2006年11月19日
PoolA:2位以下が混戦。日本は次のアルゼンチン戦が勝負ポーランドの1位が固いPoolA。それ以外は、日本、中国、プエルトリコ、エジプト、アルゼンチンが3Ptで並ぶ。日本はあさってのアルゼンチン戦に勝てば大きく前進できる。ただし、アルゼンチンも中国を3-2で破って調子を上げてきている。日本は厳しい戦いが続く。
1 POL Poland 6
2 JPN Japan 5
3 ARG Argentina 4
4 PUR Puerto Rico 4
5 CHN China 4
6 EGY Egypt 4
PoolB:フランス、ブラジルを下す!ドイツは安定した戦いを続ける
磐石と思われていたブラジルがフランスに敗れる(1-3)。フランスは今年のワールドリーグでの借りを早くも返す。地味ながら、安定した力を発揮しているドイツに注目か。1次ラウンド最終試合ののドイツ対ブラジルは注目。
1 GER Germany 6
2 FRA France 6
3 BRA Brazil 5
4 CUB Cuba 4
5 AUS Australia 3
6 GRE Greece 3
PoolC:USAが首の皮一枚で残る。ブルガリア情報求む!USAがチェコに勝利。これで何とか2次リーグ突破へ首の皮一枚つながった。イタリア、ベネズエラを破ったブルガリアに注目だ。
1 Bulgaria 6
2 Italy 5
3 Venezuela 5
4 Czech Republic 4
5 U.S.A. 4
6 Iran 3
PoolD:韓国、初勝利。もっとも順当な結果のPoolD
セルビアモンテネグロ(SCG)とロシアの2強の突破が確実なPoolD。その後を追うカナダ。最後のいすをチュニジアと韓国が争う。韓国は残り2試合、SCGとロシア。2次ラウンドはかなり厳しいか。
1 SCG Serbia Montenegro 6
2 RUS Russia 5
3 CAN Canada 5
4 KOR Korea 4
5 TUN Tunisia 4
6 KAZ Kazakhstan 3
posted by 排人 |22:46 |
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2006年11月19日
昨日の中国戦は2-3で日本が敗北した。
なぜ負けたのか、についてデータから分析をしてみた。
カット率
日本:65%
中国:71%
スパイク決定率
日本:41.3%
中国:43.5%
コンビ決定率
日本:58.0%
中国:52.8%
ブロック本数
日本:13本
中国:11本
サービスエース数
日本:4本
中国:10本
日本は中国の強いサーブに苦しめられながらも、朝長とセンター線が苦しい体勢からのコンビや、サイドも乱れながらもコンビを組み、よく粘っていた。その結果、コンビ決定率が中国を上回っている。
では、キーポイントはどこだったのかであるが、日本は2段トスの打ちこなしが劣っていた。データでみれば、
2段決定本数
日本:10本
中国:17本
となり、明らかに中国が上回っている。
この数字は、コンビの決定やサービスエースよりもチームの勢いに影響を与えることとなる。
なぜなら、2段トスが発生するのは、サーブカットが乱れた時とナイスレシーブが上がったときである。それぞれの2段トスの状況において、もし決定ないしは相手を乱すことができれば、前者は、チームのミスを補い、後者はチームに勢いを与える。
日本はそんな大事なプレーにおいて、中国と差をつけられてしまった。また、決める以前に2段トスの精度を欠き、また、打ち手も千葉を除き、あまり打ちこなしに戦略が見えなかったのが残念である。
この点、女子の高橋は何か常に意図を持って打ちこなしていた点がすばらしかった。男子もぜひこの点を改善する必要がある。
今日の試合、プエルトリコはかなりプレーが荒いだろうから、日本らしい緻密なバレーで、真綿で首を絞めるように相手を追い込んでほしい。
posted by 排人 |13:18 |
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2006年11月18日
(各Poolのチーム名の横の数字はポイント数)
PoolA:混戦。抜け出すのはどこか。
日本、中国、プエルトリコ、エジプトが3Ptで並ぶ。アルゼンチン戦とそれぞれの直接対決の結果が重要か。
1 Poland 4
2 Japan 3
3 Puerto Rico 3
4 China 3
5 Egypt 3
6 Argentina 2
PoolB:ブラジル2連勝。ヨーロッパ勢が後を追う展開
ブラジルが2連勝。ドイツ、フランスがその後を追う。キューバは2連敗と元気がない。オーストラリアも決して弱くはないはずだが。。。
1 Brazil 4
2 Germany 4
3 France 4
4 Australia 2
5 Greece 2
6 Cuba 2
PoolC:USAあやうし
USAが2連敗。ベネズエラ、ブルガリアとの強豪との対戦であったが、1-3、0-3と勢いが感じられない。チェコとの4位争いがいいところか。
1 Venezuela 4
2 Bulgaria 4
3 Italy 3
4 Czech Republic 3
5 U.S.A. 2
6 Iran 2
PoolD:韓国あやうし
セルビアモンテネグロ(SMG)とロシアが頭ひとつ抜け出しているPoolD。韓国は昨日チュニジアに、今日はカナダに敗れている。チュニジア、カナダ、韓国が4位争いと思われるPoolDで韓国のこの2連敗は非常に痛い。日本は2次Roundいければ、SMG、ロシアと対決できる。ぜひ、進出してほしい。
1 Serbia Montenegro 4
2 Canada 4
3 Russia 3
4 Tunisia 3
5 Korea 2
6 Kazakhstan 2
posted by 排人 |21:35 |
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2006年11月18日
PoolA:アルゼンチン2連敗。
南米の強豪アルゼンチンがポーランドとプエルトリコに2連敗。ポーランドは高さもあり、組織だったチームという印象なので3-0でのポーランドの勝利はなんとなく予想できたが、プエルトリコにも負けるとは。世代交代がうまくいっていないのか、人材不足なのか、日本戦で要確認。
PoolB:ブラジル2連勝、だけども・・・
ブラジルがその実力を発揮して、キューバ、ギリシアに2連勝。このPoolBは、ブラジル、フランス、キューバ、ギリシア、オーストラリアと死のグループになっている。ブラジルとフランスは今年のワールドリーグの決勝を戦っていて、フルセットでブラジルが勝利している。そんな良い試合が1次予選からあるとはなんとも贅沢だが、問題は観客数。
ブラジル-キューバ:610人@福岡マリンメッセ
ブラジル-ギリシア:1680人@福岡マリンメッセ
福岡マリンメッセの収容人員はHPによると最大15000人。これではプレーする選手もかわいそう。ぜひ、チケットを安くしてでも観客動員を図るべき。
PoolC:ヨーロッパ対南北アメリカ
イタリア、ブルガリア、ベネズエラ、USAといった4強の争いとなりそうなPoolC。ヨーロッパ対南北米対決は非常に興味深い。USAは最近ぱっとしないが、復活を果たせるか。ベネズエラは若く、力強いバレーでヨーロッパにどう対抗するのか、非常に興味深いPoolとなっている。
PoolD:2強の次は・・・
セルビアモンテネグロ(SMG)とロシアが頭ひとつ抜け出しているPoolD。韓国は昨日チュニジアに敗れている。このグループの上位4チームが日本のPoolAと対戦するので、2強以外の成績から目が離せない。
posted by 排人 |18:10 |
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2006年11月17日
今日のエジプト戦、3-2で日本が勝利した。
エジプトはサーブカットとつなぎがよく、一昔前のアフリカチームではなく、非常に良いチームだった(とはいっても、トップレベルではない)。
日本は初戦であったが、動きに硬さは見られず、なかなかしっかりしたバレーをしていた。石島は最多得点であったし、レシーブも中盤は乱れたものの、エジプトの強いサーブ、強打によく対応していた。
今日の試合から今後の試合を占うとしたら、セッターのメンバーチェンジがポイントと言える。今日は1~4セット目の途中までは阿部。トス回しよりもブロックでの活躍が目立った。一方、途中から投入された朝長も安定したトス回しをしていた。
この2人のセッターは大きくタイプが異なり、阿部は丁寧かつサイドを中心とした組み立て。一方朝長は、センターを中心とした組み立て。5セット目は明らかに朝長の投入が当たっていた。もし、植田監督がこの2人を戦略的に交代させれば、相手にとっては非常に嫌な交代となるに違いない。セッターが変わるというのは、チーム全体のリズムが変わり、まったく別のチームのようになることが良くある。この点、女子では竹下の代わりがおらず、リズムの変更が難しかったが、男子は期待できる。明日以降のセッターの使い方に注目だ。
最後に、男子の目標はベスト8という。今の世界の力を見ると、ベスト8に入れば、これはもう女子でいうメダルと同じくらいの価値と考えていいと思う。順位にとらわれず、応援していきたい。
posted by 排人 |21:30 |
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2006年11月17日
最後の最後でまたも興ざめなことをしてくれました。
日本における竹下の活躍はMVPに値するでしょうが、準決勝、
決勝といった、いわゆるガチンコ勝負をしていない点は
もう少し客観的に見たほうがいいでしょうね。
評価は記者投票がベースということなので、どこの誰が
どのような点数をつけたのか、またFIVBはどのような判断で
竹下を選出したのかをオープンにしてもらいたい。
2位以下との差も気になるところだ。
いずれにしても、女子大会の最後の最後で「またか」という
感じ。選出された竹下が一番かわいそうな気がする。
posted by 排人 |08:23 |
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2006年11月16日
日本の今大会の結果は、最終戦の中国に0-3で敗れ6位となった。
結果だけを見れば、前回の世界選手権より大きな躍進を遂げ、
北京オリンピックへの道が見えてきたとなるだろうが、このままでは
オリンピックでのメダルは望めない。もしかすると今大会以下の
結果になることも十分に考えられる。
今大会は実力を測るには、やはり地元開催の利が大きすぎた。
組み合わせ、試合順、ジャッジ、そして(ありがたいことだが)大きな
声援。日本のような緻密で、ワンタッチを狙い、相手のミスを待つ
プレースタイルでは、上記の要因は試合結果に大きな影響を与える
だろう。特に、北京オリンピックがその名のとおり中国で開催される
ことを考えると、同じアジア圏であっても今大会のようなサポートは
得られないことを考えてチーム作りをしていってほしい。
幸いにも、荒木、小山、木村といったこれまでの日本にはなかなかいない
タイプが育ってきているので、この若手を中心に、高橋、竹下を控えに
まわしても良いチームが構成できれば、今後が楽しみになってくる。
来年以降のチーム作りに注目だ。
posted by 排人 |23:09 |
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2006年11月15日
オランダ戦を子供をあやしながら見た。
3-1で勝利。
それにしても、今大会を通じて木村、荒木の成長、小山の潜在能力には
来年以降期待が持てる。
小山は、今までの日本人選手にはない跳躍力と馬力で、2段をしっかりと
打ち込める。これは高橋とのギャップをうみ、相手チームには非常に
いやな組み合わせだろう。課題は、強打レシーブよりもサーブカット。
小山がそこそこカット(せめてジャンプサーブのカット)ができれば、
日本が崩れる可能性は非常に低くなるだろう。
荒木は一皮剥けた感じがする。ワイド攻撃の決定力はなかなかのものだし、
ブロックも相手のパワーに飛ばされない上半身の力があり、素質のよさを
感じさせる。今後は、攻撃パターンを増やしてほしいのと、今もかなり
がんばっている2段トスの打ち切りができれば、非常に相手にとって
厄介な選手になれるだろう。
木村は、本当に言うことがない。カットもどんどんうまくなっているし、
スパイクは、コンビ、2段トスとも打ちこなしが抜群にうまい。また、
ブロックフォローやネット際などのちょっとしたプレーもテレビを見ながら
うまい!と叫んでしまうほどだ。あとは、セッターとなるか、スパイカー
として生きるか、木村だけでは決められないが、中途半端だけは
やめてほしいと思う。
明日は中国。今年の夏のスイスではぼろ負けしたはずなので、今度は
良いバレーをしてほしい。
posted by 排人 |23:15 |
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2006年11月11日
日本、セルビアモンテネグロに大逆転勝利。
0-2からヨーロッパ相手に逆転するのは非常に
困難なこと。何がどうなったのか詳細は、まだ分析していないので
わからないが、3セット目以降、以下の2点に変化が現れた。
1.セルビアモンテネグロ(SMG)のサーブカットの乱れ
2.日本のワンタッチ率の向上と切り返し攻撃の充実
2セット目までは完璧な試合運びをしていたSMGが突如3セット目から
崩れ始めた。見ている限りではまったく原因は不明であるが、以上の
2点から考えると、日本がそれなりの対策を立てたとしか考えられない。
日本のサーブについては、開き直った思い切ったサーブが見られ、
それがSMGのカットを乱していた。したがって、力はあるものの、まだ
若いSMGのサイドアタッカーはむきになって打ち込んでいたため、日本の
レシーブとブロックに引っかかっていた。
一方、ブロックについては、相手の2段トスに対するよりも、コンビに
対するブロックワンタッチ率が向上し、相手を追い詰めていた。
もし、今日のバレーが明日のイタリアにもできるのなら、非常に期待が
もてるだろう。
明日も見逃せない試合になってきた。
データ分析は後ほど。
では。
posted by 排人 |21:23 |
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2006年11月08日
残念ながら日本はキューバに3-1で負けてしまった。
日本の4強入りは極めて難しい状況になってしまった。自分も一瞬落胆したが、サッカー日本代表監督のオシムの言葉が浮かんできた。
「期待が大きすぎるから落胆するのだ。日本はまだ世界のトップレベルではない」
日本の女子バレーも同じなのか、それとも違うのか。
今、自分にできることは、データを分析して課題をあぶりだすこと。早速今日の試合のデータを見てみよう。
まずはサーブカット率から。
サーブカット率(左から1セット目、2セット目・・・)
日本 :69% 47% 63% 68%
キューバ:59% 75% 67% 68%
今日の試合のサーブカット率には3つの特徴があった。
一つ目は、日本のカット率の判定が非常に難しかったこと。一見するとそれほど悪いカット率ではないが、グレーゾーンのカット(良いか悪いかの判定が難しい)が多く、日本の攻撃はリズムを少し欠いていた。
2つ目は、2セット目のサーブカット率の低さ。これについては、今日の試合のポイントでもあったので、あとでふれる。
3つ目は、キューバのカット率が良いこと。これにはマジックがある。通常、日本のようなコンビバレーをするチームのセッターは、ネットにぴったりと張り付いてカットを待つ。こうすることで、速く相手を惑わすコンビが可能となる。一方キューバはあの驚異的な高さのため、相手を惑わすことに関してはそれほど一生懸命ではない。したがって、セッターもネット際にいる必要はなく、アタックラインとセンターラインの中間あたりに立っていることが多い。これにより、日本なら苦しいカットも、キューバにとっては乱れたようには見えないので、結果的にカット率が良い印象を受けてしまう。キューバ、おそるべし、である。
次にスパイクの決定率と打数を見てみる。
高橋 48%(33本)
木村 50%(20本)
小山 14%(14本)
荒木 55%(11本)
杉山 26%(15本)
落合 53%(17本)
スパイクについては、杉山と小山の決定率の低さが気になる点だ。杉山はポーランド戦では、打数はそれほど変わらないが、コンビからの決定率が61%を残しており、なぜキューバ相手に通じなかったのか、次の試合までに検証をしておく必要がある(自分は時間切れで不可能)
さて次に、小山の決定率であるが、この点は今日の試合のポイントと考えられるので、先ほどのサーブカット率とあわせて考えてみたい。
小山は2セット目の終盤に落合と交代したが、それまでの成績は14打数2決定、9シャットアウト(2セット目だけで5シャットアウト)である。明らかにキューバに対するスパイクの打ち方ができていなく、失点を重ねる前に交代させるべきだった。2セット目が23-25という点を考慮すれば、この代償は大きい。また、サーブカットのところでも述べたように、2セット目はカットも安定していなく、落合を投入することで一石二鳥だったはずだ。韓国戦を前にこのBlogにも書いたが、今の日本が強豪と戦って勝利するにはメンバーチェンジが非常に重要で、今日の2セット目がまさにそうであった。
たら、れば、はスポーツの世界には禁物であるが、2セット目を獲っていれば、精神的に不安定性を持つキューバは自滅した可能性は非常に高いだろう。今日の采配については、激しい監督批判のひとつでも出てきそうだが、バレーにおいてはそういう論調が見当たらないのが、なんとも不思議である。
明日はトルコ戦。まったく見たことも聞いたこともないチームだが、台湾に勝ったということで、また厳しい戦いになるだろうが、日本はいいバレーをして、ファンを楽しませてほしい。また、監督のベンチワークにも期待したい。
posted by 排人 |23:51 |
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