2008年06月04日
明大ラグビー部 サントリー・田中澄憲氏テクニカルコーチに就任
「縦横無尽」をテーマに掲げ、今シーズンに挑む明大ラグビー部。その中で、自身がサントリーサンゴリアスの一員としてプレーされながら、この春よりテクニカルコーチとして明大ラグビー部のスタッフに加わった田中澄憲コーチ。その田中コーチに、自分自身の思い描く今後の理想や展望についてお話を伺いました。――今年から明治に来られたきっかけは? 「そういう話があって、選手としてプレーを続けながらコーチをするのは失礼なので、一度はお断りさせてもらいました。ただ、黒崎シニアコーチから、『現役の選手としてアドバイスできることがあるんじゃないか』といわれ決心しました」 ――テクニカルコーチとは、具体的にどんなことを指導されるのでしょうか? 「基本的には、SH・SOのコーチです。ただ、それ以外も見れるので、ハーフ団だけでなく満遍なくやっていこうと思います」 ――今シーズン、テーマとして掲げた「縦横無尽」の現時点での完成度は? 「コーチ陣からすると、まだまだですね。目指すラグビーは、個人個人のスキルが高くないと達成できない。現時点ではFWで圧倒できていない。BKでトライを取れるチームは、FWがしっかりボールを確保できるから。そういう意味ではまだまだできていないですね。しかも、ラグビーはコンタクトスポーツ。そこが十分なレベルに達してというチームでないと勝てない。だから、そういうチームにならないといけないと思います」 ――昨年からの課題といわれている、ディフェンスに関してはどう指導されるのでしょうか? 「個人のタックルが悪いとかではなく、それなりのトレーニングができていなかった。個人個人の理解力に問題があったということでしょうね。ボールが動いている中で、一人一人の判断力もまだ不足しています。ただし、それについてはやればすぐできると思うので心配はしていません」 ――では逆に、修正に時間のかかる課題とはどういったものがあるんでしょうか? 「ブレイクダウンだね。これは継続的にやっていかないと結果がでないので、時間がかかります。一人一人のベーシックスキルの積み上げが必要だと思う。早・慶・明の差は戦略だけではなく、そのベーシックスキルの差だと感じます」 ――実際にグラウンドに来られての選手の印象はどうでしたか? 「来てみて思ったのは、能力が高い選手が多いということ。しっかり鍛えれば結果は出せると思います」 ――今シーズンから新ルール(ELVS)が適用されますが、それはどのような影響があると思われますか? 「スクラムが重要になってくると思います。モールが組めなくなるという点では、明治にとっては不利かもしれない。新ルールによって、ラグビーがもっとタフなスポーツになるんじゃないかな。コンタクトも激しくなるし、FWももっと走れないといけなくなる。そこにこだわるチームが勝つと思う。それぞれのチームがどうやってトライを取るかということを考えて、作戦を変えてくるだろうから、そういう意味ではおもしろいと思うね」 ――現役のプレーヤーがコーチになることについてのメリットとは? 「現場の情報が得られて、それをすぐに自分も確認できることかな。コーチという立場でもまだまだ勉強しなければならないことは多いし、プラスになることも多いね」 ――逆にデメリットとなることもありますか? 「やっぱり選手に教えられる時間が少ないことだね。時間が取れないので、いろいろな人と話すようにしています。意識しているのは、名前をすぐに…続きはこちら!
posted by 西村元英 |11:58 |
明大ラグビー部 |
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――今年から明治に来られたきっかけは?
「そういう話があって、選手としてプレーを続けながらコーチをするのは失礼なので、一度はお断りさせてもらいました。ただ、黒崎シニアコーチから、『現役の選手としてアドバイスできることがあるんじゃないか』といわれ決心しました」
――テクニカルコーチとは、具体的にどんなことを指導されるのでしょうか?
「基本的には、SH・SOのコーチです。ただ、それ以外も見れるので、ハーフ団だけでなく満遍なくやっていこうと思います」
――今シーズン、テーマとして掲げた「縦横無尽」の現時点での完成度は?
「コーチ陣からすると、まだまだですね。目指すラグビーは、個人個人のスキルが高くないと達成できない。現時点ではFWで圧倒できていない。BKでトライを取れるチームは、FWがしっかりボールを確保できるから。そういう意味ではまだまだできていないですね。しかも、ラグビーはコンタクトスポーツ。そこが十分なレベルに達してというチームでないと勝てない。だから、そういうチームにならないといけないと思います」
――昨年からの課題といわれている、ディフェンスに関してはどう指導されるのでしょうか?
「個人のタックルが悪いとかではなく、それなりのトレーニングができていなかった。個人個人の理解力に問題があったということでしょうね。ボールが動いている中で、一人一人の判断力もまだ不足しています。ただし、それについてはやればすぐできると思うので心配はしていません」
――では逆に、修正に時間のかかる課題とはどういったものがあるんでしょうか?
「ブレイクダウンだね。これは継続的にやっていかないと結果がでないので、時間がかかります。一人一人のベーシックスキルの積み上げが必要だと思う。早・慶・明の差は戦略だけではなく、そのベーシックスキルの差だと感じます」
――実際にグラウンドに来られての選手の印象はどうでしたか?
「来てみて思ったのは、能力が高い選手が多いということ。しっかり鍛えれば結果は出せると思います」
――今シーズンから新ルール(ELVS)が適用されますが、それはどのような影響があると思われますか?
「スクラムが重要になってくると思います。モールが組めなくなるという点では、明治にとっては不利かもしれない。新ルールによって、ラグビーがもっとタフなスポーツになるんじゃないかな。コンタクトも激しくなるし、FWももっと走れないといけなくなる。そこにこだわるチームが勝つと思う。それぞれのチームがどうやってトライを取るかということを考えて、作戦を変えてくるだろうから、そういう意味ではおもしろいと思うね」
――現役のプレーヤーがコーチになることについてのメリットとは?
「現場の情報が得られて、それをすぐに自分も確認できることかな。コーチという立場でもまだまだ勉強しなければならないことは多いし、プラスになることも多いね」
――逆にデメリットとなることもありますか?
「やっぱり選手に教えられる時間が少ないことだね。時間が取れないので、いろいろな人と話すようにしています。意識しているのは、名前をすぐに…




