2009年09月29日

オリンピック放映権推移

2016年のオリンピック開催地がもうすぐ決まる。
10月2日に最終プレゼンが行われて、その後最終投票が行われて、開催地が決まる予定だ。
現段階で一番評価が高いのは、リオデジャネイロ。南米でオリンピックが開催されたことがまだ無い。他の候補地、シカゴ(アメリカ)、マドリード(スペイン)、東京は過去にも開催実績がある国ばかりだ。※1996年アトランタ(アメリカ)、1992年バルセロナ(スペイン)、1998年長野
五輪マークの基礎になっている5つの大陸という意味合いから言っても、南米大陸の開催にIOCが意欲的な可能性はある。FIFAワールドカップが南アフリカで開催されることも刺激になっているのだろう。
ただ、過去の大会で直前評価1位の地域が最終予選で勝利出来ていない。2012年大会も直前予想はパリがダントツという評価だった。しかし大方の予想に反してロンドンが勝利。ブレア首相(当時)が活発なロビー活動を行った結果とする意見もある。
石原東京都知事も「こんなに風の読めないレースは初めて」と漏らしているが、本当にサッパリ見当がつかない。
2016年大会を東京に持ってくるには、鳩山さんのIOC総会首席が大事だと思えてならない。

さてさて、そんな評論はさておき本題。
スポーツの放映権料金は高騰を続けている、とあちこちで言われている。
アメリカの4大スポーツも、ワールドカップも、プレミアリーグも。とある欧州のサッカーリーグは前年比で8倍の値段を日本の放送局に要求し、泣く泣く放送を断念した。という話しも聞いている。
現在のプロスポーツを経済的に支えているのは放映権料だ。
その根拠は、オリンピックをはじめとする大会収入の50%以上が放映権料だからだ。チケット収入は20%から30%に減少してしまっているのだ。
そこで、放映権料がどんだけ高騰しているのか。それをあからさまに見る事が出来る資料がある。アメリカがオリンピック実行委員会に支払ってきた放映権料の推移が下記の表だ。
アテネオリンピックのデータでは、オリンピック放映権料全体の50%以上をアメリカが支払っており、最大の支払者のデータなのでアメリカの料金を通してオリンピック全体の放映権料も推測出来るだろう。
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 なんともスゴイ値上がり率だ。
アトランタオリンピックの時には、1人観たらいくら、みたいな計算方法が採用されていたというが、現在はそんな良心的な金額算出方法ではなさそうだ。各国の放送局がオリンピックを放送しないわけにいかないので、IOCが足下を見ているんじゃないかと悪い想像をしてしまうほど、高い金額だ。
国際経済で、こんなに急速に値上がりを続けたモノはとても少ないだろう。エネルギーは勿論、食品や、自動車、電化製品だって有り得ない値上がり率だ。2008年までの好景気を生み出した「金融商品」ではなくて、実態経済の価格であることを考えると、ギネスブックに載せてもいいくらいの値上がりだと思う。

さて、その高額な放映権料の国別負担額が、IOCの公式資料に載っていた。
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日本の155Mは高いのだろうか、安いのだろうか。なんとも評価の別れるところだ。
2016年のオリンピック開催地決定まであと数日。
東京になったら、少しは景気が上向くのにな。







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posted by marketing |06:20 | オリンピック | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年09月02日

マイナーリーグの素敵な球場

アメリカのマイナーリーグベースボールチームは200近く存在する。そのどのチームも3000人以上を収容する観客席を持ち、地域住民に「ベースボール」という娯楽を提供している。マイナーリーグが提供する娯楽は、野球と言う競技を見せる「競技場」ではなく、複合的に楽しむ事が出来る「ボールパーク」だ。
僕はこのマイナーリーグの球場が大好きだ。メジャーリーグのソフィストケイトされた、大規模な球場もいいが、マイナーのこじんまりしていて、アットホームな雰囲気がなんとも言えずに楽しい。その光景は日本で言えば、神社の縁日の様な雰囲気がある。地域の高校生がそこに集まり、ホットドックを片手にボールパークを楽しんでいる。
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数あるマイナーの球場には素敵なボールパークがいくつもある。その中で建築的に評価されている球場がコーパス・クリスティー・フックス(AA)の球場だ。 テキサス州コーパス・クリスティーという町にあるワッターバーグ・フィールド
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テキサス州水族館公園の中に2005年にオープンした比較的新しい球場で、設計を担当したHKS設計事務所は以下の3点を重視して設計した。 1,与えられた周辺環境を最大限に活用すること 2,都市の歴史や建築物に敬意を払うこと 3,ナイターが多く開催されるため周囲の光を効果的に活用することだ。 ワッターバーグ・フィールドはダウンタンに近く交通の便がとてもいい。多くのマイナーリーグの球場は、都市部から離れた土地があまっているような場所に建てられているケースが多いが、ここはダウンタウンの観光エリアになっている公園の中に建築されたので利便性がとても高い。 球場からは大きなハーブブリッジを見る事が出来る。3塁からセンターへ向かって伸びる大きな橋は、夜間ライトアップされ球場の観客をも楽しませている。 コーパス・クリスティーという町は、コットンの生産者が多く、町のあちこちに綿の倉庫が建ち並んでいる。ワッターバーグ・フィールドの外観は、この綿倉庫と趣を同じにしてあり、メインエントランスは高い屋根と両側にある四角い建物が綿倉庫の建築を最大限に取り入れつつ、新しさと楽しさを表現していると、地元でも評判だ。球場内にあるシーズンチケット購入者用のラウンジは「コットンクラブ」と名付けられ、綿産業の町らしさを大事にしている。古い倉庫と同様にレンガによる装飾も球場のあちこちにあり、その徹底ぶりはなかなかのものだ。 観客席にも工夫がある。 まず外野フェンス。一般的には濃いグリーンなどで出来ているが、ワッターバーグ・フィールドの外野フェンスは網で出来ている。そして網のスグ外には観客席があり、バーベキューをしながら選手と同じ目線で野球を楽しむ事ができるのだ。
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スコアボードの裏側には、子どもたちが遊ぶ事の出来る遊具が置かれている。多くの球場は簡素な遊具があるケースがほとんどだが、ここでは本格的で魅力的な遊具がいくつも置かれており、野球に飽きた子どもたちが毎試合走り回っている。プールや、クライミングが楽しめる装置もあり、野球を観なくても十二分に楽しめる施設になっている。 マイナーリーグの多くは黒字経営を行っている。魅力的なスタジアムを作り、地域に娯楽を提供し、10ドル以下の入場料金で観客を楽しませる。それが彼らの商売だ。 フックスは年間70試合を開催し、50万人以上を動員。1試合平均7000人を超えるファンをスタジアムに集める力を持っている。 MLBテキサス・レンジャーズの傘下であるため、地元球団としての人気もある。だがスタジアムをいっぱいにするためのマーケティングや、球場施設にも多くの投資をしているのだ。2005年当時の建築は27.7百万ドル20百万ドル以下が7割を占めるマイナーリーグスタジアムの建築費としては高額な部類に入る。それでも観客が増え、家族連れでいっぱいになるのなら、建築費に掛かる投資はスグに回収できてしまうのだ。 日本では野球もサッカーもトップチームだけが、興行としてのビジネスを展開している。2軍やサテライトチームの試合だって、見て楽しめる内容であるハズだ。日本各地にある公営球場だってトップチーム以外の興行で観客が呼べるようになれば、地方財政に掛ける負担も少なくなるだろう。マイナーをそのまま真似してもうまく行かないだろう。日本なりのマイナーを考えてみてもいい時期かもしれない。 ◆関連記事◆ リプケンスタジアム サクラメント リバーキャッツ ランカスタージェットホークス 独立リーグ サンディエゴ サーフドッグス マイナーのチケット戦略 マイナーリーグの魅力


posted by marketing |22:30 | マイナーリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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