2007年06月10日

欧州サッカー市場、9%、126億ユーロ拡大

2006-07の欧州サッカー市場は9%成長で126億ユーロの増収になった。とDeloitteが報告した。
中でも目立って成長があったのが、プレミアリーグで収益20億ユーロで利益は2億ユーロ、ヨーロッパ全体のサッカー市場126億ユーロの15%以上を占めている。
2位はセリアAで収益14億ユーロ、
3位-ドイツ  12億、
4位-スペイン 12億、
5位-フランス 9億
と続き、上位5つのリーグでヨーロッパ全体の53%に達する。
1995-96シーズンは、セリエAプレミアリーグの違いはほとんど無く、収益は両リーグとも4億~5億だった。それが11年で大きく成長もしたが、同時に格差も開いた。この差は今後ますます拡大することが予想されている。

2007-08シーズン、プレミアリーグは放映権の契約更新などで、収益を25億ユーロまで伸ばすことが解っている一方で、セリエAは10億ユーロまで落ち込むと考えられている。平均の観客動員数も20,000人を割り込んむほど落ち込んでいる。
オランダのエールディビジの収益は3億3500万ユーロで、イギリスの2部リーグより小さいが利益はしっかりと確保している。

この数年、プレミアリーグの経済的成功は、あちこちで話題にされている。かつては世界で最も成功したスポーツはNFLだと言われていたが、2006-07シーズンの結果を見ると、プレミアリーグだと言わざるを得ない。NFLは32チームだが、プレミアは20チーム。TVの視聴対象国内人口の違いもあり、指標的にはプレミアリーグが収益性が高くなった。
とDeloitteは伝えている。

今の時代に9%の成長率はすごい。成長理由をさがしてみたら、TV放映権が一番大きいみたいだ。イギリス国内での放映権料がいままで6億8000万ドルだったものが2007-08からは11億ドルに跳ね上がった。国外向けも勿論高額で、200カ国に及ぶ地域をカバーする放送局が年間12億3000万ドルで契約をしている。
TVの放映権料だけで、総額23億3000万ドル。
日本円にすると、2796億円 プレミアリーグは20チームだから平均で139億円の放映権収入が見込まれている。いやはやなんとも凄い金額だ。
ただアメリカのスポーツリーグと違ってヨーロッパサッカーには、チームの経済格差を是正しようなんて考えは無い。金持ちチームと貧乏チームがあって仕方ない。と考えているのだろう。
だからこの139億円が均等分配されるわけではない。人気があって放送される機会の多いチームは多く、そうでないチームは少なくなる。

どうしてこんなに、プレミアリーグが急成長をしたのか。
次回は、調べられる範囲でお伝えします。

posted by marketing |07:17 | コメント(15) | トラックバック(0)
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