2006年12月10日
プロ野球は変われるか
選手会とNPB(日本プロ野球機構)ではドラフト制度などの見直しについて、議論がスタートしている。 2004年の選手会ストライキの時に出た、様々な制度の見直しが少しずつでも始まっているということらしい。 せっかくだからこの機会に、スポーツナビブログ読者の意見を聞かせてください。 ただし、現在の制度に対する批判や評論はご遠慮ください。どうしたら良くなるか、ポジティブな改革案を募集します。 みんなの意見募集ばかりでなく、ブロガーなんだからここで僕自身の意見も求められるよね。 まず、前置きをしておくが、あくまで個人的な意見で偏りもある。それを理解して読み進めて欲しい。 リーグマネージメントの再構築が必要だと考える。 プロスポーツが存在すれば必ずリーグが存在し、そこで各チームの利害が衝突しないように協議が行われ、制度が出来てゆく。 まず、カルテル化したNPBでは改革は期待出来ない。 コミッショナーにもっと強い権限を持たせて、リーグ全体のことを尊重したマネジメントを行う必要がある。 MLBの例を参考にしてみよう。 1994年長期間にわたるストライキで野球人気は地に落ちた。新聞は「ベースボールは死んだ」という見出しをつけたほどだ。 この危機を乗り越えて、2006年にはWBCを開催し、観客動員も伸びた。これは成功事例としてNPBも参考にすべ点がいくつかある。 まず第一にコミッショナーへの権限集中だ。 MLBにコミッショナーが導入されたのは1919年のこと。有名な「ブラックソックス事件」で野球人気は凋落した。MLBが人気を取り戻すには、中長期的なビジョンと戦略、そしてスピーディーな意思決定が必要だった。そこでコオーナーたちが全体を統括し、どこか1球団に偏らない意思決定機関としてコミッショナー制度を導入。初代コミッショナーに最高裁判事だったケネソーMランディスを据えた。 オナーたちは彼に絶対的な裁量権を与えることで、事態の収拾を全任し、ブラックソックス事件は関係者の永久追放で終止符を打った。 その後現在まで9人のコミッショナーがいるが、彼らの行ったことは、 ・労使交渉の舵取り ・マーケティング制度の導入 ・放映権制度の導入 ・グローバル展開 など、コミッショナーに権限を集中させたことによるメリットは数知れない。 勿論、いいことばかりではないが、ネガティブに評価されることを差し引いても、圧倒的に効果が出ている。 その上で、サラリーキャップやラグジュアリータックス、収益分配制度など施策を行っていくのが順当なんじゃないかと思う。 コミッショナーがしっかりしていないと、施策もうまく機能しないし、形だけのものになってしまう。 まずは、毅然として信頼できるコミッショナーが今NPBに求められているものだと思う。
posted by marketing |16:35 |
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