせたのかもしれない。BKにボールが回ってきても大歓声でお互いの声が聞こえにくかったが、それは自分たちのコミュニケーション不足。回そうとするときと勝負するときのメリハリを付けたい。またもっと強いチームと戦うためにもっと精度を上げ、激しくしていかないといけない」。
奥田
「今日はボールタッチも少なかったので、個人的には30%の出来。個人で圧倒できて、FWがどんどん前へいってくれたのは良かったが、同時にミスも多かったのでそれがトライを奪えず停滞した時間を作る要因になったしまった。今後はもっとトライをとる意識を持って臨みたい」。
千布
「成蹊大のタックルが低くて、やりたいことができなかった。今日は、…続きはこちら!
posted by 西村元英 |11:36 |
明大ラグビー部 |
コメント(0) |
トラックバック(0)
2008年09月12日
対抗戦二日前と迫った今日、大粒の雨が選手を打つ中練習は始まった。
練習は前々から続けられてきたブレイクダウンのテンポを身に付けるための反復練習が行われ、1プレーごとに選手たちはフィールドで話し合いお互いの動きを確かめ合った。その後はFW、BKに分かれての練習。FWはゴール前でディフェンスが停滞した時のオプションの練習、BKは新ルールに対応するためカウンターの練習を行った。
一足早く始まった対抗戦初戦では、日体大が今夏菅平で関東学院を破った慶応を撃破するという「番狂わせ」をやってのけた。しかし、選手たちの姿からは「どこが相手でもいつも通りのプレーをしっかり出す」(西原・政経3)と油断は感じられない。
いよいよ13日、明治のラグビーシーズンが始まる。2008年も「前へ」明大ラグビー部はまい進する。
~練習後のコメント~
松浦(商4)
「FWとしては春からやってきたことをすべて出したい。今日のFW練習も激しかったがそれは試合を見据えてのこと。特に大事なのはミスで流れが変わってしまうこと。最初の入りが良ければ完封できる自信はあるが、それができないのが怖い」。
原田(商4)
「(個人的には)スローイングにまだ少し難があるが、調子自体はいい。今のポジションにいられているのはスクラムが評価されているからだと思うのでそこを頑張りたい。(チームとしては)まだまだだが、これから試合を経るごとに上げていきたい」。
鎌田(法3)
「春は負け試合が多かったが、成蹊大戦はやることをやったら勝てるので頑張ります」。
西原(政経3)
「せめて勢いを付けるためにも入りを大切にして確実に勝ちたい。いつも通りのプレーをする」。
杉本(博・商2)
「新ルールはあまり影響はない。ミスした後の切り替えを大切にして頑張る」。
金澤(情コミ3)
「ケガをして復帰する頃にチームが新ルール対策を始めたのでその点では大丈夫。(次は成蹊大戦だが)どこでも関係なく集中してやる。完封勝ちしたい」。
山口(政経3)
「今年はBKでどんどんトライを取りにいきたい。今は決めごとを守ろうとする方に意識がいっている状態なので、これからそのレベルを上げてさらに臨機応変なプレーが出せるようにしていきたい。組織としてのまとまりもできているのでそれを試合で出したいです」。
奥田(政経4)
「(対抗戦に向けて)個人では点を取りきれるウイングとして。チームとしては大差で勝って次に生かすことの出来る試合をしたい」。
松本(法4)
「春から夏合宿を経てメンタルの部分が伸びたのと同時にBK展開のテンポも速くなったし、試合中の場面場面でどう攻めればいいかがはっきりしてきている。去年からの、…続きはこちら!
posted by 不動地由香 |11:44 |
明大ラグビー部 八幡山日誌 |
コメント(0) |
トラックバック(0)