2009年10月03日

慕う名監督が移動したら、貴方も移動する?

箱根駅伝予選会が始まるとの記事を読みましたが、日本の学生選手が大学陸上部選びをする時には大学の歴史や伝統も考慮に入れますが、「誰が監督なのか」が一番重要な要素だと以前ある大学の陸上部総監督にお伺いしたことがあります。ということは、たとえば早稲田OBの花田勝彦監督の下、本戦に初出場を果たした上武大や駒大OBの神屋伸行監督率いる武蔵野学院大などには、名監督に指導されたいと願い、各大学に進学する選手が少なくないと予想します。では例えば、名監督の下にいく為にある大学を選んだ選手はその監督が他の大学に移ったときにはどうするのでしょうか?

監督の移動がめまぐるしいアメリカ大学バスケットボール界において、名将の下での指導を夢見て大学を決める選手は多く存在します。そのため、もしその監督がある理由で大学を離れてしまった場合、一般にはLetter of Intent (NLI)と呼ばれる契約書で編入を制限されている学生選手も、それを破棄して他の大学に編入できる条項をNLIに付随する選手が多く存在しました。

しかしこれにより、中には一学期も大学に在籍せぬまま、監督の移動と同時に他の大学に移る学生選手や学期終了を待たずに編入をする学生選手などが去年続出し、これを問題視したNCAAはNLIの中にこのような付随内容を盛り込む事を禁止しすると先日発表しました。学業を最重要視するNCAAの意見も分かるのですが、金銭的、設備的理由に加えて望む監督の下で指導を受けることを目的に大学を決める学生選手の気持ちも分からなくはありません。

NLI committee adopts policy on release procedures

NLIは基本的に監督の許可なしには他の大学への編入が難しいのが現実です。現在あるNLIの規定条項、「NLIに同意した学生選手はある一定の学期を同意した大学に所属すること」に付属する形で、選手と大学の権利を侵さない条項を入れることが本来は望ましいと考えますが、なかなか両方を立てる事は難しいと想像します。

posted by maxsgoodies |20:56 | 大学スポーツと学業 | コメント(0) | トラックバック(0)
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