2011年07月30日

王建民から見る台湾のスポーツ医学事情

台湾の国民的野球選手、王建民選手がNYヤンキーズからワシントン・ナショナルズに移籍して、約2年ぶりのメジャー登板へのカムバックを果たしました。同時に彼のケガによる影響も大きく取り上げられています。今回は台湾でのスポーツ医学事情を簡単にご紹介。

台湾に滞在中に多くのスポーツ関係者とお話をしていただく機会を頂き、自分がアメリカでスポーツ医学に関わっていたこともあり、王選手の話はその中でよく引き合いに出されていました。その内の一人に台湾のナショナルチームで監督をされている方とお話をさせていただく機会を頂いた時に、特に印象に残っている会話があります。

この監督はスポーツ医学の普及は台湾スポーツ、特に若い世代では殆どしていないと言っています。彼は本業は台湾の国立大学で教授をしていらっしゃるのですが、台湾の体育系のトップと言われる大学においてもスポーツ医学の専任スタッフはいないそうです。スポーツ医学専攻の学生が応急手当程度の事はするそうですが、リハビリテーションや特にケガの予防に関しては、ナショナルチームレベルでも多くのチームで、医療スタッフ無しで多くの国際大会を戦っているとの事でした。

彼は王選手のニュースを見るたびにとても残念に思うそうです。「彼が若い時にスポーツ医学のサポートが受けられていたら、彼はきっともっと長くトップのメジャーリーガーでいることが出来たはずなのに。」と仰っていました。

王 建民(ワン・チェンミン、Chien-Ming Wang)のWikiのページより。
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posted by maxsgoodies |14:08 | 台湾スポーツ産業 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年07月30日

台湾の大学スポーツ事情

国内のトップアスリートを支える重要な役目を担っている大学スポーツ。昨日台湾台南市にある国立成功大学へ交流をさせていただいている先生のご好意でスポーツ施設を見学する機会を得ました。バイオテクノロジーなど分野がとても有名な大学で必ずしもスポーツが盛んと言うわけではありませんが、台湾での大学スポーツの現状を知る大事な機会になりました。

まずは体育館、大学創立以来改装が行われていないそうで、かなり老朽化が進んでいるように見えました。この大学での盛んなスポーツのひとつ、バトミントン部が練習を行っていました。写真1&2

次に陸上競技のトラック。専門家ではないのでトラックの詳しい素材は分かりませんが、とても硬く厚みのない印象を受けました。サッカーゴールなど無造作に置かれていて、おそらく真ん中の整備が行われていない芝(雑草?)の上でサッカーなども行われているのではないかと想像します。写真3,4&5

次にバスケット&バレーボールコート。床はやはり気持ち柔らかいコンクリートといったところでしょうか。この二つの競技も盛んらしく、このほかにも幾つか同じようなコートがキャンパス内にあるそうです。写真6

そして、出来たばかりのスイミングプール。室内プールはないらしく、行った時は一般開放をしていました。写真7

最後に野球兼ソフトボールグラウンド。夕方のまだ暑い中にもかかわらず、多くの人が思い思いのスポーツを楽しんでいました。写真8

案内をしていただいた専任講師の Huang氏によると、現在は夏休み中なので多くの部活が休みに入っているそうです。また、台湾の他の幾つかの大学ではナショナルチームに所属する選手を集めて奨学金を提供し、施設の充実を図り、専門的にトレーニングを行っているとの事で、機会があればそちらを見ることを進められました。それでも、初めて見る台湾の大学施設を見学できたことはとても勉強になりました。

Picture 1

picture 2

picture 3

picture 4

Picture 5

BB & VB court

Pool

baseball field


posted by maxsgoodies |17:34 | 台湾スポーツ産業 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年07月22日

ワールドゲームズと政治とそれから

オリンピックの補完的意味を持って現在台湾高雄で行われているワールドゲームズ2009の会場である高雄アリーナへ体操を見にいてきました。当日知り合いが行くと言うので急遽セブンイレブンでチケットを購入。まず驚いたのがアリーナの全席が自由席。値段は400台湾ドル(約1180円)でした(写真1)。

ビックエッグ(高雄巨蛋)と名づけられている会場まで地下鉄を使って移動。その名も「ビックエッグ駅」で下車して出口を上がると目の前が会場でした(写真2)。アリーナの入り口付近にはスポンサー関連のブースが立ち並んでいました(写真3&4)。

その横でアンブッシュマーケティング(Ambush Marketing)では?と思われる宣伝活動も行われていました。ワールドゲームズのスポンサーでない会社があたかも関係があるようにアリーナの真横で宣伝やイベントを行っていました(写真5&6)どこの会社がやっていたかはご想像にお任せするとして。一様ワールドゲームズはIOC(International Olympic Committee)の後援を受けているので契約上は詳しいことは分かりませんが、車会社であるヴォルクスワーゲンの同業者がいたるところに宣伝の旗を立てていたり、大手アパレル会社がイベントの入場時間にあわせて入場口真横でイベントを行っていることには、規制やスポンサーへの配慮という観点で少し疑問が残りました。まあ「良くあること」と言ってしまえばそれまでなのですが。

スポンサーに関して特徴的だなと思ったことは、国営の電話会社やスーパーマーケットなど国営会社が多く参加していることだと思います。今回のメインスタジアムもワールドゲームズ史上初めて大会の為に建てられるなど、台湾の意気込みがひしひしと伝わってきます。とにかく今回の大会は台湾にとって政治的に特別な意味があります。

スポーツと政治の関わりは、歴史が示すように批判されつつも現在でも続いています。台湾の国際スポーツへの参加はその典型的な例と言えると思います。中国との政治的理由で現在でも多くの問題を抱えている台湾。今回のワールドゲームズでも主催国でありながら台湾の国旗を使うことができないなど、台湾国民にとってはなんとも歯切れの悪い大会であることは想像に難しくありません。それ故に「今回の大会の成功は、台湾の国際社会における一国家としての認識への切っ掛けとなることを期待しているのでは?」との見方が一般的です。スポーツの発展に立ちふさがる政治的難題、台湾の抱える問題は日本の抱えるものとはまた違った意味で難題だと感じました。

World Games Ticket

Big Egg

World Games Sponsor Booth1

World Games Sponsor Booth2

World Games AM?

World Games AM?2


posted by maxsgoodies |12:49 | 台湾スポーツ産業 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2009年07月20日

台湾のスポーツ産業~スポーツ雑誌編~

台湾でもっとも盛んなスポーツと言えば野球。日本と同じようにプロリーグ(CPBL)が存在し、国技として認識されています。しかし八百長事件が再発し現在では4チームのみのリーグ構成となっています。

有名選手では大豊泰昭などは自分の記憶にある選手でが、何と言っても王貞治監督の知名度は抜群です。それを象徴するように、今日、本屋に寄ってスポーツ関連の本を見ていたら、やはりありました王監督の特集(写真1)。その他にもやはり野球関連が数冊ありましたが、あまり日本に比べて種類が多いような感じは受けませんでした。二枚目の写真はヤンキースで活躍する王建民さんがカバーの雑誌。

準プロリーグがあるバスケットボールも一冊あるだけでした。ゴルフの雑誌はいくつかありましたが、「ゴルフダイジェスト」など外国版のものでした。入った本屋もそこまで大きなものではなかったのでそのせいかもしれません。また行く機会があればもう少し見てみようと思います。

台湾スポーツ雑誌

台湾スポーツ雑誌2


posted by maxsgoodies |23:43 | 台湾スポーツ産業 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年07月17日

台湾のスポーツ産業を知ろう~スポーツ新聞編~

昨日は台湾へ向かうべく成田空港へ。乗継が上手く行き、着いた時間が出発の3時間前。遅いよりは早いほうがいいだろうと、チェックインをしてみると取ったエコノミーはいっぱいなので「ビジネスクラスで宜しいでしょうか?」とのこと、高まる興奮を抑えつつ「も、勿論です。」と即答。ビジネスクラスのチケットを持っていれば、ビジネスクラス専用のラウンジも?と「サクララウンジ」を訪れたものの、安いお金しか払っていないのを見破られ丁寧に断られてしまいました。

何はともあれ、初めてのJALでの「ビジネスクラス」。雑誌も充実しておりました。そこで台湾のスポーツ産業の現状を見る為にスポーツ新聞を見ることに。いろいろ持ってきていただいてもどれがなんだか分からない自分は「自由時報」と書いてある新聞を取り見てみることに。厚さ的には日本の日曜版の新聞のように各分野に分かれていましたが、メインの一面トップ(写真1)は昨日から行われているWorld Gamesのメインスタジアムが。3面にもWorld Games関連の記事が(写真2)。

「運動天地」と書いてあるスポーツの部分は全部で4ページ。トップはMLBのオールスターゲームの記事(写真3)。日本の野球の成績も左下に小さく載っていました(写真4)。3面には過去のオリンピックでも行われていた綱引きなどの記事が出ていました。最後の4ページ目にはウィリアムジョーンズカップの関連の記事(写真5)。これは台湾での野球以外のスポーツの振興を目的とした国際大会で第一回は1977年。準決勝で台湾に負けた日本女子バスケットボールチームは昨日マレーシアに85-40で勝ち3位になっています。

自由時報トップ

自由時報3面

運動天地 Top

運動天地 JG

運動天地 WBB


posted by maxsgoodies |09:50 | 台湾スポーツ産業 | コメント(0) | トラックバック(0)
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