2011年02月16日
来週の月曜日に行なわれる女子バスケットボールの試合で毎年恒例の乳癌撲滅キャンペーンを行ないます。恒例と言っても小大学では万年の人手と資金不足に悩まされており、まだまだ改善する部分が多いのが現状です。そんな限られた財源の中で大学キャンパスイベントを成功させるポイントを考えて見ました。
コミュニケーションの確立
アメリカ大学では様々なメディア方式がキャンパスに存在します。モーガン大学にはキャンパステレビ局・ラジオ局・新聞局・体育局広報部などがありますが、統括部門が違うため個々がコミュニケーションを取れずに情報が一方だけで流されたり、メディアで違う情報が流れるということがあります。上(体育局)から下(各メディア局)に流れるシステムが必要です。それによりテレビ中継などによって、直前に試合時間が変わっても対応できるようになります。
キャンパス内外の団体・協会とのコラボ
乳癌撲滅に関わる協会・団体は多く存在します。特にモーガン大学は黒人学生の割合が90%以上にも上る為に、一年中を通して様々なイベントがキャンパスで行われています。キャンパス内などの関連イベントでキャンパス全体を盛り上げ、週末のバスケットボール試合でフィナーレーを飾るとその協会関係者も試合に足を運んでくれます。またモーガン大学には約8,000人の学生が学んでいますが、ターゲットを大学教員・職員に広げることで、その友達や家族など更なる集客を見込めます。
ボランティアの確保
「大学だからボランティアを確保するのは簡単だろう」と考えるのは実は大きな間違いで、以前「ボランティアだから」と軽い気持ちでドタキャンする人などもいました。頼りになるボランティア確保は大学キャンパスでイベントを行う上で最重要項目の一つです。学生選手が組織するStudent Athlete Advisory Committee (SAAC)との協力やキャンパス内のイベントを取り仕切るStudent Servicesとの協力が必要になってきます。
Goodwill(善意)だけではだめ
「乳癌撲滅キャンペーン」と聞いて学生が「応援したい。」と思ってもそれが直接入場者増加には繋がりません。入場料がタダでも来ない試合に足を運んでもらうには、学生を直接引き付ける手段が必要になります。「男女平等が齎す不平等」でも取り上げましたが、例えば男子バスケットボール試合など集客が確実な試合とのコラボなどの方法を取る必要があります。実は今回の撲滅キャンペーンもその為に延期されました。その他には賞品などが当たる富くじなど商品や賞金で引き付ける手もあります。「商品を目当てに試合に来るのか?」とお思いかもしれませんが、これが結構来るんです。
選手は道具ではない
最後は学生選手自身がそのイベントに興味を持つことです。学生選手はプロモーションの道具や、体育局に収入を齎す道具ではありません。女子バスケットボール選手自身がキャンペーンに参加する意味を見出し、進んで推進していくようになれば、そのイベントの噂は自分がプロモーションするよりもはるかに早くキャンパス内外に広まります。イベントの開催者や関係者がまず撲滅キャンペーンを「応援したい」と思うことが大学キャンパスでイベントを成功させる絶対の条件になります。

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2010年04月09日
ヴァージニア州にあるウイリアム&メリー大学(2年制)体育局が今月の6日に新しいマスコットを発表しました。大学の伝統とイメージを表す動物として選ばれたのはグリフィン(頭部前足はワシで翼を持ち、胴体・後足はライオンの姿をした神話上の生き物)でした。
このマスコットは去年マスコット選出委員会によって選ばれた5つのファイナリスト(グリフィン、王&女王、不死鳥、狐、ミソサザイ)から一般調査を経て選ばれた物でした。大学体育局長であるデュリスコール (Driscoll) 氏は、「ユニークで人をひきつけるというウイリアム&メリー大学を象徴するマスコットとしてグリフィンが最適。」と述べています。
この大学は1693年にウイリアム三世とメリー女王によって建てられた大学で、アメリカと大ブリテン島 (Great Britain) に縁がある事からも、アメリカを象徴する鷹とイングランドを象徴するライオンの組み合わせであるグリフィンはうってつけのマスコットであるのではないでしょうか。
参考ビデオ:
A Mascot for the Tribe(ウイリアム&メリー大学のウェブページより)
参考記事:
'Get me the Griffin': William & Mary Announces New Mascot(ウイリアム&メリー大学のウェブページより)

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2010年01月19日
今週の土曜日から本格的にバスケットボールのホームでのコンファレンスゲームが始まります。毎試合毎にいろいろテーマを持って盛り上げていく試みをしていて、今週は地元の子供たちを招待するYouth Day です。小中学校を中心に下のポスターを配ります。事前に連絡が有った場合、人数と席の確保を行い、その引率者にチームから特別なプレゼントも用意しています。
Sports Management Club に掲載されている映像、コンテンツの内容は、管理人、Masaru Ito又は、Morgan State University Intercollegiate Athleticsの許諾無しに商業目的で使用することは出来ません。
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2009年12月20日
大学バスケットボールシーズンが本番に入来年の1月を前に先日大学体育局トップのカー(Kerr) 氏とプロモーションイベントに関しての最終的な打ち合わせを行ないました。コンファレンスゲームが始まる1月から毎試合ホームゲームでは何かしらのイベントが行われますが、スポーツ関連の協会や地元のプロチームとのコラボで行なうイベントを簡単に紹介したいと思います。
- 日程:1月23日土曜日
- イベント:Youth Day
- 内容:毎年行われているイベントで、地元の小・中学生を招待し学生選手たちとの交流を深めるイベントです。
- 日程:2月11日木曜日
- イベント:MEAC heat Up the Tour
- 内容:モーガン大学が所属するコンファレンスと協力してバスケットボールトーナメントのプロモーションをキャンパスで行います。当日DJや特別仕様の Hummer(写真参考)などがキャンパスの主要箇所でプロモーションを行います。
- 日程:2月15日月曜日
- イベント:Pink Zone – 乳がん撲滅キャンペーン
- 内容:今年で3年目を迎えるこのイベント。女子バスケットボールコーチ協会(WBCA – Women’s Basketball Coaches’ Association)とのコラボイベントで寄付金は全てkay Yow基金の方に寄付されます。
- 日程:2月27日土曜日
- イベント:Pack the House Challenge
- 内容:今年で2回目となるこのイベントはNCAAとのコラボで女子バスケットボール試合への観客増加率をコンファレンス内で競うイベントです。
- 日程:3月1日月曜日
- イベント:Marvin Webster Recognition
- 内容:今年4月に亡くなったモーガン大学の卒業生でシアトルソニックなどのMBAチームで活躍したマーヴェン選手の追悼と数多くの活躍を表彰するイベントを地元のMBAチームであるワシントンウィザードとのコラボで行ないます。
- 日程:3月4日木曜日
- イベント:Senior Day
- 内容:今年で大学バスケットボールが最終年を迎えるシニア(Senior)選手学生のモーガン大学での活躍への表彰を行います。選手家族や関係者が当日は招待され、体育局局長(Athletic Director)からの花束贈呈、記念ジャージや写真撮影などが行なわれます。
当日の様子や内容、写真、アイテムなどは(時間が許す限り)アップしていきたいと思っています。
Hummerの写真

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2009年12月15日
アメリカ大学スポーツに関わるスポンサーロゴ、バーナー、プロモーションアイテムなどの多くは、広告代理店などの外部委託業者を通して獲得されます。例えば、ゲームプログラムの場合。プログラムを作る会社にこちらは写真を提供するだけで、この会社はこちらの希望する数のプログラムを送ってくれます。プログラムに含まれる広告は印刷会社で探してもらう形になっています。これにより印刷会社はスポンサー料からの収入があり、モーガン大学は経費¥0でシーズン全試合のプログラムを作ることが出来ます。
バスケットボール試合の解説席、スポーツテーブル(下の写真参考)といいますが、横4メートル弱あるこのテーブルを普通で買うと40~60万円します。しかし、そこに付くスポンサーをこのテーブルを作る会社で探してもらうことも出来ます。そうするとこのテーブルがタダで手に入ります。通常4個いるので200万円近くの経費削減になります。
この方法が一番用いられているのがバスケットボールアリーナのど真ん中に下がるスコアーボードです(下の写真参考)。スコアボードを作る会社にスポンサー集めを一任し、スコアボードに掛かる経費全てをスポンサー料で払えるようにしてもらいます。例えば5億円のスコアボードを買います。会社が年5000万円のスポンサーを見つけてくれれば借金は10年でチャラになり、その後のスポンサー収入は全て体育局のものとなります。
この方法をあえて用いないところもあります。バスケットボールやアメリカンフットボールの有名大学などはスコアボードのスポンサー収入が億を超えることも多く、外部委託するよりも自分たちでスポンサー探しをした方が得と言うこともあります。もちろんその逆もありえます。スポンサーが見つかると期待して、スコアボードだけ買ったものの、結局スポンサー探しが上手くいかず格安でそのスペースを売ってしまう場合もあります。モーガン大学は後者のパターンで10年前に自らスポンサー探しをして大失敗をしたそうです。

posted by maxsgoodies |10:20 |
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