2007年12月20日

メディアへの対応

注目を浴びる生徒を抱える学校で本来の学業と様々な機会とをどのように両立させるかが注目されています。日本でも最近今までメジャーと言われていなかったスポーツや注目されていなかった学校、施設や,団体などがちょっとしたことから全国区の人気や注目を集めることがあります。それに伴う経済効果など良い話の影であまり重要視されないことの一つに学校関係者のメディアへの経験不足や、学業よりも人気だけ先行させるようなことがあるのではないでしょうか。

自分の大学では昨年男子バスケットボール総監督に就任したボーズメン(Boseman)氏がESPNを始め様々なメディアで取り上げられています。彼は就任一年目の昨年、今まで弱小といわれてきたバスケットボール部を見事に勝率5割以上、リーグでは惜しくも決勝戦を逃すという激戦を演じました。彼はしばらく監督業と離れていたこともあり、前評判はいまいちでしが、それもありせく年の業績と、今年への期待は一層高いものとなっています。

このように急に注目が集まった時、大学の学業や、理念、大学内でのスポーツの意味などはメディアに軽視され気味です。そこで、体育学部としてどのように監督をサポートし、且つ、学部と大学全体のの宣伝効果を上げられるかが問われてきます。我ら体育学部が注意した点は以下のとおりです。

  • 常に正常を保つこと:宣伝による興奮や刺激を大学体育学部の本来するべきことに影響させない。メディアが入るからといって、今までしなかったことをいきなりやり始めるようなことはしない。
  • 大学は学業を得る場所であること:メディアがいきなり教室に入ってきたり、生徒の邪魔になるようなことを認めない。
  • 体育学部だけに偏らず、大学全体でサポートする:注目が一点に集中しないよう監督が他の学部を訪れるなど大学全体のアピールをする。
  • マイナースポーツと呼ばれるスポーツの監督にもスポットを当てる:バスケット、フットボール人気が先行するアメリカスポーツ界なので、ソフトボールやテニスなどといったスポーツの監督とかの意見交換などを積極的に取り入れる。
  • スポーツはチームスポーツ:監督や、一人の選手だけでは試合は勝てません。監督だけではなく試合で活躍した選手や、重要な役目をした選手にもスポットライトが当たるようにする。

注目が集まることによって選手たちの将来への道が広がることは体育学部全員が望むことです。時には収入に繋がることもあります。しかしそれはほとんどの場合、ごく一部の利益を受ける人に対して、ほとんどの場合更なる問題や、親との問題、そして本来の目的である学業を蔑ろにすることにも成りかねません。新しい世代とスポーツ産業に対する新しいアプローチの方法が求められているのではないでしょうか。

posted by maxsgoodies |10:12 | アメリカ大学スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月19日

ロトくじと大学スポーツ

スポンサーシップに関しては日本でも色々話題になります。スタジアムなどの命名権などが良く聞かれますが、何でも取ればよいと言うものではないのです。確かに数が増えれば収入が増えるわけですが、前回にあるように、そのチームや団体の社会的目的や理念などにスポンサーのイメージや社会的役割が一致しない場合、本来の目的が失われてしまうように思います。今回は日本でも少し話題になったロト(Lotto)くじに関するスポンサーシップの話題です。

日本でも年末ジャンボ宝くじなどが人気ですが、アメリカのロトくじは様々で、毎日のように億単位のくじ引き抽選がアメリカの何処かで行われています。例えば賞金175億円のメガミリオン(Mega Million)は今日くじ引きが行われます。しかし数が多ければ競争が激しくなるのはどこの世界も同じで、ロトくじの世界も競争が激しくなりマーケティングは欠かせない分野で、リサーチによると、ギャンブル好きな人はスポーツも好きである傾向にあり、スポーツとロトくじのコラボレーションはかなり前から行われています。

「大学スポーツのあり方」

しかしそれが大学レベルになるとどうでしょう?18歳以上であれば買うことが出来るとはいえロトくじ(ギャンブル)と学業を提供するべき場所である大学とのコラボレーションは、時にはなんでもありのアメリカでも議論を呼んでいます。ノースキャロライナ州が経営している州営ロトくじは年間に3400万円をかけて州立大学6校でスポンサーシップを通しての宣伝を行っています。その旗印役のノースキャロライナ州立大チャッペルヒル校(Chepel Hill)では1400万円を投じてバスケットボールチケット上のロゴや、ウエブサイトなどでの宣伝する権利を獲得しました。

ノースキャロライナ州立大チャッペルヒル校体育学部部長のデックバドアー(Dick Baddour)氏はインタビューの中でこう答えています。「この話が出た時に、その時点で誰も反対はしなかったのです。大学として良い事かが検討されましたが、結果的には承認されました。しかし次回このようなことがあれば議論を必要とはしません。」同校は今年の州営ロトくじとのスポンサーシップの更新を断りました。その影響はその他の州立大学へも広がりイーストキャロライナ州立大でも今年総額500万円の州営ロトくじとのスポンサーシップの打ち切りを決定しました。これに対し州営ロトくじは「スポンサーシップの目的は観客や卒業生への宣伝効果であり、生徒自体をターゲットにしているものではなく、州営ロトくじは奨学金を通して大学と生徒の将来に貢献したいと願うことに関して目的は大学と同じであると思います。」と答えています。

大学スポーツの目的はスポーツを通して生徒の将来への技術や知識を与える場所を提供するものだと思います。それを見る人々もまたその一部に貢献する人々です。利益主義だと考えられているアメリカスポーツ界でも、このような動きが起こることはこれからの大学スポーツのあるべき姿に少なからず影響するものではないでしょうか。

posted by maxsgoodies |10:30 | アメリカ大学スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月18日

オラが村チーム

男子バスケットボールと女子バスケットボールのマーケティングを考えたとき、この二つのスポーツはまったく違う側面を持っていると考えなければいけません。しかもこの二つを同じ方法でマーケティングすると女子バスケが男子バスケに比べて云々となることが多く,その逆はあまり見ません。それは、ターゲットとする基礎基盤が違うためでこの二つのマーケティングは別々に行う必要があります。

「基礎基盤の発見」

日本でもbjリーグが始まり、自分も東京アパッチの試合を見に行くのですが、もしバスケが好きな友達が身近にいたら、両方の試合を見に行ったことがあるか聞いてみてください。おそらく両方の試合を見に行く(行った)という人は少ないと思います。それは各々の試合を見に行く観客が試合に求めているものが違うところにあります。

NCAAが出した最新の調査結果では女子バスケットボールを見に行く人は選手たちの技術、誠実さ、高いレベルでのスポーツマンシップ、そして何よりも選手たちが自分の子供たちの見本(Role Model)になるためと答えています。これは男子バスケットボールを見に来る人には見られない傾向です。

今アメリカ大学体育学部ではこの「家族に優しい環境」「子供たちが喜ぶ場所」作りが女子バスケットボールをマーケティングする上でとても重要になっています。メリランド州立大では、女子バスケットボール試合での前年平均観客数が4800人だったのが今年は平均9500人、シーズン合計観客数は15万人を超えました。同大学女子バスケットボールチームは2005~2006年シーズンのNCAA全米チャンピオンなのですが、同大学スポーツマーケティング準ディレクターのニックロファーロ(Nick Lofaro)氏はこう答えています。「確かに勝つことで観客は増えました、しかしそれ以前も着実に観客数は伸びていて、成功の鍵は過去数年に及ぶメディアを通しての小さな子供や、家族に楽しんでいただく環境作りの結果だと自負しています。」

たとえ全米制覇が目標ではないにしろ、観客数を増やすことは共通の目標ではないでしょうか。スポーツに合った基礎基盤の発見をし、新しいテクノロジーを使ってそこに魅力的な環境を提供することが必要です。愛着のあるチームを「オラが村チーム」と呼ぶように「地域密着」マネージメントを考える上で、ファンの方々にそう呼んでいただく環境作りがマネージメントの成功への第一歩ではないでしょうか。

posted by maxsgoodies |06:33 | 「地域密着」マネージメントを考える | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月16日

QUID PRO QUO

マーケティング用語の中に「QUID PRO QUO」という言葉があります。二つの独立体(会社など)の間で行われる交換や代価などの意味で、スポンサーシップに対しての金銭などがこれに当たります。この言葉の使い方や、例などは辞書で調べていただくとして、今回はこの言葉の基本的概念を学ぶ機会が昨日あったので一言。

昨日早稲田大学において日本体育・スポーツ経営学会によるスポーツ経営フォーラムが行われました。日本スポーツ産業に関するフォーラムへの参加は今回が初めてで、内容にとても興味があり、申し込みの際には国際電話をかけて申込書が届いているかを確認をしたほどでした。今回のテーマは「プロスポーツチームの“地域密着”マネジメントを考える」でした。早稲田大学教授の木村先生を始め、北信越BCリーグ代表取締役の村山様、そしてJリーグジェフユナイテッドからは樋口様とテーマを研究と実践の目から語っていただきとても内容の濃いフォーラムだったと思います。

特に自分の中での発見はこのフォーラム参加無しではありえなかったのではないでしょうか。それは「QUID PRO QUO」の根底にあるものが、実は地域やそこにいる人々を「大切に思う」「助け合う」だということです。プロチームがあるお店の名前を地元にもっと知ってもらいたい、それに対して店の人が「ありがとう」を形や形に見えないものでお返しをする。それが1万円であろうと1億円であろうと、この単純な目的「相手を思う」を忘れては本当の意味での「QUID PRO QUO」は出来ていないのではないでしょうか。

物事への決定が更に早く効率的に求められる中にあって、論理や理屈で分かっていても自分も仕事の中で、相手を思う気持ちよりもこの相手は幾ら出すと利潤関係になっていることがあったと思います。ボタン一つで全ての決算や支払いが済む世の中で、「地域に密着した」マネージメントが何なのか、それ以上にスポーツビジネスの根底にあるものは何なのかを思い出させていただいたような気がします。

posted by maxsgoodies |11:45 | スポーツマーケティング | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年12月14日

白とブルー

現在アメリカ大学体育学部における仕事環境はホワイトカラー(White-Collar)というイディオムで表されることがあります。これはある労働時間規制適用免除制度といわれる特殊な職業については一般的な労働時間(週40時間)の規制を緩和することを指しています。(時給制のことをブルーカラーと言います)本来的には労働時間に応じた賃金の支払いや、超過時間についての割増賃金が受けられるはずなのですが、大学体育学部で働く多くの人は基本給料のみしか払われないのが現状です。割増賃金の支払いなどを要望しても、「そういう(超過時間が当たり前の)仕事なのだからしょうがない。」などといわれてしまいます。成田空港に着いて早速買ったAERAの7月12日号に載っている「ヘルパー*福祉士、月15万の過酷現場」を読んで自分の環境ととても似ていると思いました。

現在自分の平均労働時間は80時間を超えることも珍しくありません。こんな仕事環境にある理由は、以前触れたように近年大学は長年の「赤字当たり前」経営からの経営改革を迫られているため、少人数で能率の良い経営、しかし給料は一般営業職以下という状態を作り出しています。大学関係の仕事から、企業に行く人があとを立たず、人事不足なのに退社者続出。それにより更に残る人の仕事は増えるという悪循環を招いているのです。(大学よりも高校のほうが給料と仕事環境が良いことが多々あります。)

この悪循環は大学体育学部間の格差を更に広げることとなります。現在大学体育学部の間での資金運用の最大差は100億円以上といわれ、資金が豊富な体育学部は人を雇い更に効率のよい資金運用を可能にしています。その一方、資金が無いところは一人が多岐にわたる仕事を強いられるという状況になります。自然とオプションが少ない大学は限られた資金しか集められないという状況が生まれます。

この仕事環境の改善は経営改革に伴う底上げと、経営者(大学総長)と体育学部長との間の問題認知の差を埋めることから始まられると思います。しかしこれらには時間がかかり、おそらく自分がいる間に変わることは無いでしょう。それがゆえに過労で燃え尽きないように日本にいる間ゆっくりと充電していきたいと思います。

posted by maxsgoodies |01:23 | スポーツ産業が抱える問題 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月11日

「スポーツ」は儲かるものだと思う人手を挙げて

儲かっているように見えて儲かっていないのがスポーツの世界。体育学部を外から見ている人にはお金がいくらでもあるように見えるのでしょうか?今回はバスケットボール試合中継に関してテレビ局からのご要望を下にまとめてみました。

前回のテレビ局との会議に出席できなかったテレビ局の局長様から「至急学部長同席の上会いたい。」との連絡があり、今日朝11時にキャンパスの中心にあるメディアセンターにてマレンジャー局長様とお会いしました。

学部長はNCAAとの電話会議のため自分だけの出席となりましたが、メッセージに「Streamingをするにあたってのインターネットセキュリティに関して」とのことでしたので、自分の中では前回の会議で上がった幾つかの質問に関してだと思っていました。その質問に関しては既に、インタネットサーバー会社との連絡が取れていたので自分の中では用意万端のつもりで会議に向かいました。

ところがマレンジャー氏とその他関係者はなにやら重い雰囲気、そして自分が着くやいなやマレンジャー氏は単刀直入に言いました。「現段階で他のプロジェクトを維持しつつ、体育学部のテレビ放送を行うのは資金的、人員的に難しい。是非とも資金が豊富な体育学部からこのプロジェクトへの援助をお願いしたい」と。いずれはこの問題に突き当たるとは思っていたのですが、まだプロジェクトの初期段階。何はともあれまずはどんな援助を学部として出来るか聞いてみることに。そしてマレンジャー氏は以下の条件が揃えば放送は可能だと言いました。

  • 4人のスタッフの賃金(カメラマン2人、技術者2人)
  • 画像の送信編集を行うノートパソコン(2台)
  • スイッチャー(Switcher):カメラからの映像をインターネットを通じて発信する機械
  • コンバートボックス(Convert Box):コンピュータとテレビやその他の機材を繋ぎ情報を経由できるようにする機械
  • カメラのフイルム(録画用)ソニーが好いそうです。

思わす「え?」っと聞き返したくなるようなご要望。これは「援助」じゃなくて「出資」?それに、これじゃ何のためにキャンパスのテレビ局を使っているのかが分からないような注文です。「カメラは持っていきます」って「当たり前だ」と思わす突込みを入れたくなるほどでした。

とにかく、こうなってくるともはや1万、2万の話ではないので予算を組む必要があります。そこで一番初めにしなくてはいけないのが、Cost Analysisと呼ばれる実際に幾ら掛かるのかを計算する作業をしなければなりません。前回の会議ではフイルムだけでよいと言っていたのはどこに行ってしまったのでしょうか?

マレンジャー氏は二言目には、「体育学部さんはうちと違ってお金があるから。」っていつも春の半ばには赤字に転落しているのに不思議なことに外の人には儲かっているように見えるようです。キャンパスの最低賃金が一時間8ドル25セント(900円ちょっと)これに試合時間、準備、その他もろもろで一試合の人件費が2万円。それにパソコンとスイッチャー?うーんお金があればいいですけど。さてどうなることやら。

posted by maxsgoodies |12:53 | 大学体育学部マーケティング | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月09日

「スポーツマーケティング」の本の一頁目に必ずある言葉とは?

「スポーツマーケティングで成功する」関係の本を開くと必ず書いてあることに「勝つチーム作り」があると思います。勝てるチームがその組織にもたらす物は言葉に表しきれないほど莫大で(だから皆さん本を書くのでしょう)、その2次,3次的効果がその組織の将来の成功をも導いているのです。

12月6日に我らモーガン州立大バスケットボールチームはメリランド州立大学(University of Maryland)チームとの試合をメリランド大で行いました。メリランド大はビックスクール(Big School)と呼ばれる大学のひとつで、その理由には:1)生徒数が多いこと、2)ACC(Atlantic Coast Conference)と呼ばれるコンファレンス(競技連盟、リーグに似たようなもの)に属していることが上げられます。うちはちなみにMEAC(Mid-Eastern Athletic Conference)。

ACCはアメリカ大学のスポーツ界で常に上位に位置する大学がいくつも所属しているコンファレンスで、うちのような中小大学がこの試合に勝つことはとても大きな意味を持ちます。特に、勝った次の日にはESPN、新聞、ウェブ上で「まさかの」、「大波乱」なのど見出しで試合を中継していただけるので、プロモーションの面から言ってもこの試合はとても重要なのです。

それはさておき、せっかくコートサイドの席を取っていただいて、(ちなみに値段は3600円)。久しぶりにスポーツがとても盛んなの学校に試合を見に行くのも良い勉強になります。自分もテネシー州立大学時代はいろいろ肌で感じてみたものですが、あのときの刺激を呼び覚ますようなものがありました。とにかくまず圧巻なのはコムキャストスタジアム(Comcast Center)。通信会社、コムキャストがアメリカ大学史上最高額の24億円(2000万ドル)を出資してネーミング権利を獲得したスタジアムです(ちなみに更に500万ドル(6億円)出してバスケットボールコートのネーミング権利も獲得しました)。このスタジアムは17,100の席と20のスイートを兼ね備えています。

そうなってくると試合中のプロモーションなんかもやはり桁違い、四回行われるメディアタイムアウト**はもとより、チームが取るタイムアウトの間もとにかく目まぐるしく人がコートに出入りしています。ハーフタイムにはおなじみのバスケットボールシューティングコンテスト++さらには今テレビで人気のショーを真似したイベントなどが行われました。

試合の方はというと前半は一進一退の攻防だったのですが、さすがはビックスクール、実力はやはり一枚も二枚も上、一回離されると差が埋まりません。さらにはこちらの要のディフェンスがファールアウトするや、怒涛の攻撃でやられ放題、終わったときには89-65の完敗でした。それでも久々のアウェーゲームで刺激を受け個人的には実りのある一日でした。

それでもやっぱり勝てないと次のステップにはいけません。予想どうり、どこの放送局も試合結果を流す程度で終わりました。予想どうりの試合は視聴者にとってはあまり刺激的なニュースにはならないのです。勝つものが全てを制するこの世界で差は更に広がったと感じる出来事でした。

これはちなみに安いほう、シーズン後半や人気の試合ネんかだともっと高くなります。
**通常試合の16,12,8,4分目に放送局がコマーシャルなどを入れやすいようにするために取るタイムアウト。
++参加者がコートの真ん中からゴールに向けてバスケットボールを投げるイベント。
一選手が1試合中に5回ファール(反則)をすると試合に出られなくなる。

Comcast Center
スコアボード
プロモーションイベント
ピザ(Papa Jones)関連のプロモーション


posted by maxsgoodies |12:05 | アメリカ大学スポーツ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月06日

バスケットボール中継会議ーその2

本日キャンパス内のテレビ局で前回あった会議の細かいところを実際に行うスタッフの方たちと行いました。前回の会議では各部門のトップの方々が全体的なイメージの確認で来られていたので、今回は実際にカメラを持つ人や、編集を行う方ネどと直接細かいところまで打ち合わせをしました。内容は以下のとおりです。

  • 日程の確認:こちらは前回の会議で決まっていた日にちと同じです。
  • 設備の確認:カメラマンのケブンさんに直接バスケットボールジムまで来ていただいてインターネットケーブルの場所や、コンセントの数、カメラの数などを確認しました。
  • Live Streamingという生中継の映像をインターネット上で流すのですが、実際にどのサイトで流すのか、そのサイトを運営している業者との連絡の確認をしました。
  • キャンパス内のテレビ局の方とはいえ、体育学部が持ち出した企画なので、これらのプロジェクト関わる経費の内訳を話し合いました。
  • バスケットボールのシーズン終了後、チャンピオンシップトーナメントがノースキャロライナ(North Carolina)で行われるます。そこでもLive Streamingを行う場合、最低何人のスタッフが必要で、設備などの大まかな確認をお願いしました。
  • 最後はプロモーションのDVDの作成に関して、シーズン中、2月4日と3月6日の試合のプロモーションを前回と同じキャンパス内のテレビスクリーンを使って行うことにしました。インタビューの内容などはのまた後ほど、次回は前回から学んだ反省点を生かしていこうと思います。

明日今回の会議での内容を体育学部のトップである学部長(Director of Athletics)に報告します。学部長はとにかく忙しい方なので、彼のイメージしていることをしっかり全てのプロジェクトとに反映させ、実行するのが自分の仕事です。

posted by maxsgoodies |12:17 | イベントプロモーション | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月05日

学長は金食い虫がお嫌い?

アメリカ大学の体育学部(Department of Athletics)は一般的に大学内において一番予算の割り当てが多い(金食い虫)学部の一つです。それが大学スポーツを通してのマーケティングがとても盛んな理由の一つですが、ここに勤め始めて今年で3年目、いろいろなことを見て、感じて、こなして来ました。それでも、いくら頑張っても超えられない壁の一つに大学全体の体育学部に対する方針があります。今回は大学マーケティングの現実話を一つ。

日本でも大学を理数系、文科系や、体育系などに分けることが出来ると思います。ちなみに我がモーガン州立大学はテクノロジー系。工業テクノロジー学部はかなり有名で、かのMicrosoft社のビルゲイト氏が寄付をして建てた全教室ワイヤレス装備の建物はキャンパス内で特に目を引く存在です。そうなってくると大学は専門分野に資金を投入し、その他の学部、体育学部や、文学部には余りお金が回ってこないという状況が生まれます。

実はこのこと自体は他の大学でも良くある事で大した事ではないのです。問題は資金を集めるために他の大学などが行うスポンサー契約やプロモーション活動の決定をスポーツを統括する体育学部だけでは決められないと言うところにあります。一般的に体育学部内での決定は学部部長(Director of Athletics)が最終決定権を持っているのですが、うちの場合、最終決定権は大学学長(University President)が握っています。さらに、この学長があまり体育学部寄りではなく、体育学部で行われている資金集めにかなり厳しく目を光らせていることが資金集めをさらに難しくしています。

近年NCAA Division-Iと言われている大学一部リーグにおいて、体育学部の収入が出費を上回る(黒字になる)大学体育学部は全米で約1、000校のうち10校もありません。特にうちのような中型大学は大学からの学部予算を頼りにしています。去年の体育学部の予算は約9億円(800万ドル)。そのほとんどが春の半ばには底を尽き、夏には赤字に転落するということを過去何年か繰り返しています(会計年度は十月から九月三十日)。

「それならなおさらスポンサーを」との声が聞こえてくるのですが、大学学長は体育学部が学部自体で資金を集めそれを学部内だけで運用することに難色を示しています。今の大学学長が就任して早や十数年、体育学部関係者のほとんどは学長が代わらない限りこの傾向は変わることは無いだろうといっています。今年のフットボールの試合には去年の倍の数のスポンサーがつく予定でした、汗水流して作り上げた計画書が後から聞けば学長の机の上で半年眠っていたと聞いた時に、良いアイデアや努力だけではどうにもならない壁にぶつかった気がしました。

posted by maxsgoodies |10:30 | 大学体育学部マーケティング | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月04日

バスケットボール中継会議

先週今シーズンのバスケットボールの試合中継に関する会議が行われました。今回は大学関係者、テレビ局スタッフ、そしてラジオ放送局(WEAA)との最終打ち合わせです。WEAAのウェブはhttp://www.weaa.org/です。今回の協議事項は以下のとうり。

* 試合日程の確認
* 試合中継の日程と中継手段の決定
* 設備の確認
* 監督との打ち合わせ
* 中継に関するその他の宣伝手段の確認
* ハーフタイム中継やその他のレポートの確認
* その他

リーグの試合はホームとアウェイで一試合ずつ計17試合行われます(試合日程はこちらからhttp://morganstatebears.com/)その中でも特に人気のある5試合をテレビ中継することに決まりました。男子の試合を5試合生中継、女子の試合を3試合生中継、2試合をStreamingで流します(録画して時間をずらして流す方法)。ラジオ放送はプレーオフとシーズン中の男女11試合ずつ。アウェイの試合ではISDN(Integrated Services Digital Network)と呼ばれるシステムを使い中継を行います。いクれはこれらの画像を基にプロモーションも行います。両監督は毎週火曜日にラジオ局での収録が決定しました。今回の会議はとても実りのあるものになりました。後は計画通りに運ぶようにするだけです。実際にはここが一番難しいところなのですが(苦笑)。

posted by maxsgoodies |00:15 | イベントプロモーション | コメント(0) | トラックバック(0)
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