2007年04月02日
巨人地上波テレビ放送、崖っぷち
3月30日の横浜-巨人戦、2007年の巨人開幕戦のTV視聴率は、過去最低だった。 関東地区平均で13.1%と2005年の13.5%、巨人-広島戦を下回った。99年から2006年まで8年連続で巨人はホーム開幕だった。2007年は横浜スタジアムでの開催ということもあるが、それにしても過去最低の視聴率しか獲得出来なかったことで、今シーズンのプロ野球中継試合数が減少する可能性が高まった。 いやいや、正直残念です。 2006年 巨人-横浜戦 15.9% 日本テレビ 2005年 巨人-広島戦 13.5% 日本テレビ 2004年 巨人-阪神戦 17.9% 日本テレビ と比べて相違点は、TBSによる中継。そしてビジター開幕ということくらいじゃないかな。 対戦カードは昨年も横浜だったので、マイナス要素とは考えにくい。 裏番組のテレビ朝日世界水泳の「北島-ハンセン」平泳ぎ200m対決にもっていかれたのか、「お花見」にもっていかれたか。 関東地区の天気予報で土曜日は曇り後雨だったし、週明けまで桜が持つか不安だった。という条件を考えれば、仕事仲間のお花見も、家族・友達のお花見も、3月30日金曜日が2007年のピークだったと考えられる。 日本人だもの、お花見には勝てないよね。 プロ野球の地上波中継が終わりというよりは、全国中継が終焉を迎えたと考えるのが自然かも知れない。 アメリカの4大スポーツでも、レギュラーシーズン中に、全国中継される試合はとても少ない。あのヤンキースの試合だって、ロサンゼルスではめったに中継にならない。 まあ時差が4時間もあるので、ニューヨークの試合開始19時は、ロサンゼルスの15時なので、みんなまだまだ仕事中というわけ。人気チームのシカゴ・カブスの試合だって、他の地区ではTVで観るのは難しい。 だから、MLB.TVが成功したと考えられる。転勤でニューヨークからロスに来た人が、ネット経由で好きな時間に試合の最初から観られるのは、やっぱり便利だ。 そういう意味では、日本全土を1つの球団でカバー出来ていたこと自体が、凄いことなんだろう。 プロ野球をCSなどで観ればいい。という議論もあるが、CSなどの有料放送は、既にそのチームのファンに限定されてしまって、新規ファンの獲得へ繋がる可能性がほとんど無い。 「TVで野球を観ると言えば巨人しかなかった。だから巨人ファンになるしかなかった」 という地方都市の野球ファンは少なくない。 かつての巨人が行ったような戦略は通用しなくなる。CSに行けば、選手もチームの知名度が下がり、スタジアムへの来場者数も減少するのだ。 今後は、ローカルの地上波で放送するしかないだろう。 福岡ソフトバンクホークスは、福岡県内の地上波TV局で90試合近くの試合を観ることが出来る。 巨人やヤクルトがそういった戦略をとれるかどうかは不明だが、プロ野球のTV放送は変わることを余儀なくされていくだろう。
posted by marketing |21:18 |
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