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WBC:勝因と敗因の分からない専門家

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WBCが閉幕してしばらく。   野球界の方々にもの申したいことがある。 過去4回のWBC、それぞれなぜ勝てたのか。そしてなぜ負けたのか。 その理由がなぜ分からないのか不思議。     

第1回・第2回の勝因。 日本には甲子園という大きなトーナメントがあり、世界にはない。 これが大きいと私は思う。 思い出して欲しい、この日本が二連覇した時期 日本の野球は、スモールベースボールと言われた。   日本人からしてみたら ノーアウト1塁で、バントで送る。 他の国が、この1点をもぎとる最高に確率が高い方法をなぜしないのか 不思議にすら思える。 得点圏にランナーをおいて、打席には3割バッターが2人連続で打席に立つ。 理論上はこのケースを2回作ると、どちらかでは点が入ることになる。

バントを是とする世論、そして打てないときに足でかき回してでも 流れをゆらしにかかることを是とする世論。 これは国民的イベントとなっている「甲子園」(高校野球)が負けたら終わりの 一発勝負トーナメントであるところが大きい。

  日本のスターのの多くは、この負けたら終わりの勝負を 幾度もくぐり抜けてきた精鋭なのである。 そしてその視聴者である国民も、負けたら終わりの戦いを目撃してきている集まりだ。 スモールベースボールに徹して勝つ。 つまりこの第1回〜第2回までのWBCは、他の国とトーナメントルールに対する熟練度が違ったのだ。  

更にいこう そもそも野球とは、3試合したら1回は負けるスポーツ。 ペナントレースの優勝チームの勝敗率がそのくらいなのだ。 どの試合でも3割5分くらいは負ける確率が有り その負ける確率を9回表裏を消化するまでに減らしていくスポーツである。 ある程度の拮抗したレベルになると、ミスをした方が負けるのは自明の理。

第3回の敗因はまさにそこ。 試合開始の時点で、お互いに勝つ確率は50%。 同じく負ける確率も50%と言いたいが、実際は35%〜65%。 (統計の法則では無く、あくまで主観です) ミスったから15%をプエルトリコに進呈して負けた、ただそれだけなのです。

そして第4回も、記憶に新しくミスったから負けた試合。

流れが悪いときに、もしくは降着してるときに 流れをゆらしにかかる、もしくは動かない。 この判断のみが、監督そして選手にかかってると言っても過言ではないスポーツだと思う。 だってどんなに良いと言われるバッターでも4割打てないんだもん。 3アウトまでに1人ヒットを打つ確率があり 四球か盗塁か、バントを挟まないと 4人目か5人目でしとめられないわけだからね。 

確かに、連続ヒットという奇跡もあるよ。 でも1流の3割5分バッターと3割5分バッターが、連続でヒットをうつなんか9回に1回の確率しかないんだから。

さて、ここからが本題。

なぜに日本の監督選びは 社会人や高校野球の監督をはずすのだろうか? リーグ戦の長丁場で戦う事になれた監督と選手だけで勝てると思ってるのだろうか?  

私も幼いころ野球少年だったが どうしても打てないレベルのピッチャーが出てくると ベースに覆い被さって構えたり、バントの構えでゆさぶったり 球数をなげさせようとしたりしたし、はなっから四球をねらったりしたものだ。 今年のアメリカのピッチャー陣は、そのお手上げレベルのピッチャーではなかったか? リーグ戦に慣れてると、散髪4安打に押さえ込まれて負けることはある。 そこでジタバタしないことが次の1勝のために必要な事も分かる。   でも、はたして勝たなきゃ終わりの 甲子園の高校球児は、そんなスタンスで戦ってるだろうか?

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確かにですね、いきなりアメリカで、準決勝。
ただでさえ
海外と言えば、ハワイしかしらないような選手達では、本調子が出しづらいのは間違いないですよね。
日ハムとかキャンプをアメリカでやってましたっけ?
そんな慣らしも次の4年間やって欲しいですね。

WBC:勝因と敗因の分からない専門家

私は少し違う要因があると思って第三回大会からアメリカでの試合が準決勝ということで二本での試合の勢いが通用しないとこに来たのが大きいと思ってます。
ですがスモールベースボールが日本のベストというのは同感です。
いきなりアマチュアの人が監督を・・・というのはやはり選手の起用という意味で難しいと思いますのでコーチや強化担当にアマ指導の経験がある人を配置することが必要かもしれませんね。

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