2010年02月15日
日本代表の目指す先とは・・。
『巨人、大鵬、卵焼き』
1960年代、子供達の好きなものとして、
上記の3つが挙げられていた。
当時から現在においても野球を代表するチーム(読売巨人軍)と
昭和を代表する大横綱・大鵬の名が、そこにはしっかりと刻み込まれて
いる。
3つのうちの2つ、野球と大相撲に関しては、当然のごとく
古くから日本で親しまれいる大衆スポーツである。
そして、サッカーである。
93年にプロ化し、Jリーグが発足して以来、
瞬く間にサッカーというプロスポーツが世間に認知され、
98年には、初のワールドカップ出場を果たした。
2002年には、自国でのワールドカップ開催を経験している。
だが、現在の日本において、サッカー文化としての土壌が
根付いているかと言えば、それは発展途上といわざるを得ない。
プロ野球や大相撲に比べ、歴史が浅い分、それも当然である。
プロ野球だって、ドラフト制度のあり方や、セ・パの交流戦など
ファンに一番納得して、楽しんでもらえる方法を常々模索して、
実行してきた経緯がある。
江戸時代から続いている大相撲にいたっては、国際化を見事に
成し遂げたが、その代償として、昨今世間を騒がしている横綱・朝青龍の
『品格』とは、何ぞや?っと言った話になるわけである。
歴史の深いプロ野球や大相撲だって、近年問題を抱えながら、
前へ歩みだそうとしている。
要するに、何を言いたいのか?というと、
サッカー日本代表の岡田監督が、2010年のワールドカップ南アフリカ大会
において、『4強入り』を公言し、目指すと言ったことが、地に足がついて
いないように感じられたからである。
『4強入り』など、もってのほか、時期尚早である。
サッカー文化が、この国の各地域に根付き、本当の意味で熟成されると
同時に、日本代表が世界に向けてそれなりの実力をみせつけるまで、
『4強入り』などと公言するのは、愚かだ!!といわざるを得ない。
昨日の韓国戦での敗北を受けても、岡田監督は、『4強入り』の目標は
あくまでも変えない!と頑固一辺倒である。
目標設定は、自由である。
だが、それが選手へのプレッシャーになってしまっては、意味がない。
いますぐにでも実現可能な目標へと切り替えるべきである。
本大会の目標を『1勝1分1敗』にするべきだ!!
当然、指揮官の本音は、そこにあると思う。
では、なぜ『4強入り』という大見得を切ったりするのか?
そこには、日本国内においてのサッカーの占める地位が
近年、低くなっていることに関わってくるのではないだろうか?
野球日本代表は、2006年、2009年と野球のワールドカップである WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を連覇し、プロ野球人気が回復。 それに伴い、巨人戦の視聴率も復調しつつある。 サッカー日本代表においては、テレビ視聴率の低下に伴い、 スポット広告も激減。 Jリーグの試合中継数も激減した。 その最中での、岡田監督の『4強入り』発言である。 この発言が自分の首を絞めることにもなり、選手へのプレッシャーにも なっていることに、本人は気付いているのだろうか? 2002年 日韓大会 トルシエの『フラット3』。 2006年 ドイツ大会 ジーコの『黄金の中盤』。 そして、オシムの『考えて走るサッカー』。 かつて、それぞれの日本代表には、マスコミが先導して、 それらの代名詞だけが独り歩きしていた。 98年の岡田ジャパンには、ろくに代名詞がなかったため、 今回の2010年では、『4強入り』という代名詞が欲しかったのだろうか?(笑) サッカーの中身ではなく、目標が代名詞となってしまうのは、実に悲しい。。 逆に言えば、岡田の目指すサッカーが何なのか? 実体が見えてこないという表れでもある。 高い位置でプレスをかけて、ボールを奪い、 ショートパスをつなぎながら、相手陣内へと切り込み、 ゴールを奪う!! 今までの岡田ジャパンの代表戦や監督の談話を聞く限り、 上記のようなサッカーを実践したがっているのは分かる。 だが、ショートパスをつなぐには、味方同士の動きの連動性が欲しい。 ボールを奪った瞬間、裏の縦へと抜け出すのか?サイドに流れるのか? 各自、状況に応じた約束事が徹底されているのだろうか? それをやるには、各自のスキルも当然、必要になる!! 昨日の韓国戦を見る限り、日本は個々のボールを持つ時間があまりに 長過ぎたため、ボールを奪われ、カウンターを食らってしまっていた。 素早い判断で、ワンタッチ、ツータッチとボールをはたくことが重要である。 それには、受け手がマークを外し、フリーになることだが、 ただ単にサイドへと流れてボールを受けてばっかりでは、 相手にとって、脅威ではない。 アタッキングエリアを突破するためには、どうるべきか? 個々の選手のアイデアを抽出して、汲み上げる作業を岡田監督は やっているのだろうか? 今からでも遅くはない。。(っと思うが) 勝ち負けという目先のことだけではなく、 ワールドカップとは、日本のサッカーを世界に披露するための場でもある。 ジーコジャパン、オシムジャパンといい、日本がパスサッカーにこだわるのは、 それだけのタレントがいたからでもある。 だからこそ、南アフリカ大会は、いっそのこと、 パスサッカーで美しく散るのも悪くはないのではないか? それはもちろん、バックパスやサイドへのパスなど(逃げのパス)で、 ボールポゼッションを高めることだけを言っているのではない。(笑) サイドへとボールを散らすことで、いかに相手DFをサイドへと引き出し、 中央にエアーポケットができたところを突いて、ゴールへと結びつけるか? それが、ある程度、本大会で見ることができれば、成功だと思う。 たとえ3戦全敗であっても。。 (結果が結びつけば、もちろん言うことなしだが!!) 岡田監督が、本気で『4強入り』を目指すのであれば、 パスサッカーをあきらめ、中央の守備をしっかりと固め、 カウンターサッカーを志向するほうが効率的であり、現実的だ。 そして、日本がパスサッカーで挑もうが、カウンターサッカーで挑もうが、 俊足のドリブラーが必要なのは明らかである!! パスサッカーで中盤での、こう着状態を打破するためにも、 カウンターで堅守速攻を行うにしても、 仮にスタメンではなくても、後半途中出場でも構わない。 石川 直宏の存在が必要なのは明らか!! ジーコジャパンのときにも、自分は石川の存在は必要と感じていたが、 結局、それは果たされないままとなった。 岡田監督は、最終的にどのような判断をするのだろうか? 周知の通り、岡田監督は、98年のフランス大会では、 カズ(三浦カズ)や北沢豪のベテラン勢を外した。 結果、FWにおいては、城が点取り屋としてのプレッシャーを一身に背負って しまい、思うようなプレーができず、帰路の空港では、サポーターに ペットボトルの水をかけられ、戦犯扱いとなった。 当時において、海外での経験が最も豊富なカズが、フランス大会に 出ていたならば、城へのプレッシャーが半減していたことだろう。 だが、残念ながら、当時のヴェルディ川崎のカズと北沢においては、 もっぱら、外しということが、前提にあったという噂も聞く。 当時の日本サッカー協会幹部・川渕氏の読売潰しである。 『Jリーグに巨人は要らない!』発言からも、それは伺える。 ナベツネは、この発言に激怒し、読売新聞はクラブの経営を 日テレに託した。 当時の岡田は、ただ単に川渕の言いなりになったに過ぎないのかも しれない。 日本代表の試合のスポンサーに朝日新聞が、絡んでいるのも その噂に拍車をかける!! 話がかなり脱線してしまったが、 岡田監督には今後、何事にも惑わされずに、 より良い選手選考とその選手らとの緻密なコミュニケーションを行って 欲しいと祈るばかりである。 2010年の南アフリカ大会以降にも、希望が持てる日本サッカーの追求を 願いたい。 長くなってしまったが、現状で自分の言いたかったことは、 こんな感じである。(^0^)
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posted by matsu777style |13:02 |
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