2008年08月22日
◆8・21 練習試合(菅平グラウンド)
▼Aチーム
明治0-39関東学院○
▼Bチーム
明治12―21関東学院○
▼Cチーム
明治17―47関東学院○
長野県・菅平での合宿中に行われた注目の対関東学院戦。合宿の成果を測るという意味でもとても重要な試合だ。強豪同士の試合ということもあり、グラウンドには多くのギャラリーが詰め掛けた。しかし結果は予想外に点差が開き、完封負けを喫するという明治にとっては屈辱的なものだった。
立ち止まっていると、少し寒さを感じるくらいの涼しさの中始まった関東学院との一戦。前半、初めは明治ペースで試合が進み、相手ゴール前まで何度も攻め込む場面があった。ボールを持ったFW陣の突破から、素早い球出しでBK陣が左右にボールを散らし猛攻を仕掛ける。しかし、スローフォワードやオフサイドの反則を取られ、トライを奪えない。決めきれない嫌な流れの中、しばらく一進一退のこう着状態が続いた。しかし徐々に明治ディフェンスが前に出てプレッシャーを掛けることができなくなり、関東学院に流れが傾き始める。29分に自陣ゴール前でのスクラムから持ち込まれ、均衡を破るトライを許す。するとその4分後にもトライを決められ、10-0と劣勢のまま前半を折り返した。
後半は日も陰りだし一層気温が下がった状態で始まった。関東学院は前半の勢いそのままに明治ゴールに襲いかかり、開始わずか5分でトライを奪う。その後も明治のディフェンスが関東学院のBKの速いパス回しについていけない場面が目立ち、また相手の個人技にも振り切られ後半16分、26分、33分にもトライを奪われた。前半は相手陣地に攻め込む場面があったが、後半それはほとんど見られず、終始攻め込まれた。そして一矢も報いることのできないまま試合が終わった。
春のオープン戦での早稲田戦や今回の関東学院戦など強豪相手には大差での完封負けと力の差を見せ付けられている明治。「やりたいことができていない」。多くの選手がこの言葉を口にするように、誰ひとりとして現状には満足していないだろう。合宿も半分を折り返し、いよいよ9月13日から対抗戦が始まる。本番まで1ヶ月を切るなか、どこまで自分たちの掲げる理想のラグビーに近づけるか。これからの選手たちの奮闘に期待したい。
~試合後のコメント~
藤田監督
「(大差での敗戦であったが)関東学院は合宿中に何試合もやっているが、明治は初めての試合だった。セットプレーで押されても立て直すことができた」。
杉本(晃)主将(政経4)
「関東学院の個人能力の高さと、自分たちのプレー全般の精度の低さを痛感した。新ルール施行により接点で多くの反則を取られたことで、自分たちのペースが乱れてしまい、[チームでやる]というゲームプランを遂行できず個々に走ってしまったと思う。アタックに関しては通常の練習においてすら達成できていない部分もあり、これからとにかく一つ一つやっていくしかない」。
土井(政経4)
「自分たちのやりたいことができなかった。相手ゴール前までいくが最後まで攻めきれず、チャンスを生かしきれなかった。ゴール前はもっとチームで統一していかないといけない。新ルールにはまだ慣れないこともあり、自分ももっと走らなければならない。相手FWはでかかったが、強いとは思わなかった。スクラムには自信がある」。
杉本(博)(商2)
「3次攻撃でビッグゲインを狙うというゲームプランができなかった。ブレイクダウンは相手がでかくてハーフ団にプレッシャーがかかり、いいテンポでボールが出なかった。後半はコールがなく、コミュニケーションが取れずにズルズルいってしまった。運動量も足りないと思うし、最後まで15人全員が走れるようにならないといけない」。
西原(政経3)
「夏合宿の成果は出ていない。今は練習のための練習になっているし、全員の意識を変えないといけない。スクラムは押すことはできるけど、崩されたときに対応できなかった。そういう対応力を付ける必要があるのに、決めつけた練習ばかりになっている。今日のスコアを受け止めて、法大戦に生かしたい」。
奥田(政経4)
「相手も仕上がっていると思っていたので全力でいったが、序盤しかやりたいことができなかった。ディフェンスのプレッシャーは特に感じなかったが、風上になってもうまくいかず…続きはこちら!
posted by 大嶋悠人 |11:30 |
明大ラグビー部 |
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2008年08月17日
ここでは、8月9日~15日に岩手県の八幡平で行われているBK第1次合宿の様子についてお伝えします。
目の前にそびえる、長く、そして厳しい夏のゲレンデ。そこには、その緑の敵に果敢に挑む彼らの姿があった。ここを乗り越えることから全ての戦いが始まる。選手たちの表情には厳しいものとともに「やってやる」という躍動感が溢れていた。それは、誰が口を大にして言うわけでもないが、彼らの目が、体全体が物語っていた。
この日、朝食を済ませた選手たちを待ち構えていたのは宿舎の裏にそびえるスキー場のゲレンデ。冬には愛好者たちを楽しませるこの斜面も、この時ばかりは彼らに立ちはだかる大きな壁となる。朝は爽やかな空気で包まれていたものの、時間が経つとともにじりじりと差し込む太陽の光が厳しくなっていく。終わりが見えないほど続く斜面をひたすら登っていくというのは想像以上に厳しい。「あり得ないくらいしんどい」と選手たちも口を揃えるこの1400メートルにも及ぶ道のりを彼らは駆け上がった。この過酷な山登りも2度目となった今回は上りで10分を切る好タイムを叩き出す選手もいるなど、体力強化の成果が表れている。
まだ涼しさの残る早朝6時30分からすでに爽やかな汗を流す選手たちの姿があった。八幡平に入ってからすでに4日目。彼らはこの生活リズムを毎日続けている。『縦横無尽』のラグビー実現に向け、例年にはなかったBK単独の合宿を張り、毎日4部にも及ぶ過酷な練習を行う彼らの朝は早い。この日は、体を温めるとともに前日に行ったミーティングでの動きを実際に動いて確認しながらサインプレーの確認を行った。
この午前の練習中、ケガなどで全体練習に参加できない選手たちはグラウンドで別メニュー調整を行っていた。しかし、それはゲレンデまでとは言えないもののとことん自分を追い込む走り込みが中心。全ての選手たちの練習に目を向ける藤田監督は「この合宿には休んでいるやつは一人もいない」と自信を持ってそう答えた。全員でこの合宿を乗り越えるという強い意志がそこからは伝わってきた。
この日の午後は前日と同じくブレイクダウンを中心とした、合宿前半とは思えないほどの実践的な練習を繰り返すなど、この夏の大きなターニングポイントと位置付ける21日に迫った関東学院との一戦に向け、仕上がりの早さをうかがわせた。
秋に本番を迎えるラグビーにおいて、夏の過ごし方が重要なことは言うまでもない。さらに春に結果を出せずして挑んだこの夏はもう逃すことのできない最後のチャンスだ。ブレイクダウン・ゲームプラン・ゲームコントロール・カウンターを90%のレベルまで上げることを第2次までの合宿を通しての目標に掲げた以上、中途半端な気持ちでは到底乗り越えられるものではない。全員で、全力で―。この合宿は、肉体的にも精神的にも選手たちを大きく成長させる。
全選手に共通したこの大きな目標を叶えるためにコーチ陣が要求したのは、…続きはこちら!
posted by 大塩拓也 |11:22 |
明大ラグビー部 |
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2008年08月08日
春のオープン戦、オフ期間を終え夏合宿へ向けて本格的に始動したラグビー部。春を振り返り、8月9日から始まる夏合宿へ向けて藤田監督にインタビューを行いました。
――春シーズンが終わり、改めて振り返ってみてどうでしょう?
「昨年と違い、今年の春シーズンは自分たちがどこまでできるかを試しました。その結果、選手は個々のレベルアップでしかチームは成り立たないと理解し、リーダー陣とコーチ陣の意見もまとまってきました。秋のシーズンに向けて、やるべきことをしっかり理解して選手も動き出し、我々がやろうとしていることも浸透してきています」。
――いよいよ夏合宿に突入しますが、夏合宿で特にこだわるところは?
「ディフェンス、ゲームプラン&ゲームコントロール、それにブレイクダウン、カウンターの4つですね。これは合宿中に90%まで仕上げてもらう。これには一つずつコーチが担当に付いています。コーチは去年以上に熱が入っているし、選手もそれに応えようと必死です」。
――今年は藤田監督がBKの合宿に帯同されますが、その理由は?
「昨年はFWが先に菅平に入り、その後にBKが合流しました。しかし、そのときFWとBKの選手に温度差があった。それが許せなくて、来年の夏は私がBKを鍛えるとその時点で決めました」。
――BKの合宿はどういったことを重点的に行うのでしょうか?
「基本的には走り込みですが、いろいろなことを行います。中途半端なことはせず、ギリギリまで選手を追い込みます。選手には死ぬ気で頑張ってもらいたい」。
――昨年同様、合宿前に体力テストは行うのでしょうか?
「もちろん行います。テスト種目は1500メートル走のタイムと筋力数値です。基準をクリアできなかった選手は、菅平でもクリアするまでやってもらいます」。
――今シーズンから新ルール(ELVs)が施行されますが、その対策は?
「新ルール対策としては、カウンターを重視し、それをふまえてゲームプラン、ゲームコントロールをしっかりやります。もちろん、それについて練習時間はしっかり割いています。新ルールが施行されれば、セットプレーからのトライが増える分、明治には有利でしょうね。スクラムがうまくコントロールできるチームが有利になると思います。モールに関しても、バージョンを増やして徹底してやらせています。たしかに選手の運動量は増えるかもしれませんが、動き方をしっかり考えれば今までと変わることはないでしょう。逆に苦手なラインアウトが少なくなる分、有利かもしれません」。
――最後に、ファンの方へ一言お願いします。
「夏合宿で、一段も二段も成長して帰ってくる選手の姿に期待してください。特に、…続きはこちら!
posted by 西村元英 |21:48 |
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