2007年08月02日

メジャーリーグ過去最高の営業利益

シカゴ・カブス1190億円以上の値段がつく公算が高くなっている。この背景にはメジャーリーグの経営がビジネスとして軌道に乗りつつある事実が存在する。かつては球団経営は赤字で当然だった。選手年俸の高騰に、ストライキによる観客離れ。オーナー不在のままメジャー29チームの共同運営で1シーズンを乗り切ったモントリオール・エキスポズなど、メジャーリーグをとりまくビジネスに、いいニュースは少なかった。それが息を吹き返しつつある。

MLBビジネスの近況<チケット収入>
3年前にはメジャー30球団合計で5700万ドルの営業損失を計上していたが、2006年シーズンには過去最高の売上、4億9600万ドルを記録。ステロイドスキャンダルによってメジャーリーグへの不信感が強まる中、新しい球場のオープンや、労働問題への協力、最後までデッドヒートの続いたレギュラーシーズンの試合などで、観衆をスタジアムに集めることに成功した。

2006年シーズンの売上内訳は、7600万ドルがチケット売上収入。
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30球団平均で2005年シーズンに比べて1席当たりの平均価格は22ドル-5%高額になり、全体では19億ドル-8%の増収につながった。


MLBビジネスの近況<放映権料>
ケーブルをはじめとするホーム地域での放映権料は高騰し、この3年間の財政向上に大きく貢献している。代表的なのは「Fox's Sports Network」のローカルケーブル部門で、30球団中19球団と契約を締結し、総額で2億5700万ドルを支払っている。

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資本関係のあるケーブルネットワークを持つ球団は、放映権料の交渉を有利にすすめている傾向が見て取れる。地元のケーブルネットワークと資本関係のある球団は全部で9チームあり、今後もこういった業務提携は加速していくだろう。
放映権料は昨年に比べ、30球団の合計で51億ドルの増収をもたらした。

新球場に移転したセントルイス・カージナルスはその結果、チームの資産価値は15%も高騰しスタジアム投資が有効であることを印象づける結果となった。

この状況がバブルなのか実態経済なのかはまだ判断出来ない。しかしアメリカの経済状況をそのまま反映していないことは確かだ。
3年前といえば、日本球界は「球界再編」に揺れていた。
交流戦は開始され、セ・リーグに赤字球団が増え、パ・リーグの赤字幅が少なくなった。巨人戦の視聴率は低迷を極めている。メジャー復活の要素をしっかり分析することで、日本球界にも応用できることがあるのではないだろうか。


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posted by marketing |13:10 | メジャーリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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